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Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

忍び寄るように冬将軍到来

2018-11-22 13:13:19 | くらし

今朝は、遠慮がちに雪がチラチラ降っている。積雪約2cmで、白い舗装道路にはなったが、地温でとける地面は白く覆われることはなかった。

                        

ジワジワっと忍び寄るように冬将軍の先鋭隊の一部が、遠慮がちに出没し始めたようだ。一気に銀世界になっても不思議に思わない時期なので、雪を歓迎しているわけではないが、じれったい気がしている。

 

旭川での初雪初日は11月14日がったが、観測地点によっては初雪らしい降り方のようだった。しかし自宅周辺では、ショボショボと垂直に降る雨の中にやっと白いものが見えたほどに確認できるくらいで、地面に落ちた瞬間に消えるので、雪が降った痕跡はなかった。こんな程度だと初雪の実感は薄い。

3日前にはチラチラと少しばかり降ったが積もるほどではなく、昨日になって雪が1cmほど残る程度の降雪だったが、いわゆる雪景色を見ることはできない。

         

今日以降はマイナス気温が続くので、順調に雪が積もることになるだろう。さぁー来い冬将軍!!

いよいよ除雪・防寒・水道凍結防止・冬道運転など、積雪と極寒の冬の生活へ向かう実感が深まっている。


冬支度を終えて冬将軍を待つ

2018-11-09 00:00:58 | くらし

今朝はマイナス気温だったので、戸外の容器の水が凍った。

                              

積雪があって当たり前のこの時期なのに、まだ雪が降っていない。気分は秋のままだが、こんな気候だと初雪が一気に根雪になるほどの降雪があるだろうとの予感がする。

黙っていても冬になるのに、冬支度を怠っていて雪が降ってから慌てることが多いのが例年。

今年は、雪が降る前に外回りの冬支度を終えることができた。

 

格納してあった除雪用具を点検し、自宅とはぎわらギャラリー2戸に使う用具に分けたが、修理しなければならない用具もあった。

       

まだ残っていた垣根の支柱立てや、雪に埋まってしまう窓に板を張る作業を終え、外に出したままの椅子やテーブルとバーベキューセットを残して、一旦冬支度休止した。

そこで、今年最後のバーベキューで作業打ち上げランチとしたが、鶏肉とホッケのみを焼くだけの簡素なものだった。

                            

雪が降っているはずのこの時期のBBQは珍しいことだから、ゆっくりと遅い冬到来前のBBQを楽しんだ。

椅子やテーブルとバーベキューセットの後始末で、すべて冬支度完了したのでスッキリとした気分になった。

さー来い冬将軍!!


雪解けより雪融けが現実

2018-04-10 22:38:08 | くらし

桜の話題が賑やかに報道され、すでに散っている地域があるのに、当地の桜は5月に入ってからで、まだ残雪に囲まれている。

屋根からの落雪や雪退け(雪かき)で積み上げた残雪は2m近く積もったままになっている残雪の雪崩し作業が続いている。

その作業の合間に剣先スコップでの雪の即席彫刻遊びを入れるのが楽しい。

         

4月の陽差しで雪が目に見えて毎日減って来たのに、気候は逆戻りで雪が又降りだし、雪の消え方は足踏み状態だ。

 

雪が消えるのは熱で融けて水になって流れるためだが、「ユキガトケル」を音声だけで聞くと、「解ける」「融ける」「溶ける」の区別がつきづらい。

「雪が解けると何になる」という問いに「春になる。」と答えると「ブーー、水になるのが正解。」と言い、「水になる。」と答えると「ブーー、春になるのが正解。」と謎かけで遊んだことがる。

 

いわゆるユキドケのことを「雪解け」と漢字表現が基本のようだが、謎を解く・結びを解くなどとは別に・冬の硬直状態を解くなどと情緒的な意味が込められていると考えられるが、当地の雪の状態では物理的な溶解なので「雪融け」の方が現実的なのだ。

 

春陽の熱を頼りに自然に残雪が消えて春になるではなく、雪融けを促進する作業で春到来を早めているのだ。

毎日固い残雪を石炭スコップで崩し、雪塊を更に崩して表面積増やし作業と、地面が氷になり10cm以下の氷面になるとツルハシで氷割りの「氷溶け」作業によって春が来るのだ。

 

今年の雪融けは1週間以上遅いようだから、春よ来い早く来いと叫びたくなる。


桜の開花が報道される時期なのに

2018-03-18 22:41:15 | くらし

今日も雪が降った。早朝の気温は-2℃だったが昼間は6℃まで上昇した。

今冬は珍しく例年よりも降雪量が多く、雪退け(雪かき)しても排雪場所を探すのが困難になったので、高く積み上げているが、辛いと思う時がある。

       空き家の屋根の雪

猛吹雪有りの雪と冬の雨の繰り返しで、銀世界にリセットされながら、雪解けが始まっている。マイナス気温とプラス気温が入れ替わる度に、路面は圧雪とアイスバーンとシャーベット状のぐしゃぐしゃ面を繰り返すのがこの時期の特徴だ。

今冬季は多雪のため除雪車の稼働が十分でなかったためなのか、車道の片方は雪で埋まったままの場合も多いので、中央の白線を無視して対向車線を走らなければならない状態が続いている。

       左車線は半分

もっとも、圧雪道路の場合は道路の白線は見えないので、それを皆が了解して互いに譲り合いながら、中央の白線を問題のせず普通に通行してる。だから譲り合いの精神があれば、白線が無くても夏の道路を走ることができると言うことになるのだ。

 

日射しは道路脇に積み上げられた雪の側面を融かすので、可愛いつららが垂れ下がりだすのを見つけると、小さな春みっつけたーと、確かに春へと向かっている実感がある。

      

       10~15cmのつらら

この小さなつららをそっと取り外すと、簪(かんざし)のように見えるので、その氷の簪で遊んだ幼い頃を思い出す。

 

桜の開花が報道されるこの時期は、違和感マックスになるが、もう少しの辛抱だと己に言い聞かせている。と言っても当地は5月に開花だからまだ先の先だが、遠慮しながら控え目に春が近づいているこの時期特有の楽しみはまだまだあるので、わくわくする時期でもある。


形が崩れる前の雪の結晶が美しい

2018-02-24 17:13:29 | くらし

どれほどまでの量の雪が降るのだろうか。毎日降り続く雪にうんざりだ。

深雪なのは毎冬のことだから驚くことではないが、毎日10cmくらいの降雪が続くと、夏期の挨拶言葉が「暑いねー‥‥」に対して「寒いねー‥‥」ではなく「よく降るねー‥‥」から始まるのが普通だ。

 

当地旭川では現在82cmの積雪量だが、北海道幌加内町では積雪量が3m13cmとなり昭和45年以降の北海道の記録的な積雪量と報道された。

今日の旭川市の累積積雪は502cmで、今冬は降雪量が多いのではと思ったが、年間平均値は640cmだから降雪はまだまだ続くことになるだろう。

車庫の前や後方の入り口脇に降り積もった雪は、これ以上降って欲しくない量が積み上がってしまったので、雪を掻き分けるだけの「ユキカキ」なんてものではなく、雪をどこかに移動させる排雪が除雪作業なのだ。

      

           

柄が長い除雪用の道具「ジョンバ(今は使われない名称だが)」のグリップをしっかり握った右手を、雪を投げ飛ばす方向へ思いっきり振り伸ばして、出来るだけ遠くへ雪退けする運動は、結構運動量が多いのだ。運動不足を補うことになると思うと、毎日の除雪作業もやり甲斐がある。

毎朝マイナス気温だと雪の重さは湿雪に比べて軽いから、マイナス5℃くらいが雪退けには丁度いい。

 

気温マイナス8℃の一昨日の朝に積もった降雪は、強く息を吹きかけるとフヮーと浮き上がるくらいフワフワの軽い雪だった。いわゆる粉雪とか牡丹雪とは異なる軽いフワフワ雪が降ったばかりの雪面に接近して観察すると、形が崩れる前の美しい雪の結晶がちりばめられた、何とも感動的な風情だ。

      iPhoneで撮影

 

     

 

降雪のあった冷えた朝の雪退け時には注意して雪面を観察し、雪質による様々な自然の造形を楽しんで、長い積雪期を過ごしている。