チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

Koehler/Baumgartnerのヘブライ語/アラム語辞典

2009年12月04日 23時49分07秒 | Weblog
本をもらうのはいつだって嬉しいものですが、それが貴重で高価なものだとなお嬉しい。

(元)同僚の先生が譲って下さったのが、これ。
Ludwig Koehler/Walter Baumgartner, Hebräisches und Aramäisches Lexikon zum Alten Testament, 2 Bde., Leiden: Brill, 3. Aufl. 1995.

このヘブライ語・アラム語辞書、留学時代(1991-95)にスイスで見つけたのですが、とても購入する経済的余裕はなく、これを買う前に買うべき新約聖書関係の事典類もあり、諦めたという思い出の品。旧約聖書を読むための辞書は他にも持っているのですが、留学時代の「怨念」のようなものがあり、欲しいとずっと思っていたのです。(なら、どうして就職してからすぐ買わなかったのか、という気もしますが。)

今は版も新しくなり、2冊セットで148ユーロ95。今の換算レートなら、2万円弱です。旧版とはいえ、それをただで頂戴してしまったのですから、戴けると知ったときは、まさに小躍りして喜びました。自宅の部屋に置いて、大事に使っております。

英語版もありますが、そちらは、New Koehler/Baumgartner とやらが出ているようですね。これも高いみたいですが。

旧約のことはよくわからないのですが、今はこれよりもいい辞書があるんでしょうか。私には、旧約の辞書といえば Koehler/Baumgartner って印象なんですが。