トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

角角一本アオムシどん!

2017-09-22 | 小父のお隣さん
 泥水地で集草作業をしていた時、アームカバーに青虫が付いていた。体長15mm程度でも尾部の剣が異様に長い。スズメ科と想定はしたものの初めて見た剣の長さで別種かもしれないと思い撮影し「幼虫図鑑」で対照してみる。

 スズメ科で剣の長いのは数種あってコスズメ当たりではないかと見当を付けたものの似た種はあるし、スズメ科のアオムシだろうと言う程度で納得する。

 毒があったり刺されたりする事は無いにしても、あまりにも鋭い剣の長さに恐れをなし、スズメ科の芋虫は、この剣を摘まんで離すのだが、今回は小枝で払ってしまった。まあ、刈り払いの後始末だから払って当然・・・・・。

吾輩は便利屋、所属は無いけん…

2017-09-22 | 感じるままの回り道
 「NOと言えない日本人」小生は、工作となると根が好き者ゆえ更に「NO」と言いにくい。古来「身から出た錆」と言うけれど、小生にとっては「身から出た汗」か「身から出た因果」と言った方が近いかも。
 それはともかく助っ人加行先から作業テーブルに引き出しの設置を頼まれた。落ち着いて考えればオプションで存在するはずなのだが、思考は廻らず指向や嗜好が優先されてしまった。まあ、大脳前頭葉の働きは低下しているはずだから抑制的に働く訳もなく、自ら因果応報の海に溺れてゆくのである。
 そういうところだけは、あの吐与太君を始め世間をお騒がせしている永田のイネカメムシ等と大差ない。

 春の頃に全て木製で取り付けた引き出しはあったのだが、今回は材料が枯渇して箱の部分は市販の樹脂製ボックスを使った。これだと作業工数は減るし強度も体裁も良く見える。前回もこの形式で制作すれば手間の省略になったのだが、前述のごとく手数を経て作り上げる事が誘惑の根源になるので、結局は自己満足に近いか…。
 「便利屋かい」と思えども、結局は自分の首を絞めていく、そんなところだろう。

                 好きこそ首を絞める元

           取り付け終了       動きを確認

今日のトンボ「初観測かどうか」 Ⅱ

2017-09-21 | 小父のお隣さん
 19日にアップした表題のⅠ、今日の水見回りでトンボ池でまた出会ったのだ。今回も前回同様に至近で往復飛翔しホバリングも見せる。小生が観察しているのではなく観察されているのがアリアリだった。
 其の結果、前回より落ち着いてシルエットを確認できたが、胸部側面のシルエットはやはり舟形で多くのトンボがそうであるように角張ってはいなかった。この記憶をトンボ図鑑で対照すると一致するのはサラサヤンマだけなのだが出現時期は7月頃までとあって、とうに過ぎている。

 これでまた頓挫してしまったから、明日からは補虫網を携行し水見回りをする事にした。捕獲し撮影出来れば種の確定は間違いない。このやり方は小生の本意とするところではないけれど、水辺環境を整えている手前、少しは許されても良かろう。

なんて骨鯛、トホホな「案欠け」…

2017-09-21 | 何よりの楽しみ
 台風が来る➡外出無し➡キッチン作業、とばかり、先日頂戴した冬瓜を調理すべくスーパーに立ち寄った。何時もの挽肉でなく出初めの「秋鮭」が欲しかったのだが不漁のせいで高く、真鯛のアラに変更した。

 そもそも初志貫徹をしなかった事が「えらいこっちゃあ」を生んでしまったのだ。物の道理を分別知を持って判断すれば「骨だらけ」なのは当然なのであって、「さかな、さかな、さかな、さかながあれば…」と魚売り場で流れているBGMに惑わされ乗ってしまった。
 まさしく本当の「骨折り損のしまった事鯛」が展開した。早い話、魚案は辞退しておけばよかったのである。

 心は「丼でバッカリ食」一色。久しぶりに「冬瓜のあんかけ」をたらふく食えると幸福感充満のキッチンに素敵な香りも充満している。焦げ付かぬよう優しくかき混ぜていると、小骨ならぬ大骨が現れてきた。その都度、取り除いて小皿一杯分を取り分ける。この時点では「食べ難い」なんて露ほども思わなかった。

 しかしである「さあ喰うぞ!」と一口目から小骨が口にある。あららー滅相も無い骨だらけだった。仔細に及ばずとも「アラ」であるから当然至極「アララー吐」である。
 こんな失敗は滅多にないものの、この面倒さには面食らうばかりだった。もう「丼でばっかり食」の手太楽では無く、小鉢で一口づつの自己介護の「骨ばっかり食」で、恐る恐るの運びと咀嚼になってしまった。
 真鯛の身は細かくほぐれ挽肉風に見え、味も美味しかったのだけれど、味わいでなく「骨」に感覚を研ぎ澄まさねばならない事態は美味しさを殺す。また、小骨を探す過程で冬瓜の形も崩れ流動食に見えてきた。何気に暦をみたら「刑老の日」だった。

 もう「なんて骨鯛!」でトホホな「案欠け」だった。まあ、古来より「公開先に立たず」とは全く持ってその通りで、公開は喰ってから後となる。当たり前か…。
 いわゆる「腐っても鯛」を充実体験し、小生までくさってしまった。日中は刑務作業で粉塵まみれ、滅多にありつけないグルメが敵となるとは「トホホな」刑老の日であった。


            ルンルン準備万端  ➡   なんと骨が折れる事よ

台風前の一仕事だったが…

2017-09-20 | 感じるままの回り道
 大型の台風襲来が予想され、当然水辺の出水増水は予想できたから、急いで泥水池下流部の沢、落ち込み部のドジョウを回収した。

 増水すれば流されるが、流れ落ちて本流へたどり着けない。沢をまたぐ道路の下を土管で排水しているのだが、ここに流木や枝葉が堆積し増水時には道路を越流する。この時の水深は身長程にもなるから流下したドジョウは底部に留まってしまうはずで、そのまま水位が下がれば干上がる運命が待っている。

 それがもったいなくて増水する見通しの時はドジョウを回収し上の池に放してきた。今回のドジョウは5㎝程度の小魚もいて、順調に繁殖している事が分かる。水域にカワセミが周年飛来するようになったから餌の確保と言う意味合いもあるけれど、水底魚のドジョウが呼吸のために水面に上昇する機会など少ないだろうに、メダカやカエルなども捕食しているのだろうか。

 今回、捕獲した中に一匹だけホトケドジョウがいた。これは上の池に放流せず自宅の池に入れた。二枚貝の繁殖に役立てるためなのだが、マシジミは繁殖したけれどカラスガイとバカガイは未だ実現していない。
 タナゴの繁殖には「まずカイより始めよ」と先人の言う通り、カイを欲していても繁殖実現の前に小生がカイらぬ状態になりそうで、「敬老の日」でさえ粉塵まみれで終わった。

 「軽老」➡「カイらぬ」➡「ホトケ」➡「粉」、これはもう紛れもなく「般若新魚」の世界観で、まあ、なんといったって弱肉強食の社会な上に生老病死は根本原則だ。
 しみじみと思うのは「カラスなぜ鳴くの」の一節は「バカァバカァ」と連想できるし、それは自宅の池の中にある。要約すれば耄碌や物忘れが酷くなっても、このような真理眼は失われてはいない、に尽きる。(スキルが欲しいのに尽きるが出てしまった)

大実クワの萌芽更新

2017-09-19 | 今日は真面目に
 クワの更新時期は果実が熟した後なのだが、色々と先に着手せねばならぬ事が入り込み秋になってしまった。これでは今期の萌芽と花芽の形成は全く期待できない。
 とはいうものの、この樹の仕立て直しは数年前から考えていた事で、優先事項でもないので結果的には「処理できただけまし」というものである。

 伐倒した樹長を近くにあった4mの塩ビ管と比べると二倍超なので10m近い樹高があったはずだ。この高さになると、どの枝のクワの実も手が届かず、落ちた果実を拾い喰いせねばならなかった。今回、伐採し萌芽が順調に行われれば、おチビちゃんでも摘み取れる高さで維持したい。まあ、お蚕さん用の桑畑の株立ち樹高が目標になる。

 萌芽更新を意図した時から根元からのひこばえを育て、この幹が150φ程になっている。来期は少しばかりだが、この樹の果実で楽しんでもらう。二年後には更新された若木から採果出来るはずだ。伐採し枝払いと玉切りをしたところでギブアップ、どちらにしろ集積までは終わらないし、意外と暑く飲料水も尽きてしまったので重役ご帰宅とする。

 加えて採果より重要な事は、伐採した事で北側のエノキ林に日照が行き届き、健全な成長を促せるだろう。一本しかない大実クワなので楽しみにしている向きもあろうけれど、それだけで放任は出来ず全体最適化が優先すべき事態だ。

 スタート ➡  重心移動の枝打ち ➡  再度の枝打ち

            伐採した事で明るくなった ➡  枝払い・玉切り

今日のトンボ「初観測かどうか」

2017-09-19 | 小父のお隣さん
 泥水池の水見回りの途中、見慣れぬトンボを発見した。周囲を往復飛翔しているので撮影チャンスは無いと判断して特徴を観察する。
      ・体長70~80mm程度
      ・体色は暗くトラ模様は確認できなく単色にみえる。
      ・シルエットの胸部は舟形に見え、腹部末端も肥大している
      ・背の両翅の間が土壁色に見えた
 大きさからサナエトンボ科と推定したのだがエゾトンボ科にも似たシルエットがある。ミヤマサナエやオナガサナエに近いシルエットだったが決め手が無かった。何年か前に見たハネビロエゾトンボに似たシルエットの様にも思えるが写真が無くては「見なかったと同じ」である。
 それでも稀にとは言え、こんな事があると水辺の手入れを続けなければならないと、自らの尻を叩く気分になる。まあ、紛れもない「水商売」だ。

**飽き深きとなるも食指出る人ぞ…

2017-09-18 | 合混で闘作すれば
TVの噂も7.5日 
     待てば転機のニュースある ハア コリャコリャ  寄生虫

去党退惨劣化は加速
     民の血税食い潰し ハア コリャコリャ      半端嫌

暴言暴力弁明糞書
     尚も議員のその本性 ハア コリャコリャ     吐与太      

内優害環好機だこの機
     小ズルお上の爺様超え ハア コリャコリャ    拝一党

ビジョン無きゆえ離党で光る
     これがおいらの仕事ぶり ハア コリャコリャ   閃光花日

取り柄無きゆえ離党の神輿
     担ぐ私の処世術 ハア コリャコリャ       ごまめ

離党集惨いかほどしても
     かわずはかわずケロのまま ハア コリャコリャ  親指姫

生来ごまめ鶏頭くらい
     脈はあるかと笊を抜け ハア コリャコリャ    逃散衆徒

刃こぼれ落片どの面見ても 
     竹光由来 見た通り ハア コリャコリャ     惣領甚六

七つの海も七つの陸も
     七つの民すら鯨呑ドン ハア コリャコリャ    鋳化粗相      

アララーと叫ぶ軽老姥捨てへ弾頭光頭避けて消ゆ    仙人張りトロル

シイナの稲田 ウンカの金田
     イモチの豊田 永田業 ハア コリャコリャ    営膿指導員

不揃いの林檎たち

2017-09-18 | 何よりの楽しみ
 先日、同品種の収穫が行われたと新聞に載った。庭のリンゴも収穫時期かと思いつつ数日、いくつかが落果してしまった。
 慌てて収穫したのだが、放任栽培野生樹に近い「国光」は不揃い極まりない。それでも今期は袋掛けしたから吸汁被害は減少したが、逆に色付きが悪い。

 袋掛けが遅かったから、果実の皮がカメムシなどで傷つけられた部分はそのまま残り、染み状になり皮むきすれば小さい変色部となった。しかしながら商品でもお使い物でもないし、今期は収穫してしまったが、例年、落下に任せ残るに任せの有様なのだから口に入るだけでも「良し」である。

 まあ、冬季のシジュウカラやメジロのデザートは減るものの、晩生種の「フジ」があるからよしとしよう。

タマアジサイ開花した

2017-09-17 | 感じるままの回り道
        
 ほとんど日照がない場所に多いタマアジサイが開花してきた。花の少ない場所に咲くから、これはこれで貴重ではあるけれど個人的には「大味で好みでない」。、
 
 開花直前はタマアジサイの名前の由来になったと思われる球形の蕾が目立つのだが、風情が無いと言うかコアジサイの方が小生の心情にマッチする。

アカボシゴマダラの産卵撮った

2017-09-17 | 小父のお隣さん
 分水池の浚渫と採土を埋め立てている現場にアカボシゴマダラがウロウロしてきた。蒸し暑く汗まみれ泥まみれだったから、これ幸いと手を休めて眺めていたら40㎝程の実生のエノキに産卵行動を始めた。
 「これがお代か!」とケータイで撮影したのだが大きさは目いっぱいだ。それでも腹部の末端をたて葉の表面に押し当てているのは視認できた。そのうち植生に埋もれた下部にまで入り込み、なにやらモゾモゾしている。これは若く軟らかい葉を選び産卵しているのだろうと結論し飛び去ってから葉を点検してみた。

 葉裏では一個も見いだせなかったものの、葉の表面に一個だけ確認できた。今期、飛翔している個体は、このフイールドで羽化したのかどうか確かめる術はないものの、産卵行動を見て卵を確認できたので、少なくとも繁殖の可能性は高くなった。
 作業は、この場面に出会った事で戦闘意欲消失し、駐車場に戻ったら、ここでもアカボシゴマダラが飛翔していた。林縁の植物に手当たり次第に接触していく。恐らく産卵場所を探しているのだろうが、残念ながらエノキの幼樹はない場所だ。九月は毎日の様に視認できて、もう珍しいとも思えなくなった。

 小生にとってアサギマダラやゴマダラチョウの仲間、はてまたシロマダラなどの模様や色彩は、ついつい追視している無視できない強い誘惑感を覚えるのは何でだろう。特段、異性のイメージは無いのだが、優雅に舞う姿から、強いて言えば「飛天」のイメージに近いかも。
 三保の松原に降り立ったのは天女であるけれど「飛天」に異性のイメージは湧いてこない。

      

泥水地のフジバカマ

2017-09-16 | 感じるままの回り道
      

 泥水地のフジバカマが開花した。この株は自然実生株で由来が分からない。至近のフジバカマは拠点道具小屋横で距離にして数百メートルはある。実生株でもあるしアサギマダラが訪れるから周辺のヒヨドリソウと共に残してきた。
 通常のフジバカマの背丈は知らないのだが、この株は背丈を超え2メートルに達している。花を観賞するには不向きなものの、蝶の吸蜜には困らない。
 この株が開花して数年、今期は近くでも一株が開花した。杭を立て、刈り払わないよう踏み潰されない様にしていた結果だが、来期は株立ちしてくれるはずだ。

今日のトンボ「ウスバキトンボ」

2017-09-16 | 小父のお隣さん
 分水池の浚渫をしている周りにウスバキトンボが低く小さく周回している。クヌギ林の空間でも同じような飛翔だったので「何かおかしいなあ」と思いつつ休息していたら、膝で組んでいた手に止まったのだ。
 秋口になるとシオカラトンボやマユタテアカネなどは日溜りに居る時に止まってくる事は珍しくも無いのだが、ウスバキトンボは恐らく初めての体験である。通常、生物を捕まえて撮影する事は蛇位なので、普段見ているトンボでも詳細を知らない事が多い。

 実際に目の前で角度を変えながら眺めていると微細な体表面の模様が良く分かる。一言で言えば「地味系のトンボなのに意外と美しい」に尽きる。縁紋が薄茶だったのは知らなかった。少年期、ホルマリンなどの強毒性農薬が導入される前までは、トンボも蛍も雲の様に群れていて、突入すれば身体に当たってくるほど生息していた。

 先日「台風トンボが減少した」と言う記事が出たが、起点を何処にしたかで結論は異なるだろう。里山とかかわった頃を起点にすれば、小生は「減少」との印象は無い。それよりも「広い空間が好み」と思っていたウスバキトンボが林内の小さな空間や足元の狭い範囲に群れているほうが気になる。
    
                  

行きはヨイヨイ帰りは重い

2017-09-16 | 何よりの楽しみ
 拠点の小さな菜園で作った冬瓜とゴーヤをM氏から頂いた。小生の持ち分の畑も一畳程度あるのだが、連作障害で生姜を植え付けしなかったから野草の生えるままになっている。そんなわけで、時々はおすそ分けをしてもらい食卓に並べる。

 拠点まではクヌギ林となった斜面を登らねばならないのだが、九月ともなると吸汁している甲虫も見えなくなって脚の運びが更に重くなる。軽やかに斜面を登れた頃はどんどん遠く去って、足の運びはどんどん重くなる。
 とは言え、この日は買うには高い冬瓜まるまる一個頂戴したから、帰りの背中は重くとも足取りは軽くなる。冬瓜は「あんかけ」で食するのは決めているが、肉でなく魚と合わせてみようと思案中。

今日のトンボ「オニヤンマ止まった」

2017-09-15 | 小父のお隣さん
 拠点道具小屋の前で四方山話をしていたところにオニヤンマが飛来した。通常、オニヤンマが現れる場所では無いから目で追っていたら、おままごと用キッチンに止まったのである。
 早速、Y氏、M氏に「動かないで」と声掛けし、にじり寄りつつ二枚撮影する事が出来た。その後、一旦飛行を開始し再び栗の木の枝にぶら下がったのだが、こちらはピンボケで使い物にならなかった。
 オニヤンマの静止状態は「ぶら下がり」が普通で、木の枝での絵を使いたかったがピンボケでは使えない。

 まあ、アップした写真の止まった環境が、通常は止まらないような場所であった事に希少価値を置くとすれば我慢も出来る…。
 オニヤンマの飛行はルートがあるから毎日の様に出会うのだけれど、ケータイで飛行中を撮影する事は現実に無理である。だから、これが今季の「たった一枚」になるのだろう、と思っていた数日後にオニヤンマ数匹を一日で観る機会が訪れた。

 写真はトンボ池での撮影だが、どうも休みたい動きが明白で「止まる」と信じ立ちんぼしていたら、飛行途中で接近をしてくる。なおも「我慢我慢」と、お地蔵さま状態を続けていたら、ようやく止まって1枚撮影出来た。位置関係が不満だったが、動けば逃げられるからそのまま一枚。出現が多かった理由は分からない。
 ただどのヤンマも翅の透明度が落ち、明らかに傷んでいるのが分かる個体だった。そういう時期になったのだが、日々の過ぎ去る事のなんと早い事か…。