11日(日)。昨日はかなりしんどい1日を過ごしました 9日(金)の昼と夜に新日本フィルと東京シティ・フィルのコンサートを聴いたので、深夜0時過ぎに1本、10日(土)朝7時前に1本ブログアップしました その後 朝食をとって、睡眠不足の中、10時からマンション管理組合の定時総会に出席し理事長として議長を務めました 今回も理事・監事以外の本人出席はたったの3人でした しかし、細かな質疑応答がかなりあり、結局1時間半以上かかってしまいました 役員の任期は2年なので、総会終了後 理事・監事が残り、2年目の役員選出を行いました 1年前に私が理事長を引き受けた際に副理事長に就任したA氏が2年目の理事長になり、私が副理事長になることが決まっていたので、それを確認したうえで、他の理事と監事を選びました これで私も何回やったか分からない理事長を退任することになりました まだ副理事長なので、引き続き大規模修繕をはじめとする難題に取り組むことになりますが、その会合が終わったのがちょうど正午でした 急いで家に帰り、コンサートを聴く支度をして、晴海の第一生命ホールに向かいました。下にご紹介するように「林美智子プロデュース『ドン・ジョバンニ』を観ました 夕食後、日曜朝にアップするブログ(つまりこの記事)の下書きを書きました そして今、若干を修正を加えたものを ここにアップします
ということで、わが家に来てから今日で3071日目を迎え、ロシアのプーチン大統領は9日、ウクライナの反攻について「始まったと断言できる。しかしロシア軍が撃退し、ウクライナ軍はどの方面でも目的を達成できなかった」と国営テレビで述べた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
正しい情報がプーチンに報告されているとはとても思えない 嘆くのは時間の問題だ
昨日、晴海の第一生命ホールで「室内楽ホール de オペラ 林美智子の『ドン・ジョバンニ』」を観ました この公演は昨年3月の公演の「再演」ですが、前回が面白かったので今回も迷わずチケットを押さえました 出演はドン・ジョバンニ=黒田博、ドンナ・アンナ=澤畑恵美、ドンナ・エルヴィーラ=林美智子、ドン・オッターヴォ=望月哲也、レポレッロ=池田直樹、マゼット=和下田大典、ツェルリーナ=鈴木玲奈、騎士長(三位一体)=松中鉄平、杉尾慎吾、山田大地、ピアノ=河原忠之、日本語台詞台本・構成・演出=林美智子です
ステージの下手奥にグランドピアノ、中央に椅子が5脚置かれているだけのシンプルな舞台構成です ステージ正面の壁の上方に設置されたスクリーンに、日本語の字幕が縦書きの大きな文字で表示されます
自席は1階5列13番、センターブロック左通路側です。前回より多くの観客が詰めかけているようです
林美智子プロデュースによる本公演の大きな特徴は、ソロで歌われるアリアをすべてカットし、二重唱、三重唱、四重唱といったアンサンブルだけを取り出して歌うこと そして台詞の部分は日本語で話すので、全体を通して聴いてみると何の違和感もなく素直に受け入れることができます ”仕掛け人”の林美智子さんの優れた構成により軽快なテンポで物語が進行し、飽きることがありません
ド迫力のドン・ジョバンニ役の黒田博をはじめ各自が適材適所の配役で、それぞれの個性を発揮しました ツェルリーナとマゼットのコンビは前回(鵜木絵里と加来徹)と総入れ替え(鈴木玲奈と和下田大典)になりましたが、このコンビだけが福岡弁で話しているのが何とも可笑しかったです 福岡弁の活用は加来徹が福岡市の出身であることから出たアイディアだったと推測します それが、今回メンバーが入れ替わっても受け継がれたことになります 前回のコンビは素晴らしかったですが、今回のコンビも新鮮で”一生懸命”が伝わってきました
驚くべき活躍を見せたのは、冒頭からフィナーレまで一人でピアノを弾いてオペラを進行させた河原忠之です 劇中、自ら他の歌手とからみショートコントをこなしてエンターテイナーぶりを発揮、客席の笑いを誘っていました
モーツアルトのオペラはシンプルな舞台とピアノ1台と優れた歌手陣がいれば、十分に楽しさが伝わるということを見事に証明した公演でした
自らドンナ・エルヴィーラを歌った上に、日本語台詞台本の作成、構成、演出を一人でこなした林美智子さんに大きな拍手を送ります