トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「オニヤンマ止まった」

2017-09-15 | 小父のお隣さん
 拠点道具小屋の前で四方山話をしていたところにオニヤンマが飛来した。通常、オニヤンマが現れる場所では無いから目で追っていたら、おままごと用キッチンに止まったのである。
 早速、Y氏、M氏に「動かないで」と声掛けし、にじり寄りつつ二枚撮影する事が出来た。その後、一旦飛行を開始し再び栗の木の枝にぶら下がったのだが、こちらはピンボケで使い物にならなかった。
 オニヤンマの静止状態は「ぶら下がり」が普通で、木の枝での絵を使いたかったがピンボケでは使えない。

 まあ、アップした写真の止まった環境が、通常は止まらないような場所であった事に希少価値を置くとすれば我慢も出来る…。
 オニヤンマの飛行はルートがあるから毎日の様に出会うのだけれど、ケータイで飛行中を撮影する事は現実に無理である。だから、これが今季の「たった一枚」になるのだろう、と思っていた数日後にオニヤンマ数匹を一日で観る機会が訪れた。

 写真はトンボ池での撮影だが、どうも休みたい動きが明白で「止まる」と信じ立ちんぼしていたら、飛行途中で接近をしてくる。なおも「我慢我慢」と、お地蔵さま状態を続けていたら、ようやく止まって1枚撮影出来た。位置関係が不満だったが、動けば逃げられるからそのまま一枚。出現が多かった理由は分からない。
 ただどのヤンマも翅の透明度が落ち、明らかに傷んでいるのが分かる個体だった。そういう時期になったのだが、日々の過ぎ去る事のなんと早い事か…。

分水池の浚渫と浸食溝の埋め立て

2017-09-15 | 今日は真面目に
 分水池が土砂の流入で浅くなってしまった。分水の機能には差支え無いものの、たまった土砂が欲しいのである。
 分水池はV字浸食溝を仕切って築いたので、堤より下流部は埋め切っていない。すでに周囲に採土できる場所はないから、泥水池内の除草時に出る泥を抱えた根塊を投入し続けているが、まだまだ不足なのである。
 不足なのは埋め立てだけでなく堤を補強する土嚢積み二段が済んでいない。用土の用立てを思案しなければならない事と暑い盛りの土木は御免なのである。とは言っても現実は今日の様な有様で過ぎる。
 
 年に1度、分水池の浚渫土を埋め立てにまわしているが微々たるもので、ようやく今回、送水管のレベルまで埋め立てる事が出来た。浚渫した分水池の面積は1畳ほどなのだが、スコップで掘り上げ、埋め立て部に投入する事で汗びっしょりの有様だ。
 

 涼しくなってからやるべき作業と思っても、秋雨の時期を前にして溜まるべき土砂を流出させたくないので、自らの尻を叩いて行った。
 我に返って思った事は「おいらはM気質なのか?」という疑問。産まれた時から付き合っている自分でもまだ未知の部分があるものだ。掘り下げる気分にもならないから未知との遭遇は無く、知らぬものは知らぬままで良い。

 一輪車で根塊を運び込む 開始時 終了