暑いはずだ。一足飛びに最高気温35,3℃ときた。暑くなるのを承知の上で草刈りに出かけたのだが、午前で敵前逃亡をした。三日間もデスクワークの身だったから性がない。
既に全身ビッショリで、身体を拭き着替えてから帰ろうと、後部ドアを開け道具を納めたまでは良かった。なんどか蛇口のところに眼鏡を忘れたことがあり、戻らなくても良い様に眼鏡を後部バンパーの上に置いた。
これなら嫌でも目に入る、と思ったのだが浅知恵だった。
身体を拭き着替え、さっぱりした気分で運転席に座って気がついた。「眼鏡がない!」。あわてて後バンパーを見たけど「後の祭り」だったのだ。「ギョギョーッ、潰れている!」後部ドアのエッジで片側を潰してしまった。懇意にしている眼鏡屋は、水曜定休日。「それでも」と思い、店舗の前を通ったがシャッターは降りていた。
余りの暑さで脳が軟化したのか、何かしたのか、医者の身ではないから診断無用だが「いつもと違うことをしない」という、リスクマネージメントの「いろは」を実施しなかったのが悪い。浅知恵のために「夏至の後知恵」を字でいってしまった。字でいかないと「下種の後知恵を地で行く」となるのだそうだ。みんな暑さが悪い!
追記:修理できてしまった。見た目は全く変わらない。さすが技術者である。