トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今年の棚田

2011-06-19 | 水辺環境の保全

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 朝、テレビ欄から文字が飛び込んできた。「もしや?」と思い、夕方の某番組を見たら「ヒット」である。原発事故でフクシマを離れた「稲作ミッション」が郷里に引っ越したのだ。実家からも至近の地区だし、内容より背景の山野だけを見ていた。小生でさえこんなだから、事故で追われた土地の人たちの苦悩と苦労は想像を絶するだろう。

 当方の棚田は会友のO氏が田植えをしてくれた。育苗パレット一枚分の「あきたこまち」である。小生は泥水地造成だけで手一杯だったから、大いに助かった。助かったのは水稲にやって来る虫を餌にする生物の方である。

 小生は、昨年の猪の完膚無きまでの被害にあって、作付けする気にはならなかったが、水辺の生物のためにはO氏は救いの神だったに違いない。フイールドの駐車場からは往復30分は掛かるから、フイールドへ走る途中の道路に路肩駐車をし、歩いて見回りに行った。これだと往復15分で済む。

 O氏は全くの初めてで、事前にネットで「田植え」について予備知識を得たようだが、それはそれ、本人曰く「やっぱりうまく出来なかった。固定するのが難しい」とのこと。これは指使いがポイントだけど、実技はバーチャルではうまくいかない。それでも活着して生育が始まればOKである。今回は株間が標準より広かったが、光合成を助ける意味からは好都合だ。

 畦の草むらで、オオシオカラトンボのメスが羽化していた。これから本格的な繁殖期に入る。

 


トラノオを借る

2011-06-19 | 小父のお隣さん

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  1_2トラノオの開花が進んでチョウが集まるようになった。

 作業の途中に通ったら三種三頭いるではないか。早速ケータイを出して遊んだのは言うまでも無い。ベニシジミ、ナミアゲハ、キアゲハはの三種だが、ベニシジミは吸蜜せずアゲハのみが一生懸命だった。

 普段、キアゲハとナミアゲハの区別はつかないのだが、今回ナミアゲハが夏型で全体に黒い切り絵のように感じたから区別が出来た。

 花穂はいっぱいあるから、どれでも良いだろうと思うのだが好みの花穂、適期の花穂か、集中してくる感じだった。チョウはチョウなりの選択意思があるようだ。


6月定例会

2011-06-19 | 月例会

2011/06/18(土) 9:30~13:00 降雨により昼食まで

会員 10名

活動 午前:幼木(植栽樹・実生樹)坪刈り

        刈り払い機指導・放水路浚渫

※朝のうちまで降雨があり活動中止のつもりだったが、雨が止んだから草刈りでもと現地に出向いたら10人が集合してきた。なんとも真面目である。

 予定の除竹作業は不適なので幼樹の坪刈りに変更した。これで刈り払い機での作業が楽になった。草の伸びは本当に著しい季節だ。

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