雑談 気まずさをなくす3つの方法
『話がいまいち盛り上がらないと悩んでいる人が知っておきたい 雑談の心理術』
「質問の連発」は危険!雑談術(1)共通の話題ではなく「違い」を見つける
相手と仲良くなるために共通点を探そうとする人がいますが、無理にやろうとするとかえって気まずくなるもの。
相手との共通点ではなく、自分との違いを楽しむという技。雑談術(2)「しかし」ではなく「そうですね」
話す内容には賛成しているのに、なぜか否定の言葉を使うクセのある人がいます。
なにか言うたびに「でも」「だけど」と言ってしまう人ですね。
本人は何気なく言っているのでしょうが、聞き手にはその都度緊張感を与えてしまっています。
相手と信頼関係を築くにはどれだけリラックスしているかにかかっていますので、
緊張させてしまうのは避けたいもの。
「だけど」「でも」「だって」「ですが」などのネガティブ接続詞で返事してしまう人は、要注意です。
ネガティブ接続詞で返事をすると、相手の気持ちを悪化させてしまいます。
ネガティブ接続詞は、相手との対決姿勢を示す言葉だと考えてください。
大切なのは、自分が正しいと思っていても、相手の言い分をいったん受け入れること。
自分の言い分を伝えるのは、受け入れたあとにしましょう。
注意されたり怒られたりしたときにはなおさらです。
「ですが」を「そうですね」に変えただけで、印象がまるっきり違いませんか?
これだけで相手の気持ちがよくなれば、そのあとの会話も自然と続いていくはずです。雑談術(3)沈黙にとにかく耐える!
相手のペースに合わせてしっかり話を聞く。
適切な質問をする。
そして、沈黙を使うことで、自然に相手がべらべらしゃべるようにしていきます。
相手が話すまでとにかく我慢
確かに、質問してすぐに答えが返ってこないときはあります。
質問したら相手が黙ってしまった。
そんなとき、口を挟みたくなる衝動をぐっと抑えてください。
相手が話しだすまで、とにかく我慢。
沈黙は、脳がフル回転をして、さまざまなことを考えている状態なのです。
相手が考えをまとめる時間を邪魔してはいけません。
コミュニケーションが苦手な人は、この沈黙に耐えられないという人が多いです。
少しでも間が空くとすぐに質問で埋めようとする。
質問の連発は相手との信頼関係を築くうえで、決して効果的な会話術ではありません。
これが気まずさのもとになっていると知ってください。
沈黙に耐える技術を身に付けると、相手の話を聞けるレベルが一気に上がります。
私も話しをする時は肯定的な言葉を選ぶように心がけていますネ
メールや手紙に書く言葉も同様
言葉の選び方や話の組み立て方に工夫し
相手の気持ちを引き出せるような質問を考えるのは難しい