春の陽気が続いたので、もう冬物の衣服の出番はないと思っていたら、5月になろうとするこの時期に、低気圧が異常に発達して冬の寒さになるなんて、予想外の気象です。
今日の気温は、マイナス1℃から上昇した昼間でも4℃なのには戸惑いました。
時折、微かに見える程の白い雨がパラパラ降って、地面に届く前に消えてしまう雪です。
北海道は広いので、旭川ではこの程度ですが、40cmもの積雪があった地方があります。
旭川の桜の開花が5月2日との予想でも、まだ蕾が膨らんで花びらの一部が、チラッと確認できる程度で、寒さに耐えて、スタンバイ中です。
ところが、桜の幹に根元近くの地面にむき出しになっている根から枝も無く直接開花した2輪の花びらを発見しました。
見過ごしてしまいそうでしたが、地面に落ちた花びらのように見えます。
いつの間にか、密かに開花準備をしていて、この寒さでも待ちきれずの開花なのでしょう。愛らしくもいじらしい地面桜に感動しました。
昨年は4月末に27℃くらいの日が続いて4月30日に満開になり、初めて地面から噴き出した桜に驚きましたが、今年の低温ではその気配もなく、気にすることはなかったのです。
この地面にむき出し根は他にもあるので、昨年並みにあちこちからド根性地面桜が咲くことになるでしょう。
その根性ある植物の生命力のに驚くばかりです。
気温がどうであれ、こんな根性ある植物の本性を見習って、元気いっぱい頑張らなきゃッ!って、自分にカツを入れています。