自然とデザイン

自然と人との関係なくして生命なく、人と人との関係なくして幸福もない。この自然と人為の関係をデザインとして考えたい。

「学術会議」6人任命せず ・理想と夢なき国民支配の権力乱用政治

2020-10-11 11:17:01 | 自然と人為

「学術会議」6人任命せず・揺らぐ “学問の自由” (動画)
       2020/10/04 TBSテレビ 【サンデーモーニング】


菅首相、学術会議人事に介入(動画) 赤旗 2020/09/30
日本学術会議 会員の一部候補の任命を菅首相が見送り
NHK 2020/10/01
加藤官房長官、学術会議の任命拒否理由を問われ“不明瞭な”答弁(会見詳報) 2020/10/02 動画(テレ東NEWS)5:54~21:17
#日本学術会議への人事介入に抗議する
動画(ChooseTV 0:45~1:34:46) 2020/10/02

報道特集 金平茂紀「日本学術会議の人事へ政府介入」 2020/10/03
#日本学術会議への人事介入に抗議する #10/03官邸前へ
NHK 動画(ツイキャス) 首相官邸前 2020.10.03
会員選定への介入は違法(動画) 日本共産党 2020/10/09
学術会議任命拒否問題 野党合同ヒアリング(動画 15:20~2:14:54)
立憲民主党 2020/10/09
日本学術会議の元会長 任命拒否は法律違反の可能性と批判
NHK 2020/10/09

日本学術会議 東京新聞 2020/10/01~2020/10/10
1.菅首相が学術会議の任命を拒否した6人はこんな人
安保法制、特定秘密保護法、辺野古などで政府に異論 東京新聞 2020/10/01
2.政府が学者提言機関に異例の介入 学術会議の新会員候補、6人の任命を拒否 東京新聞 2020/10/01
3.「昨日説明した通り」 学術会議の人事介入、加藤官房長官が拒否の理由語らず 東京新聞 2020/10/02
4.【動画】政権批判の学者排除か、理由明かさぬ政府に不信感 学術会議任命拒否 東京新聞 2020/10/02
5.学術会議の梶田会長,6候補の任命を再要求 首相への批判続出「会議の独立性侵害」 東京新聞 2020/10/02
6.学術会議会員の任命を拒否された岡田正則教授「イエスマンばかりでは役割を果たせない」 東京新聞 2020/10/02
7.「理由を示さぬ決定は不当」 学術会議会員の任命を拒否された小沢隆一教授 東京新聞 2020/10/02
8.「あってはならない」「戦前へ逆戻り」会員から批判噴出 日本学術会議総会(動画) 東京新聞 2020/10/02
9.「#日本学術会議への人事介入に抗議する」 SNSで批判殺到 ツイート25万件超 東京新聞 2020/10/02
10.【所感全文】任命から除外された宇野重規氏「民主主義の可能性信じる」 東京新聞 2020/10/02
11.日本学術会議の任命拒否、どこが問題? 東京新聞 2020/10/03
12.日本学術会議の任命拒否 2018年に解釈変更か 東京新聞 2020/10/03
13.「黒川検事長の時と同じだ」 安倍政権から続く人事への強硬姿勢<日本学術会議問題> 東京新聞 2020/10/03
14.16年の補充人事でも官邸が難色示し欠員に<日本学術会議問題> 東京新聞 2020/10/03
15.安倍政権で成立の秘密保護法や安保法 任命拒否された学者6人が問題点指摘<日本学術会議問題> 東京新聞 2020/10/04
16.沈黙の菅首相…学術会議問題もひと言だけ 会見、説明に消極的 東京新聞 2020/10/05
17.任命拒否、官房長官の出席を要求 野党、衆参内閣委員会に 東京新聞 2020/10/05
18.学術会議の任命拒否で菅首相「個別人事のコメント控える」 内閣記者会インタビュー 東京新聞 2020/10/05
19.学術会議の新会員「法律に基づいて任命」<菅首相インタビュー要旨> 東京新聞 2020/10/05
20.a href="https://dev-www.tokyo-np.co.jp/article/59883?rct=gakujutsu">学術会議の任命拒否で菅首相「個別人事のコメント控える」 内閣記者会インタビュー 東京新聞 2020/10/05
21.学術会議の任命拒否、撤回求め10万人超がネット署名「学問の自由と独立を侵害」 東京新聞 2020/10/06
22.安倍前政権が2017年の日本学術会議の会員選考過程に関与 定員超える名簿を要求 東京新聞 2020/10/06
23.政府、任命拒否可とする内部文書を18年に作成 国民には説明せず 東京新聞 2020/10/06
24.学術会議の任命拒否 「立憲デモクラシーの会」が撤回求め声明文 抗議集会も 東京新聞 2020/10/07
25.安倍政権時から水面下で選考に関与 学術会議 東京新聞 2020/10/07
26.憲法根拠の政府見解、学者からは「乱暴」「法秩序壊す」 学術会議問題 東京新聞 2020/10/07
27.【独自】2018年の補充時も官邸難色示す 学術会議の任命拒否問題 東京新聞 2020/10/07
28.学術会議の組織形態、選出方法 自民が見直し求める プロジェクトチーム設置へ 東京新聞 2020/10/08
29.国論二分する政策に学術界から批判受け人事に関与始める?<学術会議任命拒否> 東京新聞 2020/10/08
30.「総理は多様性を認め、政策に生かして」 日本学術会議・大西隆元会長が本紙に寄稿 東京新聞 2020/10/08
31.【PDFで全文公開】政府が日本学術会議の任命拒否を認めた内部文書 東京新聞 2020/10/08
32.日本学術会議の任命拒否問題、「学問の自由の脅威」ネイチャー、サイエンス海外科学誌が注目 東京新聞 2020/10/09
33.「1番ではなく2番がいい」 官邸が学術会議の人事に難色、大西元会長が詳細に説明 東京新聞 2020/10/09
34.「首相の行動は誤っている」 学術会議の元会長が任命拒否を批判<野党合同ヒアリング要旨> 東京新聞 2020/10/09
35.学術会議の実態は?固定給、年金なし…自腹出張も 東京新聞 2020/10/10
36.菅首相なお任命拒否を説明せず 学術会議の見直し論「歓迎したい」 東京新聞 2020/10/10
37.理由示さず任命拒否「憂慮」 数学、物理などの自然科学系93学会が緊急声明 東京新聞 2020/10/10
38.社説 学術会議改革 強権的手法は許されぬ 東京新聞 2020/10/10
39.任命拒否6人 目立った人狙われた? 任命99人の中にも安保法反対声明<学術会議問題> 東京新聞 2020/10/11


初稿 2020.10.11 更新(順序変更等) 2020.10.29

パンデミック 激動の世界、そしてグローバル資本主義

2020-10-01 11:48:17 | 自然と人為

NHKスペシャルパンデミック 激動の世界 (3)「停滞か変革か 岐路に立つグローバル資本主義」 (動画) 2020/09/27
パンデミック 〜激動の世界(1) 「ウイルス襲来 瀬戸際の132日」 ー前編ー (動画)2020/08/29  激動の世界(2)ー後編ー (動画) 2020/09/09

B1スペシャル「シリーズ コロナ危機 「グローバル経済 回復力の攻防戦」 2020/07/05 びぼうぶろぐ
 
激論甲子園:緊急シンポ 獣医学と医学との共闘でコロナに対峙する (一部公開動画)
東京農工大学 水谷哲也新型コロナウイルスの緊急講義

コロナ危機下の「消費税10%」が、国民経済にとってあまりにも「危険」である理由 2020/04/08
①日本のコロナ対応は同調圧力 2020/09/30
「ウイルスではなく人を憎む」 ②内田樹さん「ダラダラと映画を観よう」 ③児童相談員が見たコロナ禍の家族(山脇由貴子)

東大教授と語る【コロナ大不況&大失業にあるチャンス】
経済構造の変化に対応する。資本主義はスターリンより怖い。 2020/09/24


BS世界のドキュメンタリー「【 金融危機 】 世界を震撼させた1か月 / 金融危機 はこうして始まった。」
「新自由主義と保守主義」中野剛志 評論家・元京都大学大学院准教授
2013/12/02

グローバル資本主義を読む マルクスから半沢直樹まで
池田信夫×石井孝明 2013/09/24
アメリカと世界経済を支配する【グローバル資本主義】の正体
2016/10/01
グローバル資本主義の終わりとガンディーの経済学
森永 卓郎 2020/8/7
地球温暖化は「グローバリズム資本主義」vs「反グローバリズム」の構造がある
グローバル化と資本主義はもう限界!次のシステム候補3つとは?
グローバル資本主義が抱えるたった一つの限界とは
グローバル資本主義が招く災厄と、行き着く4つの未来像。
 〈コモン〉を重視する社会への転換を:『人新世の「資本論」』著者・斎藤幸平氏
欲望の資本主義 2017 ルールの変わる時 前編・後編
読書カフェ「マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する」
2019/02/23


初稿 2020.10.01

いまこの本を読め

2020-09-28 11:35:02 | 自然と人為

第0回「吉田敏浩『横田空域』 (角川新書)(聞き手:矢部宏治 布施祐仁)」 2019/05/04
第1回「望月衣塑子『安倍政治 100のファクトチェック集英社新書(聞き手:布施祐仁 矢部宏治) 2019/05/12
第2回・フルバージョン)「鳩山友紀夫『脱 大日本主義』平凡社新書)」(聞き手:矢部宏治 布施祐仁) 2019/06/06
第3回「青木理(おさむ)『安倍三代』朝日文庫(聞き手:布施祐仁 矢部宏治) 2019/07/14
第4回「伊勢崎賢治『武装解除』講談社現代新書)」(聞き手:矢部宏治 布施祐仁) 2019/08/11
第5回「安田菜津紀『君とまた、あの場所へ: シリア難民の明日』新潮社)」(聞き手:布施祐仁 矢部宏治) 2019/09/08
第6回「山本太郎『僕にもできた! 国会議員』筑摩書房)(前半/国会議員になるまで)」(聞き手:矢部宏治) 2019/09/22
第7回「山本太郎『僕にもできた! 国会議員』筑摩書房)(後半/国会議員になってから)」(聞き手:矢部宏治) 2019/09/23
第8回「中島岳志(前半)『中村屋のボース』」 白水Uブックス
2019/11/10
第9回「中島岳志(後半)『自民党 価値とリスクのマトリクス』」スタンド・ブックス kindle版2019/11/17
第10回「安田浩一『団地と移民』(前半) KADOKAWA 2019/12/14
第11回「安田浩一『団地と移民』(後半) KADOKAWA 2019/12/14
第12回 立花隆『エーゲ 永遠回帰の海』 書籍情報社2020/01/04
第13回「木村知『病気は社会が引き起こす』角川新書 Kindle版)」 2020/02/24
第14回「田崎基『令和日本の敗戦』 ちくま新書 Kindle版(インタビュアー:布施祐仁) 2020/04/18
第15回「清水潔『鉄路の果てに』マガジンハウス Kindle版)」
2020/05/17
第16回「片山夏子『ふくしま原発作業員日誌』イチエフの真実、9年間の記録 朝日新聞出版 Kindle版(MC:布施祐仁) 2020/07/11
第17回 ぼうごなつこ『100日で崩壊する政権 コロナ禍日本、安倍政権の軌跡』」(聞き手:矢部宏治) 2020/09/16
第18回「郭洋春(立教大学総長)『国家戦略特区の正体 外資に売られる日本』」 集英社新書 Kindle版(聞き手:辻井裕子=ゆりかりん)
2020/09/25



初稿 2020.09.28


分断の悲劇から統一への願い~清らかに流れる「イムジン河」

2020-09-25 13:13:58 | 自然と人為

アナザーストーリーズ 運命の分岐点「時代に翻弄された歌 イムジン河」 2020年9月8日 21:00 録画
   加藤和彦をしのんで キム・ヨンジャの歌
 帰って来たヨッパライイムジン河悲しくてやりきれない

 「イムジン河」はいつ聴いても清らかな美しい曲だが、レコードを購入するほど熱中することもなかったので、「発売中止」のことは知らなかった。この番組で北朝鮮、韓国の「分断の悲劇」と「イムジン河(リムジン江:北朝鮮)」の歌の関係について、改めて教えられた。この曲を日本に紹介したのは、中学生の時、京都の朝鮮学校でこの歌を聴いて心に残り、学生から頂いた譜面から一番の歌詞を辞書で日本語に翻訳した松山猛(作詞家・エッセイスト)だと言う。彼は1946年生まれというから、わたしと同年輩、厳密に言うと私より3歳下だ。

 松山猛氏は言う。「僕らの時代の中学生は多分、今の子供たちよりもはるかに大人だった。ませていたし、新聞もよく読んだし、大人とも口論したしね。多分、今の子の感じとは違うこの歌の掴み取り方をしていたと思う。
   イムジン河 水清くとうとうと流る
   水鳥自由に 群がり飛ぶ飛び交うよ
   わが祖国 南の地 思いははるか
・・・引き裂かれるっていうのは、つらいことだろうなと思いましたね。」

 京都で育ち、朝鮮系の子供との仲が悪かったことを気にし、中学2年の時(1960年)、サッカーでの交流試合を申し出て、朝鮮系の学校で出会ったのがこの曲だ。音楽仲間のザ・フォーク・クルセダーズとこの歌をコンサートで歌おうとし、辞典を頼りに翻訳し、2番は「誰が祖国をわけてしまったの」と松山が書き足した。平和への願いが込められたこの歌について、番組の冒頭(1分38秒~1分55秒)に次の言葉が挿入されている。
「日本人の心には、この歌はひと事じゃあない、という歌だったと思う。」きたやまおさむ
「歌は時代を代弁してくれるすばらしい力を持つ」キム・ヨンジャ
というコメントが挿入されている。

 朝鮮は古くから中国に主権を奪われてきた。(参考:中国朝鮮関係史)一方、明治維新から文明開化に酔う日本は帝国主義により、日清日露戦争と大陸の権益を求めて戦った。そして安重根(アンジュングン)により、朝鮮進出の責任者であった伊藤博文ハルピンで暗殺され、1910年(明治43年)の韓国併合へと進み、1945年の日本敗戦まで続いた。
参考:朝鮮問題の深刻化と日清戦争の発生
   韓国併合の真実と事実

 1945年に第二次世界大戦は終結したが、朝鮮半島は日本支配から連合国側であったソ連とアメリカに、北緯38度線を境に南北に分断統治された。また、日本が支配していた中国の旅順区域はソ連軍に抑えられた。
 1948年8月15日、李承晩(イ・スンマン)が38度線より南側に大韓民国成立を宣言。それに対抗するように同年9月9日、ソ連の後ろ盾を得た金日成(キム・イルソン)が北朝鮮の成立を宣言。
参考:「5分で分かる朝鮮戦争」より引用
   李承晩政権とアメリカ― 冷戦の変容と代替勢力の模索―

 一方、日中戦争後の国共内戦(第2次)では毛沢東らは蒋介石率いる中華民国を台湾に追放し、1949年10月に中国大陸に中華人民共和国を建国した。そして、アメリカとの戦争に躊躇していたソ連は、1949年8月に核爆発実験に成功し、1950年2月14日に締結された「中ソ友好同盟相互援助条約」では、「中ソ両国が戦争に巻き込まれそうになった場合、ソビエトは引き続き旅順港を使用できること」としている。
 1950年6月25日、北朝鮮が突如北緯38度線を越えて南下を開始。朝鮮戦争が始まる。国連の安全保障理事会は停戦を呼びかけ、北朝鮮を非難する声明を発表したが、停戦に至る様子はない。3日後には、北朝鮮軍は韓国の首都ソウルを制圧した。韓国には日本に駐在していたアメリカの援軍が向かい、反対に北朝鮮には中国から大量の戦闘員が流れ込み、戦闘が続いた。1953年3月にスターリンが死去し、1953年7月27日に朝鮮戦争休戦協定の署名。「最終的な平和解決が成立するまで朝鮮における戦争行為とあらゆる武力行使の完全な停止を保証する」と規定しているが、米ソの対立が生んだ戦争なので、南北統一までの道のりはまだ見えていない。
参考:「5分で分かる朝鮮戦争」より引用
   NHKスペシャル「朝鮮戦争 秘録 知られざる権力者の攻防 2019/02/03

 
ザ・フォーク・クルセダーズ
は、実に才能あふれるメンバーだ。彼らの動画を冒頭に集めておいた。
 また、京都の朝鮮学校で音楽教師をしていたカン・イルソンは、「イムジン河」を望郷の歌として20年も教え、教師を退官後も音楽家として活動していたが、北朝鮮と文化的交流のある京都市からピョンヤンとウオンサンでの京都市交響楽団演奏会開催のための引率を依頼された。演奏の最後に「リムジン江(イムジン河)」が予定された。この歌は名も知れぬ人が作った民謡ではなく作詞作曲家がいて、作詞はパク・セヨンという有名な北朝鮮の国家の作詞者でもあった。著作権侵害のクレームをした朝鮮総連の音楽部長だったリ・チョルウは、それでも多くの方に親しんでもらいたいと、立場上メロディだけのオーケストラ版を作っていた。北朝鮮ではこれが演奏された。1959~1985年に北朝鮮への帰国事業で日本から渡った人は日本人妻も含めて9万人程いたがその多くはウオンサンに住んでいた。ピョンヤンでの反応はあまりなかったが、ウオンサンでは分断による悲しみを抱える大勢の人が涙を浮かべていた。

 日本に生まれて日本に育った私でも美しいと感動する曲なのに、群衆の反応は人数に比例して大きくなる単純なものではなく、もっと複雑な要因が絡むのだと、考え教えられる場面であった。とにかく考え教えられることの多い番組であった。

BS1スペシャル北朝鮮への“帰国事業”知られざる外交戦・60年後の告白 (全編)」 2020/08/09 (動画)


「安倍外交は大きな絵を描けなかった」 2020/09/25
①なぜ日朝首脳会談は成功した? ②嫌韓を煽るマスコミ ③外交は積み上げが大切


医事争論by内科医師・神前格
2020/09/27
歴史修正主義者であり反知性主義者でもある右翼小児病(=アジア諸国に対して排外主義を掲げながら、米国には極端に追従する妄信的な極右のこと;作家・宮崎学氏の評)の安倍晋三前首相が率いた自公維政権は、基本的人権を蹂躙する平成の治安維持法と言われる「特定秘密保護法」とそれを補完する「共謀罪法」を成立させました。そして、解釈改憲という反則技で「集団的自衛権の行使容認」を決定し、「安保法制(=戦争法案)」を強行可決し、日本を戦争の出来る国にしました。これらは、日本国憲法を全く無視した蛮行です。


初稿 2020.09.25 更新 2020.09.28

平和な日本を守るのは軍ではない。他者を尊重できる日本人の大集団だ!!

2020-09-15 11:21:26 | 自然と人為

風をよむ「リベラルは今」(動画)
 ヨーロッパが日本の江戸時代の初期くらいに三十年戦争という大きな戦争を繰り返していて、これが終わった時に価値観によってこんな血みどろの争いをするのはやめておこうと、他者に対して自分とは異なる考えを持った人がいたとしても寛容になろうと、そういう寛容の精神としてリベラルは生まれてきた。自分自身の考えは他者からは干渉されない自由というものになっていく。
   2017/10/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]の解説(一言) 中島岳志
 
 2017年10月8日放送の風をよむ「リベラルは今」は歴史に残しておくべき内容で、若い人にも伝えたい。コメンテーター全員の一言も素晴らしいが、安倍政権の問題点をズバリ指摘した岸井成格(きしい しげただ)氏の発言を稚拙ながら文字に残しておきたい。
 「戦後の自民党の保守本流は、戦争への反省からリベラルであった。保守本流は社会党や共産党陣営の政策を先取りするくらいの懐ぶかさもあった。」政治の責任は保守革新という主張の違いよりも、国民の代表としての謙虚な思いにあり、「宮沢内閣の宮沢喜一首相は権力の行使に対しては臆病すぎる程、慎重であるべき」だとした例を紹介している。しかし、「最近の政治はリベラルを排除していて、政治の劣化が気になる。」と言う。

 2012年12月26日に成立した第2次安倍内閣の安倍首相に対して、岸井氏は次の2点を忠告した。
 1.右翼の思想は封印すべき
 2.宮沢さんの言葉「権力の使用には慎重であれ、これが保守の本流だ。」
 これに対して、安倍首相は、言下に「それは宮沢さんの間違いです。今までの保守が間違っています。権力は積極的に行使してこそ国民の負託に応えるもの。権力はガンガン使うべきものです。」と答えた。政治が10年間に変わった原因はここにありと岸井氏は思った。

 人間は一人では生きていけない。集団で平和に暮らすには「他者を尊重して生きる」しかない。そのような資質のない人で、一つの信念を実現しようとする人は、ナチス・ヒットラーの例が証明しているように、政治にかかわるべきではない。安倍のような愚かな政治屋貴族は、信念ではなく固定優越観念で、戦後の保守本流であった自民党を変質させ、得意になっている。もう自民党は終わりだ!安倍を継いだ現政権は国民にとって『百害あって一利なし』だ。

「アベ政治」は終わらない。傀儡菅新内閣の国民そっちのけ
2020/09/18
【山口二郎のええ加減にせえ】No11 菅政権とどう対峙するか
2020/09/18

医事争論by内科医師・神前格 2020/09/19
安倍晋三氏が率いた自公維政権は、これまでに基本的人権を蹂躙する平成の治安維持法と言われる「特定秘密保護法」とそれを補完する「共謀罪法」を成立させました。そして、解釈改憲という反則技で「集団的自衛権の行使容認」を決定し、「安保法制(=戦争法案)」を強行可決し、日本を戦争の出来る国にしました。これらは、日本国憲法を全く無視した蛮行であり、これまでの自公維政権は、全く歴史に学ばない、国民を見棄てる亡国の政権と言えるでしょう。彼ら自公維政権は「戦前回帰」を企図しているのです。菅義偉首相も、この「戦前回帰」路線を継承するようですが、「戦前回帰」の行きつく先は戦争です。

前川喜平氏の発言 2020/09/19
自衛隊の文民統制の究極の姿は、国民による統制だ。防衛問題はよく分からないから、専門家に任せるという態度は、文民統制を骨抜きにし、軍事の暴走を許すだろう。集団的自衛権を認めるのか、辺野古新基地や南西諸島の基地は必要か、敵基地攻撃能力は必要か、空母は必要か、一人一人が考えるべきだ。

医事争論by内科医師・神前格 2020/9/20
菅義偉氏は望月衣塑子記者に「恨み骨髄」だったようで、2017年には望月衣塑子記者の所属する東京新聞に対して、官邸から「望月記者の質問は不適切」「未確定な事実や単なる推測に基づく質問は国民に誤解を生じさせるので許せない」との書面を送付させました。
<視点>望月衣塑子 菅政権の情報開示に懸念 官僚支配とメディア管理が進む恐れ【動画あり】 2020年9月14日
菅義偉“総理”誕生で政府は権力のために不正を働く「忖度官僚」だらけに!
圧力をかけられた元官僚たちが語る恐怖支配の手口 2020/09/14
菅内閣が安倍首相のオトモダチだらけで「第三次安倍政権」化!
6月の時点で政権禅譲と引き換えに安倍院政の密約が 2020/09/15

特番『大下英治さんに訊く、ズバリ!菅義偉、安倍晋三、二階俊博』 2020/09/12
【山田厚史の闇と死角】経産省外交の蹉跌 〜アベ政権の夢のあと 2020/09/14
検察庁が戦々恐々!?菅内閣 注目人事「法務大臣 上川陽子」
そして「国家公安委員長 小此木八郎」再登板の真相! 2020/09/17
安倍政権の検証(1)日本の民主政治を変質させた責任を問う
2020年9月5日
安倍政権の検証(2) 結局アベノミクスとは何だったのか
2020年9月12日
安倍政権の検証(3) 一貫して強者に優しく弱者に冷たい社会保障改革が行われた 2020年9月19日

安倍防護服内閣:本澤二郎 2020/09/17
真正面から菅内閣を評すれば、それは犯罪首相を守るための布陣である。自民党と閣僚は、相も変わらない、深手を負った老いた狼を配して、法治・正義・憲法を威圧するかのように、遠吠えをしていると見受けられる。

虚構・捏造世論調査?:本澤二郎 2020/09/18
日本政局の激変で、犯罪首相が「辞任する」と言い出したら、信じがたい内閣支持率となり、その犯罪首相の罪を覆い隠す政権の誕生に、これまた想定できないような世論調査結果が飛び出した


因縁の対決:本澤二郎 2020/09/19
詐欺商法で多くの年寄りたちを泣かせた「ジャパンライフ」の、この時期最大の詐欺師・山口という悪党が、ようやく逮捕された。急に警視庁が動いたのだ。どうしてかというと、安倍が辞任したため、ようやく決着に向けて本格的捜査が始まったものだ。

ジャパンライフ山口会長逮捕で改めて注目される安倍前首相、加藤官房長官との癒着 2020/09/18
焦点は消費者庁の立入検査中止だ。

“桜を見る会”を宣伝に 元会長ら逮捕 菅政権は? (動画)
2020年9月18日
安倍時代の「桜を見る会」疑惑が菅政権に直撃
ジャパンライフ摘発で加藤官房長官、麻生副総理の名前も 2020/09/18
倒産した悪徳マルチ企業・ジャパンライフと安倍首相側近・現役閣僚の黒い関係! 行政処分妨害疑惑も 2017/12/27
ジャパンライフの広告塔に“安倍のメシ友”田崎史郎、NHK島田敏男、各社政治部幹部がズラリ
…新聞テレビは事実を隠蔽 2018/02/19
安倍政権がジャパンライフへの立入検査を潰していた!
検査取りやめを「本件の特異性」「政治的背景」と説明する消費者庁の内部文書 2019/11/30


NHKスペシャル「証言と映像でつづる原爆投下・全記録」 (動画)
2020/08/06
 科学の発達により、人類は科学を道具として人工物を作るようになった。人工物を作る目的は個人の好奇心から組織や国から求められるものまで様々であるが、ここでも「他者を尊重して生きる資質」が求められる。

 アインシュタインはエネルギーと物質の交換現象はE(エネルギー)=M(物質)・C(光速)の二乗「E=mc^2」で表示できることを明らかにした。この原子核の破壊により得られる核兵器の開発を米ソが続け、国際NGOの連合体・核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)「核保有国9カ国が2019年の1年間に合計で730億ドル(約7・8兆円)を核兵器関連予算に充てたと算定する報告書を発表しました。18年から71億ドルの増加。トランプ政権下で新型核の開発や最新鋭化を進める米国のみで354億ドルにのぼり、9カ国合計額の半分近くを占めている」と報告している。 2020年5月15日,
 また、 2020年8月7日にICAN事務局長は、『核の傘依存、原爆の教訓無視 日本、保有国と「共犯」』と主張し、「日本は核兵器禁止条約に参加し、被爆者に敬意を示すべき」としている。

 一方、実際に原爆開発「マンハッタン計画」の現場責任者であったトーマス・ファレル准将が、「広島と長崎は、このとてつもなく強力な兵器が、我々にとって、そして我々に対して、決して使用されてはならない理由を示す、恐ろしい証左である。」と記録に残していたことをこの番組では明らかにし、第二次世界大戦当時ロスアラモス国立研究所の初代所長としてマンハッタン計画を主導し、卓抜なリーダーシップで原子爆弾開発プロジェクトの指導者的役割を果たしたため「原爆の父」として知られるロバート・オッペンハイマー博士も、この番組で「我は死神なり。世界の破壊者なり。」と言っている。核兵器を作った側も、原爆の被害を知り、自分を正当化できない苦しみに苛まれているが、その仕事は国に求められたものであり、国の責任者トルーマンは国民のためと原爆投下を正当化する。

 軍が動くとき、他国に脅威と被害を与えるだけでなく、自国の国民の自由も奪われる。我々は政治家や軍に利益や名誉を求めてはいけない。民主主義を大切にすることは、「他者を尊重する力」を最も大切にすることだ。

原爆投下「不要だった」 歴史家の寄稿掲載―米紙 2020.08.06

E=MC2~アインシュタインと世界一美しい方程式
アインシュタインロマン 第1回 黄泉の時空から
アインシュタインロマン 第2回 相対性理論・考える+翔ぶ!
アインシュタインロマン 第3回 光と闇の迷宮・ミクロの世界

「E=mc^2」が面白くなる解説。
【相対性理論】をわかりやすく解説!【特殊相対性理論/一般相対性理論】①
【特殊相対性理論 】でタイムトラベルを考えてみよう!<加速度の法則/光速不変の原理>②

地球上の全ての核爆弾が爆発したら、何が起こるか? 2019/11/13
日本人なら知っておきたい。よくわかる原子爆弾の仕組み 2018/09/03
【核兵器】「原爆」と「水爆」の違いとは? 水爆の桁違いの威力の理由がすごい!! (再編集) 2018/01/17

NHKスペシャル「原爆投下・10秒の衝撃」 (動画)
放送日 : 1998年8月6日 (59分)
原爆投下・10秒の衝撃 (NHKスペシャルセレクション)
NHK広島「核平和」プロジェクト

【半田滋の眼】No18上 安倍政権の7年8ヶ月
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【半田滋の眼】No18下 安倍談話「敵基地攻撃能力」
自衛隊、宇宙でも米軍と一体化へ 2020/09/16


初稿 2020.09.15 更新 2020.09.19