トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

「もったいない」が加速して…

2017-09-10 | 小人閑居して憮然
 熟成を待つこと三カ月、そろそろと思い口にしてみた「塩レモン」果汁。塩分10%は結構塩辛く、薄めれば暑い日の携行飲料に最適と思っていたのが外れてしまった。塩分10%の梅干しを投入した飲料より辛い。まあ、当たり前なのだが心持とは異なった。

 試飲して浅漬けにも使用した時点では問題なく、液体をペットボトルに濾し入れた事で台無しにしてしまったのである。熟成した容器は1リットルの貯蔵瓶、液体だけを分けたら400㏄ほどで、果肉に果汁が残っている。
 「もったいない」からと搾汁したのが誤りの始まりで、これで500㏄となったが味は大きく損なってしまった。
 皮のえぐみや苦み、はてまた臭みまで絞りだしてしまったから、まず第一に不快臭が来る。「もったいないからと熱中症予防の飲料水に加えてみたものの、とても飲めない代物になってしまい、臭気と尖った塩味だけが強くなった。
 それでも捨てるに惜しいから漬物汁に転用したものの、やはり臭みが鼻に来る。もうレモンの爽やかなイメージは何処にも無くなってしまった。
 
 せっかくの無農薬有機栽培のレモンを三カ月の期間と高価な岩塩を購入したうえで無駄にしてしまった。ああ、もったいない、もったいない。

今日のトンボ「マルタンでなくギンヤンマ」

2017-09-10 | 小父のお隣さん
 先日、マルタンヤンマを見たものの撮影できなかった悔しさから水見回りにデジカメを携行してきた。それが「生きた!」と思ったものの、興奮が収まると、どうも変なのだった。

 腹部の橙褐色だけ注視し判別した時は「マルタン」と疑わなかったのだが、腹部の先端を水中に没し産卵を開始すると胸部と頭部しか見えなくなるが、それが緑色だった。
 クロスジギンヤンマは側面に黒筋があるし、メスの腹部は茶色に見えない。となるとギンヤンマのメスの可能性が高まってしまう。

 またまたマルタンでなく落胆の結果となったトンボとの出会いである。まあ、ギンヤンマも珍しいから良しとする。
 少年期ではオニヤンマとギンヤンマの区別しかなく、ギンヤンマも当地程珍しい存在では無かったし普通に飛翔していたから、感覚的に優先順位は低くなり易いのだろう。