ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

第4回あなたを読む会

2015-09-03 23:25:26 | 日記

 もうだいぶん前みたいな気もしますが、8月28日は第4回あなたを読む会の日でした。

 

 作品は短歌10首、エッセイ400字5枚、短歌連作30首、短歌連作10首、童話400字6枚、短歌連作30首、童話400字6枚の順に批評しあいました。

 

 これだけの分量を3時間弱でやるので、21時すぎに終わったころは頭がふらふらになります。

 

 でも、夜の道をみんなで歩きながら、泳いだあとのような心地よい脱力感にひたっているのもなかなかいいものです。

 

 みなさん、力作揃いで、私は2日でにわかに書き上げた童話6枚を出したのですが、にわかの弱点を指摘されて、やっぱり推敲不足のものを出すとよくないと反省しました。 短歌連作はこのまま賞に応募すれば入賞するのではと思うのもありました。 それでも、ひとつひとつの作品の気になるところや、連作として入れないほうがいいなど、いろいろ意見を出し合いました。

 

 童話を出したのは私とSさん。 Sさんの作品は痛くて怖い場面もあって、それが「童話」にいれるべきかどうかも話し合われましたが、メンバーのひとりが、事前にこの作品を読んで、「生きよう」と思った、と話されて、Sさんが今回、この作品を出していてくださってよかったと思いました。

 

 Mさんのエッセイは少女期の自伝的な内容で、毎回楽しみなのですが、アメリカの飛行機が真上を飛んで行ったときのこと、山へ逃げられないお年寄りに混ざって海際の崖の横穴に隠れたことなど、その臨場感あふれる描写に胸がしめつけられるようでした。

 

 それぞれの人が遠慮なく、ほかの人の作品に対して「この一文はいらない」とか「ここは意味がわからない」と思いきり言い合える、というのはやはり信頼関係がすでにできているからだろうと思います。 第5回は童話か短歌かまだ考えていませんが、みなさんに置いていかれないよう本気のものを書いて出すつもりです。

 

 

コメント
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