トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

クワの実ジャムを作る

2011-06-08 | 何よりの楽しみ

Photo_3  Photo_4  Photo_5

  ようやくクワの実を収穫できた。今回は横着をして、樹下にブルーシートを広げ竿で枝を叩いて落としたのだ。その樹も付近一帯で一番の大実をつける優良樹だったから、瞬く間に腰籠いっぱいの収穫になった。

 持ち帰り、水洗いしながら選別をしたら、廃棄1kg、ジャム用3.5㎏となった。果実には軸が付いていて、ジャムにした時に口当たりが悪くなるから、一個づつ選別しながらカットした。ここまでに2時間を消費。更に滑らかにしようと、今回は圧力鍋で加熱してみた。

 圧力を抜いた後、水分量を減らすために再加熱を続けたが、この過程で浮き上がってくる種子を灰汁取りですくい取る。これは500gに達したけれど、後で種子だけ選別してみたら1カップあった。これはお遊びだったが、ここまでにジャム用は3kgに減ったことになる。こんなに手間を喰うから、商品として成立しない訳だ。

 砂糖1kgとペクチンを加えるところで、レモンを購入するのを忘れた事に気がついたが、後の祭りだった。出来上がりは1リットル貯蔵瓶に丁度二本分、真っ黒な美味しいジャムになった。いつもだと、生果実の半分の砂糖を加えていたのだが、今回は三分の一にしかならない。保存性が気になるのだけれど、冷蔵庫保管だし、美味しかったから「まっ、いいか…」だ。


捕獲回収の二回目

2011-06-08 | 小父のお隣さん

Photo_2  オオスズメバチのトラップから二回目の回収をした。前回の回収は5月20日で、オオスズメバチ14匹、コガタスズメバチ13匹だった。

 今回は、それぞれ15匹、17匹だったから前回と大差は無い。今年は捕獲数が圧倒的に少ないのが確定してしまった。

 例年、5月末までに100匹を確保して終了していたのに、6月も一週間すぎて、ようやく29匹だ。結局、トラップ3箇所を残して月半ばまで続けることにした。

 昼食後、トラップの誘引液を交換していたら、オオスズメバチが手元まで寄ってきた。思わず冷や汗かいたが、止まることなく飛び去った。数が少なくても、こういう事はある。トラップの進入口を、昨年から小円形に改良したことで、それ以降、蝶の進入は皆無になった。蛾は小さいのが多少入るが、これも液面を埋めるほどは入らなくなったのだ。


水辺の刈り払い

2011-06-08 | 今日は真面目に

Photo  丸太ダムの周辺を刈り払う。昔は棚田だったのだが、手入れをするまでは黒竹とクズ、ノイバラの藪になっていたところだ。

 今回は、丸太ダムを設置させてもらった事もあり、サービス草刈りみたいなもので、それでも勢力範囲外だから、一段上の再生田で田植えをしていたM氏の了解を取った上での作業である。

 再萌芽している竹が1m以上も伸び、その中にノイバラが盃状に枝を伸ばしている。ここは丸太ダムを構築する時に地際から刈り払っておいた場所だが、竹もノイバラも生長は早い。

 水辺再生で泥水地を設えたが、今後も維持の手間隙を要するし、時々は管理で見回りもしなければならないから、巡回し易くする意味合いもある。小生にとっては、それだけなのだ。とは言うものの整備すれば人も寄るし、付近に水辺など無い環境だから、どうしても環境負荷が高まる。踏みつけだけでなく、目に入る親子連れは、ほとんどがタモ網持参だし、大人単独の場合は、大体が山菜、花などの「お持ち帰り」御希望なのだ。