分水池の浚渫をしている周りにウスバキトンボが低く小さく周回している。クヌギ林の空間でも同じような飛翔だったので「何かおかしいなあ」と思いつつ休息していたら、膝で組んでいた手に止まったのだ。
秋口になるとシオカラトンボやマユタテアカネなどは日溜りに居る時に止まってくる事は珍しくも無いのだが、ウスバキトンボは恐らく初めての体験である。通常、生物を捕まえて撮影する事は蛇位なので、普段見ているトンボでも詳細を知らない事が多い。
実際に目の前で角度を変えながら眺めていると微細な体表面の模様が良く分かる。一言で言えば「地味系のトンボなのに意外と美しい」に尽きる。縁紋が薄茶だったのは知らなかった。少年期、ホルマリンなどの強毒性農薬が導入される前までは、トンボも蛍も雲の様に群れていて、突入すれば身体に当たってくるほど生息していた。
先日「台風トンボが減少した」と言う記事が出たが、起点を何処にしたかで結論は異なるだろう。里山とかかわった頃を起点にすれば、小生は「減少」との印象は無い。それよりも「広い空間が好み」と思っていたウスバキトンボが林内の小さな空間や足元の狭い範囲に群れているほうが気になる。
秋口になるとシオカラトンボやマユタテアカネなどは日溜りに居る時に止まってくる事は珍しくも無いのだが、ウスバキトンボは恐らく初めての体験である。通常、生物を捕まえて撮影する事は蛇位なので、普段見ているトンボでも詳細を知らない事が多い。
実際に目の前で角度を変えながら眺めていると微細な体表面の模様が良く分かる。一言で言えば「地味系のトンボなのに意外と美しい」に尽きる。縁紋が薄茶だったのは知らなかった。少年期、ホルマリンなどの強毒性農薬が導入される前までは、トンボも蛍も雲の様に群れていて、突入すれば身体に当たってくるほど生息していた。
先日「台風トンボが減少した」と言う記事が出たが、起点を何処にしたかで結論は異なるだろう。里山とかかわった頃を起点にすれば、小生は「減少」との印象は無い。それよりも「広い空間が好み」と思っていたウスバキトンボが林内の小さな空間や足元の狭い範囲に群れているほうが気になる。
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