チューリヒが宗教改革の拠点となった町だということは、世界史を勉強した人なら誰でも知っているわけで、チューリヒといえばプロテスタントの改革派ってことになるわけですが、どっこいちゃんとチューリヒにもカトリックの教会はあるのです。
チューリヒの聖母教会 (Liebfrauenkirche) は、中央駅からトラム10番で2つ目、ハルデンエッグ (Haldenegg) という坂の途中の停留所で下車したその横の高台にそびえ立っています。
こんな感じ。
ツヴィングリによる宗教改革が行われたチューリヒでは、長らくカトリックの祭儀は禁止されていました。チューリヒがカトリックに門戸を開いたのは実に19世紀、1807年のことだったのです。チューリヒに正式に小教区が置かれたのが1844年。
この聖母教会は1894年の建築だそうで、ヨーロッパの教会としては新しい部類に入るわけですが、1000人収容という礼拝堂の中は、彩色豊かな壁画に囲まれており、それは見事なものでした。改革派好みの(よく言えば)質素な、(正直に言えば)あまりに愛想のない礼拝堂とは違い、雰囲気に飲み込まれるという感じです。
内部の写真を撮って回ろうと思ったのですが、訪れた日が世界祈祷日(3月4日)だったせいなのか、内部では祈りの集いが開かれており、最後部からこっそり撮影するのが精一杯でした。仕方ないので、5フランで売られていた(!)教会の美術ガイドブックを購入して鑑賞。日を改めて見学に行きたいと思っています。
チューリヒといえば、シャガールのステンドグラスで有名なフラウミュンスターだとか、ツヴィングリゆかりのグロースミュンスターにやはり足が向くわけですが、時間があればこの聖母教会もお勧めです。中央駅から歩いたって10分くらいのものです。
チューリヒの聖母教会 (Liebfrauenkirche) は、中央駅からトラム10番で2つ目、ハルデンエッグ (Haldenegg) という坂の途中の停留所で下車したその横の高台にそびえ立っています。
こんな感じ。
ツヴィングリによる宗教改革が行われたチューリヒでは、長らくカトリックの祭儀は禁止されていました。チューリヒがカトリックに門戸を開いたのは実に19世紀、1807年のことだったのです。チューリヒに正式に小教区が置かれたのが1844年。
この聖母教会は1894年の建築だそうで、ヨーロッパの教会としては新しい部類に入るわけですが、1000人収容という礼拝堂の中は、彩色豊かな壁画に囲まれており、それは見事なものでした。改革派好みの(よく言えば)質素な、(正直に言えば)あまりに愛想のない礼拝堂とは違い、雰囲気に飲み込まれるという感じです。
内部の写真を撮って回ろうと思ったのですが、訪れた日が世界祈祷日(3月4日)だったせいなのか、内部では祈りの集いが開かれており、最後部からこっそり撮影するのが精一杯でした。仕方ないので、5フランで売られていた(!)教会の美術ガイドブックを購入して鑑賞。日を改めて見学に行きたいと思っています。
チューリヒといえば、シャガールのステンドグラスで有名なフラウミュンスターだとか、ツヴィングリゆかりのグロースミュンスターにやはり足が向くわけですが、時間があればこの聖母教会もお勧めです。中央駅から歩いたって10分くらいのものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます