トンボ池の見回りに寄ったら、水際で巨大なシマヘビに遭遇してビックリだ。シマヘビやアオダイショウの1m超の個体は珍しくもないのだけれど、この個体は4尺はあったのだ。余りにも巨大でケータイのカメラでは写角に入りきれなく、3分割写真になった。テヘッ
警戒はしているようだが、一目散に逃げ込むような素振りはなく、「さて!」そんな感じがした大物らしい行動だった。オオバコの葉の下をぬうようにゆっくりと進みながら、行き先を考えているようでもある。結局、堤を下り田植えをしたばかりの水泥地を渡った。目を瞠ったのは、水に触れなかった事である。水面に波紋さえ出来ない。
幅60cmを越える水面を前半分はもたげて渡り、中央部は一本橋のごとく滑って、後半分は何事も無かったように引っ張り込んでしまった。胴体中央部はドリンク剤の瓶の太さに匹敵する。何処に逃げ込んだかというと、食草園のヤナギの大木根際、葦や小枝を集積した中に潜っていった。思わず「ヨッシャーッ!」である。産卵してくれるかも…なんてね。