上海の150以上のギャラリーがあるM50という所があります。
その中にある「風月舎ギャラリー」で4月10日から5月5日まで「萩原常良個人展」が開かれています。
A室に15点の多色刷り木版画が展示されています。
上海では2度目の個展なので、日本の木版画の愛好家が来場し、浮世絵版画の流れをくむ木版画技法に関心と興味を示してくれることは嬉しいことです。
有名なM50だけあって、中国人以外の多くの外国人の来場もあって、数種の言語が交差しました。
4月10日午後3時からのオープニングイベントのレセプションの準備中
ギャラリーの一隅に準備した飲み物類。緑のボトルはビール。
オープニングのテープカットもありました。
ギャラリーでのレセプション終了後には、別会場のレストランに移動して、盛大な宴が催されました。
大きなガラス板の円テーブルを囲んで、20数人が30種以上の料理と飲み物を賞味しながらの大宴会は、予想外だったので驚きました。
中国スタイルは、食べられる量よりも多量な料理提供が普通です。 少しずつでも全種を賞味できなかったのが、心残りでした。
順番に歌を歌うことになり「北国の春」を日本人のリャラリーオーナーと二人で披露しましたが、中国では「北国の春」がよく知られて愛唱されているらしく、全員で大合唱になりました。
日本人作家を迎えて交流できる事がとても嬉しいとの、中国美術会の上海支部長の挨拶もあり、友好的歓迎を受け、賑やかな歓談で和やかな印象深い宴でした。
美術を通して友好親善の意義深い交流でした。