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ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

2年振りの二輪部合宿ツー(2日目)

2015-03-06 23:29:20 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 2日目の朝は清々しく目覚めました(笑)。前回と同様、昨夜の伊勢海老の殻の入った味噌汁を初め、食べ過ぎの腹に優しい(笑)、和の朝食を頂きました。


<民宿の前にて>

 本日は時間的に余裕のある計画をしてくれているので、荷造りも余裕を持ってゆっくりとできました。民宿の方に礼を述べたら、少し南下します。土産物を購入するため、鴨川市にある道の港「まるたけ」へ。ここは朝8:00からと早い時間から営業していて、また、プロが選ぶ土産施設100選で2年連続して全国10位に入選しているとのこと。店舗の前を何度も通ったことはあるのですが、立ち寄るのは初めてです。

 結果から言うと、管理人は大変気に入りました♪試食は大盤振る舞いな上、どれもが美味しいので、ついつい買い過ぎてしまいます(笑)。この記事を書いている時点ではもう既に食べてしまって無いのですが、鯖の干物がまた食べたくなりました(笑)。

 この後は当初、A氏の要望で、同じ鴨川にある蕎麦屋で蕎麦を喰らう予定でした。しかし、蕎麦屋の開店時間まで大分時間を余していたことと、抑朝食を食べてから殆ど時間が経っていないため、皆で相談して、帰宅の経路も考慮しつつ、E氏とI君お勧めの東金の台湾料理屋で昼食にすることになりました。残念ながら、部長K君は帰宅する方角の違いと、夕方に予定があるとのことで、ここで別れます。尚、K君は今回の合宿を以て部長職からの勇退を表明しており、合宿中に次期部長を選出する総選挙を実施する予定でしたが、今回は部員の欠席率が高かったため、暫定的にK君の部長続投が決まりました(笑)。

 今回、唯一四輪での参加であったK君と別れた後は、二輪部らしく(笑)道中のワインディングも楽しめるよう、県道82号から国道297号、県道150号から南総広域農道を繋ぐ経路を選択します。茂原駅前を抜けて、国道128号から同126号へと乗り、程無く目的の店へと到着です。


<リトルチャイナ「豊」前にて整列!>

<管理人は台湾田舎ラーメンを注文、とても美味しかったです♪>

 安くて旨い台湾料理に皆満足したら、ここで解散。管理人は東金ICから帰路に就いたのですが、既に昼辺りから風が強くなっており、強風の中の高速走行では怖い思いもしたものの、無事に帰宅できました。

 今回の合宿では初見の方も多かったのですが、そこは同じ二輪乗り同士、とても楽しい時間を過ごすことができました♪次回はもう少し暖かい時季に、定例合宿として計画しましょうか、K部長!(笑)

本日の走行距離:134km(2日間の合計:332km)
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2年振りの二輪部合宿ツー(1日目)

2015-02-28 23:39:37 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 前々勤務先の二輪乗りで年1回程度集まり、定例で宿泊ツーへと出掛けていましたが、昨年度はこれまで幹事役を務めてきた管理人の異動に伴う混乱の余波と、何より管理人自身の腰部と頚部の整備のため、開催を見合わせました。管理人は今年度も異動があり、多忙な時期もありましたが、年が明けて漸く一段落の兆しが見えたため、幹事役を前々職場の後輩K君に押し付けることで(笑)、実に2年振りに二輪部合宿ツーを開催する運びとなりました。

 参加する面子よりも先に宿泊先だけは決まっていて(笑)、2年前にも合宿で訪れた某民宿を再訪することにしました。その後、参加できる二輪部員が次々と名乗りを上げます。管理人の他、元同僚H氏とE氏、二輪免許は無いが(笑)二輪部部長のK君、元後輩のI君が参加する予定です。今回は二輪部員の他にも参加者がおり、この某民宿を教えてくれた前々勤務先の先輩A氏と、同じく同僚のM氏も参加の予定で、総勢7名の大所帯です。しかし、開催の直前になり、H氏とA氏、更にM氏までもが自身や家族の体調不良により、まさかの脱落…。その代わり、E氏の知人の二輪乗り3名と、I君の知人の二輪乗り1名が参加することになり、差し引き8名となりました。

 前回は道中のコンビニ集合としましたが、今回は初見の参加者が多いこともあり、近くに目印となるような建物のある広い場所が良いとK君に助言し、金谷港フェリーターミナル近くのFISHへ集合することになりました。また、二輪部合宿では毎回のように遅刻者が出るため(笑)、集合時間も移動時間もかなり余裕を持って計画をさせましたが、管理人はほぼ定刻に到着はしたものの、最後の方でした…(汗)。厠で(笑)E氏の知人2人(それぞれCB1300SF、FZ1 FAZER乗り)と、駐車場でI君の知人(GPZ900R乗り)とそれぞれ簡単に自己紹介を済ませ、それぞれの愛車を前に暫し談話をしたら、頃合いを見て、集合場所から程近い、最初の目的地へと出発です。

 最初の目的地は喫茶店「岬」です。最近、吉永小百合主演の映画の舞台にもなりました。映画は見ていませんが、管理人が行きたいと要望したものです。開店時間とほぼ同時刻に到着しました。


<こんなところに喫茶店があるなんて、今まで知りませんでした>

<その店名の通り、岬の突端にある店の前から、この日は富士山がはっきりと見えました♪>

<愛車と海を眺め、珈琲を啜りながら駄弁る至福の一時>

 次の目的地は今回残念ながら不参加となってしまった先輩A氏の要望でもある、セント・シュヴァインです。自家製のハムやソーセージの販売や、それを食べさせてくれるリストランテ、ペンションも併設されており、ここで昼食にします。これまた、開店時間とほぼ同時刻に到着しました。


<ハム工房の店構え>

<工房の裏手にリストランテがあります>

<ランチセットに付いてくるサラダも侮れない美味しさ♪>

<管理人は自家製ソーセージと野菜が沢山入った、ポトフを注文しました。これがまた実に美味しかったです♪>

 それぞれが自家製ハムやソーセージに舌鼓を打ったところで、次の目的地へと向けて出発です。実は、セント・シュヴァインからものの100mも走れば、快走路である安房グリーンラインへと合流できます。安房グリーンラインを暫く快走したら県道を右へ折れ、程無く管理人のお気に入りの木村ピーナッツへと到着です。ピーナッツソフトクリームを味わい(甘味は別腹 笑)、銘々が土産を購入します(すみません、画像はありません)。

 個人的に大満足(笑)して、来た道を戻り、安房グリーンラインの残りを走破したら、向かった先は前回の合宿でも訪れた野島埼灯台です。今度は帽子を飛ばされないようにしないといけませんね(笑)。しかし、灯台近くの駐車場が予想外に混雑していて停められず、その先の円形道路へと愛車を並べます。


<愛車を整列させて、いざ野島崎灯台へ>

 ここで、もう1つの想定外の事態が判明します。この日は灯台内部が工事中ということで、登ることができませんでした…。残念ですが、仕方がありませんね。


<この青空、灯台の上はさぞかし気持ち良かったことでしょう>

 せっかくなので、海辺まで散策することにしましょう。


<房総半島最南端の碑と野島崎灯台>

<野島崎の突端付近(笑)から、海を望みます>

 ここで、GPZ900Rに乗るI君の知人T氏が勤務の都合から、涙を呑んでの離脱です。是非、またご一緒しましょう。ここからは本日の宿へと向けて針路を取りますが、途中で一寸寄り道。天津小湊にある吉夢で絶景の露天風呂を堪能するためです。ここもA氏のお薦め、A氏の無念さは如何ばかりでしょう…。


<愛車は吉夢の玄関の直ぐ横の特等席へ♪>

 この日の日の入りは17時20分頃とのこと。17時少し前に到着したので、丁度良い感じですね♪逸る気持ちを抑えて、昇降機にて最上階へ。皆が日の入りを目当てにしているのでしょう、かなり混雑していましたが、露天風呂の最高所を何とか確保。


<沈んでいく、美しい夕日>

<露天風呂からの眺めはご覧の通り、最高でした♪>

 さあ、後は宿を目指すばかり。実は、E氏の知人の1人、I氏のご子息も朝から参加予定だったのですが、愛車(F800GS)の蓄電池の不調で出遅れ、先に宿で待つことになりました。無事に合流を果たし、皆が待ち兼ねた、舟盛りでの宴会へと突入です♪


<前回よりも人数が多いせいでしょうか、舟盛りは驚きの2艘体制(画像には1艘しか写っていませんが)>

 それでも乗り切らない鯵と甘海老は別皿に乗っていました。更に、金目鯛の煮付け1尾と栄螺の壺焼き1個が各人に付いてくる大盤振る舞い♪当然、食べ切れる筈も無く、部屋へ持ち込んでの二次会で豪華な酒の肴になりました♪それにしても、流石は二輪乗り(部長を除く笑)、今日初めて会ったとは思えない程、二輪談義に花が咲き、楽しい一時を過ごせました♪

 本日の走行距離:198km
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産業祭り+金目鯛祭り+近海鮪フェア=?

2014-11-23 20:09:36 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 11月23日に銚子漁港第3卸売市場にて開催された、「銚子水産まつり」に行ってきました。今年はこれまで別々に開催されてきた、銚子の三大催事である銚子市産業祭りと金目鯛祭り、銚子港近海鮪フェアが初めて合同で開催されることになったようです。家族で行くことも考えましたが、開場時間を考えると厳しそうなので(笑)、今回は単独で、「千早」にて出撃することにしましょう。

 朝7時に自宅を出発しましたが、やはり銚子はそれなりに遠いですね。開場時間とほぼ同時刻、9時過ぎに到着しました。二輪や自転車は市場の建物の直ぐ近くに駐輪場があり、四輪と比べて優遇されていますが、到着時は既に満車状態でした。すると、警備員がロードコーンを動かして、「千早」の場所を確保してくれました。感謝です。

 入場して直ぐ視界に入ってきたのは、生鮪の購入整理券を貰うための長い行列でした。やはり、鮪が一番人気がありそうで、入手も困難そうに思えたので、取り敢えず並ぶことにしました(笑)。しかし、並んでいる最中、係員が列の後方(管理人よりも前の方でした…)へ向かって、鮪の入手ができない可能性がある旨を伝えていたのと、偵察に行っていた近くの人も、鬢長鮪他は買えそうだが、本鮪は無理かも知れないと話しているのを聞き、早々に見切りを付けて、限定800食の鮪丼へ目標を変更しましょう。


<鮪丼の行列に並んでいる時、隣の生鮪の購入整理券の行列越しに鮪の解体ショーをしているのが見えました>

 行列に並ぶこと約30分、管理人の順番になりました。一人当たりの購入数の制限は無いとのことで、ここで欲が出てしまいました…。その場で食べ切れないことは分かり切っていたのですが、鮪丼と中落ち丼の2つを購入。


<限定の生鮪丼(右)と中落ち丼(左)、見るからに美味しそうです♪>

 朝食を食べていないこともあり、直ぐに食べたいのは山々なのですが、行列に並ぶことを考えると時間が惜しいので、一段落してからゆっくりと味わうことにしました。次なる目標は銚子釣り金目鯛です。これも先に購入整理券を貰うのですが、既に長蛇の列ができていました。行列の最後尾で案内をしていた係員に訊くと、金目鯛は5,000尾を用意しているから、先ず購入できるだろうとのことだったので、勿論、並びます。

 この釣り金目鯛の行列が本日の催しの中で一番長かったと思われます。実に2時間近くも並んで、漸く整理券を購入できました。この時点で金目鯛の大と小が売り切れてしまっていましたが、管理人は中を購入する心算だったので、問題はありません。結局、中を3尾、購入しました。

 整理券が購入できれば、間違い無く金目鯛を入手できるので、慌てる必要はありません。今度は食堂の行列に並びます。食堂では金目鯛の煮付定食と金目鯛の天丼を提供していました。煮付けは何度も食べたことがありますし、本日購入した金目鯛も煮付けにする予定ですが、金目鯛の天婦羅は一寸味が想像できませんね。この行列はそれ程待たずに、食券を購入できました。お預けを食らっていた鮪丼を朝食代わり(笑)、金目鯛天丼を昼食として、一緒に堪能します♪


<金目鯛の天婦羅は身がふわふわ、これもありですね♪>

 因みに、鮪丼はこれだけのために来る価値がある位、絶品でしたよ♪

 後は整理券と金目鯛を引き換えるだけなので、開場内を散策しながら、土産物を購入したら、最後に金目鯛を引き換えます。この時、会場内は人影も疎らでした。帰り支度をしに「千早」へと戻ると…。


<二輪は1台も無く、管理人が最後でした>

<市場の建物の裏手。本日は風が強く、大漁旗がはためいています>

 市場を後にしたら、一寸寄り道。


<お気に入りの「つる弁」で徳用カステラを購入>

 生鮪は残念でしたが、鮪丼が食べられたので良しとしましょう。中落ち丼と金目鯛の煮付けも美味しく頂きました♪

 今回の教訓として、次回は複数で来た方が良いということと、遅くとも開場の30分前には会場入りした方が良さそうですね。

 本日の走行距離:194km
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定番尽くしで羽伸ばし

2014-07-18 21:56:41 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 前の週の土日が休日出勤で潰れたために溜まったストレスを発散しようと、日曜日の午前を使って「千早」で出掛けてきました。当ブログでも何度も紹介している、管理人定番の経路を使います。自宅を6時前に出発し、国道357号から同16号、同127号と繋ぎ、国道465号で内陸へと入ります。途中から県道88号で一路、道の駅三芳村鄙の里を目指しますが、案内の看板を見落としてしまったのか、この県道88号を結構走行してから、通行止めとなっていることに気付きました。仕方が無いので来た道を戻り、県道88号と並走する県道182号(通称:もみじロード)で南下することにしましょう。

 道の駅の近くまで来た時、道の駅の開店まではまだ時間があったので、これまた定番の安房グリーンラインを往復することにしました。しかし、大半のカーブや交差点では路面に滑り止め舗装が施工されており、走り難いことこの上ありません!一気に興醒めしてしまいました…。

 そうこうしている内に道の駅の開店時間となりました。管理人お気に入りの甘味を購入したら、道の駅から程近い木村ピーナッツへ。


<ピーナッツソフトは何度食べても美味♪>

 いつものように土産を購入したら、またまた定番のさすけ食堂へと向かいます。10時半過ぎに到着してみると、二輪が4台と四輪も数台が停まっていました。そう言えば、平日以外で来るのは初めてかも知れません。管理人が座ると満席となってしまいました。


<さすけ定食、これが食べたかったんです♪>

 管理人がさすけ食堂を出るときには10人以上の客が順番を待っていました。流石に日曜日ですね、侮れません。帰路もまた、走り慣れた経路を選択します。国道127号から県道93号へと入り、鹿野山を掠めて直ぐ、九十九谷展望台公園があります。ここからは高い山の無い房総とは思えない(笑)、素晴らしい景観が広がっており、管理人のお気に入りの場所の1つです。


<東山魁夷の出世作である「残照」はここからの眺望が基になっているそうです>

 山を下ったら、県道92号と同33号からかずさアカデミアパーク内を通り、その後も県道を細かく繋いで、国道16号から自宅へと向かいます。直前で小雨がぱらつきましたが、それ以上強くなることは無く、無事に帰宅できました。

 本日の走行距離:281km
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満開の桜巡り

2014-04-10 06:16:20 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 転職によって勤務が暦通りとなり、土日に開催することが多い催し事には参加し易くなりました。しかし、土日はこれまで以上に家族サービスに努めなければいけません(笑)。そこで、二輪で出掛けるには土日の早い時間を利用する等の工夫が必要になってきます。転職後に初めて迎えた土曜日の早朝、早速「千早」を駆り出して、昨年のリベンジも兼ねた花見ツーリングへと行ってきました。

 国道357号から県道14号へと入り、更にうぐいすライン方面へ。alminaさんが昨年訪れた、見事な桜並木が視界に飛び込んできました。


<僅かに満開を過ぎてはいますが、正に見頃を迎えていた桜並木に感激です♪>

 そのままうぐいすラインを走行し、 一昨年「千波」と共に訪れた鶴舞公園へと向かいます。前回と同様、園内にはカラオケ用(?)の櫓が立ち、頭上には提灯が巡らされていましたが、今回訪れたのが早い時間だったため、人は殆どいませんでした。


<鶴舞公園の高台からの眺望♪>

 その後、これまた前回「千波」と巡った桜を2箇所、今度は「千早」と共に訪れることにしました。


<桜の中で♪>

<立派な桜の下で♪大分、日も射してきました>

 来た道を戻り、そのまま帰路に就きます。先刻の桜並木を通り過ぎた後、今度は行きとは逆方向からゆっくり眺めたいと思い立ち、遠回りをして、再び桜並木へ。


<青空に桜色が映えますね♪>

本日の走行距離:102km
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療養休暇中リハビリツー(最終日)

2013-11-30 23:16:41 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 本日は愈々リハビリツーの最終日、帰葉しなくてはいけません。例によって早朝に起床したら、テントを撤収する前に柳茶屋キャンプ場から程近い場所へ3箇所、寄り道をします。1つ目は超有名な観光地である鳥取砂丘です。6:30頃には到着しましたが、既にそこそこの人出がありました。


<鳥取砂丘の最高所(通称:馬の背)には既に数人の人影が見えます>

<馬の背の直ぐ下、大擂り鉢と呼ばれる窪地>

<幻想的な風紋>

<馬の背上からの眺望♪>

 残る2箇所は国道9号を西進したところにあります。



<神話「因幡の白兎」の舞台である白兎海岸>

 道路を挟んで直ぐ反対側にはこれまた神話に縁のある白兎神社があります。


<参道の両脇には狛犬ならぬ狛兎(笑)が並んでいます>

<境内には皮を剥かれた白兎が身体を洗ったと伝わる御身洗池(みたらしいけ)がありました>

<白兎神社拝殿>

 ここでキャンプ場へと戻り、テントを撤収。


<柳茶屋キャンプ場>

 ここからは千葉へ向けて進路を取ります。国道9号へと合流する手前に開店している梨園を見付け、Uターンして立ち寄ります。この時季は新興という品種が中心のようですね。味見をさせてもらうと、管理人の好きな二十世紀に似た酸味があって美味しいですね♪流石に重くて嵩張るので、千葉まで送ってもらうことにしました。また、対応してくれた女性店員の娘が千葉に住んでいるということで、少々雑談。また、大きな新興梨を1つ、お負けしてくれたので、道中頂くとしましょう♪


<新興梨>

 国道9号から国道178号を通り、浜坂で少し道に迷いつつ(笑)、県道261号と同262号へと道を外れます。これらの道は殆どが山の中や断崖の上を走る狭隘で急峻な道ですが、道中に見える景色は素晴らしいの一言!




<その一部を紹介しますが、実際の景色の方が何倍も素晴らしいのは言うまでもありません>

 次の目的地である余部鉄橋の少し手前では海上に竜巻(!)が見え、空も一気に暗くなり、天気も下り坂になってきました。


<新旧余部鉄橋>

 余部鉄橋を出発してから雨がぱらつき始め、国道178号から県道11号へ入ってからは本降りに…。県道9号を経て、次の目的地である城崎温泉へと到着です。


<城崎温泉一の湯>

<一の湯の半露天洞窟風呂>

 雨中走行で強張った心と身体がすっかり解れました♪雨も上がり、天気も回復してきているので合羽を脱ぎ、貰った梨に齧り付きます。やはり美味しいですね♪しかし、一人で食べるには少々大きかったです…。

 元気も回復したところで、再出発。県道9号から、同11号、同49号で久美浜湾をぐるりと半周します。


<久美浜湾>

 国道178号、県道53号と繋いで、最後に向かったのはこれまた超有名な観光地である天橋立です。14年前に訪れた時は歩いて往復したので、今回は是非股覗きをしたいと思い、笠松公園へ。しかし、ケーブルカーかリフトに乗らないと展望台へは行けないと知り、一気に興醒めしてしまいました。股覗きは次の機会に譲ることにしましょう。


<県道2号沿いからみた、天橋立>

 それでは一路千葉を目指しますが、ここからが長い長い帰路の始まりでした。宮津天橋立ICから京都縦貫道(全線が開通している訳ではないので、一般道の区間があります)へ。続けて、名神高速から東名高速、新東名高速、再び東名高速と直走り、日付も変わった2:30頃に無事帰宅しました。

 非常に充実した4日間、もとい3泊6日間でした♪

本日の走行距離:846km(4日間の合計:2,374km)
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療養休暇中リハビリツー(3日目)

2013-11-23 23:57:40 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 本日の走行距離は前日程多くない予定ですが、巷で話題の本日赴く或る場所は大変な混雑が予想されるため、早く出発することにします。しかし、或る重大な事実を失念していました。


<5:00に起床した直後のテントサイト>

 そうです。ここは西国、関東よりも日の出の時刻が遅いのです。暗闇の中でのテントの撤収は色々と大変なので、先に朝食を済ませたり、テントの中を片付けたり、チェーンに給油をしたり(笑)しましょう。そうこうしている内に時間は6:00を回り、大分明るくなってきました。


<さあ、テントを撤収して出発です>

<松江市宍道ふるさと森林公園キャンプ場の管理棟>

 本日最大の目的地は平成の大遷宮を終えた(正確には修造の終わった御本殿に大国主大神がお還りになった)ばかりの出雲大社です。 過日の伊勢神宮への参拝時、その大混雑には辟易させられました。出雲大社の大遷宮も実に60年振りという節目の年であり、冒頭に書いたように大変な混雑が予想されるため、早い時間に立ち寄ることにした訳ですが、その前に1箇所寄り道をしましょう。


<稲佐の浜の国譲りの岩>

 ここ稲佐の浜は旧暦10月の神在月に八百万の神々が上陸する場所と言われています。この浜の砂を少し頂いてから、出雲大社を参拝するのですが、詳細は後述します。


<出雲大社一の鳥居(と「千早」)>

 「千早」を駐車場へと停めたら、愈々出雲大社を参拝します。


<二の鳥居(木の鳥居)>

<拝殿>

<八足門と御本殿>

 尚、参拝の作法は二拝二拍手一拝が一般的ですが、出雲大社では二拝四拍手一拝が正式とされていますので、ご注意を。

 次に釜社(かまのやしろ)へ向かいます。ここで、先刻の稲佐の浜の砂が登場します。この砂を素鵞社(そがのやしろ)へと供え、代わりに床縁下の御砂を頂くと清めの御守になるそうです。しかし、素鵞社は修造中のため、その御仮殿である釜社にて御砂を頂く訳です。


<釜社、床縁下の木の箱の中に御砂が入っていました>

 無事に参拝を終え、御砂も頂いたので、次なる目的地へと向かいましょう。県道29号を走って辿り着いたのは出雲大社から程近い、出雲日御碕(ひのみさき)灯台です。


<当然、登ります(笑)>

<灯台の上からの眺め>

 駐車場へと戻る途中、出雲蕎麦の文字が目に留まり、ここで或ることを閃きました。一昨日、山獲の手打ち十割蕎麦に付いてきた本山葵の残りを、店員にお願いして磨り下ろしてもらうのです。鮫肌の卸し金は無く、金属製のそれでしたが、流石に本山葵は違いますね。凡庸な蕎麦(失礼)でしたが、美味しく頂くことができました♪


<出雲三色蕎麦と本山葵(右手前)>

 出雲日御碕灯台を出発し、県道23号へ入って直ぐにあるループ橋を通過。この県道23号は狭隘な箇所もありますが、交通量が極めて少ないこともあり、前半は速度の乗る山間路、後半は海沿いの爽快な道と、その二面性を楽しむことができます。


<名も知らぬ入り江にて>

 県道250号から国道431号を東進し、宍道湖を右手に見ながら、一路松江市へ。


<宍道湖畔にて(白飛びしているのはご愛嬌…)>

<絶景です♪>

 松江市街に近付くに連れて交通量が段々と増え、次の目的地である松江城では駐車場待ちの行列ができていました。車列の脇を擦り抜けて先頭へ出ると、駐輪場は別の場所にあると係員。何と、木造の橋で堀を渡った、石垣の内側にあると言うではありませんか!行列に並ぶ必要が無いばかりか、合法的に二の丸(下の段)へと愛車を乗り入れることができるのです!然も、駐輪場にはサイドスタンドの下へ敷く板切れまで用意されていて、二輪(自転車を含む)への優遇振りに感激しました。それではいざ、松江城へ。






<松江城天守を様々な角度から>

<天守最上階からの眺望。奥には宍道湖が(霞んで 笑)見えます>

<一般車輌は通行できない橋(北惣門橋)を二の丸側から見たところ>

 松江城を後にしたら、国道431号と県道260号を繋いで大根島を経由し、再び国道431号、そして県道2号で美保関へ。


<美保関灯台。残念ながら中には入れません>

<隠岐の島が見えるらしいのですが、はっきりとは確認できませんでした>

<南東側の対岸にはこれから訪れる予定の大山(だいせん)が見えました♪>

 来た道を戻ります。


<これから渡る境水道大橋が見えました>

<境水道大橋を渡り、境港市へ>

 国道431号から県道24号へと入ると、大山が正面に聳えていました。


<大山の雄姿>

 折角なので、今回は大山をぐるりと一周する経路を選択します。先ずは県道24号から同158号へ。


<桝水高原の辺りでは山頂付近の雲も取れ、とても近く大きく見えました♪>

 続いて、県道45号へ。


<大山の周囲では紅葉、黄葉が見事でした♪>

 途中で大山を周回する経路から一寸離れ、大山広域農道で蒜山方面へ。国道482号沿いにある道の駅風の家であのB級グルメを食します。


<蒜山焼き蕎麦>

 蒜山大山スカイライン(県道114号)で周回経路へと戻り、県道45号、同44号、同34号、同30号と走行して県道24号へ到着したら、大山一周の達成です♪

 …大分日が傾いてしまったので、一路本日の野営地を目指します。山を下り、国道9号を只管東進して、野営地である鳥取砂丘近くの柳茶屋キャンプ場へと到着したのが20:00過ぎ。昨日よりも遅い時間になってしまいました(汗)。その後、キャンプ場から程近い砂丘温泉ふれあい会館へと向かいましたが、営業時間が20:00までということで入れませんでした…(涙)。14年前に訪れた時は入浴しているので良し!と自分に言い聞かせます(苦笑)。キャンプ場へと戻る途中で食料を調達し、夕食を食べてから就寝です。

 「療養休暇中リハビリツー(最終日)」へと続きます。

本日の走行距離:378km
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療養休暇中リハビリツー(2日目)

2013-11-16 23:38:51 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 翌朝、フェリーは定刻通りに新門司港へと到着します。新門司港はまだ夜が明ける気配がありませんでした。


<乗船してきたのは名門大洋フェリー「おおさか」>

 九州上陸を果たしたのも束の間、関門海峡を通って再び本州へと上陸する訳ですが、その前に関門橋を見ることにします。14年前に訪れた時はそのまま関門トンネルへと入ってしまい、関門橋を見ることができなかったので、今回は是非訪れたいと思っていました。


<関門橋>

<昨日の明石海峡大橋や瀬戸大橋もそうですが、巨大な吊り橋を架橋するその技術力には感嘆させられてしまいます>

 関門トンネルを通過して本州へと再上陸したら、国道191号を北上。途中で県道245号へと外れ、本州の最西端である毘沙ノ鼻を目指します。…道を間違え、かなり無駄な距離を走ったりもしましたが、何とか到着できました。


<駐車場の入り口にて>

 「千早」を駐車場へ停め、少し歩いたら、展望台へと到着です。


<毘沙ノ鼻>

 実は、毘沙ノ鼻からの眺望には余り期待をしていませんでした。本土最西端である神崎鼻の心象が強かったからですが、実際は良い意味で裏切られましたね。


<展望台は高さがあり、ご覧のような素晴らしい眺望が展けていました♪正面に浮かぶ蓋井島がまた、最果て感を高めてくれています>

 国道191号へと戻り、再び北上します。この国道191号はやがて海岸線をなぞるように走り、長門ブルーラインとも呼ばれるその辺りは正に爽快の一言!そして、その気分の高揚も冷め遣らぬまま、次の目的地へと到着して、気分は最高潮に達しました!


<憧れの角島大橋♪>

<夢にまで見た、角島大橋♪>

<予てより是非訪れてみたいと思っていました♪>

 この後、実際に角島大橋を走行しますが、どうせなら前方に他車がいない状態で走行したいですね。角島大橋は想像以上に交通量が多いですが、10数分待ったところでその好機が訪れました。


<まるで海上を低空で飛んでいるかのよう!>

 橋を渡り終えたら、そのまま角島灯台へと足を延ばします。


<角島灯台>

<結構新しく見えますが、明治9年に完成したとのこと>

 折角なので、登ることにしましょう。


<灯台の上からの眺め>

 再び角島大橋を渡り、国道191号を少し東進したら、国道316号で内陸へと入っていきます。とここで、早朝から何も口にせず、走り通しであることに気付きました。国道沿いにある道の駅おふくで小振りの大福(半額でした♪)を2つ購入し、頬張ります。少しお腹が満たされたところで、そのまま県道32号(秋吉台カルストロード)へと突入します!


<カルスト地形の特徴である、まるで羊の群れのような石灰岩の柱>



<石灰岩の白と草の緑、空の青との対照が実に美しいですね♪>

 秋吉台カルストロードは14年前にも近くの秋芳洞と共に訪れていますが、この時は写真を1枚も撮っていませんでした…。

 そのまま県道28号を抜け、再び国道191号へ戻ったら、萩市内へと入ります。当初は予定の無かった、萩城跡へ立ち寄るためです。実は先日、伊賀上野城を訪れた際、公式スタンプ帳の付いた「日本100名城に行こう」なる本を購入してしまいました。そして今回、100名城の1つである萩城の直ぐ近くを通るので、序でに立ち寄ろうと考えた次第です。


<萩城天守台と指月山>

<本丸内から天守台への階段を望みます>

 萩城跡からは一路、次の目的地である琴ヶ浜を目指します。日本海を左手に見ながら、国道191号を只管東進。日本海へと落ち込んだ山を荒々しく波が洗う、そんな豪快な景色が続く爽快な道です。益田市から先はナビの示した案内の通り、県道171号へと入ります。この県道171号、途中までは中央線のある片側1車線で、交通量も少なく快走できるのですが、後半は急に狭隘となる上、落ち葉等で滑り易くなっているので注意が必要です。続いて、国道9号を直走り、琴ヶ浜へと到着です。


<鳴き砂で有名な琴ヶ浜>

 長靴を脱いで裸足になり、砂の上を擦り足で歩くと、砂がクックックッと音を立てます。粒子の細かい、さらさらとした砂が素足にとても気持ち良いですね♪

 琴ヶ浜を後にして、次に向かうのは2007年に世界遺産に登録された石見銀山です。残念ながら、間歩(まぶ)等の遺構や遺跡へと立ち寄っている時間は無いので、石見銀山について総括されているであろう(笑)、石見銀山世界遺産センターへ。


<石見銀山世界遺産センター>

<銀貨「御取納丁銀(おとりおさめちょうぎん)」の複製、実物の5倍の大きさだそうです>

 石見銀山の概論(笑)を理解できたことで、今回は良しとしましょう。

 本日の野営地へと向かう前に、1箇所だけ寄り道をします。石見銀山の町並地区にある、西性寺(さいしょうじ)です。


<山門の向こうに見えるのが目当ての経蔵です>


<壁の漆喰に施された、精緻な鳳凰の鏝絵(こてえ)>

 管理人が鏝絵を撮影していると、寺の関係者でしょうか、中年女性からそろそろ山門を閉めても良いかと言われました。間一髪で間に合ったようです。

 時間は16:30過ぎ、本日の野営地である松江市宍道ふるさと森林公園へこれから向かう旨一報を入れてから出発します。県道46号から国道9号を繋いで多岐町へ入った頃にはすっかり日も暮れてしまいました。暗いせいでしょうか、幾つかの国道と県道を繋いで走行している内、同じようなところをぐるぐると廻っているような錯覚に陥りました。また、野営地の近くでは本当に道に迷ってしまいました…。電話で公園の管理人に道を教わり、何とか到着です。

 テントを設営したら、公園から程近いひかわ美人の湯で一っ風呂浴びます。


<ひかわ美人の湯>

 身体が温まりました♪給油し、コンビニで食料を調達して野営地へと戻ったら、本日初めての真面な食事をします(笑)。本日は早朝から走り通しで、走行距離の割には疲れました…。明日に備え、早目に就寝します。

 「療養休暇中リハビリツー(3日目)」へと続きます。

本日の走行距離:473km
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療養休暇中リハビリツー(1日目)

2013-11-09 19:23:05 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 体調が復調しつつあった10月末のこと。療養休暇中で纏まった時間が取れることを利用して、リハビリという名目(笑)での長距離ツーを計画することにしました。経路の案としては西方と北方の2通りを考えましたが、今年は伊勢神宮と出雲大社の遷宮が重なるという類稀な年であること、そして、TDM乗りの西日本の雄である梅村氏も疾病療養中という偶然が重なったため、西方案を採択しました。

 前週の台風26号により中止、延期を余儀無くされましたが、翌週の天気占いでは一転して晴天続き、絶好のリハビリ日和(笑)となったため、決行することにします!長距離フェリーの予約も取って、準備は万端です。

 前日の23:00過ぎに自宅を出発。東関道、首都高と順調に走行しましたが、東名高速へ入った直後から雨がぱらつき始め、次第に雨脚が強くなってきました。出発前にも天気占いを確認していましたが、まさか降られるとは露程も思っていませんでした。海老名SAへと入り、合羽を着込んで積荷の雨対策を施します。暫くすると雨は上がりましたが、一難去ってまた一難、今度は急に冷え込んできました。グリップヒーターを入れ、SAやPAで適宜暖を取りながら走ります。新東名高速、再び東名高速から伊勢湾岸自動車道を経て、亀山ICで降ります。名阪国道へ乗ったところで再び降雨に遭遇…。伊賀ICの辺りでは、気温9℃と表示されていました。針TRSで大休止を取りつつ、梅村氏と集合時間の最終調整をします。西名阪自動車道から近畿自動車道へと入って直ぐ、長原ICで降りた先のコンビニが集合場所です。コンビニの駐車場へと「千早」を停めて後ろを振り返ると、丁度梅村氏が信号待ちをしていました。2人共時間ぴったりの到着で、何だか幸先の良い気がしますね♪挨拶を交わして軽く雑談をしたら、梅村氏の先導で出発です。最初の目的地は氏の行き付けの喫茶店です。


<喫茶アルカディア>

 開店時間に合わせて入店し、朝食にします。管理人は喫茶店等という小洒落た場所は滅多に利用しませんが、ここの朝食の献立はどれも安い割に分量があり、とても驚きました。豪華な昼食(笑)を控えているので、朝食を軽目に済ませたら、愈々梅村氏のガレージへ。愛車全てがガレージで一堂に会する様は圧巻ですね。集合住宅住まいで世帯持ちの管理人からすれば、何もかもが羨ましい限りです。

 暫し雑談をしたら、接待先(笑)へと向かいます。管理人にとって、東京都内と大阪府内は生き馬の目を抜く恐ろしいところ(笑)なので、梅村氏の後ろに付いていきます。当初、大坂城を近くから眺める予定だったのですが、大阪マラソンの開催により交通規制が掛けられており、残念ながら断念…。その後、何処をどう走ったのかは余り良く分かりませんが(汗)、交通量自体は概して多かったものの、そこは後を付いていくだけの気楽さから道中楽しむことができました。接待先へは開店時間の少し前に到着しました。



<山獲>

<店先からの風景>

 梅村氏によれば、この日は何時に無く混雑気味とのことで、縁側へと陣取ることにしました。陽射しもありますし、長閑な風景を眺めながら、美味を堪能するのも中々乙なものです。


<悪い肉(笑)その1、雉子>

<悪い肉(笑)その2、猪>

<手打ち十割蕎麦>

 管理人は雉子と猪を炭火焼で食べるのは初めてですが、成る程、魔力のようなものを持った、実に怪しからん肉ですね(笑)。手打ち十割蕎麦と本山葵も、薯蕷飯も大変美味しゅうございました♪こういう店が近くにあると、それなりの良い値段がするにも拘わらず、足繁く通ってしまいそうでいけませんね(笑)。結局、2時間近くもまったりと、至福の時間を過ごせました♪

 何時までものんびりとしていたいのは山々なのですが、管理人はフェリーの乗船時間という縛りがあるので、そうも行きません。梅村氏の考えてくれた、往路とは異なる経路で大阪南港を目指します。その道中、前回の記事で報告した通り、「千早」の累積走行距離が3万kmの大台へと乗りました♪


<3万kmへと到達した、切詰峠付近にて>

 途中からは万全を期するべく、高速道路を利用します。これで乗船時間には余裕で間に合う筈だったのですが、よもやあんな伏兵が潜んでいようとは思いも寄りませんでした。我々の大坂城への接近を阻んだ大阪マラソンがまたしても我々の前に立ちはだかったのです!フェリー乗り場を目前に迂回させられ、更には渋滞にも巻き込まれましたが、梅村氏のお陰で出港予定時間の1時間前には到着することができました。管理人1人だったら、きっと迷っていたことでしょう。乗船手続きを済ませ、チェーンに給油をする余裕もありました(笑)。梅村氏にはこの場をお借りして、改めてお礼を申し上げます。有難うございました。

 梅村氏の見送りを受けながら、フェリーへと乗船します。


<船内での「千早」>

 身の回りの荷物を持って客室へと上がり、2等室で寝床を確保したら、甲板へ。


<夕日を浴びながら、新門司港へと向けて出港です♪>

 その後、食堂へと行ったら、少々出遅れたようで既に長蛇の列ができていました。明石海峡大橋と瀬戸大橋の通過予定時刻を考え、先に一っ風呂浴びることにします。入浴後、丁度良い時間となっていました。


<明石海峡大橋が見えてきました>

<照明の虹色が海面に映り込んで綺麗ですね♪橋の下を通過します>

<別の船と並んで航走します>

<遠ざかっていく明石海峡大橋>

 再び食堂へと行くと、思惑通り空いてきていたので、夕食にします。夕食後、船内の散策等をしていたら、今度は瀬戸大橋の通過予定時刻となりました。


<瀬戸大橋の照明は明石海峡大橋と比べて地味ですね>

<橋の下を潜って…>

<やがて、遠ざかっていきます。ピンぼけなのはご愛嬌(笑)>

 この後、来島海峡大橋も通過するのですが、通過予定時刻も遅いですし、何より管理人は睡眠不足なので、明日に備えて早目に就寝します。

 「療養休暇中リハビリツー(2日目)」へと続きます。

本日の走行距離:677km
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「零」三昧

2013-08-31 23:08:07 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 米国のPlanes of Fame Air Museumの所有する零式艦上戦闘機(通称:零戦)五二型が8月末までの期間限定で来日しているようです(元々、日本の戦闘機である零戦が「来日」と言うのも変な話ですが…)。同博物館の零戦五二型は世界で唯一、当時の栄二一型発動機を搭載し、且つ飛行可能な機体です。そして、今回の来日では残念ながら飛行こそしないものの、栄二一型発動機始動とタキシング(航空機の地上走行)の見学会(抽選制)が所沢の航空発祥記念館にて開催されることを聞き及び、申し込んで無事に当選を果たしました♪尚、当選した見学会は夕方からの開始だったため、この日は零戦三昧とするべく(笑)、見学会に先立って靖国神社を参拝し、隣接する遊就館に展示されている零戦五二型を拝観することにします。見学会には友人I氏と元同僚T氏、友人Kと元後輩I君、管理人の5人で行くことにしたのですが、各々の都合と思惑とが絡み、I君は電車で、管理人は「千早」で靖国神社からの参加、I氏とKは四輪で、T氏は電車で航空発祥記念館から合流することになりました。

 当日の朝は自宅を9時少し前に出発し、首都高を経由して1時間半余りで靖国神社へと到着しました。駐車場の一角に仮設の駐輪場があったので、そこへ「千早」を停めます。


<巨大な鳥居を潜って…>

<本殿を参拝します>

 続いて、同じ敷地内に併設されている遊就館へ。館内へ入って直ぐのところに零戦五二型が展示されています。余談ですが、この零戦五二型は先日管理人が訪れた河口湖自動車博物館が復元した零戦3機の内の1機です。







<ここ遊就館の零戦はほぼ全周囲的に、然もかなり近い距離から観察ができます♪>

 その後はI君と合流し、館内の展示物を一通り拝観しましたが、じっくり見て廻るとなると2時間では足りませんね。また改めて訪問するとしましょう。特筆すべき展示物は上の零戦五二型の他、艦上爆撃機彗星一一型ですね(撮影禁止となっていたため、画像はありません)。

 ここで一旦I君と別れ、「千早」と共に航空発祥記念館へと向かいます。管理人が都内の道に全く不案内であることと信号の数や渋滞も多く、距離の割には時間を要してしまい、航空発祥記念館に到着したのが14時頃。諸事情で遅れたI氏を除き、I君と所沢からの合流組2名も既に到着していました。早速館内へと入りましょう。






<とても綺麗な状態を保っています。やはり、飛行機は飛んでこそ飛行機ですね>


<上から機体全体を眺めることができたのは嬉しい誤算でした♪>

 そうこうしている内にI氏も合流し、やがて見学会の時間となりました。屋外の開催場所へと移動します。


<期待に胸が高鳴ります>

<遂に栄二一型発動機が始動!>

 暖気運転では想像していたよりも音は静かですね。そして、愈々目の前をタキシングします。何度か8の字走行をした後、一旦停止し、回転数が上がっていきます!


<栄二一型発動機の咆哮が轟きます!>

<そして、再び辺りは静寂に包まれました>

 初めて栄二一型発動機の音を耳にし、動いている零戦を目の当たりにしましたが、感慨無量です。次回は是非、実際に飛行している零戦を見たいですね。前回、1994年に同機が来日した際は飛行したようですし、毎年5月に米カリフォルニアにて開催されるPlanes of Fame Air Museumのチノ航空ショーでは例年飛行しているようですが、再び日本の空を飛行する雄姿を拝むことはできるのでしょうか。

 未だ感動が冷め遣らぬまま、それぞれ帰路に就きました。


<今回の戦利品。限定のTシャツ2種と、小袋に入っているのは零戦の使用済みエンジンオイル(笑)>

本日の走行距離:147km
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