五臓を活性化させるほど、高い効能のあるにんにくは生薬でもあります。
過酷なピラミッド建設の労働者が滋養強壮のあるにんにくを食べて疲労回復に役立てていた話は有名ですね、薬として感染症治療薬でもありました。
スーパーに新にんにくが出回っています、5月〜6月終わり頃が旬。
収穫後すぐに出回る新にんにくは、生にんにくとも呼ばれ、真っ白でみずみずしくフレッシュです。
この季節でしか味わえない新にんにくの楽しみ方がありますよ。
醬油漬けや味噌漬け、ピクルスにするとそのまま食べても美味しく、調味料としても活躍します。
新にんにくを皮ごとゆっくりと油で揚げると甘みが引き立ち、後を引く美味しさ。
一緒に唐揚げやポテトを揚げれば、にんにく風味がうつります。
にんにくは柔らかくなるのでペーストにしてマヨネーズなどと合わせても。
その他、お米にコロンコロンと加えて炊いたにんにくご飯はほくほくとして美味、ソラマメやグリンピースを加えてもいいですね。
すりおろしてタレやドレッシングにたっぷり加えるのも◎。
にんにくに含まれるアリシンはウイルスを撃退します、こちらは生のままでいただくことがポイントで、細かく刻んだりおろしたりするとその威力を発揮します。
新にんにくは、いつものにんにくと違います。
フレッシュな野菜として扱うと判れば、購入してから早めにいただくことになりますね。
ぜひ短い旬を存分に楽しんで下さい。
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