トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

刈り払い

2011-06-09 | 今日は真面目に

Photo_3  泥水地の作業は終了した心算だったが、北側の尾根末端の藪と竹の一角を刈り払えば、随分とすっきりするだろう思って、鎌と鋸を携えての作業になった。

 ところがである、朝は小雨だったから休日のつもり、8時過ぎには薄日の空模様で、急遽、出かける準備をしたためか、飲料水を忘れてしまった。これでは作業にならない。昼飯用の紙パック1個の野菜ジュースが、唯一の飲み物だったからだ。

 それでも辛抱して午前だけ作業をする。竹を切り、藪を鎌で払って少しすっきりとしてきた。あとは立ち入りが出来るように、足元の危険を排除すればよい。ここからだと水泥地全体が見渡せるし、木陰の台地風で感じが良い場所だった。


鉢合わせするところだった!

2011-06-09 | 小父のお隣さん

Photo  Photo_2

 子藪の藤蔓やノイバラを鎌で地際から刈り取っていたら、ハチの羽音がする。見渡したが姿はないし、羽音もしなくなったから作業を再び開始した。なんと、また羽音が聞こえるではないか。ここで「巣がある」事を確信したが、ハチが飛行しないので判らなかった。

 危険だから、離れた場所から実施しようと不安な気持ちもあって振り返ったら、地上わずか20cmほどのところに巣が見えた。ツゲの枝に有ったため、上方から下を見ても確認できなかったのだ。駆除しなければ作業は出来ないので、シーズン中はいつも腰にあるスズメバチ専用殺虫剤を、巣の出入り口から噴射した。

 親蜂はあわてて巣外に出てきたが、そのまま上昇飛行に移り、近くの立ち木に止まる。しかし程なく薬剤が効いて落下した。この時点から絶命するまでは針は攻撃行動のままである。ヒクヒクと出し入れさせながら怒りが顕わだ。これからは巣に出会わなくても、オオスズメバチの方から出会いを求め観察に来てくれる、嬉しい時期に入る。ちなみに写真はスズメバチだけどオオスズメバチでなく小型のスズメバチ。

 出入り口のパイプは、製作途中で落下したらしく一部が落ちていた。落ちた時には「ハチャー」と言ったとか、言わないとか。それはともかく「ハチ遭わせ」しなくてよかったー。


シモツケ開花

2011-06-09 | 小父のお隣さん

Photo_2  シモツケが開花し始めた。こんもりと、ひとヒロもある株立ちが30本もあるから最盛期は壮観である。

 観賞用に植栽したと言うより、昆虫用のキッチンフラワーの心算だったのだが、ことのほか美しく咲いた。殆どが赤花だから、原周辺も一時だけ豪華な花の斜面に囲まれる。

 シモツケが咲き終わる頃にはトラノオやムクゲが咲き出すだろうから、森に入る前の目薬みたいな場所である。