トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヒノキのテインクチャー出来上がる

2020-05-31 | 感じるままの回り道
 頼まれたものであるがヒノキのテインクチャーの抽出期間が終了した。さっそく濾しとって元の瓶に入れたのだが、当然の帰結で木に吸収されてしまったウオッカは100㏄ほど量が減ってしまった。
 アルコール臭が強いのでヒノキの香りは分からない。故に出来上がった芳香がどんなものかは小生の嗅覚では感じられず、新型ウイルスによる臭覚障害かと一瞬は思ったもののアルコール臭は嗅ぎ取れるし、生のヒノキ屑も香気を発しているのが判るのでまずは安心だった。

 さて少々目減りしたウオッカを届け、その場で100㏄をピンハネしてきた。これは不労所得と言うより労賃の現物支給に近い略奪行為である。まあ、頼まれ事ではあるけれど二週間にわたる抽出期間のお手当代わりに抽出液100㏄なら、賭博マージャンで退職金満額支給する国家より断じて良心的かつ忠恕のある小生である。

 かのような貧しい人心は落ちるところまで落ちなくとも、もとより大義も大局感も無い輩の烏合衆故、恥も外聞あるはずもなく「貧すれば鈍する、鈍すれば愚する、愚すればもう鬼畜の成り振り」で社会人としての「信義と誠実の原則」などあろうはずもなく「審議は政術の原則」に侵されている。いつも感じる事なのだが「君子は政に携わらず」の言葉が浮かび「情けない・恥知らず」の一言に尽きる。
 世界の趨勢を眺めても多くの首脳がこの手合いに置き換えられ人心の劣化著しく新型コロナウイルスが付け入る隙がある訳だ。なんちゃって、てなもんや三度笠!。

5月定例会

2020-05-31 | 月例会
2020・05・17(日)9:00~12:00

会員 5名・幼児1名
活動 棚田3枚ので田植え

 例年、田植えと稲刈りはボーイスカウトの就学前後の年齢児で行っていたけれど、新型コロナウイルス蔓延防止の蔓延理由で取りやめとなって、会員5名での寂しい田植えになってしまった。本来なら16日土曜日が活動日だったものの「嵐になる」予報で、前日金曜日には「翌日回し」となったのだ。
 今回は代掻き不十分で土塊が多く植え付けにくかった。トンボが無かったのも要因のひとつだろうから、来期にはトンボを用意しておかねばならないと思った次第。

                      

雪が降る、貴方は来ない・・・

2020-05-31 | 感じるままの回り道
 夏日なのに風花、いいえ本降りに近い量であって水面は一面真っ白になってしまった。今は桑の実も色付き、ご出勤の度にご賞味なさる小生であるが、この桑の葉にはクワキジラミが結構多く、白い糸状の物質をまとっている。これも不快なほど空中に漂うのだけれど、その比ではない量の多さなのだ。
 
 ヤナギの林があるから、ここが発生源と思っていたのだが、たまたま斜面の林間を見上げたら尾根筋からも流れてくる。尾根筋にヤナギはないので「エーッ!」と言う思いだったが、さて何だったのだ、小夏の空に雪が降る…あなたは来ないが猪が出る・・・。

                       

今日のトンボ「オオシオカラトンボ♂現る!」

2020-05-30 | 小父のお隣さん
 トンボ池2で見かけた。初めは濃色の個体差でシオカラトンボと思ってみたのだが、どうも雰囲気が異なる。科学的分析が出来ず感覚で結論へ行こうとする性向は、学生時代「あんたは論理的で無いわね!」と雑談の中で切って捨てられた後遺症で、いいえトラウマで抜け出せないままに歳を喰ってしまったのである。
 今になって「しまった!」と感じてももう遅く「遅かりし由良助・・・」なのであった。まあ、小生の事だから「野良助」が正しい!。
 
 その個人的感覚で申せばシオカラトンボよりオオシオカラトンボの方が泰然自若感があるように感じている。シオカラトンボは「アタック」に忙しく、せわしなさを感じる。

                      

今日のトンボ「オオアオイトトンボ出た!」

2020-05-30 | 小父のお隣さん
 泥水池でオオアオイトトンボの初見だった。何の樹皮に産卵したのかも判らず、出現初頭ではそうそう移動散開するでも無いから泥水池産に間違いないだろう。
 もう十年になろうかと言う昔、第二トンボ池畔に植えたツリバナの枝に大集合して産卵していた事があったが、それ以来産卵は見ていなかった。その樹は既に枯れて二代目を植えなおし産卵光景を期待しているが、粘土質かつ水辺と言う環境のせいか生育不良で息絶え絶えのままで期待と望みは薄い。

                  

アフターサービスやむなし・・・

2020-05-30 | 今日は真面目に
 元職場に新作玩具を届けた折り「壊れてしまったから治してもらいない?」と出してきたのは「三連泳ぐ魚」だった。作ってから10年は経っているだろう。玩具など遊ばれて消えていくのが本望と思っている小生なのだが、これも一点物であるし何より「子どもたちが大好き」と言われれば放り出せとは言えない。
 その場で改めると部品はそろっている。子供向けという事で釘や金属は使わずダボと接着剤だけで組み上げた玩具だ。長年の使用で緩みが来てバラバラになったものと推察した。

 部材は殆どが廃材のべニアなのだが、これを機会に無垢の材で作ってみたかったものの板材だけで万円に達しそうだから修復だけにとどめた。使用時に滑るとも言われたから台の裏打ちにゴム板を貼ってスリップ防止とした。これはこれで調子が良い。シリンダーとそれを動かす逆転歯車の合点に合印を入れて外れた時の位置合わせを正確に出来るようにしてから返してきた。ちょっとした手の入れ方で使い勝手は良くなるものである。

 可動部は分解可能だが、土台とフレームとなる三枚の板はダボで位置決めしてあるが、今回は接着剤を使わずねじ止めとした。指先に触れても怪我をしないように仕上げておけば問題ないし、この方が長持ちするだろう。

 失った部材は無い  ➡    調整  ➡    完成した

 このような木製の動く玩具は木材を選んで製作できればより良い仕上がりが得られるのは判っていても懐具合がいの一番に響くから、どうしても廃材のベニヤ板、奮発して未使用のベニア、てな具合に終わる。心棒やグリップなどの小物はヤマザクラやクルミ材などの間伐材から挽きだせるけれど製材までの手間はかけられず、結局は小物部品用なのだ。


**小満の頃

2020-05-29 | 温故痴新

        ホトトギスエゴの小枝に行きて居ば 花は散る散る敷きと見るまで
              ほととぎすあふちの枝に行きて居ば 花は散らむな玉と見るまで  大伴家持

        聴くばかり家のしじまにホトトギス 卯の花山になほか鳴くらむ
              かくばかり雨の降らくにほととぎす 卯の花山になほか鳴くらむ  10-1963

        脚引きの姥桜婆口そろえかく老いたらばいた痛むべや
              あしひきの山桜花日並べ かく咲きたらばいた恋ひめやも     山部赤人

        蛍飛びトチの花咲く谷地の田に 見に行けぬのは猪の恐ろし
              山吹の立ちよそひたる山清水 汲みに行かめど道の知らなく    高市皇子

        かはづ鳴く上棚田部に影見えて いま手植えするつん立ちの苗
              かはづ鳴く神奈備川に影見えて 今か咲くらむ山吹の花      厚見王

        双幹の枝中の繁に飛来せし そのサンコウチョウ待てども鳴かず
              二上の峰の上の繁に隠りしに そのほととぎす待てど来鳴かず   大伴家持

        オオルリの鳴ける谷戸にて活きる良さ その鳴く声を聞けば腹鳴る
              ほととぎす無かる国にも行きてしか その鳴く声を聞けば苦しも  弓削皇子

新茶製造屑の芳香蒸留水

2020-05-29 | 何よりの楽しみ
 過日、ワークショップ風に実施した「芳香蒸留水作り」で知り合ったKさんから「製茶屑が出たから連絡下さい」との留守電が入っていた。ミカンの花の芳香蒸留水をミカン畑で作っていた折に「お茶の芳香蒸留水はどんなになるのだろう」なんて事を話題にしていたから気を使っていただいたのだ。
 製茶ラインに付着した茶葉の清掃屑なのだけれど不潔な物ではないので「捨てられる物なら頂戴」と頼んでもいた物である。電話してさっそくご自宅まで受け取りに行った。頂いた量は30リットルはあるだろうか。茶葉のように乾燥しているかと思っていたけれど乾燥工程の屑だけではないので水分保有量は様々で、これでは数日の保管でカビだらけになってしまう。

 もう躊躇も猶予もないから午後一番に蒸留を始めた。とりあえず500mlのペットボトル4本採取を決め、蒸留屑と残りの未使用物は「ボカシ」に作り替えれば品質の良い発酵肥料になりそうに思えた。
 肝心の蒸留水だが、微かにお茶系の香りがするが新茶風の香りまでは嗅ぎ取れなかった。しかし爽やかさはあるので軽い消臭液として使えるだろう。少し口に含んでみたけれど「新茶」感はあまりなかった。
 比較のために特売品の「番茶」500gでも蒸留水を取り出してみた。香りの程度は僅かに勝るが優劣付け難し、と言うところかもしれない。安い番茶でも作れるという事は「一年中作れる」という事でもあるし、製茶工場からの製造屑事態、容易に手に入る品物でも無いのだ。

 番茶の蒸留が終わり蓋を外したところ、茶葉がしっとりしているかと思ったのは外れさらさらした感じのままだった。「へーっ!」と思いつつ両手で摺り合わせてびっくりした。何と掌がスベスベになったのだ。甲の方にも茶葉を当てて撫でるとまあ、不思議膏金賜丸は痔の薬サラサラつるりとなってしまった。新茶製造屑ではそうしなかったので試したかったが、すでにこの時点でボカシ堆肥製造中になってしまったから無理だった。「なんでこうなるの!」茶葉でお肌がつるつるスベスベとは、小生の一大発見で、こんなことがあるから「やってみなけりゃ分からない!」

 ➡  蒸留後      番茶で比較 ➡  2リットル製造

愛の巣を見てしまった・・・

2020-05-28 | 花の下に長居
 棚田部の田植えも済んで先般、締め切った水落ち口の盛り土が低いままだから少しばかりだけれど浚渫土で盛り土しようと、まだ軟弱だった頃の添え木を外したら「見てはいけない24時」を見てしまったのだ。
 青天白日下での交尾体は見ていない訳でも無いのだが「愛の巣」は全くの初体験で、これから産卵に入るのかどうか不明だけれど腹部は膨れていた。良く見ると二匹見える下にも身体の一部があるから三匹が重なっている様子だ。カエルの産卵行動でメスに対してオスの数が勝るのも周知の事実であるけれど、このひっそり感は淫靡な感じ…はしなかった。

 20㎝ほど離れた場所にゴルフボールとテニスボールの中間程度の大きさの卵塊もあって、これも窪みを作った中に産み付けてあった。思うに今期のシュレーゲルアオガエルの卵塊被害は多大なものがあり、水際に産み付けられたであろう卵塊の数々は小生の目に留まる前に威野志士様に食い荒らされてしまった。これが続けば個体数の減少、はてまたフイールドでは絶滅の危惧さえある。
 卵塊捕食する行為の常習化に伴い水際の掘り返しや破壊が横行し、これも悩みの種であり、この有害鳥獣の横行をせん滅するには行政に意思も力もなく「豚熱」を熱烈歓迎するしかないのが現状だ。

 シュレーゲルアオガエルの卵塊がとにもかくにも喰われず数日でも過ごせたのは「添え木」の下にあったためと言う奇跡だった。そのため添え木の移動は出来ず、畔の盛り土はこれを避けて行ったのだった。
 さてさて小生に「名誉」と言うものが有るか無いかは関知しないものの「出箱の亀爺」をやったり「愛の巣の覗き⁉」だったりが他人に知られると、やっぱり「そういう人物」の評価が定着するのだろうか・・・。心配しても始まらないか。

                      
 ※ 翌日、被せたままの材を外してみたら卵塊だけがあった。すでにシュレーゲルアオガエルの鳴き声は聞こえない時期になってしまったが産卵はある、のが分かっただけでも儲けもん。威野志士様に喰われずに済むだろうだけでも高利息!

幼樹周囲は坪刈りが欠かせない!

2020-05-28 | 今日は真面目に
 刈り払いの季節が始まった。昨年に植え付けした台地のクルミやスモモの幼樹も埋もれてきつつある。支柱は添えてあるけれど、このまま刈り払い機での刈り払いに入ると幼樹もろとも刈り払ってしまう恐れがある。作業は刈り刃を左右に振りながらの全身作業が多いのだが、この時点ですでにワンパターンに没頭しやすい。「あっ!」と気が付いた時には緊急停止もかなわず「根元から切断」なんて事態になってしまう。これを防ぐには太い支柱を添えても「見えていない」では役立たずで、幼樹周りを手鎌刈りしておく「坪刈り」が功を奏す。

 台地周辺の刈り払いは近日中の予定なので作業の手休めに坪刈りをしておいた。これで本番の刈り払い時には少しは安心できる。いいえ、幼樹を刈らずに済む公算大で「元の木阿弥」にならずに済むだろう。

                  

今日のトンボ「こんな縁紋色あったっけ!?」

2020-05-27 | 小父のお隣さん
 泥水池で見た、恐らくショウジョウトンボの未熟体。何か気になるのがあって眺めていたら、縁紋の色が体色に近いのだった。ここで思考停止した。「縁紋色は白か赤しかなかったか?」と自問してみても分からない。
 先日に初見したショウジョウトンボの未熟体では、このような違和感を感じなかったのだが、5月13日の個体写真を見るとはっきりしては見えないものの体色にちかい感じだった。見ているようで見ていないものだ。

                      

「糀レモン」か「レモン糀」か?!

2020-05-27 | 何よりの楽しみ
 世間には「塩こうじ」やら「醤油糀」やらと糀を活かした調味料が多々出てきた。走りの頃、小生も仕込んだことがあったものの長続きはしなくて、大抵は甘酒で終わるのだった。
 今回、作ってみたのは冷蔵庫の残り物処理であって、特段の見通しがあったわけでも無い。いわゆる「鹿も四つ足、馬も四つ足」の論法なので「ロン!」と出れば大満足である。

 乾燥糀はお湯で戻したが、ヨーグルトメーカーに入れ活性化させれば早く熟成する事は理解していても面倒くさいのは手を抜く。結果として糀粒に芯が残りやすいのは判っていてもである。どちらにしろ小生個人の範疇であるから問題ない。
 レモンは四つ割りにして種子を外し、さらに一切れを三等分にして瓶詰し戻した糀の流体を掛けよーくシェークしてから冷蔵庫内で熟成を待つ事にした。

 常温の方が熟成が早いのは理解していても塩分量が少なめなのでカビや腐敗が心配で安全策なのだ。とはいうものの熟成期間が終わった後、「何に使う?」の大問題が残っている。魚や肉にまぶすか垂らすか、そんな程度しか思い浮かばないけれど、第一、使用に耐えるのが出来るかどうかも怪しいのである。どちらにしろ高齢者には短期の目標と希望に合わせた遊び計画が大切!。結果はどうでも良いのだ。

 ところでこういう場合「糀レモン」とすべきか「レモン糀」というべきか、小生には法則が掴めておらず悶々レモン。

           材料を用意した   ➡    瓶詰し熟成へ

Daddy!Mummy!お腹すいたー

2020-05-26 | 小父のお隣さん
 「暮れちゃう、明日から家無し!」

食草の追加

2020-05-26 | 蝶の食草園
 理由は分からないのだが食草園にホトトギスが定着しない。鳴いているホトトギスの定着は無理であるけれど林道わきにいくらでも芽生えてくるホトトギスを移植しても消えてしまうのだった。業を煮やしてしばらくは避けていたけれど、やはりホトトギスくらいは食草園にあってほしい。そこで種子はフイールド産で自宅で養成肥培させたホトトギスの大株を庭から掘り上げて移植した。春先に移植した株と合わせると4株を植え付けたことになる。

 今のところ衰退もせず成長もせず元の姿のままに見えるけれど、梅雨明け位からしっかりとした株になり花を付け種子を撒いて欲しいものだ。そうすればより安定した個体が育つだろうと期待している。
 種子よりもルリタテハの幼虫が発生してほしいけれど、一帯にはホトトギスが多いから、まあ、見本程度の価値しかない。あわせてS先生から頂いた明日葉も植え付けた。これはキアゲハ狙いなのだが、セリやミツバ、カラタチなど食草になる種が周囲にあるからどうなるやら・・・。

Daddy!今度のご馳走なーに?

2020-05-25 | 小父のお隣さん
 「羽ばたき闘魂注入!」