トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

エノキつながりの蛹と幼虫

2018-09-30 | 小父のお隣さん
 駐車場の道具小屋のドアを開けた時、蝶番にぶら下がっている蛹が目に留まった。ここ数日に蛹化した個体である。
 黒くトゲトゲの蛹は見覚えがある。ヒオドシチョウの蛹に違いない。既に九月末なので越冬体なのか、そうでなければ今季に羽化するのかまでは小生は知らない。ヒオドシチョウは数年前に大発生して、ここもかしこも蛹だらけになったけれど、ほどなくヤマトシリアゲも大発生してほとんどが吸汁されて姿を消した。それからは親蝶も見る事は減った。
 今季もエノキが若葉を広げた頃、枝先に集団でいる幼虫を見たけれど蛹までは見ていなかったように思う。さてこの蛹、道具を出し入れするたびに目に付くから行く末の確認は出来そうである。

 もう一方はアカボシゴマダラの幼虫で、ダラダラと発生が続いているからエノキのひこばえを剪定したくても葉が落ちないと剪定は出来そうもない。大雑把なこの日の見回りでもそこそこ幼虫が見えるのだ。体長8mm程度だから何齢に相当するか知らないが、これでは処理は後回しである。
 葉裏に既に羽化した空の蛹もいくつか認められたけれど、羽化した後になって「こんなところに蛹があったのか…」と思うばかりで、幼虫も蛹も意識していても見出すのは容易ではない。

 里山だからコナラやクヌギの植樹は多くしたけれど、合わせて食樹用にエノキも増やした。御執心は国蝶「オオムラサキ」の発生なのだが親蝶1頭たりとも見ていないのが現実で、飛来できる距離で人工飼育や放蝶までしていても姿を見た事が無い。生息環境とは微妙なものである。
 その代わり、でもないだろうがヒオドシチョウが発生しアカボシゴマダラが発生し続けている。既にオオムラサキへの御執心は無いけれど期待値だけは消えていない…因果である。

                          

                 膳を据え秋波送りつ山は雪

こけら版「とりこし苦労」14 (ノジコかアオジにカワラヒワ)

2018-09-29 | 旅行記
 下の三枚はノジコかアオジらしいのだが嘴の形でおおよその見当が出来ても確認までは無理だった。野生種にしては目立つ色彩なので注目したと言う次第である。
 似たような近縁種が多いらしくて確定は写真だけでは難しいらしい。小生的には「飼育すれば綺麗で可愛い」という関心なので、まあ、愛鳥家からすれば邪道もいいとこでお叱りを受けそう。
          


 上記の小鳥より更に色彩豊かだったのが下の小鳥なのだがカワラヒワだとは思いもしなかった。普段見慣れたカワラヒワよりダントツで「総天然色」と言いたいカラーである。嘴の形から種子を主食にしている種だと言う程度の推定は出来るけれど、それ以上迫る事は小心者の小生には無理難題に近い。
 それでも有名観光地巡りで通すより、徘徊できる範囲は狭くとも「一期一会」の一瞬を連ねた時こそ「値千金」で、一人として共通体験できるものではないと言うのが名所旧跡に行かない小生の言い訳である。
                        

棚田のコナギ・イヌビエ刈り払い

2018-09-28 | 水辺環境の保全
 隣接グループの棚田であるけれど保全活動は小生の担当と、何とも捻じれた関わり方をしている棚田の刈り払いをした。
 刈り払う相手はイヌビエとコナギで、田圃一面を覆ってしまっている。イヌビエは8月に刈り払いしてあるが二度目の出穂となったから熟す前に刈り取る事にした。8月のコナギは手取り出来る規模だったものの古代稲があった場所までは入る事はせずそのままやり過ごしたら、イヌビエのある方まで侵出して、これも大繁殖の状態だ。

 こうなると抜き取りをする手間はなく、ラフに刈り払い機で刈り払ったけれど。水面すれすれで刈り払おうと思っても高速回転する刈り刃が水面と接触すれば保持する間もなく水中に没する。この時にひどく泥水を撒き散らすのだが、これがズボンをずぶ濡れにする。雨具を穿けば防げるだろうが「面倒くさい」のでそのまま作業を続行。結果として長靴の中までびしょぬれになった。
 夏日に達しない気温の中では足先まで冷たくなる。

 それはともかくイヌビエとコナギを刈り払って見た目はすっきりしたのだが、刈り払ったものを棚田の外に搬出しないと水を汚してしまう。倒伏した稲藁等は日を置かず腐臭を発するようになるから、水質汚染を防ぐ意味でも場外搬出は必要不可欠なのである。
 まあ、濡れたコナギやイヌビエを搔き集めて搬出するのは泥田の中では一苦労あって、涼しくなったとはいえ楽ではない。

              イヌビエ大繁殖   ➡    刈り払い終了

                       小難儀の泥田犬冷え刈り払い 

                       泥濘に足腰捕られもらい冷え

放水路の堤補修 2

2018-09-27 | 水辺環境の保全
 堤の補修が終わった。足掛け4日掛かりの作業である。スコップやツルハシを駆使しての作業は辛くなってきて午前午後と行うなんて考えもしなくなった。ましてや腰痛を発生させてしまえば2週間は作業を休まなくてはならず、踏ん張って腰ズキンちゃんをコスチュームするよりはボチボチ好きんちゃんで休まず続けた方が結果としては確実性がある。

 今回の補修で堤の上端面は約3倍となり法面は竹とヒノキ材で2段の土留めを施す事が出来た。ここを斜面にしなかったのは、おっつけ猪様の掘り崩し被害に遭うからで、合わせて放水路のカーブを直線にして護岸も施せたからしばらくは安心であろう。
 胴付きが腐食し使えなかったから突き固めはしてないものの従来の固い地盤の堤部分に肉付けした格好の拡幅だから強度的には心配ない。沈下した分は泥浚いした泥土で補えば良いだろう。

 長年の宿題を終えた気分なものの「刈り払い期が終わったら…」と先延ばししてきた土木作業が凍結期まで控えているので、我が身は蚊取り線香の様に何時も燻ぶっている日々が続く。それは何時腰痛が発症してもよい導火線みたいなものなのだ。

       拡張した法面の保護       直線に手直しした放水路のカーブ
      

放水路の堤補修 1

2018-09-26 | 水辺環境の保全
 泥水池に必要以上の水量を流さないための放水路の一部が猪の掘り起こしで痩せる一方だ。この部分はフイールドが荒れ果てていた時代の増水流路となっていた落ち込みへの溝だった所である。決壊を防ぐために修復したかったのだが増水時しか機能しない放水路では優先順位は低く、いつも後回しになっていた。

 今回、刈り払い期が終了した事で、土木作業の最初に取り掛かる事にしたのは、そうでもしないといつまでも修復できずに決壊してしまいかねないからである。放水路脇の平坦部を植樹するまでの間、畑として使っているYさんの手も借りて、小生は土木、Yさんは用材の調達と手分けしての取り組みである。

 猪が崩した法面の土は泥水池1へも落ち込んでおり、これを浚い上げて堤を太らせるのに使用したが足りる訳では無い。水路脇の棚を削り水路の取り付け位置も調整しながら用土を調達する。秋霖の合間に行った作業で夏日もあったりしたから蒸し暑さと足元の泥濘には参った。スパイク長靴を履いて作業したけれど全くスパイクは用をなさない。

 ともかくも法面を二段に設えて土を盛った。用土は粘板岩で、ツルハシで崩しスコップで掬い一輪車だ運び埋め立てるを繰り返してもなかなか平坦にならない。人力など知れたものだと何時も思い知らされる作業である。
 そんなことで最大の杞憂は「腰痛症」なのだが、ツルハシとスコップ、そのうえ胴付き作業となれば遠からず腰は痛みだす。ン十肩も継続中だし。

 まあ、歳はとっても傷みはとれないと言う事なのだろうが、遠い昔の歌にあった「腰の痛みに耐えかねて 1人彷徨う 溜池の…」違うか…。
 それはともかく少年時代、近所のおやっさん達が炬燵で盛り上がって何時も出る台詞「焼き直し」に「縁起でもない」と思っていたけれど、そんなおやっさん世代になって「よう判る」のも人生であろうか。
 それにつけても有縁も無縁も薄くなった昨今では、ああいう情景はあるのかどうか知らない。


 修復場所  ➡   杭作り  ➡   上端面は2倍になる


                 水路と採土場所  ➡   まだまだ採り足りない


今日のとんぼ「路面へ産卵」

2018-09-25 | 小父のお隣さん
 追い払う訳にもいかず「あーあ」と溜息をつき見るだけだ。それは濡れた路面に産卵するカップルが群れていた事に由る。
 降雨の後の濡れた路面は程なく乾燥してしまうのだが、ここにもあそこにも連結産卵しているマユタテアカネのカップルがいるのだ。林道路面は全て濡れそぼっているが、どこでも産卵すると言う訳でもなく「濡れただけでは駄目!」のようなのだ。

 普段も絞り水で濡れた道路わきに産卵する姿は見かけるけれど「多数」と言う事は無かった。今回一坪程度の中に4カップルが産卵していたのである。今回、多数産卵を見た場所は絞り水が常時流れ、雨水も当然流れ、駐車場を侵食してしまう水が流れていた路面部分で、水が来ない様に設え乾く様になった個所である。
 水が流れていたその事と今回の産卵に因果関係あるかは理解の外であるものの、結びつく要素は「水が流れていた前歴」それくらいしか見いだせない。

 とちらにしろどうでも良い範疇でも「もったいない」の思いは変わらない。通常モードで撮影したからほとんどの画面でトンボが消えていて、写ったのもボケている。スポーツモードなら描写出来たのだろうが、土木でヘロヘロになった爺様にはそんな手間を掛ける元気は無かった。
 まあ、「次は当たるか外れか…」なんて気分転換遊びの範疇なのである…。

             分かるかなあ        分かんないたろうなあ      

崖下のお休み処刈り払い

2018-09-24 | 今日は真面目に
 崖下の一角、不整地も細い真竹やオニアザミの上をクズが覆って人も寄せ付けない。この中に獣道が通り内部はお猪様のお休み処になっている。言わば食住隣接した環境を与えているようなものだ。
 この不整地の部分は植樹にも不向きで刈り払いだけで済ましていた部分なのだったが、タラノキが数本芽生えてからはタラノキの伸びるに任せてきた。それもタラノキの存在が知られてからは新芽を採集され、手が届かなくなると途中から伐り取られ、1番芽はおろか二番芽、三番芽まで採られた果てに、とうとう今期は枯れ果ててしまった。山菜に限らず山ユリや蘭科植物なども似たような結末をとる。

 刈り払いには邪魔だったタラノキだが、今回は真竹の数が多くて造林鎌では難儀を被った。袈裟伐りなら倒せるが引き伐りでは切れない。袈裟伐りは竹槍状に残るので「やってはいけない伐り方」なのだ。ここは腰の鋸の出番なのだが、根元で伐り取っても上部はクズの蔓が覆いつくしているから引くに引けないし横たえる事も出来ない。
 こんな時こそ造林鎌の出番で振りかぶって「おめーん!、おめーん!」と数発くれてやる。今日は久しぶりに夏日となって、涼しさを味わってしまった身体には堪える気温になった。

 刈り進めば藪の中に空間が幾つも現れ地面は平らかになっている。ここを通る獣道があるから猪様のお休み処になっていたのは一目瞭然だ。主は影も形も無く、オオスズメバチの羽音も無かったのだが、まだ怖い存在は消えていない。獣の通る近辺にはマダニも多いので、帰宅後は直ちに入浴洗体、着衣はすぐ洗濯を行う。これでようやく落ち着くのである。

 思わぬ暑さがぶり返して辟易しているのに加え足場の悪い崖と不整地で造林鎌で作業をした結果、息が上がるより足が上がらなくなってくる。スパイク地下足袋を履いていても足場を固め姿勢を確保するのに思っている以上に使っているのだろう。
 まあ、「老化は足から」なんて諺もあるから承知はしていても、脚の疲労困憊は想像以上だった。

 こんな時は青春時代の早池峰山登山を思い出す。立ったままで夜行列車を下りバス終点から登山を開始したのだが傾斜が急な岩場で背中焙りの日蔭もない登山道ですっかりバテてしまい靴の長さも歩幅が取れなかったのを思い出す。ビバーク覚悟で四つ這いで登ったのだった。
 さて、それはともかく疲労困憊していないはずの脚は既に用済みとなっている…。秋だなあ!。

 刈り始め ➡   猪のお休み処  ➡   刈り払い終わり

*当世一筆啓上「お民泣かすな馬小安」

2018-09-23 | 合混で闘作すれば
             発心は爺様超えの古物商            我々退笑

             民の事より名を刻みたい             お坊ちゃま君

             利香の内緒話瓜太の隠蔽            猟官商人

             大停電効率優先震下形              なまず

             便利効率備えにならぬ昨日今日明日     ホームレス

             天変地異も我我の向くまま            心像

             皆様のテレビ毎度のパターンだけ      災害報道AD

             他所事と想えど今日は我が身なり      トロル爺様

             電気無し神代の昔に劣る日々         みどり婆様

             風見鶏ばかりで鶏糞しかない          惨灯火

             ヤギに魅かれて袋小路崖っぷち        旅鼠講中

こけら版「とりこし苦労」13 (モリバト)

2018-09-22 | 旅行記
 居候先の裏手にある大きなヤナギの枝に二匹で飛来しては長く留まっている大型の鳩、おおむねカラス大に見える。海岸の岩場でも見かけたから塩水でも飲みに来たのか。主食は木の実とあったけれど鳩類は雑食だから磯で採餌もあるかも…。

 この鳩も現地の図鑑で確認し学名をメモして帰国したものの、語学力の無い小生では判るはずもなく鳥類図鑑でも参照できなかった。結局ネットで検索して「モリバト」であろうと思え、メモしてきた学名と照らし合わせたら一致した。一件落着でヤレヤレと鳩胸をなでおろしたのである。

 解説を読むとフランス当たりでは秋に南下してくるモリバトはジビエとして狩猟対象だった。大陸の料理で「鳩料理」は映画でもおなじみだけれど、この鳩なら大型で食べ応えがあるだろう。

               

三日月池端、崖の刈り払い

2018-09-21 | 今日は真面目に
 朝まで降雨だったから刈り払う周囲も濡れそぼっている。崖になっている急斜面の刈り払いではスリップ転倒が恐ろしいけれど慎重に足元を決めて刈るしかない。
 山頭火風に一句真似すれば「刈り上がるほかない土つけて戻るほかない」なんて事になるだろう。
 さてさて、今までのほとんどを刈り払い機で作業した場所ではあるが、足元が安定しないのに刈り払い機を上方向に操作するのもきつくなってきた。それで今回は造林鎌での作業である。言ってみれば時間は伸びたものの五十肩の負担は軽減された。大鎌を振るうより刈り払い機の方が効率的かつ容易と思われるが、全てがそうとは限らない。

 高い部分の刈り取りには大鎌を引き伐るだけだし刈り草も鎌で集草できる。まあ、単純な道具の方が応用が利く、と言う事なのである。
 崖の高さは4m弱で傾斜角は60度を超えている。濡れている斜面では長靴での足場は決め難い。スパイク付きの地下足袋にすれば良かったのだが、靴下まで濡れるほど降雨で濡れている草葉では気持ちが悪い。どちらにしろ作業で我が身の味方になってくれる環境は無いのである。

 ひとつだけ安心材料があって、それは刈り払い回数が少なかった結果、草の背丈が伸び地肌が乾燥しなかった事で、こうなるとビクビク作業しなければならない蜂の営巣は減少するからである。まあ、人生諸般全て裏腹の関係というものだ。
 一方、竹の生育も進み造林鎌の引き伐りでは処理できなかった。袈裟切りすれば刈れるが、それでは竹槍を切り残してしまう。危険極まりない処理は1本でも厳禁で、2本なら罰金、3本なら死罪に値する。

             ➡    

*白露の頃

2018-09-20 | 小父のお隣さん
               ジョロウグモ赤きトンボへ絹布団

               オニヤンマ行きつ戻りつ彼岸前

               朝露にまみれ動けぬトンボかな

               天高くタモ網避けてアカトンボ

               ウスバキや刈田の上のトルネード

               トンボ追う鬼籍の彼はおるやろか

厄介な藪化した崖地

2018-09-19 | 今日は真面目に
 北の段刈り払いの仕上げ、突端部の両脇の崖が最大の難所だ。足場を取りにくい事は作業の安全にかかわる事なのだが、これは時間をかけ慎重に進めれば終る問題で、厄介なのは地理的物理的要素より生物的要素にある。

 斜面にはオオスズメバチが営巣する事が多く、いったん襲われると足場の悪さから避難が遅れやすいのである。まだこの斜面でオオスズメバチに襲われた実績はないのだがクロスズメバチ、いわゆるジバチには2回の被害を被っている。
 移動したり体を確保するための足場を踏み固める体制で、身の確保のため根株を握ったときに被害にあった。長袖で皮手袋もし、素肌の露出はなくとも手袋の隙間から侵入して手首を刺されるのだ。

 クロスズメバチは小型で色合いも黒く飛翔には気付き難いハチである。このハチに刺される被害は軽微であるもののオオスズメバチではそうはいかない。慌てれば重大事故にもなりかねない危険がある。と、まあ、そんな心持で作業を開始するのが藪化した崖地の刈り払いだ。
   ➡    東斜面 

 西側斜面の崖は崖下に樹木が多く、崖下が池の東側斜面より藪化が激しい。そのため崖下から造林鎌が届く高さまで根元から刈り取り、崖の中央部に位置を変え鎌で引き伐りし、崖の上部から肩の部分を撫で掃う三段刈りとなった。
 上部からススキがしなだれ、その上をクズの蔓が蔽っている有様で内部の様子はようとして分からない。スズメバチの飛翔や羽音に注意も向けなければならないのに斜面での足場は悪く、スパイク付きの地下足袋でも四苦八苦の場所である。
 
 こんな場所で刈り払い機を肩にかけての作業は動きが更に遅れてしまう。造林鎌なら杖代わりに逃げられるのだ。作業中盤にスズメバチの羽音に気付いたが一匹だったし巣に入ろうとする飛行でもなかったので秋波を送り続けて見送った。どうも越冬場所を探していたような素振りだったのだが早すぎる。無難に見えたが立見席ですっかり意欲消沈、「また明日」となった。
                 先端部  ➡    

二枚貝越冬準備…今期の総括

2018-09-18 | 何よりの楽しみ
    ➡     日除け覆いを外した

タナゴの産卵期も終わり少し早いけれどカラスガイとドブガイ、マシジミの越冬準備をする。今夏は昨季より高温状態が長く7月8月の池の水温は30℃を下がる事が無かった。高温に弱い二枚貝は「ほぼ全滅か…」と覚悟をしていたけれど、日除けを施したのが功を奏したか過半数を失うだけで済んだ。
 とは言え大打撃には間違いなく、と思いつつも池の水温を下げる算段を施すほどの資金力は無いので飼育は給餌に気を使う事くらいしか手立てはないのだ。

 春先からシジミと産卵用の二枚貝は管理籠で維持していたが、今回日除けの覆いを外し産卵用の二枚貝は池の底砂へ、シジミは引き続き管理籠で越冬させる事にした。
 シジミも池の底砂へ放しても良いのだが生育状態や生存数を確認するには把握しきれず籠で越冬させる。このシジミ、失ったのは1個体のみで、他はサイズも大きくなっていて大型の二枚貝より適応力がある様に思える。

 しかしながら今期の稚貝三代目はひとつも見いだせなかったのが残念だが、池の底砂内は探っていないから確定とは言い切れない。更に残念なのはタナゴの稚魚を一匹も得られなかった事である。浮揚げ水槽にヤゴが発生するとは思ってもいなかったので、稚魚が貝から出たかどうかさえ不明の大失態であった。

 産卵用の二枚貝は写真の通り半数を失ったものの、昨季の高温状態より生存率は高かった。高水温が2カ月も続いた割りにはよくぞ生き残ってくれたと思うばかりである。
 30℃を超える高水温下で2カ月以上命脈を保っていた事は「有難い」の一言に尽きるけれど、その理由を今後のために明らかにする術はない。昨季と気象条件が悪かったにも関わらず失わなかったのは、条件の違いに触れれば遮光した事と餌を変えた事、関係するか不明だが金魚藻の繁殖、硫黄泉に入った折に持ち帰り投じた源泉水の4点くらいだ。
 温泉水は貝殻を作るに必要なシリカなどがあるからだが、底土にゼオライトも混入させていて貝化石のパックも入れてある。しかるに自然状態の貝殻より薄くなってしまうのはなお成分が不足なのだろう。人工環境の飼育は難しい。

 餌は従来の微生物錠剤に加え3本セットの「植物性ヨーグルト」を10日に1本、豆乳を植物性乳酸菌でヨーグルトに仕立てた市販品を適宜給餌、加熱後ミンチにしたレバーを適宜投与、とこんな塩梅だった。
 これが結果に関与できたかは不明なものの「ミドリムシ藻」を与えてみたかったのだが高くて手出ししていない。100g1万円で100回投与できると踏んでいるので、産卵期と高温期に備え導入の価値は有るだろうと皮算用している。腹の足しにするより「微量要素」の添加である。
 まあ、二枚貝にサプリメントを投与するより己に投与すべき、なのが客観的判断と言うものだろうけれど、既に脳細胞の実態では時期遅しだ。

             夏越しして生存、越冬体   ➡    夏越し出来なかった   

9月 定例会

2018-09-18 | 今日は真面目に
2018/09/15(土)

活動 降雨予報のため前日に開催中止となる。

 刈り払いの予定だったが降雨予報で「全日雨」であったために前日に「中止」お触れが回った。小生的には「お触れ」など無くても普段通りの判断なので必要はないものの、定例会中心の会友には「お触れ」があれば有難いのだろう。

 高齢化の波に乗って会員の活動力の低下と人数減少のベクトルは右肩下がりだ。その中で月一回でも定例会が中止となれば影響は更に大きい。「森林税」や「緑の税金」は吸い取られるだけ吸い取られているが、何処に反映されているのか全く持って分からない。

アカボシゴマダラの羽化

2018-09-17 | 小父のお隣さん
 エノキのひこばえにアカボシゴマダラが産卵し幼虫となり蛹化したところまでは確認しているが羽化する場面は見ていない。空蝉ならぬ空蝶はあっても羽化する時間帯は早朝だろうから無理なのは承知だ。家の外壁にジャコウアゲハの蛹がわんさかとあっても羽化する様子に出会った事は無いのである。

 今日も見回りついでに覗いて見ると成蝶が枝葉の中に居た。産卵行動でもなく時折、翅を広げたり閉じたりしていて逃げるそぶりもなかった。近くを探したら抜け殻があったものの、この殻から羽化したのかどうかまでは分かるはずも無し。
 アカボシゴマダラのアカボシは美しいけれど、何時も見ていると飽きがくる色彩だ。小生的にはアサギマダラが好みなのだけれど、フジバカマは開花したもののアサギマダラの出現は未定…。マダラチョウに魅かれる理由はただ一つ、自分もマダラだから・・・。