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人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

モーリス・ピアラ監督「悪魔の陽の下に」「愛の記念に」を観る~サンドりーヌ・ポネールの魅力

2016年02月19日 07時33分22秒 | 日記

19日(金)。わが家に来てから509日目を迎え、自分がいかに小さいかをアピールするモコタロです

 

          

             人間に比べて 僕がいかに小さいか 分かるでしょう?

 

  閑話休題  

 

昨日は、夕食に「すき焼き煮」と「生野菜と海藻のサラダ」を作りました レシピによると、炒めて煮るのは牛肉と玉ねぎのみで、シラタキもネギも春菊もシイタケも入れません。味付けは砂糖と醤油とだし汁です

 

          

 

          

 

  も一度、閑話休題  

 

昨日、読売日本交響楽団から2016-17シーズン定期演奏会(サントリーホール)のチケット10枚と共に、パンフレットと同じデザインのチケットホルダー(写真上)と特典CD引換券(同・下)が送られてきました 私は数種類チケットホルダーを持っていますが、主に来月以降のチケットを保管するのに使用しています 『今月分のチケット』は”財布の中”に入れて持ち歩いているので、月始めは財布がパンパンで 日が経つに連れて薄くなっていきます

 

          

 

          

 

  最後の、閑話休題  

 

昨日、早稲田松竹でフランスのモーリス・ピアラ監督・出演の「悪魔の陽の下で」と「愛の記念に」の2本立てを観ました「悪魔の陽の下で」は1987年公開の作品です

 

          

 

主任司祭スグレ神父(モーリス・ピアラ)は、自らに苦行を課す助任司祭ドニサン神父(ジェラール・ドパルデュー)が神秘的な能力を持つことを見抜いていた 一方、16歳の少女ムーシェット(サンドリーヌ・ポネール)は、親の目を盗んで公爵と情事を重ねていたが、妊娠を告げると逃げ腰になるので逆上して銃殺してしまう ドニサン神父は主任司祭の命により深夜ポーランクールに向かう途中、馬商人の姿をした悪魔に逢い、誘惑されそうになるが、それを退ける その明け方、彼はムーシェットに出逢い、彼女の瞳を見ただけで彼女の罪を理解するが、彼女は自殺してしまう ランブルの主任司祭となったドニサン神父は、男から死にかけた息子を助けてほしいと頼まれる。しかし、彼がその家に着くと息子は死んでいた。ドニサン神父が死体を聖体のように頭上に捧げると、息子は目を開き生き返った。奇跡が起きたのだ ドニサンはもう暫く自分を生かしてほしいと神に祈るが息を引き取るのだった

最初のうちは、ドニサン神父は「自分は聖職者に向いていないのではないか」としきりに悩んでいます。そして、自らの身体に鞭打って苦行を課します。しかし、旅の途中で出会った悪魔の誘惑を退けたことで、彼の知らない間に見えざる力が備わり、ついには死者を蘇らせることになるのです 自らを律し真剣に神に祈る者は、いつかは奇跡を起こすまでになるーということを主張しているようにも思われますが、結局ドニサンは死んでしまいました 子供は救われたけれど、ドニサンは救われなかった。ドニサンは子供の身代わりになったのでしょうか

2本目の「愛の記念に」は1983年公開の作品です

 

          

 

16歳のシュザンヌ(サンドリーヌ・ポネール)は夏の林間学校に来ていた そこに兄ロベールが舟遊びに来て、妹を自慢する。シュザンヌはボーイフレンドのリュックに対する気持ちが薄らいでいると感じ、港で出会ったアメリカ人青年と一夜を過ごす 兄ロベールは真夜中に帰宅したシュザンヌを叱り、母ベティも辛く当たったが、久しぶりに父ロジェと素直な会話を交わした しかし、父は家出をした。その後シュザンヌはジャン・ピエールと恋人同士になり婚約する 兄ロベールも結婚した。祝いのパーティーが開かれたが、そこに家出した父ロジェがひょっこり帰ってきた 場が白け、父と母の言い争いが始まる。シュザンヌはジャン・ピエールとの平穏な生活に疑問を抱き、兄の友人ミシェルと共に旅立つことを決心する。空港で見送る父親の優しい眼差しがあった

これは、シュザンヌを演じたサンドリーヌ・ポネールのデビュー作品です 

映画とはいえ、あまりにも次から次へと交際相手を変えていくシュザンヌの姿は、とても理解できません。われわれとはペースが違います  それにしてもサンドリーヌ・ポネールは魅力的です

エンドロールを見ていて気が付いたのですが、「音楽:ヘンリー・パーセル」とありました 17世紀後半に英国で活躍した作曲家ヘンリー・パーセルだろうか? そうであれば、映画の中のどのシーンで流されていたのか、まったく気が付きませんでした 同じクラシック音楽でも、英国の作曲家の作品を聴く機会は極めて少ないということを露呈してしまったようです

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