3388 野球ブログ

日米を問わず名選手を紹介。

土井正三

2008-09-25 20:49:07 | Weblog
昭和40年から53年まで読売ジャイアンツに在籍した2塁手です。当時人気球団の読売に在籍していた為、最も過大評価されていた選手と言えるでしょう。昨日のブログにも記した様に、小柄、非力、センスに乏しい打撃、弱い肩、決して広くない守備範、あまり速くない脚とはっきり言って、どれを取っても二流選手のレベルかと思います。ほぼ同時期に活躍した中日ドラゴンズの高木守道とよく比較されますが、全く実力が違っていました。比較の対象にされた事自体、高木守道にとっては不本意だったでしょう。土井正三は主に2番を打っていましたが、彼の発言では、2番は打席での制約が多く、その為打率をかなりの割合で落とし、非常に損な打順と称していました。これは前のランナーが出塁した場合を話しているのですが、果たしてそうでしょうか?確かにサインは色々と出るのでしょうが、逆に相手から見れば、ランナーの進塁を防ぐ為、ストレート中心の配給になりがちなのでは、ないでしょうか?決して彼の発言の様な、不利な状況ではなかったと思わざるを得ません。ある意味当時の人気球団に在籍という恩恵を最も受けた選手と言えるのでしょう。



通算成績    1586試合  1275安打   0.263    65本塁打    425打点