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雨水も過ぎタンポポの開花も見た。林床はまだ枯草色だけれど笹の株だけは緑である。勢力拡大を防ぐためにも年間数回の笹刈りは欠かせない。まだ若草が萌える前は笹が目立つからこれでもかと思うくらいに地際に刈り刃を入れることが出来る。
青草が萌えても同じ行為は出来るのだが、当然周囲の草も刈り払われる。それは多少忍びない気がするから遠慮気味の刈り払いになる。その意味では、この時期の笹刈りは気分が良い。落ち葉に刈り刃が埋もれたまま地面をスライドさせる。操作は重くなるけれど「笹刈りした!」と言う気分は満点だ。
この一帯は3mを超えるアズマネザサが密生していた地区だ。今の林床は実生樹を育成中で初冬はフユイチゴの狩り場でおチビちゃん達に人気の場所である。