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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

二つの空巣

2021-01-31 | 感じるままの回り道
 「空巣!」と言っても110番しなければならない範疇とは遠く、地拵えしていた山の斜面のアオキの樹と整枝剪定したウメの枝の中から採集した二つの空巣なのだ。鳥の種類は不明だけれどサイズはメジロ程度より大きい小鳥のようにも思えるものの、小生に見当などつくはずもなく、とりあえずコレクションしておく。形が崩れないように紙箱にでも乾燥したら入れておこう。

 空巣には違いないけれど「空巣」と字面を観れば犯罪の香りがするものの、実際は使い終わった巣なので「あきす」と読んで良い漢字なのか小鳥の巣だから「あきす」とは読まないのか見当もつかない。まあ、どっちでも構わんけれど「地下鉄車両はどこから入れるか!」考え始めたら夜も眠れない類の問題かもしれないし、こんなことでグタグタモタモタするのは恐らく小生だけなのであろう。世の人々はもっと高尚な課題や問題に思考を費やしているはずである。

                  


ゴボウとキク芋の味噌酒粕漬け

2021-01-31 | 何よりの楽しみ
 粕漬けが食べたくて味噌を加えた「味噌酒粕床」を用意し、勝手気ままに喰いたいのを1週間か10日ほど漬けこんで食べいる。「えひめAI」方式の糠床はかき混ぜる手間が面倒で塩分も摂取することになるから、塩分摂取量が少ない酒粕床にしたのだ。

 今回、取り出したのは茹でたゴボウと茹でたキク芋である。塩分が少ない床のせいなのかどうか分からないものの、キュウリやナスを生のまま付けてみた結果は芳しくは無かった。浅く塩漬けした方が美味しく仕上がったのだ。だからと言ってゴボウも菊芋も「塩漬け」してからではまずいだろうとレンジで加熱してから付け込んでおいた。これはたまたまテレビの料理番組で「簡単浅漬け」だったか「軽く熱湯をくぐらして付けると早く美味しく漬け上がる」と言う場面を見て付け上がって模倣したのだ。

 取り出して薄切りにし試食する。酒粕漬けの性質なのだろう、どれを食べても「粕漬けだ!」と言う印象で糠漬けのように素材の味を味わうには不足なものの、塩分を気にせず漬物野菜を食べれるのはありがたい。食べる時も糠漬けの時のように一旦は洗ってから食べる必要もなく、酒粕が付いたままを口にすれば酒粕の栄養成分も同時に摂れる、と爺我自賛の粕漬けであった。
 次の素材は「黒豆の水煮」と「イカの燻製」である、「イカの燻製」は素材からして漬け容器に入れない方が良いだろうと考えてお茶パックに入れ、両面から酒粕で挟みラップで覆って冷蔵庫である。これから先、一週間後のお楽しみ・・・。

                

落下木の処理

2021-01-30 | 今日は真面目に
 地拵えに入山するようになってから途中の道筋脇の腐食木が気になっていた。これはナラ枯れ病で枯れたコナラの大木の一部で、枯れて腐食を始めてから先端部から落下が続いており、この頃は幹近くの太枝が折れて落ちるようになった。落下したそれが急な斜面から今にも滑り落ちそうになりつつ、かろうじて先端部が通路に落ちているから横倒しにならないだけの姿なのである。
 冬の間は小生ら以外は入る道筋ではないものの暖かくなればタケノコやフキ採りの山荒氏もおチビちゃんたちも通るだろう。ほっといても誰かが処理するわけもなく、チェーンソーを携行して行き帰りしている立場上、寸断し下に落して危険を排除する事にした。

 牽引器で引き落とせば安全なのだが、その準備もうっとおしいから「やってはいけない元玉切り」で下に落した。この方法だと切り離したときに上部が滑り落ち直撃する恐れもある禁止行為に相当するのだが止むを得なく結構出くわすのが現場だ。今回は上手く切断出来たと思ったものの上部はずり落ちても斜面で支えられ直立状態で止まってしまった。こうなると更なる危険が生じてしまった。林道上の同じ立ち位置から倒そうとすれば倒れるけれど重心の安定しない逆Y字形の又部なのだ。ロープで引けば安心だが手元には無い。
 そこで斜面の上側から降りて斜面に腰を下ろして両足で押し倒した。後はチェーンソーで両断し排除するだけになる。作業時間としては大した長さではないけれど他人のために「自分が危ない」作業なのである。

 まあ、大体が余計な事をしてミスやトラブルに遭う。ホームドクターの定期診察のおり、頭部直撃の顛末を話したら「それこそ想定外ですね!」と言われたものの、安全原則を軽視した結果でもある。「晴天の直撃」とはこの事だった。雉も鳴かずば撃たれまい…。

             ➡    落下させ玉切りし排除した

屍るいるい・・・

2021-01-29 | 今日は真面目に
 既に藪化してしまった果樹園跡を落葉広葉樹林に戻そうと地拵え中だ。林床のネザサ刈りをしアリドオシと言う棘だらけの小樹を刈り払い残るは木本類の常緑樹なのだが、圧倒的に数が多いのがアオキでヒサカキやネズミモチ類の樹種が続く。山腹を階段状にして耕作していたから段々畑と言いたいけれど平坦部の横幅は5尺程度で狭い。柑橘樹が点在しているけれど、どちらかと言えば茶畑だったような設えに見える。

 それはともかくアオキやヒサカキなどは日照が少なくても育つし、それがかえって林床の植生を阻害してしまう。下草もなく地盤がむき出しで獣道がくっきりと通っている場所でもある。とにもかくにもこの日は集積も考慮して出かけたもののアオキやヒサカキをチェーンソーで地際から伐採するだけで終わってしまった。地表を眺めれば「屍累々」と言う感じで歩くのもままならないけれど光の通り道が出来たので一帯は明るくなった。しかし夏を迎えるころには草本や木本類が一斉に芽吹いて入り込むのもままならない場所になってしまうのは目に見えてくる。植樹するまででなく植樹して青年樹に育つ頃までは夏季を中心に数回の刈り払いが必要になってくるだろう。
 まあ、ある意味、手出しをすれば新たな手間が舞い込んでくるので年々窮屈になるのは仕方が無い。足の踏み場も無くなりつつある現場だが、まだ序の口にも入らず作業の露払い程度だろう。

                   

タナゴと二枚貝、越冬期の管理

2021-01-28 | 感じるままの回り道
 先日には三度目の大寒波に襲われ庭の池も結氷していたが27日は思わぬ陽気で最高気温17℃、水温9℃だった。今期も二枚貝とタナゴの越冬中の管理は例年と大きく異なるほどの手間暇はする必要もないのだが、それでも二枚貝には植物性豆乳ヨーグルトを基剤とし「乳酸菌粉末+酪酸菌粉末+ミドリムシ粉末」を混合した溶液を2週ごとに投入している。越冬期間中にどれほどのエネルギー摂取が必要なのかどうか知らないけれど「冬眠している訳でもないだろう」と考えて新たに投与する事にしたのだ。これでタナゴの産卵期までに産卵母貝として充実すれば好結果が出るだろうと期待しての事でもある。
 本来は珪藻を採取し折に触れ与えたいのだが冬場は川に入るのは「越冬中だから」とつい給餌さえしてなかったのだ。

 その溶液を池に注いだおり、タナゴの姿が見えたのだ。例年、寒の内にタナゴの姿を見る事は全く無くて早くても3月が相場だったのだ。それも数匹ではなく二桁のタナゴが水底に見え、何匹かは浮いている南天の葉をつついている。「これは空腹のサインだ!」と馬鹿でも判る理解をし、慌てて集魚用ペレット、これは沈下するがタナゴが動いているならドジョウも動くだろうと投入。合わせてメダカ用の顆粒餌も撒いてみた。既に夕刻で、水中の撮影をしたけれど魚影は見え難く削除、池の写真ではしょうもないけれど、まあ、今期お世話の一端を紹介した。

 池の中のタナゴ、昨季は産卵管を出すまでには育ってはおらず、晩秋の池掃除での個体確認では昨春の倍の体長にまで育っていたから今期は産卵の可能性が高い。昨季は産卵するかもしれないと、その管理を簡単にするために「人工産卵床」を用意したのだが確かめる機会もなく終わったのだ。
 飼育下のタナゴ繁殖は大概は稚魚と親魚が混泳しないような環境下で行っているよう見受けれるけれど、昨季の「人工産卵床」も、その範疇のシステムである。せっかく仕上げた「人工産卵床」を試行できず放置しているが、今期は稚魚と親魚が同一水域で、つまり池の中で繁殖させたいと思っている。「親に喰われないように」が分離飼育の理由なのだろうが自然環境下では分離飼育である訳もなし。そう考え水槽でない池での飼育で繁殖を目指したい。

クワの樹とリンゴの整枝選定

2021-01-27 | 今日は真面目に
 フイールドには勝手に増えたクワが多々ある。その中でも利用したいクワの実や利用しやすい場所は限られており、たかだか数本に過ぎない。残りは「山の賑わい」あるいは「小鳥のデザート」くらいの用途なのだ。特に大木になってしまうと手が届かず、美味しいクワの実でも指をくわえてお終い、なのであった。
 そんなことで昨季は樹高を詰め枝を整理して横方向へ展るように整枝剪定したクワが2本出来た。整枝剪定したとは言え、一夏過ごせば立枝も数多く発生し伸びようとする。頭部外傷を受けたし高所恐怖症でもあるから脚立の3段目でさえ上りたくないのだが、こんな作業は小生しか行わないので身体慣らしに二本のクワのシュートを剪定してきた。

 見た目にもすっきりしたのだが、これから芽出し肥えを施して「前年枝に結実する」と言うクワでも今期の結実は期待できるかどうかはまだ不明なのだ。それでも従前よりは水平方向の枝ぶりが多くなったから楽しみはあると言うものであるが。

           駐車場の1本      ➡   林道わきの大実クワ

 自宅のリンゴの樹も整枝選定した。立枝を切除し水平方向に広がる様に配置し伸びた枝の先端部は軽く切り詰めて終わり。脚立を立てて剪定ハサミで処理すれば仕事は綺麗なのだけれど枝が開いた中に顔を突っ込まなくてはならずうっとおしい。そこで高枝切りですべて処理した。切った枝が散乱するので、これも面倒だけれど一度はやっておかなければならない手入れでもある。

                    ➡   




ヒキガエルの産卵区の除草

2021-01-26 | 水辺環境の保全
 トンボ池の水面に一見、アマモに似た植物が増えてきた。初夏になればイネ科植物と判るのだが冬の間はとてもそうは思えない。久しぶりに降雨があって、たかだか10mm程度の降水量だったけれど地拵え作業地は濡れていて危ない。風もなく暖かい日寄りで絶好の作業日和なのだがスリップ転倒事故を避けるために水域の除草に変更した。

 降雨の前は氷盤が張っていたトンボ池なのにすっかり溶けて、日差しを浴び立って眺めている限りでは春の陽気に感じる、。しかし水温は一桁台だし手抜き除草では冷たくて気が進まない。結局は横着し4本鍬で根塊ごと掻きとる手段を選んだものの、鍬の爪に掛からない株の方が多くて、とどのつまりは手抜きになった。

 トンボ池の北端は例年ヒキガエルが産卵する環境で、そこの水温を少しでも上がる算段はしておかねばならない。水面を覆ってしまう植物体があると、どうしても池の水温は上がらないしプランクトンの発生も抑えられてしまう。そのための除草なので「水温む頃」なんて悠長な感覚では産卵場所を攪乱してしまいかねない。故に寒くても冷たくても寒の内の作業になる。
 掘り上げた根塊と泥は水際に積み上げる。本来は傾斜をつけておきたいのだが、傾斜で水際線を設えておくとオタマジャクシ見たさに集団で集中し植生は破壊され裸地にされてしまう。これで幼体が上陸するルートの保護植生を失うのであった。
 そこで岸壁のように高くしておけば良いだろうと思っても幼体上陸の障害になるし、どっちにしろ憂いは尽きない。

 毎年のほんの一時期の事だけれど「植生保護し裸地にしないで!」と言うクレームはその時だけで持続はしないし広がらない。いきおいロープに頼ってしまうのだが嫌な気分でロープを張り水見回りの度に目にするのは気分が悪い事、この上ないのだ。
 しかしそれは小生だけの個人内差であって、荒らしまわる環境破壊教育御一行様は「ほかに行けばよい」程度でしかない。そこにあって手軽だから「後は野となれ山となれ」とばかり入り込むだけなのである。結局、心証は「また煩い事を言う・・・」の澱だけ溜まる。
 まあ、かくして「意地悪爺さん・小言幸兵衛」は定着し拡散するのであった。イチゴサッテモウシタモウシタ。

            ➡   

伐採準備のIロープ

2021-01-26 | 今日は真面目に
 地拵え場所にはまだロープを掛け牽引しつつ伐倒しなければならのマキの大樹が10本ほど残っている。牽引器チルホールのワイヤーロープは10mしかないので支点となる樹木に届きはするが伐倒地点と重なってしまう事からもう少し長い牽引ロープが必要なのだ。ワイヤーロープの購入も考えなくは無かったけれど使用頻度は低いし、道具小屋にある綿ロープで間に合うようでもあるからロープの両端に輪を作り、いわゆる「Iロープ」を用意した。

 このロープを伐倒したい幹の高所に結びチルホールで牽引すれば伐倒する危険範囲からは外れる。綿のロープだからワイヤーロープのように伸びないで力を伝える能力は劣るけれど、途中にローラーフックを入れれば牽引方向を替えられるし、更に安全な作業が行えるだろう。
 Iロープの輪を作るには端をほどいて編み込む必要がある。ドライバーを差し込み緩みを作り、さらにラジオペンチを繰り入れ広げ三つ編みみたいに編み込んだ。編み込み長さは15cm程度なのだが欲を言えば20cm近くは欲しかったものの、この編み込み作業は汗が出るほど大変なので横着してギリギリの長さで終わらせる。それでも用意できたので作業地が乾けば伐採作業に入れる。

                ➡      


干池に慈雨⁉

2021-01-25 | 感じるままの回り道
 降り始めから二日間要して10mm程度の降雨があった。初冬からまともな降水量が無かったので駐車場への絞り水も涸れ果てて走路は快適だけれど雨水だけに頼っている三日月池は干上がり寸前だった。水溜りが見えていたのは池の面積2割程度だったろう。確認して一週間経ってのようやくの降雨だったから、降雨直前にはすっかり干上がっていたかどうかは承知していないのだが、10mm程度の雨量では地表水など発生しないから、それで期待しないで池に立ち寄ってみた。

 干上がったのは不幸だけれどチョボ雨でも池の底を潤す程度には溜まってくれた。しかし一旦は8割ほど底を露わにした池なので生息していただろうと思われるヤゴの大量消失の可能性が高い。クロスジギンヤンマの発生の時期になれば初期の羽化数でおおよその見当がつくので、とにかく今は水量の復活イコール十分な降雨を願うばかりなのだ。雨水頼みの水域では他に頼るべき手段など無いのである。

                    

**どぶ板長屋のボヤキ節

2021-01-25 | 合混で闘作すれば
       若輩なんでアドレナリンが
             毎度毎度の出てき過ぎ ハアコリャコリャ      与太郎

       コロナ前より黙食ですの
             箱入りゆえのスマホ食 ハアコリャコリャ      八百屋お七

       換気せずとも全館自働
             破れ長屋の管理危機 ハアコリャコリャ       木戸番

       マスクマスクと言うよりマスク
             お口チャックで済んじゃった ハアコリャコリャ   熊さん

       四畳半でも吾輩城主     
             喰えず大の字つまようじ ハアコリャコリャ     浪人

       仕事選ばぬ口糊のため  
             汚わい汲みでもも ハアコリャコリャ      無宿人

       宣言出たから人出は減ると
             出かけた先は傪密じゃあ ハアコリャコリャ     八さん

       人流こそがウイルス活かす
             ミックスシェークブースター ハアコリャコリャ   心気持ち

       お助け小屋に入れぬ者は
             大八車で大往生 ハアコリャコリャ         赤ひげ

       銭を撒くより割れ鍋治せ
             蓋も割れてりゃ応援団 ハアコリャコリャ      鼻垂れ

       春節来ても冬去りやらぬ
             冠状病毒鬼は内 ハアコリャコリャ         陳さん

       不要不急な農耕接触
             あっちに点々こっちに天 ハアコリャコリャ     担ぎ売り

       救急呼んでも行くとこ無くて
             罰の追い打ちコロナ越え ハアコリャコリャ     纏い振り

       体制作らずお仕置きばかり
             セーラームーンのつもり馬鹿 ハアコリャコリャ   岡っ引き

       不法やっても失業しない
             生業せずともご安泰 ハアコリャコリャ       与力

       誤倫誤倫と草木が嘆く  
             誤倫いよいよ済む頃な ハアコリャコリャ      桶作
             

ハナマメの生姜シロップ煮

2021-01-24 | 何よりの楽しみ
 暮れに弟がハナマメを送ってくれた。購入したり調理済みを頂いたりして食べた事はあるものの、自分で調理はしたことが無い。郷里の姉が詳しいと聞いたから電話で要点を聴き、大筋はネットからプリントした。浸水する事2泊三日、写真のように十分すぎるくらい水を吸わせ、アク取りの茹でこぼしは3回行い、4回目は湯量を多くして保温調理鍋で二時間保温して軟化させる。

 レシピでは「90分程度弱火で煮込み軟化させる」とあったものの保温調理鍋で十分だった。これをしたことで昼食とその後の一服が出来たのだった。これが無ければさらに3時間ほどガス台の前で立ちっ放しになっていただろう。レシピでは浸水時間を除けば2時間程度の調理時間とあったけれど、姉の話では「急いではいけない。急ぐと皮が割れる」と言われていたし、ハナマメの調理もかなりのスローフードに違いない。「ゆっくりゆっくり辛抱辛抱」と言い聞かせ行った結果、皮は割れずに軟化もうまくいった。

 懸念はレシピ通りの砂糖の量でなく半量を生姜シロップに置き換えた事だ。初めての調理にやったことのない組み合わせだから失敗覚悟だったけれど、これが意外に美味しかったのだ。これで図に乗って、残りのハナマメで甘納豆に挑戦する気になってしまった。さらにおせちで使わなかった黒豆もある。これも甘納豆に仕立てる算段が入ってしまった。普段、目にする樹木の名前が出てこない事度々でも、このような「作るべえ…」と思ったことは記憶に残ったままになる。まあ、喰い爺が、いいえ、食い意地が張っているのであろう。いやー、ホントに美味くて食べ過ぎに注意で「1日10粒」と上限を決めた。

 今回、自分で調理したから気付いた事なのだが実質が大豆のように溶けない。どちらかと言うと小豆のようなサラッとした微粒子状だ。出来上がりだけを食べていた時は気が付かなかったが、納豆には不適でも餡子にはなりそうな性状に見える。でも小豆のような香りは無いから砂糖の消費を高める調理になりがちなのだろう。いやー、それはともかく、ついつい冷蔵庫を開け摘まんでしまう。購入品だとこうはいかない。

                    

水域ドタ濁り

2021-01-23 | 感じるままの回り道
      
 池が濁っている時はまま見かけるのだがこの日は全ての池がドタ濁りだった。今までもコガモが一夜を明かして濁らせた事は確認していたし、タマシギだったか夏の夜に一夜の宿として降りていたのはS先生が確認している。この時だって濁りはさほどではなかった。とにもかくにも水域を設えてから初めての広範囲の濁り様なのだ。

 過去、濁りが薄れた後の水底にシャジクモの群落などが消えているから採餌行動の結果だと理解しているけれど、夜討ち朝駆けされていては種類など判るはずもない。それでも水面にポツポツと見えた羽毛を立ち入って集めてみたものの、鳥がいた証拠にはなっても名前が分かるはずもなし。
 それにしても縞模様や、一見、白色に見える羽毛の中の細かい斑は綺麗である。

                       

痛いの痛いの飛んで行けー!

2021-01-22 | 小人閑居して憮然
 日陰の林床によく見られる鋭い棘だらけの小木「アリドオシ」と言うのだとかで、当地で初めて知った植物だ。林内作業の危険植物で作業衣などはいとも容易に刺し貫いてくる。容易に刺さって容易に折れるから先端が残ってしまう事も稀では無いのだ。その上、細く深く刺し入る結果、いつまでも痛いし赤い傷が消えない。

 この日、伐採して残った切株の高さを低くし、刈り払い時の障害にならぬようにと片膝付いてチェーンソーを入れようとした瞬間に膝下を刺してしまった。伐採前に足元を安全にするため刈り払っておいたのだが片付けておかなかった結果である。ズボンをめくってみると8カ所の赤い点が見え、一カ所は先端が残ったままだった。この写真も添付しようと撮影はしたけれど、すね毛交じりの患部など見たくも無いだろうから却下した。植物の針だけ見れば、その鋭さは理解できよう。アリドオシと言う名前の通り、蟻さえ刺し貫く硬さと細さがある植物だ。まあ、「痛いの痛いの飛んで行けー!」と言ったところで飛んではいかない。刺された小生がトンズラする格好になる・・・。
                        

心魂注入、蜜柑に完敗!

2021-01-22 | 小人閑居して憮然
 暮れから準備して設置した給餌器とファットボールなどは全くの鳴かず飛ばずで寄り付いた痕跡さえもない。近くには鳴いているし飛んでいるのにだ。自宅とフイールドの二カ所に用意したスプリングフィーダーと給餌器は設置したままの様子を保って1カ月にならんとしている。スプリングフィーダーが慣れないから「警戒する存在」かとも思いミカンと入れ替えたら日を置かず食べに来た。
 しかし缶に盛った穀物にはヒヨドリさえ素通りしている。むき出しのファットボールも関心さえ示さないのだ。「ファット ユー!」と悪態のひとつも出ようと言うものである。
 しかしそこは山徒男子ゆえぐっと堪えて次の一手を探ったが将棋の様にはいかんのは歳のせいなのか、思い違いしているのかどうかよく分からない事態である。

       

 革新的なレシピで冬鳥の健康に大いに寄与すると信じて疑わなかったあの「ノリ」は何だったのだろう。ここまで避けられる理由が不明だ。お蚕様の蛹を混入させた事から臭いを嫌ったのかもしれない、と言うのが最初の疑念なのだが、通常のレシピ通りに作って比較する意欲も出てこない。牛脂も他の材料も十分あるのだけれど、まだ冷蔵庫内にはファットボーが五個も入っているのだ。

 新調した籠型給餌台の自動式給餌装置は役に立たず、昔通りにミカンを入れれば籠内に入って食べてくれる。それで穀物に変えたら見向きもしない。仕方が無いからミカンだけ籠型給餌台の天板にねじ止めしたら、早速飛来して、と言うより設置している脇の生垣の中で待っているのだった。来るのは可愛いいが喰わないのは可愛くない。給餌器用に用意した撒き餌3リットルが無駄になりそう・・・。
 「悪爺の深情け」と迷惑に思っても構わないから「情けは人のため」どうかファットボールと撒き餌を啄んでください・・・。

               

 ミカンにメジロは見慣れた光景で、メジロがファットボールや穀物を啄んでくれなくても、シジュウカラやカシラダカ、カワラヒワが大喜びすると想定していたが全て想定外になってしまった。自宅のグリーンカーテンで結実したツルムラサキにはイソヒヨドリやスズメでさえホバリングしつつ啄んでいたのに見向きもされない。本当に嫌われてしまった。

1月定例会

2021-01-21 | 月例会
2021/01/16(土)9:00~13:00

会員 6名
活動 最奥部の地拵え

 最終的の顔ぶれは6人だったが作業を出来た者は4人である。同じ活動日の隣接地のグループも4名だ。周辺のどのグループも高齢化と新規参加者が無い現状では年々先細りである。すでに1グループは解散している。
 そんな現状の中で植樹のための地拵えをするなど「愚の骨頂」「年寄りの冷や水」の類であろうが、蜘蛛の糸であろうと可能性は捨てたくない。そうはいっても年末には頭部打撲の事態に遭遇した訳だから綱渡りでもある。

 放棄地だっただけにマキなどの常緑樹が育って意外と手間が必要な現場である。21年度を通して地拵えを続け22年度には植樹できればと考えている。
 手に入り易いエノキとクヌギを混植するのは費用の面からで、可能なら活動フイールドの辺縁部にもなるこの場所と他の辺縁部にはウルシを植樹したい希望は以前からあるのだが、炎症を起こす体質でもあるし、担当課に話を持って行っても「ただいま検討中だから待ってくれ」で数年も待っている状態では役には立たない。これはお役人の思考体質だとあきらめてはいるものの、水辺の護岸木に間伐材を使用していたら「植えた樹は伐ってはいかん。雑木なら構わない云々」と元お役人から言われたことがあった。

 それはともかく地拵えした後は、しょうがないからクヌギとコナラ、まあ伝統産業には役立たん。まあ、場所があって10年もすれば国産ウルシの何リットルかは採集できる目途があるにも関わらず、活かせないとは誠にもったいない限りである。

 下側から上を見る      ネザサの刈り払い      上側から下方面