TOMTOM絵日記

~旅の想い出徒然日記~

2013.08.28 “冬瓜”

2013-08-31 13:52:37 | 徒然なるままに

昨夜、y子さんに頂いた冬瓜と宿儺南瓜の煮物を作りました。
冬瓜を煮るのは初めてで、pcで調理方法をチェック
多めのお湯で下茹でをしてから、少量の水・酒に、茅野舎のだしと野菜だしの袋を破って加え、
少量の砂糖を加えて煮汁を作り、下茹でした冬瓜を加えて沸騰させます。
5分程加熱したら、シャトルシェフの外鍋に入れ、一晩放置します。
温度が下がったら、内鍋を再び沸騰させて外鍋に入れて放置します。
初めて作った冬瓜の煮物ですが、軟らかく出汁が効いて美味しくできました

宿儺南瓜は少量の水・酒・味醂・砂糖・茅乃舎のだしで煮汁を作り、
最初は強火、沸騰後は弱火で煮ました。少な目の煮汁で焦がさず煮るのがコツ
栗みたいにほくほくで美味しく出来上がりました


2013.08.27 “腕の痛み”

2013-08-28 21:09:13 | 徒然なるままに

両手を伸ばして洗濯物をハンガーに洗濯挟みで止めようとしていた時、
狭い洗面所でダンナがすれ違おうとし、身体を捻じった拍子に二の腕の筋を違えてしまい、
もう二か月程右腕が痛くて痛くて、寝る時に貼薬を貼りどうにか誤魔化してきた
寒くなるまでに直しておきたいと思いながら、医院に行く時間の融通が付かずに放置
忙しくて睡眠時間3時間の日が続き、今日は残業を終えて遅く帰宅
車のハンドルを切る時、右腕の痛みを庇うため手加減をしていたのに、今夜は痛くない
右腕を胸の前で左右に振るが、いつもの痛みが無い
治ったみたい
忙しくて普段使わない脳みそに血液が廻り、
身体中の血液やリンパの廻りが良くなったからかも
良かった


2013.08.18 “暑い”

2013-08-18 23:02:48 | 徒然なるままに

暑い
8月12日午後1時42分、高知県四万十市で全国の観測史上最高となる41.0度を記録
全国的に猛暑が続くなか、多治見市を抜き四万十市が全国史上最高気温保持市に躍り出た
四万十市では、8月10日に40.7℃、11日に40.4℃と3日連続で40℃超を観測
この暑さ、いつまで続くのかと思いつつ自宅では冷房がフル稼働。
目的の無い外出が億劫で運動不足の悪循環
今日こそはと思い冬用の羽毛布団を洗濯してみた
羽毛の量が多く、思うように乾かず明日までベランダで干す事に
気分転換に午後は美容院に出かけた
私よりちょっと年上の美容師さんとはもう30年来のお付き合い
鏡の前に座りすべてお任せ
2時間後には変わり映えしないいつもの自分が鏡に映る嗚呼
お盆の週は省エネのため、有給休暇でお休みが基本
私の場合13日以外出勤し、
イマイチ集中できない一週間を過ごし猛反省
明日から平常勤務フル稼働


2013.08.16 “博多うまか”

2013-08-17 22:36:11 | おいしいもの

昨夜aさんにいただいた“博多辛子明太子うまかクリーム”を
グリーンサラダにトッピングしていただきました。
フルーツビネガー・バルサミコ酢・オリーブオイル・塩・胡椒で
普通に作ったドレッシングでいただきましたが、
いつものグリーンサラダがグレードアップ
まろやかな明太子&クリームと生野菜のコラボが美味でした

博多うまか”のサイトに
「おすすめの頂き方教えてください」と書きこんだら
早速お返事をいただきました
「おすすめのお召し上がり方としましては
クリームとバジルオリーブはゆでたパスタに混ぜていただき、
めんたいこ中辛はご飯にのせてお召し上がりいただければと
存じます。」
というご案内でした。


2013.08.11 “名古屋”

2013-08-11 21:12:05 | 名古屋

〈2013.08.11 sun〉
07:00 起床
08:20 津駅へ
       y子さんの所に駐車させていただき、炎天下の徒歩6分を省略

08:59 近鉄特急で名古屋へ
    松坂屋栄本店にgo
リニューアル後初めての松坂屋本館B1
開店早々ですが、行列が長くならないうちに「赤福氷」いただくことに
朝10時から“氷”
美味しかった
胃にはちょっとheavy











11:00の開店時間を待ち“MIEKO UESAKO”名古屋店へ
店員さんのアドバイスでいろいろ試着させていただき、何点か購入
お店で見る商品は、HPやカタログで見るのとは大違いで、
デザインや布の感触、勿論サイズも実感できる
見た感じと試着した感じがまた違う
店員さんのアドバイスも重要
楽しい買いものやった大満足
プレゼントも頂きました


再び松坂屋に戻りshopping
遅いlunchは“山本屋総本家”の味噌煮込うどん
暑い時に熱い味噌煮込うどんで汗ダク
美味しかった





結局松坂屋栄本店で買い物を済ませ、荷物が両手に一杯になったので
ラシックにもJR名古屋高島屋にもミッドランドスクエアにも寄らず、
16:00の近鉄特急で帰宅
夕食は“Kakiyasu Dining”で買った「黒毛和牛牛めし」と
ダンナが作った坊ちゃん南瓜の煮物

連日の猛暑で、に居てエアコンかけてTV見て
何もしないで一日が終わるくらいなら
涼しいデパートか、映画にでも行ってみようと思って名古屋に出かけて大正解
お盆休みでデパートは混雑していましたが、大事な買い物は午前中に済ませ、
午後はlunchと食品の買い物に時間配分し、早めの帰宅で体力温存
早く帰ったのでダンナのご機嫌もイイ感じやった


2013.08.09 “暑いので”

2013-08-11 01:36:14 | 徒然なるままに

〈2013.08.09 fri〉
東北地方では「これまでに経験のないような大雨」に見舞われ
土石流や土砂崩れの被害が出ている中、
私の住む地域では夕立がある程度でほとんど雨が降らず猛暑が続いています。
IHとはいえ台所での調理が億劫になり、
今日の夕食は中津軒でメアベアをいただきました。
tomtom「暑い時に熱いメアベアは美味しい
若女将「暑い時には熱いお料理が良く出るんです


2013.08.04 “江戸絵画の軌跡”

2013-08-08 20:18:19 | 音楽・絵画・観劇

〈2013.08.04 sun〉
0
8:30 伊勢道から第二名神を通り信楽ICで降り“ミホミュージアム”へ
10:00の開館に間に合うよう9:40頃現地に到着。
今日は開館時間が9:30に繰り上がたようで、
既に多くの方々が美術館に向かう電気自動車の列に並んでみえます。

ミホミュージアム
ファインバーグ・コレクション展“江戸絵画の軌跡”
7月20日(土)~8月18日(日)



レセプション棟でチケットを購入し、電気自動車に乗り美術館に向かいます
JAF会員証提示して、割引価格でチケット購入







俵屋宗達 虎図
酒井抱一 十二ヶ月花鳥図
     遊女立姿図
鈴木其一 群鶴図屏風
     山並図小襖
     松島図小襖
神坂雪佳 三保松原図小襖
     四季草花図
与謝蕪村 寒林山水図屏風
谷 文晁 富士真景図
奥原晴湖 月下敗荷図
円山応挙 鯉亀図風炉先屏風
鈴木松年 月に雲図
伊藤若冲 松図  
葛飾北斎 頼政の鵺退治図

会場は比較的空いていてイヤホンガイドを聴きながらゆっくりと見学できました
心に残る素晴らしい作品の中から絵葉書を3枚買いました
鈴木其一 群鶴図屏風

奥原晴湖 月下敗荷図

伊藤若冲 松図
見学後は、美術館からトンネルを抜けてレセプション棟のレストランに向かいます















道の両脇には枝垂桜が植えられていて、春にも訪れてみたいと思いました





レセプション棟のレストラン“PEACH VALLEY”でlunch
レストランや喫茶で使用している食材や調味料は、農薬・化学肥料・有機肥料を使用せず、
自然の堆肥だけを使用した農法で栽培された栄養価の高い作物を使って提供され、
作物が本来持っているおいしさを味わう事ができます。
「おむすび膳\1,600」
3種類のおむすびに、季節の野菜、味噌汁、自家製豆腐が付いています。
自家製豆腐は一口目は何も付けずに、二口目からは塩を少し付けていただきます。
見学で集中力使い果たして空腹
美味しくいただきました





lunchの後は美術館に再入館し、南館の常設展示室を見学する事にしました。
パンフレットに目を通しイヤホンガイドを聴きながら、
エジプト、ギリシャ・ローマを見学しました。
美術品にまつわる歴史や民族の事を知る良い展示でした。
他に、西アジア・南アジア・、中国・ペルシャの美術品が数多く展示されており、
次回時間をかけて見学したいと思います。
美術館棟南館の喫茶室“PINE VIEW”で休憩
水出しアイスコーヒーは既に売り切れてしまい、
温かいコーヒーと桃のロールケーキを注文しました。




ミュージアムショップで購入した銅製のおろしがねです。
長年愛用していた陶器製の小さいおろしがねをうっかり割ってしまい、
生姜をおろす時用に新しい物が欲しいと思っていました。
偶然ミュージアムショップでかわいい亀を見つけたので家に連れて帰る事にしました。
欲しいと思っていると何かに導かれるように自分の所にやって来るものです。
良い物を手に入れる事ができて良かったです


ミホミュージアム
ファインバーグ・コレクション展“江戸絵画の軌跡”
7月20日(土)~8月18日(日)
【見どころ】
 米国メリーランド州にあるファインバーグ・コレクションは、化学者であり実業家でもあったロバート・ファインバーグ氏が一代で蒐集した、江戸絵画を中心とする日本美術のコレクションです。
 
このコレクションの特徴は、狩野派や土佐派など官画派の保守的な作品がほとんど含まれず、江戸時代の民間画派の、自由で活気に満ちた肉筆画の作品が中心となっていることです。尾形光琳、酒井抱一らの琳派、池大雅、与謝蕪村、谷文晁らの文人画、円山応挙、呉春らの円山四条派、伊藤若冲、曽我蕭白らの奇想派、そして菱川師宣、葛飾北斎らの浮世絵など、内容は実に多彩です。また、いずれの作品も質が高く、全体として上品な雰囲気を持っていることも大きな特徴です。
 
本展は、このようなファインバーグ・コレクションを日本で初めてまとまった形で紹介いたします。コレクションから選び抜かれた優品約90件を通じて、百花繚乱の江戸絵画の世界をお楽しみ下さい。

Ⅰ日本美のふるさと 琳派
 日本美術の歴史は、遠く1万年以上前の縄文土器に始まりますが、その個性が真に確立するの は、10世紀以降13世紀までの間、平安時代(794年~1192年)の後半から鎌倉時代(1192年~1333年)の頃まで待たなければなりません。中国や朝鮮半島からの影響から比較的自由であり得たその時期に、日本列島のおだやかな自然や気候風土に適した美の伝統が形成されました。
 17世紀初頭、京都の町人俵屋宗達(たわらやそうたつ)によって、装飾性に優れた日本の古典美術を復興しようとする機運が高まり、その流れは18世紀初頭の尾形光琳(おがたこうりん)、19世紀初頭の酒井抱一(さかいほういつ)、そして20世紀前半の神坂雪佳(かみさかせっか)へと受け継がれていきました。この琳派の流れこそ、日本人の、人生に対する詩的な感情や、草木や鳥、虫などの身近な自然に寄せる深い愛情を、端的に表してきた美術流派といえるでしょう。ファインバーグ・コレクションには、琳派の長い歴史を見通すことの出来る、各世代の素晴らしい作品が揃っています。

Ⅱ中国文化への憧れ 文人画
 各地に群雄が割拠した戦国の世が終り、日本全国が統一された江戸時代(1603年~18677年)になると、徳川幕府という武家政権が江戸(現代の東京)の地に開かれ、中国で発達した儒学を正統的な思想および政治理念として尊重することになりました。儒学的な教養や漢詩文の愛好は、武家階級にとどまらず町人や農民にまで広く浸透し、中国の知識人(文人)の文化、ひいては生活スタイルそのものまでもが憧れの対象となりました。
 
美術の分野でも、中国文人画の学習が流行し、明代(1368年~1644年)から清代(1616年~1912年)にかけて出版された木版の本(画論や画譜)から、あるいは長崎にやってきた画家や舶載された実物の絵画を通して、絵画理念や描き方を熱心に学んだのでした。はじめは武家の知識人によってうながされた日本文人画の歩みは、町人の池大雅(いけのたいが)や農民出身の与謝蕪村(よさぶそん)などの庶民によっても受け継がれ、日本人独特の感性をのびやかに発揮した新鮮な美の領域を開拓していきました。

Ⅲ写生と装飾の融合 円山四条派
 江戸時代の官画派である狩野派や土佐派は、絵の手本を中国と日本の古典絵画に求めて、自然の形態や現実の風景を写そうとする姿勢から遠ざかっていきました。狩野派に学んでその弊害を悟った円山応挙(まるやまおうきょう)は、物の形や実景を忠実に写す“写生“の重要性を自覚し、実践して、みずから新鮮な作品を世に送り出し、そのかたわら多くの門弟を育てました。共鳴者である呉春(ごしゅん)とともに興した円山四条派は隆盛を極め、やがては動物画を得意とした森狙仙(もりそせん)の森派(大坂に活躍)や岸駒(がんく)の岸派(京都に活躍)なども派生して、竹内栖鳳(たけうちせいほう)ら近代の関西日本画壇の基礎を築いたのでした。ただし、彼らの写生画は外面的な形似にとどまって物の本質にまで鋭く迫るものとはならず、装飾的な効果を追い求めるものでもありました。富を得た庶民層が生活空間の美化を実現する対象として、京都・大坂を中心とする関西圏に活躍した画家たちの写実的な装飾絵画は、もっともふさわしく、願わしいものだったのです。

Ⅳ大胆な発想と型破りな造形 奇想派
 徳川幕府と各地の大名による武家支配の時代にあっては、現状を保守する姿勢こそが正しくて、革新を求める態度は危険視され、忌避されました。美術界にあっても例外ではなく、武家に寄生する権威的な存在は、新たな画風の展開に消極的でした。一方で経済的な力を増した庶民層は、自分たちの文化や美術を育てるようになり、斬新な個性の登場を待望するようになります。保守よりも革新、停滞よりも前進、常識的な判断よりも大胆な発想、表現上では従来誰も試みなかった型破りな造形を、積極的に歓迎したのでした。
 
江戸の狩野派中枢に反発した狩野山雪(かのうさんせつ)をはじめとして、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)、曾我蕭白(そがしょうはく)、長沢蘆雪(ながさわろせつ)らはみな、自由で文化的な環境の京都に活躍し、次代の主流となっていた保守的な美術思潮に異を唱え、反発したのでした。彼らの、奇想に発した個性的な造形は、時代を超えた今、異端というよりも正統的な創造として高く評価されています。

Ⅴ都市生活の美化、理想化 浮世絵
 古代・中世の時代にも、宮中の行事など貴族の日常を描く絵や、上からの目線で庶民の生活相を報告した絵画は存在しましたが、画家が同時代の人々の生き様を率直に写し出した真の意味の風俗画は、16世紀後半以降、いわゆる近世に入ってから生まれました。桃山時代から江戸時代初期に京都で流行した風俗画は、やがて新しい権力の所在地になった江戸にその場を移し、浮世絵という新しいジャンルによって受け継がれていくことになります。
 
浮世絵は木版による版画を表現手段として大衆化していきますが、絵筆で一点一点制作するいわゆる肉筆画も、一部の富裕層に好まれ、盛んに描かれたものでした。遊郭や芝居小屋など遊興の地に取材して、都市生活の華やぎを美しく理想化して表す一方で、説話や物語、あるいは芸能で親しい故事人物も描いています。全国から江戸に往来する人々のみやげ物としても機能した浮世絵は、誰にも分かる平易な表現を特色としましたので、現代の私たちにも共感しやすい表現内容となっています。
(ファインバーグ・コレクション展“江戸絵画の軌跡”hpより)
http://edo-kiseki.jp/index.html