トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**深川すずめ虫送り

2018-08-31 | 合混で闘作すれば
ウスバキや風の間に間の甲子園                             さくら

忠恕なき瑞穂の国のこの永田                               ご隠居友蔵

水増しの役所が不足をなじる口                              ももこ

なれの果て死ぬまで欲しや権メダル                          左木全

七重八重汗血吸い尽くノミシラミ助成続ける仲間嬉しき             南京虫

節義無き役者小役者永田小屋芝居苫屋の魑魅魍魎              トロルお爺

不足なじった監査のあなた身内背任お優しい ハアコリャコリャ        弥生姐さん

信義誠実かすりもしない正直公正見た通り ハアコリャコリャ          こたけ婆さん

悪らつ改ざん真っ赤な嘘もこれぞ臣下の選る道 ハアコリャコリャ      ひろし

監査無いのよ水増し虚言頭のふり見て我が省倣う ハアコリャコリャ    上客某

浪江に動ぜず奈美恵に泣いた人の心の水月鏡花 ハアコリャコリャ    すみれ女将

まかり通るも公務の力我にかしずけエリートだい ハアコリャコリャ     越後屋            

こけら版「とりこし苦労」10 (クロウタドリ)

2018-08-31 | 旅行記
 ムクドリほどの大きさ、真っ黒な羽毛に鮮やかな嘴、そのうえさえずりがイソヒヨドリ風できれいでもあるがうるさい感じの鳥だった。住宅の周囲に普通に現れてカササギやイエスズメと同じように目に付くし耳につく。

 郊外の湖沼地や森林部では見かけるのが減少したから人の生活圏を好んでいるようにも思える。当地でもイソヒヨドリの様に市街地に入り込み、小生宅では玄関屋根の化粧雨樋の隙間に巣作りを続けるカップルも出る始末だから、小鳥の世界と言えど環境適応を果たさねば生存できない状況なのか、他の有害獣に同じく容易に美味しい餌に有り付けるからなのかどうか小生は知らない。

 写真を選ぼうとファイルを覗いたら撮影枚数が極端に少なかった。カラス様な体色もあるし一日中さえずりを聞き姿を見ていては撮影する気も起きなかったかもしれない。同じような状況だったムシクイの一種は葉に紛れ姿が見え難かった故に撮影枚数が増えたのかもしれない。

                      幼鳥ではないかと言われたけれど…

蛹が消えてしまった…

2018-08-30 | 小人閑居して憮然
 8月も末になってアカボシゴマダラの成虫をまた目にするようになった。家の庭にも姿を見せるから幼虫を確認次第、引っ越しをさせねばならないだろう。

 フイールドでも連日目にしたこの日、見るつもりも無かったが通りすがりに視野に入ってしまった。お義理で何枚か撮影し、飛び去った後に葉を点検したものの産卵では無かったようで卵は見つからず、代わりに昨日まであったはずの蛹が見当たらないのに気付いてしまった。
 あるべき枝は折り取られ消えているから採集されたのは間違いがないだろう。成蝶を捕獲するより蛹を採集すれば痛みのない成蝶が簡単に得られる。

 数を増やしている種であるが、まだ珍しいと言うより姿かたちがコレクション向きなのだろう。萌芽更新させつつ食樹環境を維持している小生にとっては噴飯ものである。
 帰宅してから「そうそう!」と思い至ったのは脱皮痕を採集しておく事だった。しかしながら翌日に用器を携え立ち寄ったら葉の上から消えている。風なのかアリなのか残念無念…。

 エノキの葉上     クサギの葉上       脱皮痕か…

分水池の泥浚い

2018-08-30 | 水辺環境の保全
 分水池は出水時に泥水池への水量を規制すると共に通常の流量時は砂泥を沈殿させ泥水池へ上澄みだけを流す役割がある。それが砂泥の堆積が通水管まで達して、ここ半年ほど沈泥機能が働いていなかった。
 分水させる流路は急所であるから補修も草刈りも随時行ってはいたがパッテを当てた古チューブでは易々と泥浚いへ手出しもできなかったのであって、ようやく暑い盛りにせよ優先度の高い補修を終えた事で泥浚いを実施した。

 面積としては1坪たらずとは言え泥土を30㎝浚うのは真夏日には汗まみれ泥まみれの作業である。浚い上げた泥土は堤の補強にまわす。もともと、この部分もV字浸食溝があった場所で、用土不足で埋めきれずにいた場所だ。
 今回の浚渫土はこんもりひと山に達し埋め立て部分に移動する余力が無く翌日回しにした。そのうえで孟宗竹2本を用意し、掘り下げた部分と上流部の仕切りに使った。仕切りは無くても良いけれど、無ければここから崩れ沈泥部の埋没が早まってしまう。沈泥部を明確にする事で今後の手入れもやりやすくなるだろう。

 写真をみて何時も思うのは「直射光下の再現性が悪く暗い」と言う事で。これはデジカメが古くて撮像素子の劣化があるのではないかと思っている。芸術写真を撮る心算もないものの交換時期かもしれない。作業の記録はどうでも生物の描写が悪いのは少ない機会をパーにする。
 思うにまあ、わが明晰だった頭脳はすでにパーパーで鬼籍は否応なく近づいている事を頭部の後光が射し示している、のだろう…。

               われ思う、ゆえに禿げたり 泥重い

 浚渫始め ➡  浚渫終わり         竹材で仕切る


 

*異常器性 3

2018-08-29 | 性向有毒の翁なれば
                 大本営学腐となりて生きておる

                 お頭改めず憚ること無し

                 ニッチだいとは言いかねるご繁盛

                 見事なりウンコ連なるシシガシラ

                 おとこ道大本営の闇の闇

                 管鮑之交打ち出の小づち顎で振り

沈泥池、堤の刈り払い

2018-08-29 | 水辺環境の保全
 刈り払い二巡目の最後、沈泥池の堤を刈り払う。20号台風の先駆けで気象が不安定だ。拠点道具小屋まで刈り払い機を取りに行く気にもならず手鎌で刈り取るつもりだったものの、あまりの蒸し暑さに辟易し動力頼みとした。

 堤ゆえ傾斜もあれば斜面も長く、堤の上端から斜面基部を刈り取ろうとすればわが身が斜面の上部になる。これは危険行為でやってはならないイロハのイの内であるが、そうばかりも言ってはいられないのが現場の状況でもあるのだ。しかし作業中に体勢を崩し転倒でもすれば身体は回転する刈り刃に向かって落ちる事になるのだけは避けたい。

 まあ、「備えあっても憂いあり」なのが現場という環境だけれど、池に立ち入って斜面を刈るのも「なんだねえ…」なのだ。この時期、猪様の食糧不足の時期ゆえに堤や畦の破壊が酷くなる一方だから、刈り草は場外搬出し集積しなけらばならない。猪が生息しない頃は、こんな手間暇も堤や畦の破壊などは皆無だったが、ここにも人間の勝手な行動へのしっぺ返しが出ている。

          ➡           集積量

チョウに魅かれて鉢合わせ

2018-08-28 | 小父のお隣さん
 「どの部分から着手しようか…」と林床を眺めていた折、アカボシゴマダラが幹にいるではないか。動きはせわしないものの飛び立つ気配はないようだ。
 樹が樹だし時期が時期だからいそいそと愛想を崩して近寄ってはならない。樹液を出している樹であるし、大概オオスズメバチもいる時が多いのである。

 刈り払いの場所であるし、とりあえず安全確認のために幹回りを調べたらいたのである。採餌中に近づいて襲われる事は無いけれど攻撃的になる時期でもあるから用心するにこした事は無い。精悍な体つきのオオスズメバチを眺めていて思ったのは「生きている時は大きく見えるのに命尽きると小さく見える」謎が浮かぶ。
 自分なりに結論を出せば「呼吸している時は体節が膨らんでいるものの呼吸が止まれば縮むためであろう」と言う事にした。真実でなくとも人に教える事でもないから納得さえしていればよいのだ。

 さて危険要素がある作業区域であったが作業は滞りなく終了した。幹に蜂は飛来していても至近にいけば注視しつつの作業で済む。中止の必要はないのである。

                      


アカボシゴマダラの蛹

2018-08-28 | 小父のお隣さん
 アカボシゴマダラの蛹にようやく出会えた。水見回りの度に幼虫のいた若木を仔細に見ていたけれど発見できなかったのである。
 それをいとも簡単に「ここにある!」と言ったのは愛好家のSさんで、さすが目が慣れていると言わねばならない。小生にとって初見ではないものの「白い蛹」という観念から抜け出れなくて白いイメージで探していたのである。近い色合いで言うと蛾の「オオミズアオ」の色に似た感じがした。
                       
 実際は「ウグイス餅」様の薄く白っぽい緑色系で、葉裏にあるとはいえ「白」とイメージしていたら見つけにくいはずであった。太陽光が当たると銀白色に見えるので目立つけれど陰にあれば葉に似たようにしか見えない。

 同じ密生したひこばえの中の幼虫が頭部をもたげた姿で一匹いたのを見つけた。幼虫はここ数年観察出来ているものの全て葉面に密着して動かぬ状態ばかりで、動いていないとはいえ姿勢の変わった姿は初めて見た。刺激したとも思えず、現在まで撮影するために葉に触れても動じる事も無い幼虫だったから少々、ひでき驚き、いいえ、ひどくおどろき!…。

皮を剥かれて赤裸 

2018-08-28 | 感じるままの回り道
 駐車場内の草地にマムシが転がっていた。既に頭部は潰れているのは明白だったし背骨の途中も折れている。当然の事ながら致命傷を負い放置されたのである。
 分からないのは加害した生物は何かと言う点で、捕食するために仕留めたなら損傷が激しくてもよさそうで、頭部の損傷は潰された状態を残していて嘴に由る損傷では無い。猪の蹄に由る事も想定されるが、食べない対象と遊ぶ器量は無いであろう。

 一番可能性が高いのは、人目に触れやすい場所だと言う事もあり二本足の生物が怪しいと思えるのだ。「危険生物!」として頭を踏み潰した…そんな顛末を思ってみる。
 撮影して刈り払い作業に入り戻ってきたところで会友のYさんが「乾したよ」と言ってきた。指さすところを見ると倉庫代わりのトイレの庇に赤裸で差し込んである。

 「食べるのか?」と尋ねるとニヤッとして頷いた。小生、大昔にはシマヘビもマムシも食べたし、生臭い「マムシ酒」も口にした事はあるが、この頃は食べる気もしないし捕獲する気にもならない。
 マムシやヤマカガシのような毒蛇であっても蛇族全体が減少していると思える今日この頃では、人間がトップの天敵で「侵略的特定危険生物」自身に他ならないだろう。
 「しかし何だなあ…」と思うのは、マムシを見ていると「大島紬」を思い出してしまう事で、織物には縁も無いけれど腫物にはちっと鼠蹊部に縁があった。

 体長50㎝     頭部の損傷  ➡   珍味に変身中

トンボ池広場の刈り払い

2018-08-27 | 今日は真面目に
 トンボ池広場の草丈が伸びてきた。既に2回の刈り払いを実施しているがチカラシバが種を付けると更に厄介になるから刈り払いをする。
 作業中、刈り刃が動くにつれバッタ類が多く飛び出してくる。先日の刈り払いでは少なく感じたのに発生には波があるのだろうか。

 全面刈り払いでは少々可哀想な気もして畝状に3列刈り払わずに残してきた。手間がかかるが刈り払った部分が伸長したら残した部分を刈れば良い。刈り残しやモザイク状に刈り払いするなどは環境に配慮したやり方なのだけれど「労間は一日で終わらず」になってしまった。

                   ➡     列状刈り残しは見え難い

          

イソヒヨドリの巣

2018-08-27 | 小父のお隣さん
 近所で営巣を見るようになって随分と久しいのだが小生宅に巣作りをし雛を巣立ちさせるようになって何年経つのだろうか。場所は玄関小屋根の化粧雨樋カバー内で、底蓋を外さなくても巣の位置は明白で建物寄りの奥まった部分にある。

 巣への出入りは小屋根の先端、東角の隙間からで、小生が机を置く小窓から1mの距離だ。親が餌を運べばツバメやスズメの雛は大騒ぎするけれどイソヒヨドリの雛は静かで、今期初めて巣内の鳴き声を聞いたくらいである。

 親鳥を見るのに網戸越しでも無理で、ブラインド越しでは安定性に欠ける。そこで数年前に窓枠に木箱を挟み込み片隅ののぞき穴を開け撮影していた時があった。直接1mの距離で観察するオス親鳥の美しい事、メスは地味だけれど味わいのある色彩だ。今期は興味も薄れ覗き箱も処分してしまったが、当時は「出っ歯の亀さん」になぞらえて「出箱の亀爺」なんて自嘲気味に表現したものだ。
 鳥知れず覗いているのは事実だったが法に触れる訳でもなく、ただ呆に触れただけである。

 さて今回、巣を外す事にしたのは衛生面の心配からで、外壁には汚れが流れた一筋が見えるし巣材の腐植やダニの発生などを憂慮したためもある。
 随分昔の話になるのだが屋根上に取りつけた換気用ドーマー内にスズメが営巣を始めて何年か経過後、巣材が外に溢れて見えるようになった。換気能力や火災を心配し業者に巣を撤去してもらったのだが、スズメの巣とは思えない大きさだった。今回の主はスズメより大きいけれど空間は比較にならないほど狭い。

 止めネジ4本を外すのに苦労する。外壁塗装を施した折り、業者がネジまで塗りつぶした結果で、電動ドリルは使えず、ドライバーを当てハンマーで叩き溝を深くしつつようやく外す事が出来た。五十肩には辛い上向きの軽作業だった。
 巣内の状況は意外と清潔でびっくりしたが、考えてみれば当然の環境なのだ。しかし巣に至る通路は何のために持ち込んだか不明のコンクリート片やパッキンなどがあり汚れて見えた。巣材の下の層は苔類で、上層は恐らくイネ科の植物で構成されている。羽毛や布地の繊維などがあるかと思ったけれど全く無かった。

 巣の形状はお椀状では無く平皿状で、育雛するに3羽が限界だろうと思われる小振りな巣であった。巣本体は状況写真と共に「欲しい」と言っていたSさんへ渡す。

 小屋根の角上部から出入り壁際に巣     巣内再現    巣本体

今日のとんぼ「半月後の二回目」

2018-08-26 | 小父のお隣さん
 日々定例の水見回り、上の池で今季2回目となるコシアキトンボを視認した。飛翔体を探したがおらず、この一匹だけの様であった。
 池の周囲で止まってくれれば大きめのサイズで撮影出来るのだが、初回も今回も水面の上なので接近できない。それでもコシアキトンボだとは分かるサイズだ。

 今季2回目の視認となると、初回初観測時、Sさんは三匹見ているので産卵体がいて来期の発生につながれば定着の可能性が高くなる。勿論、邯鄲の夢である事は承知の上の絵空事であるけれど、もう絵空事と耄碌の境界が無い現実では極楽とんぼうに近い。

 「とんぼ」の「とん」は「とんだ・とんと」の意かどうか知らないけれど「とんぼ」は「とんぼう」の変化との記載もあるから、ここは勝手に解釈している。となれば「ぼう」は「棒」で良いだろう。小生の「ごくらくとんぼう」は極楽頓坊…。禿げである。

さらしえごで冷菓?

2018-08-26 | 何よりの楽しみ
 ダブル台風の影響で雪隠詰め継続中、イベント用の玩具を作る気にもならず久しぶりに郷土の一品に手を出してみた。伝統的な酢味噌や辛子醤油では芸もないから冷菓風に遊んでみる事にした。

 材料は姉が新潟の海岸で採集しゴミを取り除き乾燥させたえごのりである。調理する時はいつもソフトボール大を用意するけれど、色彩が異なるのは晒し具合や乾燥の条件に由る。晒しが長くて乾燥回数が増えれば白くなるけれど風味が薄くなる。小生は自分の口に入れるだけであるから色合いは気にはしない。
 しかしながら今回は「冷菓風」に作りたかったから粉末緑茶とシナモンを加えてみた。

 鍋底の厚い圧力鍋を使い弱火で焦げ付きを防ぎつつ溶解していく。姉から「30分か1時間程度加熱すればきめ細かく出来上がる」と言われていても根気がないから適当な状態で火を止める。完全溶解しなくても気にはしない。
 粉末緑茶を入れ緑色を出そうと思うと量は多くなる。エゴノリ本来の色が薄れ緑色が分かる様になるまで粉末緑茶を入れたら食味に茶葉の苦味が出た。小生、フキノトウにしろアケビの新芽にしろ苦みは好みであるから、これも気にならない。シナモンを加えた事で茶葉の香りよりシナモンの香りが勝ったが、これは意図通りだ。

 溶解液を密閉容器に入れ水道水で粗熱をとってから冷蔵庫で一晩冷やし固めた。蓋を取るとシナモンの香りが立ち昇ってきた。切り分けた断面を見ると二層となっており、上部は上澄みの綺麗なゼラチン質、下層は未溶解の小さな繊維が混じる。当然、この二層の舌触りは異なるけれど、これも気にしない。

 冷菓風と言う事で黄粉を使い試食する。あの信玄餅風なイメージを抱いたのであるが餅より水分量が多いとはいえパサつき喉越しが悪い。やはり伝統的な酢味噌や辛子醤油が無難であった。
 それでもここで凹んではお爺が廃るというもの、黒砂糖で糖蜜を作って再試食したらこちらの方が食べやすい。これは別に試食しなくても判り切った事だった。かくして家にいる暇つぶしの即興は終わったのである。
 残りの分は酢味噌、辛子醤油、マヨネーズ、濃縮麺つゆなどで食するが数日間は「晒しエゴばっかりスイーツ」の日々だ…。

 「さらしえご」は主に日本海沿岸で食される海藻であるが、郷里では冠婚葬祭には定番の一品として出されるほどで、澄まし汁に固めていない豆腐を入れた「おぼろ豆腐」だったかの汁物も定番であったように思い出した。
 これから発生し食卓を飾る「アマンダレ」というキノコも美味くも懐かしい郷里の一品である。しかし全ては時間に晒され朧の彼方へと消えつつある。

こけら版 「とりこし苦労」8 (パンダカラス)

2018-08-25 | 旅行記
 ヘーッ、パンダカラス、だが第一印象だった。野鳥の本には「西日本には飛来しキジバト程度の大きさ」とあったが、現地の個体は普通の大きさに見えた。だから「コクマルカラス」と図鑑に記載されたアジアの種とは異なるのかどうか、小生は当然ながら知る由もない。

 現地の図鑑から写した学名は[corvus corone cornit]で、コクマルガラス(白色型)は[corvus monedula]となっていたから別種で良いのだろう。日本も南北に長いから当地で全ての種を見られるはずも無し。

 黒いカラスもいたけれど日本産のカラスより体格が良いようにも思った。この種だと思っているのだが飛べないカササギの雛を狙いに来て、親カササギに何時も邪魔されていた。ただ地上の雛鳥の捕食者となる相手には猫もいたから、誰がご賞味したかは知らない。

               

 借りたデジカメからPCに写真を移動させたら全て暗くなって原因が分からず目が白黒してしまった。このカラスの写真は特に暗くて判明し難い。

上の池オーバーフロー改修 2日目

2018-08-25 | 水辺環境の保全
 改修2日目、暑くならない8時から作業を開始した。といってもすでに30℃を示している。このところずーと熱帯夜かつ真夏日が続いているけれど、熱帯夜といえど26℃程度だと涼しく感じてしまう今日この頃である。

 前日の作業は沈めた丸太を引き出すだけでヘロヘロとなり土嚢積みは着手しただけで終わった。この日は日射が無かったから気合を入れてみたけれど、下向き作業が多かったこともあり眼鏡に汗がたまり視界が歪んで不愉快だった。拭き取ろうにも泥だらけのゴム手袋を外すのも一苦労で、水分補給に合わせての汚れ取りだった。
 きれいにしてもすぐ汗がたまり「やってもやらねくても不快には変わりなく」手間だけを省き作業を行う。

 前日に1段並べた土嚢では水が溜まってなかったから組みなおし、水位が上がるのを見届けてから土嚢を積む下手側には丸太を並べて水圧で移動しないようにしておく。土嚢は1段5袋の3段積みでこの日の作業は終わらせた。
 水をしっかりと止められたわけではないけれど、現在の水位まで泥土が溜まったらさらに土嚢を増やして底上げを図るので、最終的な完成は泥土の沈殿状態で決まるだろう。どちらにしろ自然堆積なら1年先の話である。

    最下段の設え    ➡    3段15袋を積む