珍しく、ドラマ「Nのために」にはまっています。
見逃さないように録画していますが、だいたいリアルタイムで観ます。
このドラマは時間が行ったり来たりするのが特徴で、しょっちゅう「10年前」とか「現在」とか場面が切り替わります。 だからこそ、その時代の空気みたいなものは大事にして作ってほしいと思いながら見るのですが。
さっきみた第7話でいちばん気になったのが、サランラップ。
2004年の設定場面なのに、ラップが今年の新しい柄になっていました。 あ~残念。 ずっと長い間サランラップは黄色だったのですが、今年から幅によってグリーン、ピンクと色分けされたのです。 日用品コーナーへいけばすぐに気が付きます。 私は幅の短いめピンクを愛用しています。
さりげなく、たとえばリビングのシーンでキッチンの一部が見えていたなら、まぁ、惜しいが見逃そう、という気になりますが、きょうのは、ラップを切る手元のシーンから撮られたところがあったのでした。2004年なのにラップは今年のじゃないの!! と主婦ならわかります。
ファッションとかは10年前こんなんじゃなかったけど、、と思いながら見ていても話の流れについてゆけるのですが、小道具(しかもはっきりとこれを撮ろうとする意志のある小道具)が甘いととても残念に思います。
メイクとか髪はかなり「歳月の経過」や「過去の時間」にこだわっているのに。
そういうのがぱっと目についてしまうのは、長く校正作業をしているせいなのかもしれません。 私も物語を創るときは、読んでいる人が「現実」に戻っていかないよう、気をつけたいです。