トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「モノサシトンボだろうか?」

2017-05-31 | 小父のお隣さん
 水見回りの帰路、沈泥池の畦からトンボが飛び立ち桑の葉に止まった。イトトンボ科なのかモノサシトンボ科なのかいつも通り判然としないがモノサシトンボ科ではないかと勝手に解釈する。

 体長45mm程度に見えて、昨年に沈泥池で見かけた小さいイトトンボよりは大きい。風で揺れるのでケータイではボケが多く焦った。ゆっくりとスポーツモードに切り替え、ようやく鮮明な撮影が出来た。鑑定は無理でも撮影は楽しめる。

 まあ、「われと来て遊べや親の無いトンボ」、そんな気分だが。遊んでもらっているのは勿論小生である。まだ格好は付けたいのはやまやまで「耳従う」までは遠い。

                    

Y氏が刈り払い

2017-05-31 | 今日は真面目に
   刈り払い中             スッキリした 
 
 会友のY氏が隣接するグループの勢力圏内を刈り払ってくれた。小生等の勢力圏外でも「やらなくても良い範囲」では無く「水辺は一体」との認識が無いと環境は守れない。端的には越境行為なのであるけれど、そこは理解してもらっている。

 拠点周囲はM氏が自らの行動範囲だけは刈り払ってくれたから小生にとっては大助かりだ。残りの刈り払う部分は多いのだが数日分の作業を二人で消化してもらえれば、その分、小生の作業遅れが緩和される。
 今期の最盛期に助っ人課業でフイールドに出られない日々が予定されてしまい「もう一日欲しいなあ。もう一日欲しいなあ。どうしよう!」なんてCMで自嘲したところで解決にはならないところに神の助けだった。

 刈り払い作業もこれから9月まで、必要範囲を数周する事になるが、水辺の保全作業もランダムに入ってくるかし、この夏は「さらに暑い」との予報の上に小生のスケジュールは既に厚く、うんざりもしてくる。頑張ろう根本!…。

ようやく草抜きに取り掛かる!

2017-05-30 | 水辺環境の保全
 やらねばならぬ作業が目白押し・てんこ盛りで「気分は爆発だ!」と百姓芸術家気取りでてんてこ舞い「エライコッチャ、エライコッチャ」が始まった。
 水辺で水面侵食が進み泥水池4と5は水面が現れていない。これではトンボの産卵の妨げにもなるし水域環境も悪化するから刈り払いを後回しにして草抜きを開始する。昨年はキシュウスズメノヒエだったか大繁殖し難儀した。今季も繁茂しているがカサスゲの勢力が圧倒している。

 泥水池5はキシュウスズメノヒエだかどうだか高さ60㎝程のイネ科の植物で埋めつくされている。根を残したくないから刈り取る訳にもいかず、すべて手取りとなった。このイネ科特有の細かい鋸歯は手甲に引っかかるし、顔に当たると擦り傷をつくりヒリヒリする。郷里で田の草取りをしていた時に着用した金網の面が欲しくなる。

 池の泥土は浅く基盤層にまで根が入っているから引き抜くにも大事だった。鍬で掘り取る試みもしたが、結局は少しづつ手抜きが最良の方法だった。そうこう抜いているうちに握力が弱くなるし、4の池まで進めたものの終わらずに撤退。クワの実を摘まみポリフェノールを補給し帰宅する。

 キシュウスズメノヒエ、カサスゲ、葦、集水路のアオミドロを親の仇、爺婆の仇と念じて抜き取り排除に励んでも残り一週間は必要だろう。その間に原っぱや林床はすごい事になっているはずだ。やけくそで非行に走らない小生は偉い。身体もえらい。

           草茫々  ➡   ようやく水面が開く

今日のトンボ「初めて見たヤゴ」

2017-05-29 | 小父のお隣さん
 ヒシの育ち具合を知りたくて離れたK溜池まで行った。まだ小ぶりだが池一面に広がっていた。採集する心算では無かったのでひっかき棒など用意してなく迷ったものの、護岸に腹ばいになり手を伸ばしたら届いたから絡め採り持ち帰った。

 庭でバケツに水を張り茎を整えていたらヤゴが現れた。ズングリ体型の立派なヤゴで、勿論、何のトンボか判るはずもない。戻しに行くにも遠すぎるしフイールドの泥水池に放流した。
 水底で身を隠せる場所を探す動作をしつつ、周囲は開けた泥地だったせいか最終的には泥に潜った。一部始終を見届けて帰宅。
 玉手箱かつづらでも届くと良いが、それよりも減った年金を回復して欲しいのが望み…。

五月定例会

2017-05-29 | 月例会
2017/05/21(日) 9:30~13:00

 会員 10人
 活動 棚田の整備(水路の補修等)

 1週間後にひかえたボーイスカウトの田植え。通路の丸木橋交換や水路の掘削等の作業を行う。冬水田圃として維持しているが、田植え準備から田植えが終わるまでは水位は低い方が良い。そのため水を抜くのに畦や堤を切って抜いてしまう事で泥土の流出が激しく、田圃に入ってもくるぶしあたりにしか埋まらなくなっている。

 水の流入を止めるのが第一で、次いで水位の上水排水させるのが通常であるのだが、堤や畦を切っての水抜きは、簡便で早いけれど財産の泥も流出する。
 ここ数年、成長も悪く収穫量も落ち、病気も発生しているのは泥土が失われてしまった事に由る影響だろうと見ている。

        水路浸食部を補修      温水路を掘る
 

*一茶翁黄泉路吟行

2017-05-28 | 温故痴新
          永田町寄らず視聴も癪の花
                  古郷や寄るも障るも茨の花

          名の花もとっぱづれなり否士の山
                  菜の花のとっぱづれなり富士の山

          ありありや浅ましき性善払う
                  有明や浅間の霧が膳を這う

          これがまあ国の頭領か意気地獄
                  是がまあつひの栖か雪五尺

          ツイッター鬼の強がり闇で泣き
                  春雨や喰はれ残りの鴨が鳴く

          やせ我慢負けじとツイート呵々大笑
                  痩せ蛙負けるな一茶是に有り

          薄ら笑え二人になるぞ今朝からは
                  這へ笑へ二つになるぞ今朝からは
              

いわゆる鬼ボーフラと言う奴?

2017-05-27 | 小父のお隣さん
 拠点道具小屋の雨樋の修理を行った折、風呂桶水槽の蓋を開けたらクッチャクッチャと泳いでいる虫がいる。見た目はボーフラなのだがとてつもなくでかい。体長は10円玉の径をはるかに越え、500円硬貨に迫らんとする大きさだ。

 ボーフラであっても無くても小生には初見、更に不思議は、この中に他の水槽にウジャウジャいるボーフラが全くいないのであった。他の水槽より覆い板がしっかりしてあると言えど蚊が侵入出来ないほどの構造では無い。一つだけ異なるのは、他の5槽より光の入り方が少なく暗いと言う事くらいだ。
 まあ、何である?ボーフラである!でよかろうと思いつつ、それとも虻ハエの幼虫系かガガンボあたり?…。と心は乱れるのは、なんで?愛である!なんちゃって。
 とこからか「アイアイ」と投げやりな合いの手が聞こえてくる。

            数少なく巨大         恐ろしい風情


 ※ 続編は2018/09/10「トワダオオカ?でオニボーフラでない…」参照

堤防とはちゃうねん…

2017-05-27 | 小人閑居して憮然
  ミヤマハンショウヅルが無くなった!     全てが綺麗バッサリに

 既に花期は終了しているが未熟とは言え種子は育っていたのに、ミヤマハンショウズルの株が全て刈り取られていた。林道の擁壁からこんもりと垂れ下がり、慎ましいけれど風情を感じる花姿で存在を知る人たちの鑑賞スポットだったのに…である。
 ここだけでなく林道擁壁沿いの植生は草本木本を問わず全面刈り払われてしまった。「綺麗にしましょう」が合言葉の作業だから、しょうがないと言えばしょうがないが「あんまり」で言葉通り「生が無い」。

 かなり前になるけれど「林縁の袖群落や裾群落は大事な役目があるし、希種もあるから」と話しに行ったら「車に当たり邪魔になるだろう!」逆に叱られてしまった事がある。考え方や感覚には人それぞれある事は理解しつつ、活動するに主体客体はどうか、基本はどうか、くらいは承知しておいて欲しいと言うのが切なる思いだ。

 腹立ちついでにボヤキをもう一つ、NPOで活動するスタッフの、環境負荷を掛けないように活動するとか、保全作業の邪魔や迷惑にならない様に活動する等々、当たり前のマナーやエチケットが欠けている事で事務局長と二度ほど話し合った事がある。
 いわく「環境・自然を指向するスタッフだけでなく、保育や幼児教育指向のスタッフが関わる事が多くなった事も原因か…」と事務局長も困惑の気味だったけれど、その後に顔を見せたスタッフの言い訳が「子ども達がそうしたいと言うので…」には更に腹立つことになった。

 作業の邪魔をするロープを張り巡らす、幼児の遊び場所として気配りしている範囲に集積した竹粗朶類を散乱させ秘密基地だとか、何年も前からどれだけ迷惑で危険か何度も伝え、他に場所もあるだろうとも言っているのに移動はせず、その台詞だった。つい「やりたい、と言えば迷惑かけても許すのか。それなら指導者の資格は無い」とまで言ってしまった。
 私としたことが、これで既にクレーマーとして評価され流通しているだろう・・・腹立ち日記である。
 というところだが、家のイソヒヨドリ巣立ち日記は無い。

木aワーカーは強制終了!?。便利屋に矯正されそう…

2017-05-26 | 感じるままの回り道
 もう人生の一大事。性惑生「ホネカワ」なのに老後の軌道が巨大誘惑星「サターン」の重力に抗しきれず、そんなことで助っ人課業のミッション№、いくつ目だったか数える元気も無くホントにトホホである。ここで「トクホ」でない事を確認しておきたい。

 ぼやきはさておき、ようやく自転車置き場に着手した。大雑把な骨格をスケッチし、必要な金具を書き出しホームセンターへ行った。そこで一大事発生。先立つこと数週間前、部材を見に行った時に予定した部材が欠品していた。
 作業する当日では在庫の部材で間に合わせるしかなく、図面と部材を照合しつつ四苦八苦。お蔭で購入するだけで1時間も費やしてしまった。こういう状況は「臨機応変」なのか「悋気黄変」なのか判別つかなくなっているのに神仏の試練は続くものだ。

 作業の難関は最初の部分で、支柱を立てつなぐまでの間、1人作業だと安定させられない。そのために実際に必要な継ぎ手の数より数個余分に購入し、仮り組みで安定させる捨て駒が必要だった。この余分は、更に増築する時に使用できるから無駄にはならない。

 朝から組み始め屋根の波板を取り付けるまで丸一日を要した。うっかりした事に曲尺と金槌を用意し忘れ、曲尺が無かったせいで直角の精度が出せず心残りの出来上がりになってしまった。まあ、「私としたことが…」なんて思わず「これも愛嬌の内」で済ます。いいや、「澄ます」が近い。

 通常、初めての一点物は、作りながら変更点が出てきやすく、当初の想定より随分と異なった骨組みになったが、強度や使い勝手等々、現実からフイードバックしなければならない事は次々と現れるもので、その工夫は苦労でもあり楽しみでもあり「さあ、見た事か!」爺我自賛の根拠にもなっていく。
 しかしながら実作業より事前準備に費やす割合が多い一回こっきりの作業が続くとフイールドでの活動は後回しになりがちで軌道修正が必要と思いつつ果たせないでいる今日この頃・・・性惑生「ホネカワ」の迷走軌道は続く。

 軌道安定のためには巨大重力誘惑星「サターン」の引力圏からの脱出が必須なのだが禿げ頭を絞っても滑るだけだった。「トロルなぜ泣くの トロルは山に 可愛い七種の子がいるからよ」なんちゃって…。
 いにしえよりトロルの居場所は自転車置き場でなく山の洞穴か丸木橋の下と決まっている。妖精が要請に巻き込まれ、棲家に落ちつけないのは、もう「よーせやい」である。
 
             骨格完成 ➡  屋根を葺く

今日のトンボ「キイトトンボ出現」+

2017-05-25 | 小父のお隣さん
 泥水池1で草抜きをしていると岸辺の草むらにイトトンボがいた。体長は40mm未満でまだ若いトンボの様で色合いも薄い。これは撮影出来たが飛翔しつつ通り過ぎていった尾端の青く目立つイトトンボは撮影できなかった。
 草抜き作業はゴム引きの手袋をして行うから外すまでがスムーズでない。濡れて吸着したように外しにくいし、外しても手が汚れている。泥水で洗うまでもなくズボンで拭きケータイを取りだすまで結構時間を消費するからチャンスは多々逃してきている。

 それでも撮影出来る機会は訪れるから、これはこれで手入れの見返りだろうと思う。草抜きを終了し現場を撮影しようとした時に、足元にキイトトンボを見つけた。今季初見になるが、イトトンボ類の初見は経験的に泥水池1の周囲が多い。

     キイトトンボ、への字は良く見かける形    名前不明 

出箱の亀さん、秘め事の終焉…

2017-05-25 | 感じるままの回り道
 飽きたはずなのに性懲りも無く「出箱の亀さん」をやってしまった。まあ、一年中可能な「覗き・盗撮」の分野では無く、この手の旬は短いのである。今回はデジカメの連写機能を使ってみた。古いデジカメなので高速とは言えず、一枚一枚手押しで撮るスピードと変わらなかった。フレームに入ってから使えるのは2枚目までで、3枚目は背中か尾、または何も映っていない。
 降り立って躊躇なく巣内に入る時は、シャッターが間に合わないほど早い。

 朝から夕方まで、何時覗いても映像はリピートしているようで場面は変わり映えせず、登場人物、いいえ、登場バードは二匹だけのシンプルな画面だが、興味は「何を咥えて来るか?」で、今になって「イソヒヨドリは肉食性か?」と疑問が湧いてきた。今までは雑食性くらいの理解だったのだが、雛だから高蛋白の餌を食べさせるのなら道理に適っている。

 まあ、他家の食事内容にまで興味が及ぶようだと、それはそれで悪趣味と言う事にもなろうが、連日の覗き見三昧ではストーカーにも近づいてしまったようだ。
 今のところ「しめた!」が続いているものの、あとあと露見し「しまった!」なんて締められた事にならぬよう「くわばら、くわばら」気をつけよう。そんな事になれば小心のおいらは湿るだけなのだ。

  アオムシ   カメムシ   甲虫・ケムシ

        虫   ムカデ   ムカデ

 小生が庭に居ると「グググ」と聞こえる警戒音を出すが、巣から出る時は早い身のこなしでなく、「気が付かれないよう」ワサワサと低速で羽ばたき飛び去るのだ。あの羽織の袖で顔を隠し立ち去ろうとする風情に似て独りニタついてしまう。

 巣立った一羽、短い尾羽で親の給餌待ち
 この数日、庭に出なくても警戒音をだしているので疑問だった。今朝、家を出る時にはオスとメスが至近で警戒音を出した。オスは隣家の窓の小屋根の上まで降り直視してくる。メスは大屋根の縁で小生を監視していた。何事かと思っていたのだが午後に帰宅して理由が判明した。巣立っていたのである。この鳥のサイズでも対決姿勢で迫られると怖さがある。
 午後は巣に餌を運ぶ動きも無く巣内からの鳴き声も無い。巣の有った雨樋カバーや玄関ポーチには糞が落ちている。巣立つ前にお礼の「脱糞だ!」をしてくれたのだろう。何はともあれ無事巣立ちが済み目出度い目出度い。
 糞の始末と巣の撤去にボランティアせねば。これで「出箱の亀さん」は終わってしまった。

      忙しく給餌に励む親鳥に照る日雨の日日和は知らず

 

このヘビは何?

2017-05-25 | 小父のお隣さん
 拠点への道筋で幼いヘビに出会った。体長15㎝程の黒色のヘビである。ヒバカリかと思い首当たりの三日月模様を探したが見当たらない。本州には8種類しかヘビはいないと言われても判別できない時は出来ないものだ。

 ヘビの場合、幼体と成体の見かけが大きく異なる種もあると聞くが「ヘビ図鑑」を参照しても幼体から成体までの参照例は見た事が無いから、作業員に分かるはずもなし。
 たまたまドジョウ用に土を入れ雨水水槽に沈めようとした平鉢があったから、それに入れしばし遊ばせてもらった。通路に片肘ついて撮影会を開催したのだ。ヘビには随分迷惑だった事だろう。

  鉢底ネット目と比較    頭部     全身

梅も10パー、レモンも10パー

2017-05-24 | 何よりの楽しみ
 気温が高くなってくると麦茶に梅干しを加えた飲料を用意して出かける。塩分とミネラル分を補給するためであるが、糖分は別途、塩飴2個程度を消費する。
 胃袋に入れば吸収の早いスポーツドリンク風に混合されるだろうと勝手に理解して10数年、「鹿も四足、馬も四足」の故事のごとく、今期から趣向を変えてみた。塩分10%の梅干しに代え、塩分10%の塩レモンを使ってみる事にしたのである。

 科学的根拠は皆無だけれど、同じ塩分量でクエン酸含有、レモンのほうはビタミン類が勝っているはずで暑い盛りの疲労回復水分補給に適っていると思ったのである。
 レモンは知人の実家で生産された国産無農薬の保証付きだから作ってみようという気になった。これでも発酵食品なので、直ちに使用する訳にもいかないが、本格的に熱中症対策を行う頃までには使用可能となるだろう。これを熱中症対策の飲料に使用する事で少しはテンパれるか…。

 山倒家曰く「テンパってもテンパっても茂る草」。
 
 5個500g ➡  塩で果汁を出す ➡  塩水を加え熟成を待つ

幼虫全滅!

2017-05-24 | 小人閑居して憮然
     成長を楽しみにしながら通りすがりに見上げていたヒオドシチョウの幼虫が展開しない。疑問に思い枝を下げ確認したら全てミイラ状態だった。どういう事態が発生したのか疫病などの発生があったのかどうかも不明だ。

 一方では人為的に殺虫スプレーの噴射も消しきれなくモヤモヤがつのる。もともとエノキを植樹したのは食樹として導入したのだが、一般的には「ヒラタケの原木」くらいの認識だろう。葉が食害されれば全て「害」として判断もしようし、黒い毛虫の集団は気味も悪かろう。

 疫病であるならば自然の摂理で致し方ない面もあるものの、駐車場の脇だから殺虫スプレーの噴射も有りうる位置関係なので残念至極というところだ。

 そんな事をつらつら思って忘れた頃にS氏からの電話があった。「脱皮痕ではないだろうか…」との情報だったので、手に取って指の腹で擦ると外皮だけの様に思えるが、脱皮痕だとすると一瞬に時間が止まった様に見えるのが何とも不思議だ。まあ、小生の理解の範疇を越えている。

今日のトンボ「ホトトギス鳴いた日」の初三

2017-05-23 | 小父のお隣さん
 23日、ホトトギスの鳴き声を聞く。谷地の周囲の林から同時に聞こえたりしたので複数いるのが判明したが、こんな事は珍しい。
 
 それはともかく、撮影できなかったトンボはどうも見かけないトンボだった。駐車場直前の広場を補虫飛行していたヤンマ型、腹部は黄色に見え胴は黄緑色で腰のあたりが青い。運転席からしばし撮影チャンスをうかがったが無理だった。
 至近を往復飛行するので観察は出来て、クロスジギンヤンマの様に黒筋は認められなかった。ギンヤンマではないかと思ったのだが、小生、ギンヤンマは少年期以来見た記憶が無いから何とも自信が無く、短期記憶が薄れないうちに帰宅して直ぐに図鑑対照してみた。記憶と一致するのはギンヤンマのオスしかなく、もうそれだけでギンヤンマに決定!?。

 もう一種は写真のヤンマ型。クワの高いところに止まったから逆光で詳細は判明しないが胸から腹部に至る部分の特徴を頼りに図鑑対照してみた。
 木立の中の飛行であったし、一昨年教えてもらったハネビロエゾトンボを撮影した場所でもあり、そう思っていたのだが、サラサヤンマでは無かったかと言う疑念も残るが、この写真では判別できない。林内を飛行しぶら下がっているから「ヤンマの仲間」そんなところだけれど、二種の初見に加え初鳴きもあって、今日は初三である。

 自宅近所のI夫妻が散策に見え、泥水池の草抜きで泥飛沫まみれの小生に名古屋名物の和菓子をくれた。週末行かねばならぬ場所の銘菓だから何となく因縁めいた思いもするが「今日は良い日だ」。