totoroの小道

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海の命 6の場面 「なぜ生涯太一はだれにも話さなかったのだろう?」

2022-03-13 13:27:55 | 6年 国語

T:なぜ生涯、話さなかったのだろう?

S:生涯=死ぬまで
S:生涯=一生
S:だれにも=どんな人にも
S:だれにも=奥さんにも、子供にも、母親にも、中間にも

S:何を話さなかったの?
S:巨大なクエを穴で見かけたのに、もりを打たなかったこと。

T:それぞれ予想してください。

➀「なぜとらなかったのか」と言われ、プライドが傷つくから。
②他の漁師がクエを捕りに行き、海の命が殺される。
③クエを捕らなければ本当の一人前の漁師ではないから。
④千匹に一匹しかとらないから。
⑤もともと、必要がなく話そうと思っていない。
⑥漁師中間が、クエを捕りにいって、クエに殺されないように。
⑦誰かがクエをとると、その人が村一番になる。
⑧父よりすごいと思われたくない。
⑨他の人がクエを捕りに行かないよう。

S:話さなかったというのは、意図的。
S:話せないのではなく、話さない。気持ちを伝えなかった。

太一は/村一番/の/漁師で/あり/続けた。

S:太一は村一番の漁師の座を取られたくなかったのではないか?
S:なぜ、村一番をとられたくないの?

S:もちろん=  〔議論の必要が無い意〕言うまでもないこと。
S:村一番の漁師にとって、言わないことは言うまでもないこと。
S:村一番の漁師って?
S:千匹に一匹を毎日、ささっととる技術のある漁師。
S:「海の命を全くかえない」漁師。
S:余計な命はとらない。漁師として生活していくだけの、命を頂戴する。
S:お父さんも、少しも、自慢しなかった。
S:多分、与吉じいさが太一がそうなることを知っていた。
S:「自分では気づかないだろうが、おまえは村一番の漁師だよ。太一、ここはおまえの海だ。」と言われたことに気付いた。
S:父親や、与吉じいさが生きている海は、今太一の海になった。この海を守らないと、父親も、与吉じいさも死んでしまう。
S:だれにも話さなければ、この潮の速い瀬には、太一しか来ない。

S:⑤もともと、必要がなく話そうと思っていない。あたりが、この答えなんじゃないかな?
S:そうだね!!


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