ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

鍋焼きうどん

2014-11-25 23:41:11 | 日記

 職場が殺気立っているようなので、きょうのお昼は外で食べることに決めていました。 この時期は来年の移動希望などを話し合うマンツーマンの面接があるのです。私は臨時職員だからそういうのはありません。来年の補助金が打ち切りとなれば3月までで終わります。 消費税増税が先送りになったので、来年はお休みでまた増税の年に復活となるかもしれません。でもこの1年があいてしまったら、体力的頭脳的に戻れないような気もしています。

 

 うどん屋さんへ行こうと思って横断歩道手前で待っていると、若人Iさんが「どこへ行くんですか」と話しかけてきたので、「おうどん」といったら、「いっしょにいっていいですか」というので、いっしょに行くことになりました。

 

 こういうとき、とても自然に振る舞えるのがIさんです。 普通は職場では話をしていても、外であったら会釈くらいの人がほとんど。

 

 「なに食べはるんですか」

 「鍋焼きうどん」

 「じゃあ、僕もそうしよう」

 

 お姉さんのいる人というのは、ぎこちなさがないと思います。 ニュートラルなのです。

 

 「かばんに短歌の本、入ってるんですか」

 「え、うん」

 「見せてくださいよ」

 「いいよ」

 

 塔11月号を見せることになりました。 

 

 「ふじたさんの作品もあるんですか」

 「うん」

 「どれです?」

 「ああ、ここ」

 

 しばらく読んでいる。 はやく鍋焼きこないかなぁ。

 

 ひとつひとつの歌について、解説を求められました。 この横断歩道はさっき渡った横断歩道。 夏に作った歌だから。 へえ、身近なところから作品にするんですねぇ。

 「雲と死ってどういう関わりなんですか」

 ときかれたときに鍋焼きうどんがきました。 おばさんがなみなみとおつゆの入った鍋焼きうどんを2鉢持ってきて、私たちのテーブルに置くとき、私のは上手に置いてくれたのに、Iさんのは傾けてしまっておつゆがテーブルにこぼれました。

 

 ああ、大丈夫? と、おもったら、 Iさんが「あちちちち!!」 なんと、Iさんのズボンや床にまでこぼれていたのです。

 

 おばさんは「ごめんなさいね、大丈夫?」と謝りました。 Iさんは「大丈夫です。次にきたとき鍋焼きうどんに卵2個いれといてください」とか言っておばさんを笑わせていました。

 

 「あちちちっていうタイミング遅くなかった?」っていったら、

 「だんだんしみ込んできて遅れて熱くなったんですよ」

 「あ、そうやったんやね」

 

 本は全然読めなかったけど、たまにはこういうお昼休みもいいかなと思いました。

 

 

コメント
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