トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

早堀りのタケノコ

2015-12-31 | 何よりの楽しみ
 いわば「産直品」になったタケノコである。会友のY氏が大ぶりのタケノコ3本を譲ってくれたのである。正月用の食材にしようと台所に持ち込んだのだが思い返して、いつも山菜を送ってくれる次兄へ送った。小生から山菜らしき物を送ろうとすればタケノコくらいしかない。
 次兄の自宅は雪国だから孟宗竹は無く、筍といえば「ネマガリダケ」だ。食味は断然こちらが美味しいと思っているけれど、孟宗竹の小筍は、まあ珍品に類するだろうからと送ってみた。次兄にとっては「生涯初」の珍味?になるはずである。

ドライブセンターを自作する

2015-12-30 | 今日は真面目に
 卓上木工旋盤のドライブセンターが破損した。ネットで探した製品も使い勝手が悪くアルミダイキャスト製で強度も心もとない。とりあえず使用してみたが使いかっての悪さには閉口する。思い余って自作する事にした。
 付属品のようなピンタイプだと小さくできるのだけれど強度に不安があるから三つ爪と四つ爪タイプを作ってみる。10φのボルトの頭を加工したのだが、ドリルとサンダー、ヤスリだけで仕上げた。センターピンは強度が欲しいのでコンクリート釘を使った。材料費はボルト二本、コンクリート釘、合わせて300円くらいか…。
 まだセンターピンの固定まで1両日かかるから試し加工はしていないが、問題は爪とセンターピンの出っ張り差だろうと思っている。
 年末になって木屑を撒き散らすわけにもいかないから試行は正月明けだ。 
   破損品と購入品       自作品2種

生姜蜂蜜漬け

2015-12-29 | 何よりの楽しみ
 ショウガの小さめの株を掘り上げて蜂蜜漬けにしてみた。昨季までは「ショウガシロップ」として使っていたがスライスした生姜が無駄になる。そこで今回は摩り下ろして作った。
 ミキサーなどの電動調理器具は無いからおろし金で摩り下ろしたが指先まで摩り下ろしたくないので、そこそこで止めてしまうと断片が出る。これはスライスして投入した。これで寒い期間の携帯飲料として「生姜湯」、自宅で一服する「生姜紅茶」が簡単になった。寒い時の一服は至福の時間でもある。

*温まって寝る

2015-12-28 | 感じるままの回り道
 秋味の運ぶ幸摂る温だまり

 燻煙の出来不出来より友の顔

 これがまあ生いの姿か二段腹

 蚊の音に目覚めりゃ部屋に鯨おる

 津波かと思えばいびきの友白髪

ドライブセンター

2015-12-27 | 小人閑居して憮然
 写真右下のドライブセンターが破損してしまった。木工旋盤のメーカーが不明なので部品購入もままならない。ネットで類似品を探したが見いだせず、使えるかと購入してみたのが写真左上の部品だ。これだと規格外形の丸材なら容易に着装できようが十字になった刃を部材に押し込むためにあらかじめ単品ごとに十字の切り込みを入れる必要があって、この手間が結構面倒くさいのであった。
 そこで壊れた部品と同じタイプを自作しようとホームセンターで水栓の止水栓を購入したら、これが寸分たがわず壊れた部品と同じなのである。なんのことはない、止水栓を使いドライブセンターにしてあった。メーカーとしては「お粗末」の何物でもないと思った。いくら「ホビー用」とは言え、使い勝手や強度を求められる部分なのに手抜きともいえる「合理化」ではため息しか出ない。

久しぶりのグルメ

2015-12-26 | 何よりの楽しみ
 会友Y氏から燻製のお返しに早堀りのタケノコをもらった。いわゆる孟宗竹のタケノコなのだが地表近くの地下茎から生える物で大きくても握りこぶし程度である。こんなタケノコでも食べれば「初物」には間違いない。
 まあ、煮物が定番なのだが数がないからイノシシの燻製の付け合わせにしてみた。タケノコだけでは寂しいから口直しにコカブと大根の梅サワー漬けも添えた。コカブは家の玄関前のもの、大根は拠点で育てた頂き物である。
 こんな素材の一品でも小生にとっては限りなく「グルメ」と言えるが「小人、閑居して冨膳を為す」と、まあ、こんな調子か…。
                             

トンボ池の沈泥池

2015-12-25 | 水辺環境の保全
 トンボ池沈泥池の泥さらいを実施する。流れ込んだ土砂よりイノシシが法面を崩して埋めた土砂量が多いように感じるが埋まった事には変わりがない。
 スコップより作業が楽だから長柄にしたジョレンを使い泥を引き上げる。ドジョウやヤゴなど出てくるかと思ったが全く見られなかった。この沈泥池も日陰だし流入部で冷たい水温だろうから池本体の安定した環境下で冬越しするのだろうと推測する。
          ほぼ埋まった ➡   作業終了

12月定例会

2015-12-24 | 月例会
2015/12/20(日)9:00~13:00
 会員 9名
 活動 徐竹地のひこばえ除伐

 今年の除伐・刈り払い作業の実施が少なかったので、今回の作業地は酷い有様になってしまった。当然、一回の活動で片付く量では無い。小生は抜糸がまだなので作業には参加せず拠点で部材の修繕などをした。
 活動日に合わせトラブルとなった団体の事務局長が作業現場へ挨拶に来たとの事、通常の年末の挨拶だけだったようで、これでは先々何も改善しないだろう。挨拶の文句が「保護者が迷惑をかけたようで…」一方で「何時も子ども達のために手を入れて頂き…」では話にならない。
保全に対する気遣いも当事者意識も欠落していては「環境教育」などと標榜していても「年々や猿に着せたる猿の面(芭蕉)」そのまんまである。
                   

酵母処理

2015-12-23 | 何よりの楽しみ
 味は申し分ないと会友も評価してくれたが燻煙が長くなったので硬さが最初に来る。燻製そのものの味でなくなるのは無視し、酵母処理で柔らかさを出してみようと「酒粕」と比較のために「乾燥糀」の二種類で漬け込む。どちらも燻製300g、酒粕、戻し糀も300gの等量で漬けた。
 酵母菌を活性化させるためにどちらもヨ-グルトメーカーで40度まで加温して使用する。問題は漬け込み時間なのだが初めての事だし、数日漬けて試食した。
  左糀漬け、右酒粕漬け ➡  酒粕漬け
 さて、漬け込み結果、糀漬けは甘みが強く感じられたが軟化は酒粕より遅れた。酒粕漬けは燻製の風味はさほど変わらず、どちらも歯切れの良い触感になっていた。酒粕と糀に支出する費用は同等、面倒の無いのが酒粕、とは言え次回はハムに加工したほうが加熱の安全性や燻煙時間の短縮などで無駄がないように思えた。

木地師気取りも楽しい

2015-12-22 | 今日は真面目に
 会友のY氏が木工旋盤を所有しているのを知って貸していただいた。今までサンダーとナイフで切り出していた球体や円柱の制作が容易になったが出力自体は少ないからお皿やお椀を削り出すのは出来ないけれど、小生の遊びには十分すぎる「大人の玩具」である。
 小生、これでも「挽き物教室」に通った経験があるし、若いころは旋盤などの金属加工もこなした。素材が木材とは言え加工の面白さを堪能できる時間である。とは言え加工していると能力のある機械が欲しくなる。金も場所も無いのに欲望は果てしない。

早速、籠の鳥!

2015-12-21 | 小父のお隣さん
 しばらくは警戒して利用しないと思っていた籠の餌、設置して翌日にはミカン半分を食べつくしてあった。新しいミカンを入れた翌朝、カーテン越しに姿が見えたからガラス越しに撮影したのだが窓ガラスが結露しており不鮮明な画像になってしまった。とは言え臆することなく入り込んだメジロは偉いのか馬鹿なのか判断しかねる。シジュウカラはまだやってこない。
 この籠を設置してから林檎狙いのヒヨドリが姿を見せない。当然、籠のミカンを食べようとする影も無い。むき出しの時なら真っ先に飛来して食い散らかすヤクザぶりなのだが小心なのか利口なのか、まあ、功利主義なんだろうとは小生の感想である。それはともかく、ヒヨドリに与えない対策は大成功だ。そこに「してやったり!」と思う自分がいる。

猪肉燻製に挑戦 2

2015-12-20 | 何よりの楽しみ
 6日間の漬け込みが終わり冒頭の写真の様に塩抜きしてから一晩冷蔵庫で脱水シートに包んで水分を抜く。ここまでが自宅での作業だ。
 風乾は拠点で燻製炉の用意が出来るまで1時間ほど行い燻煙は熱燻2時間を想定したが、肉の厚さが不均等なため厚い中心部は火の通りが不十分で最終的に3時間の燻煙になった。
 塩抜き段階で試食してみたのだけれど塩抜きはおおむね良好、少しだけ分けた会友も合格点を出したから出来栄えは「ほどほど」と言うところだろう。
  風乾 ➡  燻煙 ➡  出来上がり

今日のトンボ「カウントダウン」

2015-12-19 | 小父のお隣さん
 12月に入るとトンボの見納め日は10日前後と体験的に理解しているが記録した事は無い。今回は記録してみた。フイールドの水辺で日溜りが出来るのはトンボ池だけなのでトンボ池で観察する。
1日(火) マユタテアカネ

2日(水) オオアオイトトンボ交尾体

3日(木)雨のち晴れ(出現せず)
4日(金)季節風強し(出現せず)
5日(土)小春日和
マユタテアカネ オオアオイトトンボ 不明トンボ

6日(日) オオアオイトトンボのみ

7日(月)晴れたり曇ったり肌寒い・出現せず 
8日(火)晴れたり曇ったり肌寒い・出現せず 7、8日とも最高気温15度未満
9日(水) マユタテアカネ 最低気温4.9℃ 最高気温14.9℃
10日(木)曇天 出現せず
11日(金)前夜より嵐。日中23℃まで上昇。出現せず

12日(土) オオアオイトトンボ   腹部太いがマユタテ?
13日(日)曇天 出現せず
14日(月)曇天 出現せず

15日(火) マユタテアカネ 11℃~17℃暖かい

16日(水) マユタテアカネ 11℃~17℃ 暖かさも今日まで

17日(木)冬晴れ 出現せず 8℃~14℃ 各地初雪便り
18日(金)晴れ 初霜・初結氷  2℃~13℃ 本日で今季の目視確認を終了する。

初霜・初結氷

2015-12-18 | 感じるままの回り道
 「ようやく」と言うべきか「期待通り」と言うべきか、現実は期待以上の「初霜・初結氷」のダブルだった。前夜の予報で最低気温が3℃程と知り「初霜」を期待していたのである。
 駐車場、泥水地の枯れ葉の上は白くなって池の中には薄かったけれど結氷が見られた。冬到来本番を自覚せざるを得ないが、これでトンボの出現も終焉で出かける楽しみが減った。まあ、無事に越冬し羽化飛翔に繋げるために「水切れ」を防ぐことが課題にあるし、その意味で「水見回り」や「漏水対策」等々、作業の手間は減る訳では無いが…。
      泥水地初霜      泥水池初結氷

不時現象!?

2015-12-18 | 小父のお隣さん
 先日、レンゲの花を見たと思ったら、今日は原っぱ部でタンポポが開花していた。一株だけでなく周辺に数株、花茎を複数上げている株もある。早春の頃の開花と異なり情感は湧いてこないのはどうしてだろう。やはり厳しい冬を越してこそ春の嬉しさが倍増するのだというのを実感した思いだ。
 郷里と異なり当地は雪国ではなく「春の喜び」は雪国のそれと比べ物にならないけれど、少年時代、雪解けが始まって道路に泥水が見えた時の喜びは未だに忘れられない。