トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ハナグモ可愛い!

2017-09-14 | 小父のお隣さん
 目の前の葉先にハナグモがいた。体長は5~6mm程度の小さい個体である。この日もケータイの調子が悪く、何枚撮ってもボケてしまう。比較的ピントの合っていた1枚をアップしたのだが残念ながら全身が写っていない。

 ハナグモの可愛いさは威嚇姿勢にある。前脚を大きく広げて構えられると思わず「ヨシヨシ!」てな心持になるのだ。小さくても習性そのままに威嚇してくる。逃げるそぶりは無く、向かってくる気の強さも併せ持つ。これが好きで可愛い。
 姿や形だけでなく体色がパステル調なのも気に入っている。オニグモやジョロウグモ等の様に「ここに在り」なんて主張も色彩や形態の気味悪さも無く、お気に入り…。

 もう「お花ちゃん!」と言える感覚である。人生、ここまで耄碌すれば目出度いと言うしかない「ジ・エンド」だろう。

            終活も耄碌ににて爺・引導

馬も四足、鹿も四足

2017-09-14 | 小人閑居して憮然
 なんとか甘酒を簡単に作る方法はないかと考え、もともとは糀だからと酒粕を用いてみた。言わばひと昔前の合成酒みたいな感じだろうか。

 価格的には乾燥糀とほぼ同等だから、あえて試す必要も無いのだけれど雨の日の遊びでもある。水で溶いて50℃で保温。3時間経過した頃に味見したが何も変わっていない。
 そこで気が付いた。原料は糖化させアルコール発酵させた澱である。となると糖化できる材料が無い。それではと余りご飯をレンジで粥にして加え、さらに数時間、結局は10時間たっても甘味は増えなかった。

 「馬も四足、鹿も四足」、糀の成れの果てでも可能だろうとの試みは見事頓挫したのだった。糖化する澱粉は粥で加えたし、加熱処理してないので酵母は活きていると思っていたが当てが外れた。失敗の理由の一つはアルコールが含まれている事によるのだろう。アルコールは殺菌作用があるから醸造過程で酵母は死滅したのかも…。発酵大王小泉先生、これが解でしょうか。

 まあ、それはともかく砂糖を加えれば世間的「甘酒風飲料」にはなるし、酒粕に含まれる健康成分は摂取できる。しかしながらアルコールの風味は意に沿わず、二枚貝の食糧として使う事にした。1ℓあるから2カ月は使える。