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ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

「零」の年

2013-08-26 23:25:32 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 今年は旧日本海軍の零式艦上戦闘機(通称:零戦)に関連した催し物の当たり年のように思います。例えば、スタジオジブリの最新作「風立ちぬ」は零戦の設計主務者である堀越二郎氏の半生と堀辰雄氏の文学とを融合して描いていますし、暮れには凄腕の零戦搭乗員を主人公とした小説「永遠の0」が実写映画化されます。そして、今月末にも期間限定の或る催し物が開催されるのですが、これに先駆けて、零戦が展示されている或る博物館を訪れることにしました。

 今回訪れたのは山梨県にある河口湖自動車博物館飛行館で、零式艦上戦闘機二一型と同五二型を初め、一式陸上攻撃機二二型(復元中)や九三式中間練習機等が展示されています。ここを訪問する際の注意点が2つあります。1つは、開館期間が8月の1ヶ月間だけであること。もう1つは、館内での撮影は携帯電話に限定されるということです。尚、管理人の使用している携帯電話はかなり古く、画像の画質も高が知れているため、管理人の機種よりも幾らか高性能な、嫁さんの携帯電話を借りることにしましょう。

 自宅を8時過ぎに出発し、首都高で多少の渋滞はあったものの、きっかり2時間で目的地へ到着しました。入館料を支払って、早速中へと入ります。







<零式艦上戦闘機二一型、本当に美しい造形です>




<零式艦上戦闘機五二型、管理人的にはこの配色が最も零戦らしく感じられます>



<一式陸上攻撃機二二型、大き過ぎて収まり切りません…>


<九三式中間練習機(通称:赤蜻蛉)>

<この機体も何れ復元されるのでしょうか>

<空冷星型複列14気筒発動機の美しいこと>

<土産にストラップ(!?)とピンバッジを購入♪>

 この日の天気占いは山梨県内が午後の早い時間から雨、千葉も夕方から雨が降り、然も大気の状態が不安定で、ところにより強く降るというものでした。時間は大分早いのですが、このまま帰路に就きます。往路よりも少しだけ時間が掛かりましたが、無事に帰宅した数分後のこと。かなり強い雨が降り出しました。正に間一髪!

 次回は期間限定の催し物について報告します。

本日の走行距離:302km
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さすけリベンジ

2013-07-11 21:37:46 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 例年よりも梅雨入りが早かった今年は梅雨が明けるのもまた早く、暑い毎日が続いていますね。そんな中、先日は臨時休業だった「さすけ食堂」のリベンジを果たすべく、「千早」で出撃しました。

 先ずは、前回の隧道巡りと全く同じ経路で燈籠坂大師へ。


<参道入口の山門>

 今回、「千波」から「千早」へと車輌を入れ替えて燈籠坂大師を訪れたのは、例の隧道にて全く同じ構図で写真を撮影するためです(笑)。


<今回も神々しい画像が撮れました♪>

 ここで、時間もこれまた前回同様の11時。開店直後の「さすけ食堂」へと到着すると、先客が出て、客は管理人1人だけになりました。何気無く、「先月は臨時休業日に当たってしまって残念だったが、今日は開店していて良かった」と伝えたところ…。


<さすけ定食の鯵フライをお負けしてくれました♪有難うございます>

 念願のリベンジを果たすことができたので、帰路に就きます。ツーリングマップル上で快走路に指定されており、管理人もそのように記憶している県道34号を選択して、外房方面へと向かうことにしましょう。しかし、本日のこの選択は失敗でしたね。県道34号は中央線が黄線である上、この日はダンプカーが多く、快走できなかったからです。その後は前回と同様、県道81号で「ごりやくの湯」で一っ風呂浴びてから、帰宅しました。

本日の走行距離:206km
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命の洗濯(第2弾)

2013-05-15 23:04:39 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 とても天気の良かった休日、先の「命の洗濯」に引き続き、今度は「千早」で再び命の洗濯をしてきました(笑)。「千早」で出撃したのは、久し振りに安房グリーンラインを快走したかったのと、先月末に開通したばかりの圏央道(東金JCT~木更津東IC間)を走破しようと思い立ったからです。

 館山方面へ行く時には必ず立ち寄る、道の駅三芳村鄙の里は当然予定に組み入れます。しかし、この日は少々出発が遅れてしまいました…。高速道路を使うことも考えましたが、お気に入りの甘味を購入するためだけに高速料金を払うのも莫迦らしいですし、前回購入できたのできっぱりと諦めることにしましょう。国道を357号、16号、127号と繋ぐ定番の経路から、前回とは趣向を変えて国道465号、県道88号と繋ぎます。豪快に走行できる安房グリーンラインとは異なり、狭隘で切り返しの多い技巧的な道ですが、これはこれで楽しくて気持ち良いものです♪道の駅到着は10時半過ぎでしたが、幸運なことに、お気に入りの甘味の最後の1個と新作の甘味のこれまた最後の1個があり、購入することができました♪

 道の駅を出発して、予定通り安房グリーンラインを快走♪勢いでそのまま往復します(笑)。そして、安房グリーンラインの途中にあり、以前からずっと気になっていた場所へと立ち寄ることにしました。


<菅田の滝の看板>

 看板から先、滝へと続く経路がとにかく急で狭く、油断すると滑落し兼ねません。そして、進めども進めどもそれらしい滝は見えてきません。その内、獣道のようなその道も途中で途切れてしまいます。道中で滝らしいものはあるにはありましたが、それは想像以上に小さな規模の滝でした。一寸がっかりです…。


<(恐らくこれが)菅田の滝>

 気を取り直して、今度は県道88号の途中にあり、これもまた以前から気になっていた場所へと立ち寄ります。それは滝田城址、南総里見八犬伝の発祥の地とされている場所です。城址へは山道を登っていく訳ですが、この道がまた急峻でかなりきついです。尤も、敵から簡単に攻め込まれるようでは城として成り立ちませんから、当然と言えば当然ですが…。息も絶え絶えに、展望台へと到着です。


<展望台と銅像>

<伏姫と愛犬八房の銅像、そして8つの霊玉>

<櫓状の展望台の上から、今登ってきた尾根の方を望みます>

<反対側の眺望>

 さて、随分登ってきましたが、実はこの場所はまだ本丸ではありません。そしてここから、心做しか道の勾配が更にきつくなっているようにも思えます。大汗を掻きながら、何とか本丸へと到着です。


<先刻の展望台よりも高い位置にある筈ですが、眺望は余り利きません。電波塔が建っているのも興醒めですね>

<城址の標識と小祠>

 さあ、ここからは今来た道を戻らないといけません。


<本丸の直ぐ下、道ではなく殆ど崖です…>

 再び大汗を掻きながら「千早」の許へと戻ったら、県道258号で一旦海へと出た後、国道127号を北上。「ばんや」にて干物を購入します。

 その後、鋸南保田ICから富津館山道路へと乗り、そのまま圏央道へと攻め込みます。この圏央道、新しくて走り易いのは良いのですが、片側1車線の対面交通区間が結構多いのが難点ですね。PAもまだ工事中で、開業していませんでした。東金まで一気に走り抜けたら、これまた管理人お気に入りの道の駅オライはすぬまへ。


<遅い昼食として、蟹クリームコロッケ(と海老かつ)定食を頂きました♪>

 道の駅の逸品調味料を土産に購入してから帰路に就き、無事に帰宅しました。

本日の走行距離:317km
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YSPチャレンジ3000kmツーリング達成ツーリング(笑)

2012-12-01 21:28:09 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 二輪部員の休日を合わせる等して前月から準備を進めてきた日帰りツーが、諸般の事情から中止の憂き目に遭いました…(涙)。非常に残念ですが、仕方がありませんね。

 そして、YSPチャレンジ3000kmツーリング2012の達成期限まで後2日と迫った、11月28日のこと。この日は休みで、元々3,000kmを達成するために「千早」で出撃する予定でしたが、件の日帰りツーの中止を受けて、その経路の一部をなぞることにしました。当日の天気占いでは、館山と勝浦、銚子の外房沿岸部は曇り時々雨で、その他の地域では軒並み曇り。今回は主に内陸部から内房を中心に回るので、大丈夫だろうと判断します。

 自宅を出発したら、高速道路で南下。日帰りツーでは富津中央ICで降りる予定でしたが、今回は或る店へ立ち寄るため、1つ先の富津竹岡ICで降ります。目的の店へは開店の10分前に到着しましたが、既に行列ができていました。


<富津竹岡式ラーメン「梅の家」>

 先達て攻略されているalminaさんの記事を参考に(笑)、ラーメン+薬味(玉葱)を注文します。待つこと数分、運ばれてきた器からは汁が溢れんばかり、いや、実際には溢れていました(笑)。見た目は前評判通りですね。


<富津竹岡式ラーメン薬味乗せ>

 様々な情報媒体で「汁の味は塩っぱい」と書かれていることが多いのですが、管理人的には思いの外イケる(失礼)味でした。乾麺についても賛否両論に分かれるところでしょうが、この汁に乾麺が富津竹岡式として確立されている訳ですから、これもまたアリではないかと。

 梅の家を出て国道465号で内陸部へと向かい、その途中で県道88号へと折れます。この県道は途中狭隘な区間もありますが、総じて交通量は少なめで快走できます。沿道の紅葉を期待したのですが、同じ木でも上の方は赤く色付いていても下の方はまだ緑色で、後一歩といったところでしたね。くねくね道を堪能しながら走行し、やがて道の駅三芳村鄙の里へと到着です。実は、ここの或る甘味がお気に入りで、売っていれば必ず購入します。売り切れのことも多いのですが、この日は大漁(笑)でした♪

 道の駅三芳村鄙の里の後は、これまた南房総ツーの管理人の定番の組み合わせである安房グリーンラインへ。道の駅の裏手にある始点から入りますが、1つ目の隧道を抜けると小雨がぱらつき始め、程無くそこそこの降り方になってきました。このまま走行しても良いのですが、朝の天気占いから更に雨脚が強まることが容易に予測できます。そして現状でもかなりの欲求不満ですが、雨中走行もまた不満が募るだけなので、ここは潔く諦めることにしましょう。天候の回復を期待して内房方面、更に北の方へと進路を変更します。

 さて、件の日帰りツーでは、職場の先輩から教わった房総の某高級銘柄魚を堪能できる食堂へと立ち寄る予定でしたが、この日は残念ながら定休日だったため、内房は「ばんや」か「かなや」辺りで美味しい魚を味わう心算でした。しかし、かなりの距離を北上しても雨は一向に弱まる気配がありません。「ばんや」を過ぎ、「かなや」を目前にしても状況は変わらないため、雨から逃れることを諦めて「かなや」で食事をすることにしました。


<かなや丼(上盛)>

 勿論、味は美味しいのですが、予想外の雨のためにすっかり意気消沈してしまいました…。新たに土産を購入する元気も無く、先刻の甘味を土産にすることにして帰宅します。国道127号から同16号と繋いで北上。雨は益々勢いが強まり、本降りになってきました。ここで、RB袖ケ浦店へと立ち寄ります。自宅を出発した時もそうでしたが、後ろタイヤの窒素圧が気持ち低目だったのでその補充と、職場の後輩K君のために同店の在庫を確認しようと考えたのです。

 「千早」を駐輪場へと停めると、結構な雨の中にも拘らず、直ぐに1人のサービス氏が「どうされましたか」と駆け寄ってきてくれました。事情を伝えて前後のタイヤの窒素圧を確認後、やはり低目だった後ろタイヤには窒素を補充してもらいます。そして、全く金にならない客に対して嫌な顔一つしないどころか、笑顔で「雨には強いタイヤ(PILOT ROAD3)ですが、結構降っていますから充分気を付けて下さいね」と送り出してくれたのです。実はこのサービス氏、相当若い(恐らく20代前半~半ば)上に茶髪という外見でした。正直に白状しますと、管理人は色々と勘繰ってしまったのですが、この颯爽とした行動と温かい心遣いに感服すると共に、邪な勘繰りをしてしまったことを猛省させられたのでした…。

 千葉市内に入ってから雨は止んだものの路面はしっかりと濡れており、天気占いが大きく外れたことを思い知らされます。どうせ濡れるのだったら、安房グリーンラインを走破して木村ピーナッツにも寄るんだったと今更悔んでも仕方ありませんね。しかし、この変更で走行距離が予定よりも少なくなってしまったため、少しだけ遠回りをして距離を稼いだ後、そのままYSPへ。YSPチャレンジ3000kmツーリング2012の達成を報告し、達成記念品を受け取ってから帰宅しました。

本日の走行距離:267km
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避残暑高原ツーリング(2日目)

2012-10-01 23:59:02 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 夜半は意外にも暑さで、未明は案の定寒さで目が覚めましたが、割と眠ることができました。5:00に起床して軽く朝食を済ませ、テントはそのままにして6:00過ぎに出発します。K君にはヘルメットを持参させ、T氏と2人乗りをしてもらいます。それではビーナスラインへ向けて、いざ出発!

 出発した直後、霧ヶ峰IC近辺は霧の中でした。天気占いによれば、午前中は曇りで午後から下り坂、降水確率は60%とのこと。


<I君のCB1300SB>

<HさんのCB400SSと、K君を乗せたT氏のFXDWG。その後方は知らない人(笑)>

 霧ヶ峰ICからは各自で自由に走行し、道の駅美ヶ原高原美術館で集合を掛けることにします。

 初めこそ視界の利かない霧の中でしたが、和田峠、扉峠と歩を進めるに連れて段々と霧が晴れてきました。それにしても、流石国内でも屈指の高原ワインディングロードですね。楽しいこと、この上ありません♪そしてこの後、あの御仁との邂逅が待っていました。


<梅村氏との邂逅の瞬間。既にお互いがお互いを認識しています(笑)>

<そして、先日掲載した記念写真を撮影♪>

 知り合って6年半越しの感動の対面!の筈が、時間的な制約があった上、管理人はすっかり舞い上がってしまって気が効いた会話もできなかったことが心残りです…。最後にお互いの道中の無事を祈り、また、再会を期してがっちりと握手をして別れます。

 ビーナスラインはこの先一気に標高を上げていきますが、再び霧が濃くなってきました。集合場所の道の駅美ヶ原高原美術館では真っ白で視界が利かない上にとても寒く、缶珈琲で暖を取ります。

 ビーナスラインはここで終点。ここからは通称裏ビーナスと呼ばれる県道464号と同62号とを繋いで、文字通り美ヶ原の裏側にある王ヶ頭方面を目指します。この県道464号と同62号、急峻な狭隘路の連続で交通量も少なく楽しいのですが、路面がかなり荒れているので少々神経を遣いますね。天候は徐々に回復し、裏ビーナスの終点にある美ヶ原自然保護センターの近辺ではご覧のような絶景と出会うことができました♪


<美ヶ原自然保護センターの少し手前で見えた雲海(擬き 笑)>


<美ヶ原自然保護センターの眼前にて>

 美ヶ原自然保護センターは行き止まりにあるので、今来た道を戻って再びビーナスラインへ。


<再びの霧ヶ峰IC付近にて、快走するT氏とK君>

 キャンプ場へと戻ったら、張りっ放しになっていたテントを撤収します。


<この「いずみ湖公園キャンプ場」は何と無料!利用の手続きは少々煩雑ですが、無料でこの設備なら納得できます>

 撤収を終えると、丁度昼時でした。県道40号を下り、「なとりさんちのたまごや工房」を再訪問しましたが、混雑していてかなり待ちそうだったので早々に諦め、これまた前回訪れた、「SUWAガラスの里」へ。併設されている料理店で昼食を済ませたら、土産物を物色しましょう。管理人はまたしてもとんぼ玉を購入しました♪


<購入したとんぼ玉>

 帰路に就く前に、一っ風呂浴びることにしましょう。今回利用したのはこちら。


<諏訪の古代ローマ風呂(!?)、片倉館です>

 管理人は何度も諏訪を訪れていますが、片倉館を利用するのは意外にも今回が初めてでした。入浴料金600円で、豪華な気分を味わうことができます(笑)。

 汗を流したところで帰路に就きますが、今回は最寄りの諏訪ICは使いません。NEXCO中日本で実施している、或るお得な企画を利用するため、小淵沢ICから中央道へと乗ります。

 この日は3連休の最終日ということもあって、中央道の上り線の渋滞は30kmとの予測でした。然も、天気は下り坂…。渋滞と天気に関する情報を収集しながら、只管距離を稼いでいきます。勝沼IC付近で数kmの渋滞に遭遇した後、大月ICの辺りから長い長い渋滞が始まりました。一旦、談合坂SAへと入ることにします。雨が降ったばかりなのか、路面はかなり濡れていました。

 談合坂SAでの交通情報によれば、渋滞は八王子ICまで間断無く繋がっており、その距離は実に40km以上!また、ここから東方は雨も降っているようです。長い渋滞と降雨の二重苦に重い腰が上がらず、だらだらと過ごすこと凡そ2時間(汗)。しかし、逆にこのことが良い結果を齎したようです。渋滞は大幅に解消された上、雨雲が先行する形となり、結局帰宅するまで雨には降られませんでした♪

 さて、避残暑という目的の他、K君の更なる洗脳教育(笑)という側面もあった今回のツーですが、果たしてK君はまんまと術中に陥ってくれたようです(笑)。10月中に普通二輪免許を取得すると豪語し、せっせと教習所に通っているようです。

本日の走行距離:387km(2日間の合計:781km)
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避残暑高原ツーリング(1日目)

2012-09-24 21:20:00 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 今春、職場の事務の女の子Hさんの二輪デビューと後輩I君の大型乗り替えを記念し、ツーを決行しました。その際、管理人へ避暑ツーの企画依頼がありましたが、漸く避残暑(笑)ツーリングとして実行することができました。今回の参加者はHさんとI君、元同僚T氏と指揮官である管理人、そして最近、管理人の教唆(笑)により普通二輪免許を取得する決意を固めた職場の後輩K君の計5名です。尚、K君は四輪での参加です。

 当初は、職場でK君の四輪へと荷物を積み込んだら、8:00頃出発する予定でいました。しかし、折しも世の中は秋の行楽期の3連休中。高速道路の渋滞予測では、中央道の下り線の渋滞は絶頂が7:00で40km(!)とのこと。Hさんは高速道路を走行するのがまだ2回目なので、なるべくならすり抜けはしたくないところです。そこで、指揮官の権限で出発時間を5:00に早めることにしました。

 ほぼ定刻通りに出発し、東関道から首都高速、中央道へ。順調に流れていましたが、国立府中ICの辺りで流れが滞り始め、八王子料金所を過ぎてから渋滞が始まりました。全く流れていない訳ではなく、普通ならそれ程急ぐ必要も無いのですが、今回は或る店に予約を入れていました。然も、出発時間を早めた関係で予約の時間を1時間前倒ししたという事情もあり、ほんの少しだけ先を急ぐことにします。今回は四輪が随走するため、途中で逸れてしまうという事態を想定し、逸れてしまった場合の合流場所を予め決めてありました。先ずは談合坂SAへ集合することにし、各隊員には決して無理をしないよう下命します。すり抜けもなるべくせず、極力流れに乗るように心掛け、8:00少し前には無事に談合坂SAへと到着です。K君も余り間を置かずにやってきました。

 談合坂SAで各自腹拵えを済ませ、続く双葉SAでは各愛機の腹を満たしたら、小淵沢ICで降ります。無事にK君とも合流を果たし、県道11号(八ヶ岳高原道路)で清里方面へ向かいますが、その途中で一寸寄り道。三分一湧水へと立ち寄ります。


<ここから湧き出た八ヶ岳の伏流水を…>

<三方へ均等に分配したことが名前の由来です>

 折角なので、持参した容器へ水を汲んでいくことにしましょう。

 県道11号へと戻り、国道141号、県道605号と繋いで、先々月にも訪れた次なる目的地、北甲斐亭へと向かいます。実は予約を入れたのは、ここで体験できる蕎麦打ちでした♪


<蕎麦打ち体験道場>

 料金を支払ったら道場内へと入り、前掛けを着用します。先生である地元の女性から手解きを受けながら、捏ねたり、伸ばしたり、切ったり、茹でたり、そして食べたり(笑)するのですが、食べる以外(笑)は全てが難しく感じました。


<蕎麦粉に繋ぎと水を加えて混ぜます。この後、地獄の360回捏ね(謎)から始まり、きつい作業の連続です…>

<不揃いながらも、一応蕎麦らしい体裁にはなりました>

<さあ、頂きます♪>

 いきなり棊子麺のような幅広の蕎麦に当たって少々面食らいました(これが本当の麺食らい!? 笑)が、中々どうして味の方はかなりのもの!あっと言う間に平らげてしまいました♪

 続いては、清里近辺で割と有名な橋2橋を渡り、撮影をしましょう。1橋目は八ヶ岳高原大橋です。


<橋の袂にある駐車場からの眺め>

 ところで、八ヶ岳高原大橋と言えば俯瞰した姿の方の心象が強いですね。しかし、八ヶ岳高原大橋の上を横切るようにして架かる小さな橋への行き方が分からず、管理人は諦め掛けていました。そんな時、T氏が小さな橋へと向かう脇道を発見してくれ、辿り着くことができました。


<八ヶ岳高原大橋と言えばこの角度ですね>

<「千早」も記念撮影♪>

 2橋目は、これまた先々月に訪れた東沢大橋です。


<この景色もまた有名ですね>

 橋巡りの後は、清泉寮でお約束のソフトクリームを味わいます。

 さて、この後は本日の野営地へと向かう訳ですが、ただ移動するだけでは詰まりません。そこで、国道299号(メルヘン街道)と県道192号と同40号(ビーナスライン)の2つの快走路を選択します。国道141号を北上し、野辺山高原へ。実はここで、八ヶ岳の眺望を期待して平沢峠を目指しましたが、道に迷ってしまったのと、肝心の八ヶ岳も雲を被っていたので、峠近くからの撮影でお茶を濁します(笑)。


<雲に覆われた八ヶ岳>

 気を取り直して、先へと進みましょう。更に国道141号を北上し、県道127号を左折。県道480号へと繋いだら、その先が国道299号(メルヘン街道)です。この国道299号は走っていて楽しい道なのですが、如何せん路面の状態が荒れているため、楽しさが半減してしまっているのが残念なところです。そうこうしている内に、麦草峠へと到着です。


<国道で2番目に高い標高を誇る峠です。こういう場所はやはり外せませんね>

 実は、ここへと至る大分前の時点でK君と逸れてしまっていました。連絡を取ろうにも、K君の携帯電話は圏外のようで繋がりません。まあ、この直前の休憩時に麦草峠を目指すことは伝えてありますし、前以て管理人手製の行程表も渡してあるので大丈夫でしょう。少しだけ待ったら、二輪部隊は先行することにします。

 峠の先も、荒れた路面が続きます。一気に標高を下げ、県道192号を左折したら、愈々ビーナスラインへと突入です!勿論、起点からの全線走破を目指しての経路です。国道299号と比較すると、ビーナスラインの方が総じて路面の状態は良いですね。途中で女の神展望台へと立ち寄りましたが、ここからの眺望が想像以上の絶景で、思わず歓声を上げてしまいました。


<正面には南アルプス(霞んでしまっていますが…)>

<少し左の方へ視線を移すと、八ヶ岳が一望できます>

<更に左の方には、標高2,480mの横岳が聳えていました>

 日も大分傾いてきたので、先を急ぎましょう。結局、本日の野営地である「いずみ湖公園キャンプ場」へと到着したのが18:00頃。薄暮の中でのテント設営となりました…。尚、K君の方が先に到着しており、無事に合流することができました。

 テントの設営が完了したら、県道40号を諏訪市街まで下り、給油と買い出しです。…実は、この買い出し先の駐車場で立ち転けを喫してしまいました(涙)。キャンプ場へと戻ったら、細やかな夕宴です。そして、翌朝は早い出発の予定なので、早目に就寝します。

 『避残暑高原ツーリング(2日目)』へと続きます。

本日の走行距離:394km
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作戦完了!

2012-09-17 23:43:14 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 先刻、2日間の避残暑ツーリング(笑)を終えて帰還しました。

 この2日間、指揮官として作戦に臨んだ管理人にとって、良いことも悪いことも実に沢山ありました。同行していた四輪と逸れて一時全く連絡が取れなくなったり、キャンプ場到着が予定時間から大幅に遅れたり、またしても立ち転けを喫したり、天気占いでは雨予報に付き纏われていたにも拘わらず、結局は一度も降雨に遭遇しなかったり…。しかし何と言っても、当ブログの開設当初より大変懇意にして頂いている梅村氏と、念願だった直接の対面を果たせたことが一番大きな出来事でしたね。

 氏は限られた時間の中での特務中だったこともあり、余りお話ができなかったことが非常に残念でした。ガレージ訪問(笑)の折には、改めてゆっくりとお話をさせて頂きたいですね。


<邂逅の証拠写真、ハ号と「千早」>
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二輪デビュー&大型乗り替え記念銚子ツー(リベンジ編)

2012-06-11 23:02:48 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 職場の事務の女の子Hさんの二輪デビューと後輩I君の大型乗り替えを記念し、企画したツー。一度は悪天候のために中止となってしまいましたが、先日、凡そ1ヶ月遅れで決行することができました。

 中止となった前回は6名が参加予定でしたが、今回は元同僚のT氏とE氏の都合が付かず、残念ながら両名は不参加になりました。今回の参加者は主役であるHさんとI君、そして同僚H氏と幹事役の管理人の計4名です。

 道順は、交通量の多い幹線道路を避け、主に2桁県道を繋ぐことにします。然も、右折の機会を極力減らし、止むを得ず右折をする場合でも丁字路か、右折信号のある交差点を通るような道順を選択。更には、T氏と友人Kから無線機を借り受けてHさんとH氏に貸与し、万全の体制でツーへと臨みます。

 集合場所は2ヶ所設け、それぞれ集合時間を決めて合流する手筈でしたが、当日の朝、第一集合場所のコンビニで合流する予定だったH氏が現れません。携帯電話を確認すると、H氏から「道に迷った。第二集合場所で合流するので先に行って欲しい」とのメールが届いていました。当初の予定より約30分遅れて、Hさんと管理人の2人で第二集合場所へ向けて出発します。それでも、元々の計画自体がかなりの時間的余裕を持って組んであったので全く問題は無い、そう考えていました。

 第二集合場所である道の駅オライはすぬまに到着したのは、集合予定時刻より遅れること約10分。後輩I君は既に到着して待っていましたが、H氏の姿が見えません。暫くして、H氏と携帯電話で話ができました。第一集合場所を経由して八街近くまでは来たようですが、そこで再び道に迷ってしまったとのこと。とにかく、東乃至南の方角へと走り続ければ必ず国道126号に行き当たるので、その国道を銚子方面へと走行し、県道58号を右折してその道沿いであると助言します。さて、無事に到着できるでしょうか。


<取り敢えず、記念撮影(笑)。手前より、I君のCB1300SB、HさんのCB400SS、管理人のTDM900A>

 しかし、それから1時間余りが経過してもH氏が現れません。そこで、国道126号を東金方面へと走行すれば途中でH氏と邂逅できるだろうと考え、管理人が単機でH氏を迎えに出ることにしました。しかし、どうやら県道58号の旧道と新道とで擦れ違いになってしまったようです(汗)。結局、道の駅オライはすぬまでH氏と合流できた時、集合予定時刻から2時間近くが経過していました。

 気を取り直し、編隊を組んで出発です。県道122号、同30号と繋ぎ、再び国道126号で銚子市へ。途中で県道286号(元銚子有料道路)へと入ります。この後、地球の丸く見える丘展望館へ立ち寄る予定でしたが、お腹も空いてきたので(笑)予定を変更し、先に昼食にします。


<今回も、定番である海ぼうずへ>

<管理人は、あぶらぼうずと金目鯛の二色丼(1,800円也)を注文。画像上方の一品は、二輪乗りへのサービス♪>

 新鮮で美味しい料理に舌鼓を打ったら、そこから程近いつる弁菓子舗でカステラを購入♪そして、ウオッセ21(水産物即売センター)へと移動します。


<ウオッセ21と、その奥に見えるのは銚子ポートタワー>

 ウオッセ21では銘々で土産物を物色、購入します。管理人も、娘達の好物である鮪や白子干し、そして自身の好物である(笑)目光等を購入しました♪

 この頃より小雨がぱらつき始めましたが、合羽を着る程ではないので様子を見ることにしましょう。続いて、ウオッセ21と目と鼻の先にある銚子ポートタワーへと向かいます。管理人は、ウオッセ21には何度も来たことがありますが、銚子ポートタワーに登るのは今回が初めてだったりします。


<駐車場に寝転んで、漸く高さが57.7mあるタワーの全景を収めることができました(笑)>

 入館券を購入したら、46.95mの高さにある4階の展望室まで昇降機で上がります。生憎の空模様ですが、展望室からの眺望は素晴らしいの一言ですね。天気が良い日にもう一度訪れたいと思います。


<東の風景。先刻立ち寄ったウオッセ21と、港には巡視船つくばの姿も見えます>

<北側から銚子漁港(第三市場)を見下ろします>

<こちらは南側。一寸分かり難いですが、画像の右側遠方に見える山の上に、これから訪れる予定の地球の丸く見える丘展望館が建っています>

 さて、ここで一っ風呂浴びることにしましょう♪


<犬吠埼観光ホテルの日帰り入浴の利用は2度目>


<露天風呂からは太平洋や犬吠埼が一望できます♪>

 出発が遅かったため、時間の方も押し気味ではあったのですが、1時間近くまったりと過ごしてしまいました(笑)。

 それでは愈々、お預けとなっていた地球の丸く見える丘展望館を訪れることにしましょう。


<駐車場にて>

 実はここで1つ、失敗をしてしまいました。実は、先に訪れた銚子ポートタワーでもそうだったらしいのですが、両施設の共通入館券が販売されていたのです!銚子ポートタワーでは気付きませんでした…(涙)。仕方が無いので、正規の料金を払って入館します。


<屋上の展望台から屏風ヶ浦を望みます>

<同じく犬吠埼方面>

<遠方に銚子ポートタワーが見えます>

 次に目指すのは、屏風ヶ浦です。県道286号(元銚子有料道路)の下を潜って、同県道と並走する県道254号を走行します。尚、今回の参加者の中には「愛車で屏風ヶ浦へ乗り付けたい!」という兵はいなかったので(笑)、途中で各々の愛車を停めて、徒歩で屏風ヶ浦へ。


<何度見ても、日本離れした風景ですね>

 さあ、日暮れも近付いてきたので、帰路に就きます。国道126号を西進し、折角なので途中で刑部(ぎょうぶ)岬へと寄り道です。


<刑部岬に立つ、飯岡灯台>

 再び国道126号を走行して横芝光で銚子連絡道路へと乗り、そのまま千葉東金道路へ。Hさんにとっては高速道路デビューですが、横芝光ICは起点なので厄介な本線との合流がありませんし、東金までは基本的に片側1車線なのでHさんの前後を他の二輪で挟めば怖い思いをさせることも無いでしょう。当初の予定では東金ICで降りて下道で帰る予定でしたが、Hさんの意向も確認した上で東金ICから先も千葉東金道路を走行して、それぞれ最寄りのICで解散することにしました。I君、Hさん、H氏の順に別れ、20時半過ぎに無事帰宅しました。

本日の走行距離:232km
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分断酷道で天空の里へ(その2)

2012-06-06 00:53:46 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 昨日の日中は気温が上がって夏日でしたが、やはり標高の高い山中のこと、夜はそこそこ冷え込みました。

 そう言えば、ライダーハウスというものを利用するのは今回が初めてですね(四国にある、ライダーズインは利用したことがありますが…)。料金も安いですし、使用状況によっては利用価値が高そうです♪

 さて、本日も朝から快晴です。真っ青な空が広がっているのを見て、或る考えが浮かびました。それは昨日、天気が芳しくなかったしらびそ峠をもう一度訪れるというもの。昨日はしらびそ峠から下ってきた同じ道を今度は駆け上がる訳ですが、こういう道は上りと下りとで二度楽しめますね♪ライダーハウスを出発して、20分程で到着です。


<快晴のしらびそ峠♪>

<峠からの絶景♪>

 しらびそ峠からの道を再々度下り、途中の分岐で蛇洞(じゃぼら)林道へと入って大鹿村方面へ。この蛇洞林道も国道分断区間を繋いでいる訳ですが、昨日の兵越林道と同様に楽しい道ではあるものの、この時は下りの未舗装路に3回も遭遇したので注意が必要です。やがて、飯田市と大鹿村の境にある地蔵峠へと到着です。


<地蔵峠にて>

<峠近くに鎮座する地蔵菩薩に手を合わせ、この旅の安全を祈念します>

 地蔵峠から先は、再び国道152号へと合流。大鹿村の市街へ入り、次の目的地である中央構造線博物館へと立ち寄ります。


<しかし、開館時間まで1時間近くあったので、今回は入館を断念しました>

 市街を抜けて山中へと入ると、それまで中央線のある片側1車線だったのが、中央線の無い1~1.5車線位の道幅になります。それでも、ダンプカーが普通に走っていたりするので驚きます…。途中で、中央構造線北川露頭を見ることにします。


<画像のほぼ中央を境にして、左右で組成の異なる地層が接する、地質学的には重要な場所らしいです>

 そこから先も1~1.5車線位の狭隘な道が続きますが、5分程で分杭(ぶんぐい)峠へと到着です。尚、分杭峠付近は駐車場がありません(以前、駐車場だったらしい場所がシャトルバスの乗降場となっており、一般車両の進入や駐車はできません)ので注意して下さい。


<分杭峠にて>

 ところで、分杭峠近辺は世界でも有数のパワースポット「ゼロ磁場」でもあるようです。管理人には小難しいことはさっぱり分かりませんが(笑)、折角なので行ってみることにしましょう。


<気場で気力や精力を充電します♪>

 …帰宅後に調べて判明したことですが、上の画像の場所は本当の気場ではないようです(大汗)。次に訪れる機会があれば、是非本物の気場へと足を運んでみたいですね。また、次のようなことにも気付きました。分杭峠にて「千早」を撮影した画像をご覧下さい。分杭峠と書かれた木板の直ぐ左上、青っぽい球体が見えませんか?玉響(たまゆら)或いはオーブと呼ばれる物が写り込んだ可能性があります。信じる信じないは自由ですが、管理人は信じることにします(笑)。

 さあ、ゼロ磁場で気力や精力も充実したところで(この時は、何も疑っていません 笑)、腹の方も満たすことにしましょう。県道49号で駒ヶ根のソースかつ丼を目指します。…と、その前に一寸寄り道です。県道212号を少し入ったところにあるお店で、或る物を土産に購入しましょう。


<或る物とは、知る人ぞ知るドーナツ万十です>

 写真を撮り忘れましたが、見た目は小振りの餡ドーナツといった感じです。黒餡と白餡の2種類がありますが、どちらも程良い甘さで、美味しく頂きました♪

 それでは改めて、県道49号で駒ヶ根へ。この県道49号が、中々楽しい「険道」でした(笑)。右に左にと「千早」を切り返し、狭隘で舗装の荒れた山道を走行してぐんぐん標高を下げていくと、突然視界が開けました。その先には…。


<雪を頂いた、中央アルプスの絶景が!>

 駒ヶ根市街に入り、ソースかつ丼へいざ突撃!(笑)しかし、第一候補だった老舗の店が見付けられず、第二候補の有名店へと入ります。


<今回入ったのは、こちらの明治亭>

<蓋が閉まらない程の分量と、ソースの滲みた厚いかつの旨さに大満足♪>

 まだ昼前ですが、翌日もツーが控えているので(笑)早目に帰還することにしました。駒ヶ根ICから中央道へと乗ります。諏訪湖SAでは、ハイウェイ温泉諏訪湖へ。


<平日の真っ昼間から温泉に入れる贅沢さ♪然も、貸し切りでした>

 途中、中央道の工事渋滞に遭遇はしましたが、17時頃には無事に帰宅しました。

本日の走行距離:372km(2日間の合計:814km)
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分断酷道で天空の里へ

2012-05-29 16:13:59 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 管理人は不定休なので、当然黄金週間のような連休とは無縁ですが、偶々今月末に4連休が貰えました。その内の1日は、先月、悪天候のため中止となった職場の事務の女の子Hさんの二輪デビューと後輩I君の大型乗り替えとを記念したツーのリベンジに充て、残り3日の内の2日間を利用して、予てより行ってみたいと思っていた或る場所を訪れることにしました。つい先日、購読している某雑誌にその場所が特集されていたことも後押しとなりました。

 自宅を遅めの朝8時に出発し、東関道から首都高、東名道と繋いだら、折角の機会なので新東名道を走行することにしましょう。新東名道は、流石に新しい高速道路だけあって路面の状態が非常に良く、予てより言われている通り、カーブも少なくて快適な道でした。しかし、山間部を通るために高所を走行することが多く、特に橋梁上の強い横風には悩まされましたね。二輪で走行する場合は、より注意が必要かも知れません。

 浜松浜北ICで降りたら給油を済ませ、国道152号を北上します。そうです、表題の「分断酷道」とは、青崩峠と地蔵峠の2つの不通区間を残す、狭隘で急峻な国道152号のことです。暫く走行すると、天竜川沿いに出ます。


<河畔にて>

 更に北上していくと、有名な天竜スーパー林道の入り口の目印でもある、大きな灯籠がありました。


<橋を渡って真っ直ぐ進むと林道になります>

 天竜スーパー林道も走破してみたかったのですが、今回は行程の都合上、残念ながら諦めることにします。上の画像の橋を渡ったら左折し、県道285号へ。


<途中の橋の上で記念撮影♪>

 更に進むと、秋葉ダムが見えてきました。


<秋葉ダム>

<堤体上からの眺め>

 そのまま堤体上を走って国道152号へと復帰するのですが、この交差点は隧道内にあって見通しがとても悪いため、注意が必要です。秋葉湖を右手に見ながら、更に山の中へと入っていきます。草木隧道を抜けて国道分断区間を繋ぐ兵越林道へと入ると、全面舗装ながらも道は益々狭隘で急峻になっていきますが、それに反比例するかのように楽しさは増してくるばかりです(笑)。「千早」と共に林道を快走していくと、やがて静岡と長野の県境にある峠へと到着です。


<かの武田信玄が兵を進めたことが名前の由来と言われる兵越峠>

 更に林道を直走り、国道152号へと復帰。国道418号が見えたら、一寸道を外れて腹拵えをすることにしましょう。


<蕎麦処「信玄」>

<今回注文したのは地鶏蕎麦(笊)>

 その後、道の駅「遠山郷」で小休止したら、愈々今回の最大の目的地である下栗の里を目指します。別名日本のチロルとも呼ばれるそこは、最大傾斜38度もの山の急斜面に集落が存在し、正に天空の別天地なのです。

 国道152号を逸れて急坂を上っていくと、やがて眼前が開けます。そこは山腹の急斜面ですが、張り付くように家々が建っているのです。その家々の間を縫うようにして、右へ左へ「千早」を傾けて標高を稼いでいき、里の最高所へと到着。駐車場へと「千早」を停め、そこから徒歩で約15分の「おおぎびら展望台」へと向かいます。息を切らせながら山道を歩き、展望台へと到着すると、そこには…!



<ご覧のような絶景が広がっていました♪>

 さあ、これで今回のツーの目的は達成!?いえいえ、管理人が個人的に楽しみにしていた、もう1つの眺望があるのです。

 南アルプスエコーラインを走行してもう1つの目的地へと向かう途中、こんなものと遭遇しました。


<2~3万年前にできた隕石孔です>

<画像だと何だか良く分かりませんが…>

 それにしても、国道152号と言い、兵越林道と言い、この南アルプスエコーラインと言い、変化に富んでいて実に楽しい道ですね。走り飽きるということが全くありません。これらの道々を唯走るだけでも、目的としては充分かも知れません。そうこうしている内に、次なる目的地であるしらびそ峠へと到着です。割と有名かも知れませんが、管理人は未だ訪れたことがありませんでした。


<こちらも想像以上の絶景です(天気が一寸残念ですが…)>

 そろそろ本日の宿へ向かうとしましょう。道中、予約の電話を入れておいた「ライダーハウス R152」です。


<この日の宿泊者は、管理人だけでした>

<部屋は「やまは」です♪>

 夕食や入浴を済ませ、20時過ぎには就寝です。

本日の走行距離:442km
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