
<この画像は一体何でしょう!?(笑)>
10月初旬に友人I氏と2泊3日でツーへ行きましたが、今回はそのツーレポではありません。ツーの初日に遭遇した、或る体験についての報告です。
出発時に降っていた雨も上がり、I氏・私の順番で常磐道を快走していました。関本PAの手前、長い関南隧道を抜けた次の短い隧道(名前は不明)の中を120km/h程度で走行中、ハンドルとシートに細かい揺れを感じて「何だろう?」と思った次の瞬間には後輪の安定性が一気に破綻し、後輪が左右に暴れ出しました。咄嗟にハザードランプは点滅させたものの、後は転倒しないように愛車「千早」を押さえ込むのだけで精一杯。隧道を抜けたすぐのところで何とか路肩付近に停車できましたが、転倒しなかったのは本当に奇跡的でした。
心臓が速く拍動し、両足も小刻みに震えています。先ずは愛車から降りようとしますが、サイドスタンドが出せません。車体を支えながら何とか降りて、リアタイヤを触ってみるとペッタンコ。パンクでタイヤが潰れて車高が下がり、サイドスタンドがつかえて出せないようです。次にセンタースタンドを掛けようとしましたが、積載した荷物の重さもあってかビクともしません。バイクが自立できない、どうしようも無い状態であることを悟りました。JAFやRBに救援を依頼しようにも、また、何も知らずに先行しているであろうI氏に状況を伝えようにも、携帯電話はトップケースの中。さて、どうしたものか・・・。
ここで、一大決心をしました。「形振りなんか構っていられない。通り掛かりの車に助けを求めよう!」早速、左手でハンドルを持ちながら、やってくる車に対して大きく右手を振ります。すると、運の良いことに1台目の車が停車してくれました。中から降りてきてくれたのは2人の女性でした。「どうしました?」簡潔明瞭に、パンクしたらしいことと自立できないことを伝えます。「どうしたらいいでしょう?」取り敢えず自立さえできれば何とかなると考え、センタースタンドを掛けるのを手伝って頂くことにします。力を入れる方向だけ指示して、1、2の3!!センタースタンドを掛けることができました。「ありがとうございました。本当に助かりました。何とお礼を申し上げたら良いか・・・。後は何とかします。本当にありがとうございました」丁重にお礼を述べると、「それじゃあ、お気を付けて」の言葉と共にお2人は颯爽と走り去っていかれました。水戸ナンバーの軽自動車に乗られていたお2人の女性の方、本当にありがとうございました!この場をお借りして、改めてお礼を申し上げます。
何とか「千早」から離れられるようになったので、携帯電話を取り出してI氏の携帯電話へ掛けましたが繋がりません。パンクしたらしいので、戦線復帰の目処が立ったら改めて連絡する旨を留守番電話に残します。次は救援の依頼です。ツー前にRBのツーリングロードサービスに登録しておいたのですが、今の時間は午前8:00過ぎ。RBの営業時間まで2時間近くあります。迷いましたが、少しでも早い方が良いと考えてJAFに依頼することにしました。オペレーターの方に、JAFの会員であることとパンクしたらしいこと、ナビで現在位置を確認しつつ至近のキロポスト表示を手短に伝えます。本日は混み合っていて1時間~1時間半掛かるとのことでしたが、仕方ありません。現場は隧道を出てすぐの場所なので、少しでも目に付くようにと「千早」の手前の路肩にヘルメットを置き、待つことにします。

<待っている間に、写真を撮影してみたり(笑)>
小1時間ほど経った頃でしょうか。JAFから連絡を受けたNEXCO東日本のパトロールカーが近付いてきました。発煙筒を焚いたり、パイロンを置いたりしながら現場に到着。しかし、この場所では危険だとのことで、200mほど先にある路肩が拡幅されガードレールも設置されている地点まで移動することに。1人の職員の方が「千早」を押したり、センタースタンドを掛けるのを手伝ってくれました。感謝です。

<パイロンと発煙筒を背景に>

<問題の「穴」、タイヤ交換してからまだ180kmしか走行していないのに・・・(涙)>
NEXCO東日本のパトロールカー到着から更に小1時間ほど経過し、漸くJAFのロードサービスカーが到着です。

<藁にもすがる思いで待ち兼ねていました!>
しかし、ただのパンク修理かと思いきや、現場では作業ができないのでロードサービスカーへ「千早」を積載して近くの二輪販売店へ向かうとのこと。何だか拍子抜けしてしまいました。今回のロードサービスカーは元々は四輪積載用で、そこへ二輪の対応機材も積み込んだ車両ですね。「千早」を荷台へと乗せ、前輪を挟み込んで自立させた後にタイダウンベルトで固定し、冒頭の画像へと至る訳です。向かう二輪販売店はこれから探すとのことだったので事情を話し、現場からの最寄りのRBである「RBいわき店」へと向かうことにします。行きつけのRB店からRBいわき店へと連絡を入れてもらい、隊員の方と色々雑談を交わしながら(笑)走ること約1時間。RBいわき店へと到着です。
RBのサービスの方が携帯式の窒素ボンベを持ってきて、リアタイヤへと窒素を充填。その隙に「千早」を工場へと移動させますが、窒素が結構凄い音を立ててシューシューと抜け続けています。こんな勢いで抜けてしまっては、成す術もありませんね・・・。悪夢のようなあの場面を思い出し、ゾーッとしました。結局は通常のパンク修理で済み、ツーは続行できそうだったので、改めてI氏と連絡を取り合い合流することにしました。ここからのツーレポは、また改めてしますね。

<お世話になりました>
さて、今回の教訓です。
①JAFの料金(牽引料)は従量制であり、割高に感じた(今回は隊員の方からのありがたい申し出もあって、大分負けてもらいました。決して私が値切った訳ではありません 笑)
②一方、RBのツーリングロードサービスに前以て登録しておけば、ロードサービスが距離無制限・無料で受けられる(但し、RBの営業時間内に限る)
③パンク修理キットを携帯していなかったことが反省される
④今回は転倒しなかったこと自体が奇跡であり、パンクへの抜本的対策が望まれる
⑤ETCを使わずに高速を降りてしまったため、その後の手続きが煩雑であった(降りたICにある事務所で手続きをすればさほど問題ではないが、今回は別のICへと行ってしまった)
④については、現時点での構想を改めて述べる予定です。