ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

諦めること、開き直ること

2014-11-11 21:03:07 | 日記

 きょうは小さな小さな『白へ』を読む会がありました。参加者は私を含めて5人。ランチを食べながらお店でそれぞれが選んできてくれた3首と童話のなかのワンフレーズを順に紹介するという方式です。みなさん、とても奥深いところまで読んでくださっていて、ぽろっと涙がこぼれる場面もありました。

 

 この会はかなりラフな会で、同年代ということもあり、遠慮のない意見がきけるのがいいところです。

 

 会が始まるまえの雑談も楽しいし、いろいろためになることも多いです。 きょうの共通の話題は「わすれやすい」ということについて。 

 

 「わすれっぽくなったら、どうしたらもとにもどりますか」

 「もどらないねぇ」

 

 私も会社や「塔」の仕事をしていても、なにか壁とかミスとかに遭遇したとき、なんとかして次はミスしないよう気を付けようとか思っていたのに、最近は謝ってばかりの自分に落ち込んで、「もう無理だわ」という思いがよぎります。

 

 Y主任に指摘をうけながら、心のなかで「もうできません、やめますっていってこのまま帰ろう」と考えます。 だいたい、こんなややこしい仕事を臨時職員にやらせてるってどういうこと?みたいな逆切れモードになるのです。 テレビの仕事、ラジオの仕事、新聞広告。つぎつぎ人と会わないといけないし、企画だって「見てもらえましたか」と催促されます。でもY主任はどんなに忙しくても冷静に仕事をこなしているんだなぁ。 正社員だからとかいうまえに、人間としてすごいなぁと思い、そういうひとが近くにいればなおさら自分の未熟さが浮き彫りになってどーんと落ち込むのでした。

 

 そして、「長くてもあと一年半だから、それまでは学費を稼ぐために続けるんだ」と自分に言い聞かせて耐えます。

 

 諦めと開き直りがはやくなったら要注意。 きょうみんなの暮らしぶりをきいていて、ほんとうはもう少しやれるのにさっさと諦めているのかもしれないな、と思いました。 

 

 写真は従妹のゆうこちゃんがこのあいだの女子会のプレゼント交換でくれたフレデリックのお人形ときょういただいたお花。 『フレデリック』は大好きな絵本です。 ふだんは役にたたないように見えるのに、みんながピンチになったとき、あたためていた言葉の力でみんなを救うのです。 そういうひとになれたらいいな。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする