早くもチューリヒに戻る日になってしまった、その朝。我々は、有名なベルギュンのソリ遊びに挑戦することにしました。このソリコースはすでに100年の歴史があるそうです。
ベルギュンから電車で20分ほど行き、プレダ (Preda) という駅で降りて、少し歩くと、そこがソリの出発点。事前にベルギュンのスポーツ店でソリを借りた我々はまずベルギュンの駅へと向かいました。すでに駅には、同じようにソリ遊びに興じようという人たちが集まってきています。ほら、このとおり。
ベルギュンからの電車は、ぐるぐると渦巻状に敷かれた線路を12.6キロメートルかけて、途中いくつかのトンネルもくぐりながら、400メートルほど上って行きます。
ここがプレダの駅。
ここから5分ほど歩いたところが出発点。一番上の写真はその出発地点あたりを撮ったものです。
ソリは、一人用・二人用とあり、また型もいくつか用意されています。我々は基本的な二人乗りスタイルのものにそれぞれ、妻と息子、僕と娘のペアで乗りました。
ブレーキは足でかけ、曲がるときは、曲がりたい方向の足だけブレーキをかけるという具合ですが、横の壁面にぶつかりそうになると、わかっていてもついつい壁の方の足を出してしまいます。すると余計に壁に寄っていくという仕組み。娘と僕は3回くらい壁に激突・転覆しました。
一方の息子・妻ペアは、息子の慎重な足捌きのおかげで、安全運転そのものだったようです。スピードは出ないけど、ゆっくり楽しく滑ったとのことでした。我々はスリル重視の滑り方を優先したおかげで随分コワイ目に遭いました。
全部で6キロほどの道のりですが、10分もあればゴール地点まで着いてしまいます。ゴールに着くと、ブレーキのせいで足は雪だらけ。靴の中にまで雪が入り込んでいました。
ゴール地点は、ベルギュンの村はずれで、そこからベルギュンの中心部までソリを引いて15分近く歩かないといけません。しかし、あまりに面白い(と子どもが言う)ので、3回もこの「ソリ」リングを味わうことになりました。
ソリを引いてベルギュンの村へと向かうところ。腹ばいになっている子どもがいますが、この乗り方はルール違反です。
ベルギュンからプレダまでの列車が30分に1本しか出ていないので、列車→ソリ→ベルギュンへの徒歩というコースを3回も繰り返すと4時間はかかります。結局ホテルに戻ったのは午後3時過ぎ。主人のクロエッタさん(昨日の項ご参照)が、親切にも駅までまた送ってくださり、4時前の列車で我々は楽しかったベルギュンを後にしました。今度スイスに来るときはぜひまたベルギュンにも滞在したい、という気持ちを家族全員が抱きながら。
帰路はSBBもちゃんと動いていました。コンピュータの故障はなかったようです。(終り)
ベルギュンから電車で20分ほど行き、プレダ (Preda) という駅で降りて、少し歩くと、そこがソリの出発点。事前にベルギュンのスポーツ店でソリを借りた我々はまずベルギュンの駅へと向かいました。すでに駅には、同じようにソリ遊びに興じようという人たちが集まってきています。ほら、このとおり。
ベルギュンからの電車は、ぐるぐると渦巻状に敷かれた線路を12.6キロメートルかけて、途中いくつかのトンネルもくぐりながら、400メートルほど上って行きます。
ここがプレダの駅。
ここから5分ほど歩いたところが出発点。一番上の写真はその出発地点あたりを撮ったものです。
ソリは、一人用・二人用とあり、また型もいくつか用意されています。我々は基本的な二人乗りスタイルのものにそれぞれ、妻と息子、僕と娘のペアで乗りました。
ブレーキは足でかけ、曲がるときは、曲がりたい方向の足だけブレーキをかけるという具合ですが、横の壁面にぶつかりそうになると、わかっていてもついつい壁の方の足を出してしまいます。すると余計に壁に寄っていくという仕組み。娘と僕は3回くらい壁に激突・転覆しました。
一方の息子・妻ペアは、息子の慎重な足捌きのおかげで、安全運転そのものだったようです。スピードは出ないけど、ゆっくり楽しく滑ったとのことでした。我々はスリル重視の滑り方を優先したおかげで随分コワイ目に遭いました。
全部で6キロほどの道のりですが、10分もあればゴール地点まで着いてしまいます。ゴールに着くと、ブレーキのせいで足は雪だらけ。靴の中にまで雪が入り込んでいました。
ゴール地点は、ベルギュンの村はずれで、そこからベルギュンの中心部までソリを引いて15分近く歩かないといけません。しかし、あまりに面白い(と子どもが言う)ので、3回もこの「ソリ」リングを味わうことになりました。
ソリを引いてベルギュンの村へと向かうところ。腹ばいになっている子どもがいますが、この乗り方はルール違反です。
ベルギュンからプレダまでの列車が30分に1本しか出ていないので、列車→ソリ→ベルギュンへの徒歩というコースを3回も繰り返すと4時間はかかります。結局ホテルに戻ったのは午後3時過ぎ。主人のクロエッタさん(昨日の項ご参照)が、親切にも駅までまた送ってくださり、4時前の列車で我々は楽しかったベルギュンを後にしました。今度スイスに来るときはぜひまたベルギュンにも滞在したい、という気持ちを家族全員が抱きながら。
帰路はSBBもちゃんと動いていました。コンピュータの故障はなかったようです。(終り)
短大でのサークルもありがちな「テニス&スキーサークル」でしたし。
短大のときに寮でルームメイトだった子は、新潟妙高高原のホテルの娘という、なんともラッキーな話だったのに(実際に数回お世話になりましたし)、就職一年目の年に完全にやめてしまいました。
原因は「へたくそ」だから。
高2のときに一緒に始めた友達と就職一年目にスキーに行ったとき、友達との実力の差とあまりの下手さに、滑りながら涙が出てきちゃったのです。
「そこまでしてやることないじゃんっ」ってことに気づき、完全撤退したというわけです。
でも、このそりのコース、かなり魅力的です。それなりの技術は必要でしょうけど、スキーを断念した今、最後の砦のような気がするお話です。
追伸 私、せいたろですが、つい「せいっち」でも書き込みしてしまっていることはお気づきですよね?
従姉妹からはそのように呼ばれていて、そっちの板に書き込むときの名前をつい書いちゃうことがありますことご了承下さい(笑)
たのしすぎて、5分ぐらいだとおもったけど・・・。
10分ぐらいか・・・・・。
はいはい、心得ております。
「せいっち」とあればそうお応えし、
「せいたろ」とあればそうお返事しておりますが、
両者が同じだろうとは思っておりました。
まぁ、使い分けていただいてももちろん構わないわけですが。
このソリコース、ホントにお勧めです。
だろう? 娘さんと息子さんよ。
5分ってことはないでしょ。途中で2回もひっくり返ったりしたしね。
安全運転でもコケているペアもいましたなぁ……。