29日(水)。2月も今日で終わり。明日から3月、いよいよ春 と思って今朝、外を見ると家〃の屋根は白く、雪が降っています いっぱい降ると、どこもユキドマリになるし大変だぁ
というわけで、昨夕、久々に子供たちが揃ったので牡蠣鍋にしました。これを記念に、初めてこのブログをご覧になる方(だけ)に問題です。カキを食べてはいけない季節があります。それはいつでしょうか?・・・・・・答えは夏です・・・・・カキ厳禁・・・・・あっ、痛!・・・・・よいこは石を投げないでくださいね
閑話休題
月曜日の朝、NHK・FMで「気ままにクラシック」という番組を聴くとはなしに聴いていたら、イントロ・クイズの答えを発表していました。先週問題を出したらしく、ある曲の冒頭部分を2~3秒聴かせて曲名と作曲者名を当てさせるものでした。番組で、問題の曲が再度瞬間的に流されました。「おもちゃの交響曲」であることはすぐに分かりました 弦楽器のほかに玩具楽器(ガラガラ、かっこう笛、ふくろう笛、ラッパ、太鼓、小型シンバル、うずら笛)が鳴らされる賑やかで楽しい曲です
驚いたのは”正解”とされた作曲者名です。ヨーゼフ・ハイドン、その弟ミヒャエル・ハイドン、モーツアルトの父レオポルド・モーツアルト、チロル出身の神父エトムント・アンゲラー、いずれも正解だと発表されたのです
番組での解説やネットでの検索によると、この曲は自筆譜が存在しないことから、「18世紀からヨーゼフ・ハイドンの作品とされてきた。その後、モーツアルト親子と親交があった弟ミヒャエル・ハイドン説が唱えられ、1951年には、モーツアルトの父レオポルト・モーツアルトの作と伝えられるカッサシオン(全7曲)がバイエルン州立図書館で発見され、その一部が「おもちゃの交響曲」と同一であることが判明した
ところが、1992年、チロル地方のシュタムス修道院の音楽蔵書の中から、1785年ごろに当院の神父シュテファン・パルセッリが写譜した「おもちゃの交響曲」の楽譜が発見され、そこに、チロル出身の作曲家エトムント・アンゲラーが1770年頃に作曲したと記されていた」とのことです。現在では、このアンゲラー説が最有力になっているようです
恥ずかしながら私は、今日の今日まで「おもちゃの交響曲」の作曲者はレオポルト・モーツアルトだとばかり思っていました。アンゲラーの名前は初めて知りました 1992年の時にこの重大ニュースを見逃していたようです。私としたことが、まだまだ勉強不足です
写真は1987年発売のレオポルト・モーツアルト「おもちゃの交響曲」と表示されたCD。クルト・レーデル指揮ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団による演奏