人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

「2024 トッパンホール・ニューイヤーコンサート」のチケットを取る ~ メンデルスゾーン & ブラームス「ピアノ三重奏曲 第1番」他 / 青山美智子著「木曜日にはココアを」を読む

2023年09月15日 06時41分28秒 | 日記

15日(金)。昨夜のその瞬間から「あれ」が「優勝」に変わりました 阪神タイガース、セリーグ優勝おめでとうございます 1985年の「日本シリーズ  阪神 対 西武」を西武球場で2度観戦し、吉田監督の日本一の胴上げを目の前で見たファンの一人として とても嬉しいです タイガースについては日本一になった時にあらためて書くことにします

話は変わりますが、昨日 N響 Aプロ10月度定期公演を15日(日)から14日(土)に振り替えました 15日は14時から東響定期とN響定期がダブってしまうので、N響の方を前日に振り替えました 東響も前日に振り替えることが出来たのですが、ミューザ川崎まで行かなければならないのでやめました

 

     

 

来年1月21日(日)15時からトッパンホールで開かれる「2024年  トッパンホール・ニューイヤーコンサート」のチケットを取りました プログラムは①メンデルスゾーン「ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調」、②シューマン「子どもの情景 作品15」、③シュルホフ「ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲」、④ブラームス「ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 作品8」です 演奏はヴァイオリン=日下紗矢子、チェロ=ペーター・ブルンズ、ピアノ=フローリアン・ウーリヒです メンデルスゾーンとブラームスの「ピアノ三重奏曲第1番」の組み合わせは個人的には最高です

 

     

 

ということで、わが家に来てから今日で3167日目を迎え、コメルサントによると、北朝鮮の金正恩氏とロシアのプーチン大統領による会談前、北朝鮮の警備員が金正恩氏が座る予定の椅子が後ろ側に座面をしっかり支える脚がついていないデザインだったため、椅子に座ったり立ったりを繰り返してチェックし、会場に同席する閣僚らの椅子の一つと取り替えた というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     ロシアの事務方は面目丸つぶれだが 換えた椅子がこけたら 北朝鮮の警備員は死刑

 

         

 

昨日、夕食に「蒸じゃがタラコバター」「冷奴」「大根と人参の味噌汁」を作りました タラコとバターは合いますね。とても美味しかったです

 

     

 

         

 

青山美智子著「木曜日にはココアを」(宝島社文庫)を読み終わりました 青山美智子は1970年生まれ、愛知県出身、横浜市在住。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務 2年後に帰国し、出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る デビュー作「木曜日にはココアを」が第1回宮崎本大賞受賞。「猫のお告げは樹の下で」が第13回天竜文学賞、「月曜日の抹茶カフェ」が第1回けんご大賞受賞 「お探し物は図書室まで」と「赤と青とエスキース」が2021年・2022年本屋大賞でともに第2位となる

 

     

 

新聞の書評を読んで面白そうだと思って最初に読んだ青山美智子さんの本が「お探し物は図書室まで」でした なかなか味わい深い本だと思って、次に読んだのが「月曜日の抹茶カフェ」でした これが興味深かったので「木曜日にはココアを」を読んでみた、という順番です 物語的には先に「木曜日にはココアを」を読んでから「月曜日の抹茶カフェ」を読むのが良いのでしょうが、別に何の支障もありません

本書は「木曜日にはココアを」(ブラウン)、「きまじめな卵焼き」(イェロー)、「のびゆくわれら」(ピンク)、「聖者の直進」(ブルー)、「めぐりあい」(レッド)、「半世紀のロマンス」(グレイ)、「カウントダウン」(グリーン)、「ラルフさんの一番良き日」(オレンジ)、「帰ってきた魔女」(ターコイズ)、「あなたに出会わなければ」(ブラック)、「トリコロールの約束」(パープル)、「恋文」(ホワイト)の12色による連作短編集です

川沿いの桜並木がちょうど終わるあたりで、大木に隠れるように建っている小さな喫茶店「マーブル・カフェ」 そこで、ある女性客に出された一杯のココアから、東京とシドニーを繋ぐ12のカラーに因んだストーリーが展開します 主人公が入れ替わり、そして交わりながら”小さな幸せ”が語られていきます。家事・育児を専業主夫に任せてキャリアウーマンとして働く女性の作る卵焼き、落とし忘れたネイルを注意された幼稚園の保母さん、動物園で出会った幸せそうな老夫婦・・・そして、最後の話が最初の話につながっていく 意図したわけではない何気ない行為が、いつの間にか誰かを救っているかもしれない ー そんなことを思わせてくれます 二人のココアさんの小さな幸せを祈らないではいられません 読後感が心地よい作品です

ところで、本の内容とは全く関係ありませんが、この本にはちょっとした”仕掛け”があります 読み終わる頃に「この本のカバー、やけに分厚いなあ」と思ってよく見ると、二重になっているのです 外のカバー(写真の上)には「帯」が印刷されています。そのカバーをめくると、ほとんど同じデザインの別のカバー(写真の下)が現れます カバーの左下に「カバーデザイン:菊池祐」とあるので、彼のアイディアだと分かります この手法は「木曜日にはココアを」に限らず、どんな本でも良いわけですが、この本でなければならない特別な意図があるのだろうか? 地下鉄はどこから入れるんでしょうねぇ?  こんな難しい問題 とてもカバーしきれません 考えると 本とうに眠れなくなるんですよ

 

     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする