きょうは家事の日。なにからやっていいかわからないほど、たまっていました。
とりあえず、りんごジャムをたっぷりのせたトーストを食べ、紅茶を飲んで、やっぱりいちばん気になるのは外回りだわ、と思って外へ出ました。暖かくていいお天気。行楽日和です。
アスファルトの歩道にうちのハナミズキの赤い実がたくさん落ちていました。見上げると、ぴかぴかの実がたくさん枝にあって、思わず「わ、きれい」と声をだしました。
私がどんなに忙しくしていても、植物はちゃんと自分で葉をしげらせ、実をつけて、葉を赤くして冬の準備をしています。 きみたちはエライねぇと褒めながら、きれいに咲いた赤とピンクのゼラニウムに水をやりました。
きょうは夜までパソコンには座らない日。 と決めていたのですが、きのう塔の会計管理会社からデータが来ていたのを思い出して、あれはやらないとなぁとやりはじめたら終わらなくなって、誰もいない日だからこそ、掃除するんじゃなくて集中してチェックするべきだ、と最後までやったらもう夕方になっていました。 あーあ。
途中、会費納入と名簿と寄付の問い合わせが1件ずつ。
Aさん 「ひとに頼んだのに領収書をちっともくれないから、届いているか見てもらえますか」
私「おまちください。(ちょうどデータを見ていたからすぐにわかる) 18日までに届いたものをみていますけど、お名前ないようですねぇ」
Aさん 「ちゃんと払ってくれたのかしら」
私「いちど、頼んだ方にきいてみられたらどうですか」
Aさん 「きょうはお休みの日だから配達がないのよ。 ヤクルトの配達のひとに頼んだんだけど」
私「!!(ヤクルトのひと、たいへんだ) あ~ もしかしたら20日とか21日に送金されたのでしたらまだ確認ができないんで、もう少し待ちましょうか。 私も気を付けてみておきます」
Aさん「そうだわねぇ。 つぎは火曜日にしか来ないから、きけないしね。 お時間とらせましたね」
いや~ 会費通知を出すのも大変だったけど、受け取った人も早く振り込まないとって焦らせてしまって気の毒だなぁと思いました。 ヤクルトのひとにまで迷惑がかかってしまって申し訳ない。
11月号掲載の名簿に名前がないという問い合わせもぽつぽつきます。
お手紙を読むと、「体調を悪くしてしばらく歌会に出ていませんが、いつも歌のことは考えています。名簿に名前がないのは寂しく思いました」というようなことが書いてあります。責められているわけじゃないと思うものの、なんだか悪いような気になります。
調べると入会時の申し込み書に「住所不掲載希望」にチェックがついていました。そんなことは忘れているんだろうなぁ。2年前のことだから。
Bさん「ああ、そうだったんですね。ごめんなさいね。 いえね、私、塔が大好きなんですよ。 塔の人と会うとパワーもらえるっていうか」
私 「私もそうですよ」
Bさん「そうですよねぇ。あなたはお若いからパワーもらわなくても大丈夫でしょうけど」
私 「年齢は関係ないですよ。パワーはほしいです」
Bさん「そうよねぇ。これに懲りずにこれからもよろしくお願いします」
入って3年目の私の母くらいの人。 あんなにいきいきと塔のことを話されて、いいなぁと思いました。
私もそういうときがあって、「短歌が好きっていうだけじゃだめなんでしょうか」 と真剣に選者にきいたりして。そのときのお返事は「その気持ちが中心にあるうちは大丈夫ですよ」
だからいまもときどき立ち止まって、「短歌を好き」という気持ちが中心にあるか、確かめます。 ぴかぴかのハナミズキの実をみたときに、この気持ちが歌になればいいなぁと思えたので、まだ大丈夫のようです。