TOMTOM絵日記

~旅の想い出徒然日記~

2011.09.28 “来月が楽しみ”

2011-09-29 19:42:31 | 徒然なるままに

oさんが“御園座第四十七回吉例顔見世”千秋楽のチケットgetしてくれた
歌舞伎は何度も観たけれど千秋楽は初めて

〈昼の部〉
一、南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)
二、一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)
三、三代目 中村又五郎
  四代目 中村歌 昇
  襲名披露 口上(こうじょう)
四、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)

人間国宝中村吉右衛門さん登場

来月が楽しみ 


2011.09.23 “大阪新歌舞伎座で中村勘三郎さん”

2011-09-28 00:54:34 | 音楽・絵画・観劇

〈2011.09.23 fri〉
6:30 起床
   今日の観劇は大切なお芝居なので劇場での居眠り厳禁
   昨日は残業だったけど
   早めの就寝で睡眠時間はまあまあ  

7:30 早めに津駅へ
8:22 近鉄難波行特急に乗車 
   車中でうとうと仮眠
9:56 上本町着
   近鉄上本町駅を出て“新歌舞伎座”へ
   「九月松竹大歌舞伎」や「中村勘三郎」の幟旗が青空に揺れ
   勘三郎さんの舞台への本格復帰を祝っています

〈大阪新歌舞伎座〉
新歌舞伎座新開場一周年記念
九月松竹大歌舞伎
中村勘三郎 本格復帰講演

『昼の部』
一、御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)
  加賀国安宅の関の場
  武蔵坊弁慶   橋之助
  斎藤次祐家   亀 蔵
  九郎判官義経  松 也
  富樫左衛門   扇 雀
二、男女道成寺(めおとどうじょうじ)
  白拍子桜子実は狂言師左近  勘太郎
  白拍子花子   七之助
三、人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
  左官長兵衛   勘三郎
  手代文七    勘太郎
  鳶頭伊兵衛   亀 蔵
  長兵衛娘お久  芝のぶ
  角海老女房お駒 歌女之丞
  和泉屋清兵衛  橋之助
  女房お兼    扇 雀 
 

  

  

 



 
筋書きの最初のページを飾る文字は武田双龍さんの筆によるもの

「御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)」
安宅の関で弁慶が朗々と勧進帳を読み上げるあの勧進帳とはちょっと違う
義経と4人の山伏は弁慶とは別行動
義経一行が逃げ延びた頃合を見計らい
弁慶が関所を後にしようとしたところを

関所の番卒の計略で縄を掛けられ声を上げて泣くところや、
番卒相手の大立ち回りの挙句に番卒の首を天水桶に放り込んで
豪快に芋洗いの様子を見せたりと
危機一髪が笑いに変わる意外な演出に引き込まれるお芝居

「男女道成寺(めおとどうじょうじ)」
最初は勘太郎さんと七之助さんが道成寺の鐘を挟み
同じ衣装で花子・桜子に扮して踊ります。
立て役の勘太郎さん扮する桜子と女形七之助さんの踊る花子とは
やはり違いますネ
身体の撓り、膝の折り様、目線の高さetc.
宙を指し真っ直ぐ伸びた指先の表情はどちらもよく似ていました。

「人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)」
酒と博打に身を持ち崩した左官長兵衛に扮する勘三郎さんの人情噺。
娘お久が吉原に身売りして手にした五十両を、
掛取りの金五十両を奪われ身投げしようとした若い男文七に渡してしまい、博打ですってしまったと邪推する女房のお兼との諍いが騒ぎとなる。
左官長兵衛(勘三郎)
と女房お兼(扇雀)の滑稽でリズミカルな遣り取りが
会場の笑いを誘い、
最後のhappy endで涙を誘い胸を撫で下ろし幕が下りるという
もうお決まりのストーリーなのにすっかり舞台に引き込まれてしまうのは
役者さんの芸の深さなのでしょうか?
コミカルな掛け合いの中に光る夫婦・親子の愛情や、
浮き彫りにされた義理人情の世界が心に残るお芝居でした。

近鉄百貨店で買った「豆腐しゅうまい弁当」を
30分の幕間を利用して席でいただきました。
昨年秋の大阪城公園で行われた平成中村座観劇の時も
偶然同じお弁当でした。




観劇の後は難波に向かいshopping
最近ダンナの傘が壊れたので新しい傘を購入(だけど持って歩くのが億劫)
会社用の長袖シャツやジム用のTシャツなど
自分用の買い物も出来て満足


大丸北館の“グリル開花亭”で夕食

このパン只者では無い

中が熱々ふわふわで美味しい
お替り出来るらしい

でっかい海老フライは味噌がいっぱい詰まり
足のホゴホゴしたところまで美味しくいただきました

19:30 近鉄難波発特急に乗車
20:59 津駅着
初秋の休暇を有意義に楽しんで無事帰宅しました。


2011.09.14 “京都”

2011-09-25 20:14:56 | 京都

〈2011.09.14 wed〉
晴天厳しい残暑
今日のために前夜の情報収集で寝不足気味
久し振りにダンナと外出向かうは京都
第二名神は道幅が広くて走りやすい
ここ走ると思うんです
高速道路上のこのネットは何のため風避け落葉避け雪避け

トンネル内は3車線で安全走行
 

岡崎公園駐車場に駐車
京都観光は平日がgod駐車場も余裕
広い駐車場では、駐車した場所を覚えておくために写真に残します。
来年開催の京都マラソンマイカー規制の案内ですネ
 

混雑回避のため朝一番は京都市美術館で開催中の美術展を見学
“フェルメールからのラブレター展”(~10/16)
“ワシントン・ナショナルギャラリー展”(~11/27)
 
y子さんと見学の約束したけど
美術展のダブルヘッダーは脳味噌が過激に疲労して厳しい
会期終了の近い“フェルメールからのラブレター展”を見学
平日早い時間(9:30)に入館したので会場は結構余裕
イヤホンガイド聞きながら一点ずつ絵画の説明書読んで鑑賞
今のように通信手段の無い17世紀のオランダ
手紙を介して行った家族や恋人との語らいの様子を描いた絵画
家族の絆や家庭での躾、学校教育の情景などを描いた絵画
フェルメールをはじめピーテル・デ・ホーホ、ヘラルト・テル・ボルヒ
といったオランダ黄金時代を代表する画家たちの作品を見学
最後に絵葉書とクリアファイルを購入して、ゆっくり1時間30分の見学。
“フェルメールからのラブレター展”のチケット半券を
“ワシントン・ナショナルギャラリー展”のチケット売り場で見せると
\100割引で“ワシントン・ナショナルギャラリー展”のチケットが
購入できます逆もokですヨ
『コミュニケーション
 17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ』
とサブタイトルのついた“フェルメールからのラブレター展”の中から
フェルメールの珠玉の手紙3作品を絵葉書でご紹介します。
≪手紙を読む青衣の女≫ 
 門外不出!アムステルダム国立美術館所蔵
  修復後世界初公開 そして 日本初上陸!
   
≪手紙を書く女≫
 ワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵
  
≪手紙を書く女と召使い≫
 アイルランド・ナショナル・ギャラリー所蔵
  

ランチはダンナの希望で和食の“美先”を予約
洗練された内装と丁寧なお料理でしたが、店内での写真撮影は禁止でした。
因みに近くの人気店“山本麺蔵”は早くも大行列流石
 

 





午後からは床もみじで有名な岩倉“
実相院”へ
岡崎からは白川通りを北上。
宝ヶ池を過ぎる辺りから道路の道幅が狭くなります。
滝の間の床板に庭の木々が写り込む「床もみじ」または「床みどり」と
愛称のついた黒光りする床。
床もみじは好天時美しく、床みどりは曇天時が美しく写るそうで、
特に早朝が綺麗らしい。快晴の今日は残念
ご本尊は鎌倉時代に作られたと伝えられる木造立像の不動明王。
歴史の有る門跡寺院で静寂な時間を過ごすことができて良かったです。

室内は撮影禁止でしたが、縁側から庭園の撮影は


車を御池地下駐車場に停めて寺町散策
   
 

“よーじやカフェ三条店”で休憩






錦市場“若狭屋高橋”でおやつ昆布と鰊を購入
私は基本お仕事中のお菓子はNG
デスク周りでお菓子の甘い匂いやあられの匂いをさせたり
パリパリボリボリするのは子供じゃないのでNGです。
どうしても空腹の時や集中できない時の気分転換に、おやつ昆布は大健闘
“京丹波”で焼きポン(特殊圧力製法で焼き上げた栗)も購入
冷めた焼きポンはトースターで焼いて食べると“激”美味しい
京丹波では黒豆茶とお茶請けのサービスもありました


大丸ではダンナと解散。別行動で各自ショッピング
再び合流して京都タカシマヤへ
私はジム用のトレーナーを購入


夕食は“グリルキャピタル東洋亭”
冷えたトマトサラダ絶品大~好き
 

海老と帆立のグラタンは冷めない工夫をして出されます。
 

フランスパンとフォカッチャ
 
キャピタル東洋亭

荷物を抱え超早足で河原町通りを御池地下駐車場に向かいをピック
平日でラッシュの時間を過ぎていたので渋滞も無く
21:00無事帰宅
久しぶりに出かけたダンナとの京都でした。


2011.09.11 “ブルーノ・レオナルド・ゲルバー ピアノリサイタル”

2011-09-24 21:07:18 | 音楽・絵画・観劇

ジムでアクアビクスの後“riz cafe”でiceaulait


2011.09.11 14:30“ブルーノ・レオナルド・ゲルバー ピアノリサイタル”
 ベートーヴェン ピアノソナタ 第 8番 ハ短調 作品13「悲愴」
 ベートーヴェン ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 作品57「熱情」
 ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」
 



  
奥行きを感じるとても良い演奏でした。
演奏が良かったので最後にCD購入
ショップで小澤征爾さんのCDも購入
残念だったのは客席が満席でなかった事
三重県総合文化会館では学生さんを対象にした割引サービス
“キャンパスシート”があります。
チケットの販売告知が講演1週間から前日までの
メルマガ配信だったりで、
事前にスケジュールを立てるのが難しかったり、
チケット販売が講演当日の開演20分前など、
やや煩雑な条件をクリアすれぱ、
S席を\1,000でゲットできるラッキーも有
海外から著名な音楽家が津を訪れリサイタルを開催してくれるのですから、
是非こういうチャンスを上手に利用して
生の演奏に触れる機会を多く持ってほしいと思います。

因みに“新学割制度”というチケット割引サービスも有ります。
このパンフレット文化会館らしくない感じ
どこがって用紙がルーズリーフだったり文字が手書き風だったり
でとても良いですネ


2011.09.02 “歌舞伎見物”

2011-09-19 16:42:32 | 音楽・絵画・観劇

大型で強い台風12号が四国沖に接近する中、夕方から歌舞伎見物
全国公立文化施設協会主催「松竹大歌舞伎」西コースの巡業が
三重県総合文化会館で催されました。
 
雨の五郎 
  曽我五郎時致   片岡 愛之助
義経千本桜
 
下市村茶店の場
 釣瓶鮓屋の場    
 “茶店”
  いがみの権太  片岡 仁左衛門
  主馬小金吾   片岡 愛之助
  若葉の内侍   市川 高麗蔵
  
弥左衛門    坂東 彌十郎
  小せん     片岡 秀太郎    
 “すし屋”
  いがみの権太  片岡 仁左衛門
  お里      片岡 孝太郎
  お米      坂東 竹三郎
  梶原景時    坂東 薪 車
  若葉の内侍   市川 高麗蔵
  弥左衛門    坂東 彌十郎
  弥助実は平維盛/小せん  片岡 秀太郎 


「いがみ」と云われる無頼漢“権太”の
親から勘当された身でありながら深く
親を慕う気持ち、
妻子へのささやかな家族愛、そして主人への忠節がテーマ。
我が子への情愛が自然と溢れる場面。
母親への甘えを垣間見せながらも、
その母親から銀三貫目を騙し取ろうとする狡猾な権太。
それでも息子への愛情を惜しまない母親の愛。
妻子を身替りに差し出す苦悩と悲哀の権太。
父親が好きなのに素直になれず悪行を繰り返しながらも
最後には改心する権太。
そして最後に起こる悲劇。
権太の持つ愛情を仁左衛門さんが見事に演じ
わくわくドキドキしながら心鷲掴みにされてしまうお芝居でした。
 


買ってしまいました
筋書きと仁左衛門さんのサイン入り手ぬぐいと紋の入った小風呂敷

同じ日に大ホールでは天童よしみさんのリサイタルが有りました。