トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヒメヒトヨタケ

2011-06-25 | 小父のお隣さん

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 背中にオレンジ色の斑点がある甲虫がいたので写真を撮ろうと追ったが逃げられてしまった。記憶を頼りに図鑑で検索すると「ミイデラゴミムシ」のようだ。解説にケラの卵を食するなどと記載されていて納得した。地中は穴だらけでケラも沢蟹もふんだんにいる。そのため土の密度が失われてボロボロだ。

 見失った先にキノコがあった。一見して「ヒトヨタケの仲間」と推定したが、今回は当たった。ヒメヒトヨタケに間違いないだろう。イネ科の腐食物に発生するとの記載があったし、今回はまさしく葦の腐食物から発生していたのだ。なにか、こんな形をしたお菓子があったようだが名前が出てこない。中にピーナッツが入っていたような…。


今日もコロッケ

2011-06-25 | 今日は真面目に

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 昔日の歌謡曲そのまま、今日も刈り払いだ。最高気温33℃はさすがに暑いが、衣服をランニング用に変えてみたら思った以上に快適だった。気に入って、棚田の草刈りに入る会友のO氏にも勧めてしまった。

 ようやく拠点東斜面の刈り払いが終わった。猛暑日と真夏日の2日掛かりだったけれど、いつもだと午前午後で終了させる作業量、でもこの暑さに身体は慣れていないだろうから押さえ気味にした。それでも午前3時間の作業で1リットルの麦茶を消費、昼飯のお茶とジュースを加えると一升ほどの量になる。これだけ摂っても胃は膨らまないし、尿量は少ない。

 台地から斜面を見下ろしていると風が心地よい。気温が高くても熱風にはならないのが救いだ。最初に植えたコナラは少年期の様相が出てきて嬉しいものの、ドングリがつくまでに、まだ5年以上は要する。


コナラの虫瘤

2011-06-25 | 感じるままの回り道

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 コナラの葉に虫瘤があった。大体は「ナラメイガフシ」というモジャモジャの玉が枝にあるのだが、このタイプはコナラでは初めてだ。図鑑では結局判らなかった。

 ノイバラの葉の上に出来る虫瘤と同じように、まん丸で赤く可愛い感じの虫瘤だ。少年の頃、何の樹だか覚えていないけれど、葉の上の似たようなものを食した記憶がある。勿論、味などどうだったかも忘却の彼方だが、今にして思えば虫瘤だったに相違ない。

 「げーっ」と思われる諸氏が殆どだろうけど、当時は蚕の蛹、イナゴ、ハチの子などは普通に食していた。父の時代の話では、ゲンゴロウなどもから揚げにして食べた程、生息していたのだそうだ。

 しかしながら、見れば見るほどフルーツらしく思えるのは小生だけだろうか。マンゴーとも、リンゴとも、はてまたサクランボとも見て取れる美しい球体である。ナラメイガフシのように、其処ここに散見できるような虫瘤でないし、胸が「キュン態」を呈すること間違いないのだ。