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Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

桜開花の頃に共演の花たち

2014-05-09 12:13:20 | 自然の恵み
桜が開花する前後には、気温の上がるのを待っていた花たちが一斉に咲き出す。
桜開花前の花たちもまだ、庭を彩っているので楽しい。

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ナニワズ              エゾエンゴサク
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ショウジョウバカマ          ヒマラヤ雪の下

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エゾノリュウキンカ(やちぶき)   黄色い花のカタクリ

ヒアシンス?
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我が家の花園は、自然まかせて放任栽培なので、好きな場所に咲き出してくる。
根分け球根で増やすことをすればいいのだが・・・・。


お待たせ・・・やっと桜満開

2014-05-07 23:40:21 | 自然の恵み
急に寒さが戻ったので、じーっと待っていた桜だったが、6日にほぼ満開になった。

平地にある「はぎわらギャラリー」の庭の桜は、木の種類は不明だがエゾヤマサクラではなく、極薄いピンクの花が終わるまで葉が出てこない種類だ。
しかも開花期が少し長いからゆっくり楽しめるのが嬉しい。

一昨年秋にバサバサと枝切ったために、昨年は’花の数が極端に少なかったが、今年は大きな花が沢山さいてくれた。

    

    

富良野在住時代に、住宅の周りに咲いていた木の苗を移植したもので、繁殖力が強く根が張るとそこら中に芽をだして立ち上がってくるすごい生命力だ。

まだ谷間の桜はこれからで、スキー場側の高地?にある自宅の桜も、同じ種類の桜だが咲き初めていないので、楽しみが残っている。

神楽岡の桜は満開だとか。
遅くに観に行くと、すでに葉の方が多い桜の木を観ることになるので、今年はそんなことにならない内にゆかなくちゃっ。
もう遅いか-?

桜前線いらっしゃーい

2014-05-02 23:58:02 | 自然の恵み
桜前線とは、全国の桜開花〈主にソメイヨシノ)予想日をつないだ線のことで、マスメデイアが用いだした造語なのだそうだ。

旭川地域に北上中の桜前線が到達するのは5月5日ころと聞いていた。
20℃前後の暖かい気温の日が続いたせいで、「はぎわらギャラリー」の庭では、4月29日に思いがけなく桜の蕾が膨らんでいるのを発見し、花びらが少し覗いていた。

         
ぅんーん、こりゃー早いぞと桜前線が到来直前を予感した。

       
      
昨日は3個くらいの開花があり、今日はわくわくしながら、ゆっくり11個まで数えたところで「開花宣言」と声に出して開花日を確認して喜んだ。

そして、旭川にも予想日より早く桜前線が到来して、遂に開花宣言が出た。
今年はずいぶん早く感じてしまうのは、昨年(観測史上最遅)より16日早く、平年より3日早いのだそうだ。

神楽岡公園に行ってみたが、まだ探さなくては開花している桜を見ることは難しかった。
満開が待ち遠しい。


男山自然公園はカタクリの乱舞

2014-05-01 15:48:24 | 自然の恵み
新聞に、旭川市の突哨山のカタクリの群生地の記事に促されて、満開の男山自然公園を訪れた。

ずいぶん長いこと訪れていなかった。
きれいに整備されたカタクリ花園になっていたので、その光景が想像をはるかに越えた変わりように驚いた。

男山自然公園のカタクリの群生が一般に知られた昔?は、野生味の溢れる林の尾根伝いに続く斜面に、まばらながらに咲くカタクリの群生する光景が広がっていた。

その間に、市民団体などが保護や整備を担ったようで、その苦労がよーくわかり敬意の念が心に響いた。

他を見ていないが、これが日本一のカタクリ花園なのかと、納得できる素晴らしさだ。
 
 
踏まれないようにロープで仕切られた遊歩道が、ピンクの絨毯をぬって、周回できるようになっていた。

ゴミの落ちていない傾斜のある遊歩道をゆっくり辿ると、エゾエンゴサクの薄い青色と、カタクリのピンクが入り交じった錦の斜面が延々と緩やかな斜面を覆う見事な光景だ。

自然の木立を残し、手を入れた痕跡が見えない野生味も残っているのが嬉しい。

         
遊歩道の両方とも、咲き誇ったカタクリの乱舞を見ているだから、東ルートを巡るだけでも、カタクリ三昧を満喫できる。

東ルートは850mと図面にはあるが、路面の標識は750mになっていた。
駐車場近くには、屋台の売店がありソフトクリーム売り場には行列ができていた。
その脇の入り口からゆっくり散策して、約30分の楽しい鑑賞ができた。

           
東ルートの斜面下部は、遅咲きのカタクリが咲く約500mの西ルートだが、池があって福寿草や水芭蕉などを見ることができるらしい。

期間限定であっても、旭川市の誇れる名所だと思う。

突硝山の小さな祠は、花園右側に別ルートで行ける一段高い位置にあった。

    

              石積みに鎮座した祠は高さ2mほどで小さく、約立派に装飾された木彫は、形がくずれるほどに風雪にさらされていた。

           
祠の脇に石碑が建っていた。祠の建立か石碑なのか不明だが、大正四年と刻まれていた。

         
眺望のきく場所から遠望できる大雪山は、旭川市中心部とは異なる方面の勇姿を見ることができた。


カタクリの思い出

2014-04-25 22:42:46 | 自然の恵み
庭の日陰だというのに、数日前からカタクリが2株だけ、一足先に花びらを反り上げて咲いている。


この種の他に庭で育っている交配種の黄色い花のカタクリの開花が楽しみだ。

直近のカタクリの群生地は「男山自然公園」で、日本最大級だが、最近は見頃の時期でも行っていないので、今年こそは「カタクリ情報」を見てから出かけるつもりだ。

カタクリと言えば、ほろにがい思い出がある。
多分、小学校5年の春だったが、石狩川を挟んだ当麻町の宇園別に住んでいた時のことだ。

当時は「突硝山」(とっしょうざん)とか「石灰山」と呼んでいた。
後に酒造メーカーの小桧山酒造の管理となって、清酒「男山」を冠した「男山公園」と呼ばれるようになり、現在は自然公園と「自然」が付いている。

遠くに小高く見える突硝山(標高243m)が、石灰の白い岩肌の砦のようにも見えて、行ってみたい憧れの丘だった。
ガキ大将に連れられて突硝山に初めて行ったが、石灰山と呼ばれるだけあって、石灰の岩肌がそそり立って見えた。
その岸壁横の小径をよじ登ったが、上は笹薮ばかりだった。
笹薮をかき分けて遊んだが、大きな蛇が現れたので慌てて逃げ帰った。

今はとんでもないことだが、石狩川にかかった鉄橋を渡って行く冒険だったので、母親には内緒だった。
後日ばれたが、とがめはなかったのをいいことに、その冒険的出来事に興味を持ち、友人と弟を連れて再び冒険に出た。

薮の中で、祠(ほこら)を発見した。薮をかき分けて恐る恐る近寄ってはみたものの、妙な気配を感じてすぐに立ち去った。

丁度カタクリの開花時期だったので、カタクリの花を摘んで遊んだ。
カタクリは食べることが出来ることを思い出し、母へのお土産のつもりで数枚の葉を持ち帰ったが、山菜として認めてもらえず仕舞いだった。
山菜としては量が少な過ぎたためのようだったが、母の喜んだ顔が見たかった。

後日おしたしを食べる機会があったが、籠いっぱいの大量の葉が使われたのを見て、喜ばれなかったことを悟ったのだった。

今は、カタクリの葉のおしたしの味も覚えていない。
花を見ても食べようとは思わないし、山菜として見ることはない。

現在は、気楽に祠に近寄ることができるほどに整備されて自然公園になった。
自然から離れて、突硝山の野性味は失われて不自然となったが、カタクリは保護されて開花期には賑わう名高い群生地になっている。