goo blog サービス終了のお知らせ 

トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ルリタテハの幼虫

2011-06-16 | 小父のお隣さん

Photo  実生樹の支柱立てしている時にルリタテハの幼虫を見つけた。

 サルトリイバラの葉を食べていたのだが、撮影しようと蔓を動かしたら丸まってしまった。サルトリイバラは食草だという事は承知だったけれど、庭のホトトギスが最初で、サルトリイバラは初めてだ。

 庭のホトトギスには一昨年に10匹ほどいて、蛹も確認できたが、フイールドでは全く確認できなかった。サルトリイバラもホトトギスも普遍的過ぎて目に止まらなかったのかも。

 ネットの図鑑では、カサブランカを食害している幼虫がアップされていたが、ユリ科なら広範囲に食草とするようにも思える。幼虫の姿は恐ろしいが毒は無く、触れても刺されることは無い棘なのだそうだ。と言われても触る度胸はありませんけど…。


水辺の整備を終える

2011-06-16 | 水辺環境の保全

Photo_2  苦労した水辺の整備がようやく終了した。都合「7枚の泥水地」と「丸太ダム」及び、出水時に洪水を防ぐ「放水路」が一連の作業で整備した仕掛けだ。昨年、師走まで遡れば、トンボ池の掘削、三日月池の拡幅と、水辺の整備に大半を費やした。

 写真では見えないが、葦原の奥に2枚の泥水地と右手欄外に丸太ダムが連なっている。どれだけ労力を投じたか記憶は薄れているが、近くで見ても、離れて全景を見ても、自己満足は十分に湧いてくる。

 これに負けじとトンボや蛍が湧いてくれば、小生にとって、この場所はユートピア、いえ「マイトピア」になるだろう。本格的降雨の時期を前に完結したのは神仏のご加護か…。

 写真を眺めていても、ここが三裂の大きな浸食溝だったとは、もう誰も思えない。しかし、さすがにくたびれ果てた。のんびり温泉に浸かりたい。


人工授粉

2011-06-16 | 小父のお隣さん

Photo_3

 一昼夜経ったがササユリは健在だった。いつもより出勤?時間を早めたのでセーフであったのかもしれない。

 開花株は二株だからお互いの花粉を雌しべにまぶしてやった。花びらは切り捨てて目立たないように処理、園芸支柱を添えて、見え難いところへ「繁殖採種株」のラベルを付けておいた。我輩が見失ってしまっては元も子もない。

 もう一株は蕾のままだが、淡い桜色の色彩がはっきりと出てきた。開花は2日後くらいだろうか。先に開花した株の花粉を採取してくることを忘れたので、明日にでも確保に行かねばならない。

 花びらを切り落とすのは、何とも痛ましいが株ごと掘り取られ枯れるよりは良いだろう。こんな考えも自己満足の内と判ってはいるけれど。