トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

巣材を取る

2011-06-04 | 感じるままの回り道

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 昼食をとっていたら枇杷の木に動く気配があって、視線を向けたら小鳥が一匹動いている。逆光なので黒い影に少しだけ白い部分を確認できたが名前は不明だ。

 一生懸命に何をしていたかというと、クレモナテープが枝で絡まっているところで啄ばんでいるのだった。時折、口にくわえた切れ端が髭のように見える。何のことは無い「巣材」を集めていたのだ。

 カラスがハンガー、キジバトの小枝、ツバメの泥土、スズメの草藁などなど、採集していくのは見た事があるが、これは初めてだ。とは言え、除伐中に稀に見る事がある空の巣を見ると、これは極めてポピュラーな巣材だということが判る。


流出溝を埋める

2011-06-04 | 水辺環境の保全

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 大穴が開いていた浸食溝に水を貯めるには、どうしても大穴を埋め戻さなくてはならない。土を動かす量が半端でないから躊躇はあったが、「完結」するためには避けて通れない。比較するのも気が引けるが、原発の作業員もそんな気分だろう。地球号のために頑張って欲しい。

 土嚢を15袋積んで、両脇に崩した土を盛り、胴突きで付き固めて堤を作る。今日は湿度が高く、直ぐに汗ビッショリになってしまった。ともかく底を1m底上げできたので、左翼の浸食溝にオーバーフローを備えた堤を作れば完成だ。

 あえて底上げせず深い水位でも良いのだが、幼児が訪れる水辺でもあるから最深部でも20cm程度に抑える。もともとが水泥地として機能させる意向なので、本質的に深さは不必要だし、周年を通して水が切れなければ良いのだ。