Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

桜の開花が報道される時期なのに

2018-03-18 22:41:15 | くらし

今日も雪が降った。早朝の気温は-2℃だったが昼間は6℃まで上昇した。

今冬は珍しく例年よりも降雪量が多く、雪退け(雪かき)しても排雪場所を探すのが困難になったので、高く積み上げているが、辛いと思う時がある。

       空き家の屋根の雪

猛吹雪有りの雪と冬の雨の繰り返しで、銀世界にリセットされながら、雪解けが始まっている。マイナス気温とプラス気温が入れ替わる度に、路面は圧雪とアイスバーンとシャーベット状のぐしゃぐしゃ面を繰り返すのがこの時期の特徴だ。

今冬季は多雪のため除雪車の稼働が十分でなかったためなのか、車道の片方は雪で埋まったままの場合も多いので、中央の白線を無視して対向車線を走らなければならない状態が続いている。

       左車線は半分

もっとも、圧雪道路の場合は道路の白線は見えないので、それを皆が了解して互いに譲り合いながら、中央の白線を問題のせず普通に通行してる。だから譲り合いの精神があれば、白線が無くても夏の道路を走ることができると言うことになるのだ。

 

日射しは道路脇に積み上げられた雪の側面を融かすので、可愛いつららが垂れ下がりだすのを見つけると、小さな春みっつけたーと、確かに春へと向かっている実感がある。

      

       10~15cmのつらら

この小さなつららをそっと取り外すと、簪(かんざし)のように見えるので、その氷の簪で遊んだ幼い頃を思い出す。

 

桜の開花が報道されるこの時期は、違和感マックスになるが、もう少しの辛抱だと己に言い聞かせている。と言っても当地は5月に開花だからまだ先の先だが、遠慮しながら控え目に春が近づいているこの時期特有の楽しみはまだまだあるので、わくわくする時期でもある。



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