TOMTOM絵日記

~旅の想い出徒然日記~

2011.11.18 “メアベア”

2011-11-24 19:53:01 | おいしいもの

今日はイロイロ忙しくて疲れた
駐車場でダンナとバッタリ(まぁ同じ駐車場だからよく有る事)
tomtom「ご飯は中津軒にしよう」
・・・で、メアベアいただきました。
変わらない美味しさ

食欲モリモリなのに帰宅後グッタリ
鞄置いて普段着に着替えちょっと横になるつもりが
そのまま寝てしまいました


2011.11.17 “京都”

2011-11-23 00:33:28 | 京都

〈2011.11.17 thu〉
7:10 ダンナと京都へ
   高速道路は順調
   京都東ICで名神高速を降りると山科の京都薬科大辺りまで渋滞 
   通勤・通学の時間と重なった
9:00 岡崎公園駐車場に駐車平日は嬉しい1日\1,300
   行楽シーズンなのに空車が目立つ平日だから   
   
   京都市美術館
   “ワシントン・ナショナル・ギャラリー展”
    印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクション
    
   入館者は疎ら
   平日だから会期が長期間だから
   イヤホンガイドを聞いて丁寧に鑑賞
   好きな絵の絵葉書
   エドゥアール・マネ「鉄道」
   読書する母と柵の向こう側に興味を示す子どもを描き、
   蒸気機関車から上がる蒸気と軌道の一部から
   柵の向こうで轟音をたてて走る列車を表現

   
   クロード・モネ「日傘の女性、モネ婦人と息子」
   妻と息子を包む透明感がモネ自身の
幸福感を表現しているよう
   
   ポール・セザンヌ「りんごと桃のある静物」
   机の上に並んだ果物や布や器が存在感を主張しながら
   互いにバランス感覚を保っている
   
11:00
ランチの予約時間迄にもう一箇所と思い岡崎から祇園に
   紅葉で有名な“青蓮寺”は団体さんを乗せたバスで駐車場が満車
   見学に時間がかかりそうなので次回と云う事で通過
   知恩院の前を通り円山公園を抜けると高台寺 
   威風堂々“知恩院”の「三門」
   
   “高台寺”“掌美術館”
    
   
   
   「遺芳庵」
   
   「偃月池(えんげつち)」の亀島
   
   「偃月池(えんげつち)」
   
   「偃月池(えんげつち)」の鶴島
   

   
   「観月台」
   
   「開山堂」と小堀遠州作の「庭園」
   
   「臥龍廊」
   
   「方丈前庭」
   

   
   「傘亭」
   
   「傘亭」
   
   「時雨亭」
    
   「時雨亭」
   
   「時雨亭」
   
   「時雨亭」
   
   「時雨亭」
   


   

   

   
   舞妓さん姿
   雑誌の広告でよくお見かけする変身
舞妓さん
   
12:30 高台寺と掌美術館をゆっくり見学した後は
    京都らしい佇まいの“半兵衛麩”で「むし養い」
   
   
    
   湯葉豆腐の葛餡かけ
   
   縁高 生麩田楽
      利休坊
      竹麩山椒味噌 etc.
   
   生麩の佃煮・丁子麩と胡瓜の酢の物
   
   乾燥湯葉の揚げもの
   
   生麩の霙煮
   
   汲み上げ湯葉
   
   蓬麩の白味噌仕立
   
   麩饅頭
   
13:30 昼食の後、
   半兵衛麩2Fの“御弁当箱博物館”を見学させていただき
   お店を後にしました。
   五条川端から南に下がり豊国神社・京都国立博物館・三十三間堂を
   過ぎ“智積院”へ  
   “耳塚”
   
   「智積院」
   
   「庭園」
   

   

   

   

   

   

   
 
   

   

   
   「障壁画」
   長谷川等伯 楓図(国宝)
   
   長谷川久蔵 桜図(国宝)
   
   等伯の障壁画を鑑賞できると知り、是非いってみたいと訪れた智積院
   紅葉には早い京都で素晴らしい楓と桜に出会えた
   庭園も素晴らしく時間を忘れる空間体験ができました。
15:00 trattoria sette
(ハイアットリージェンシー京都2F)
   tomtom「チョコラータと栗のハニーってナニ
   garcon「ビターチョコに蜂蜜・・・
   tomtom「???」
   garcon「カプチーノは!!!泡(アワ)泡(アワ)」

   tomtom「???解ります!カプチーノ」
   結局カプチーノとクランベリーのケーキ
   それがそれがカプチーノカップがデカイすごくデカイ
   飲んでも飲んでも減らない程タップリ
   美味しさ&雰囲気very good 
   

   
16:00 京阪電車で七条から祇園四条に移動
   京都高島屋でshopping
      泉門天の餃子もget
   鍵善良房・甘泉堂でお土産get
17:00 “いづ重”
    
   「鯖といなり」「鯖と箱(鰆)」
   二人分を大皿に盛り合わせ、紅葉した木の葉を添えて 
   

   
18:00 京都市バス「祇園」から「京都会館美術館前」まで乗車
   なんと所要時間40分以上
   歩いた方が早い
   東大路通りは大渋滞
   仁王門通り(多分)の右折に15分以上かかった
19:00 pickup
   蹴上から山科経由で京都東ICへ
   ここも大渋滞
20:40 ようやく帰宅
   
紅葉には早かったですが数日前からの寒気も緩み
風の無い小春日和に恵まれ好い一日でした。
モネ、ルノワール、セザンヌ、マネ etc.素晴らしかった
初めて訪れた“半兵衛麩”では生麩と湯葉の珍しいお料理を堪能
よく前を通り過ぎ「時間の有る時に」と思っていた“高台寺”にも
参拝する機会に恵まれました。
長谷川等伯の楓図・桜図にも感動
甘泉堂の栗蒸し羊羹も堪能
楽しい一日でした
   
  
 


2011.11.14 “マー君沢村賞”

2011-11-20 00:24:23 | 徒然なるままに

今年のセ・パ両リーグの先発完投型投手の中で最も優れた投手を表彰
する「沢村賞
」が14日に決定
楽天・田中将大
投手(23)が初受賞
選考基準は「15勝」「防御率2.50」「200投球回」「10完投」
「150
奪三振」「25試合登板」「勝率6割」の7項目。
田中将大投手とダルビッシュ有投手がの二人が候補となり、僅差で
田中将大投手に決まった。
開幕前、春季キャンプで「沢村賞目指して頑張ります」の挨拶どおり、
有言実行の快挙。
「今年はやらなければいけない。という思いが強かったので、
最後にこういう結果になって嬉しい。
ただ、もっと進化しないといけない」と更なる成長を誓った。
プロの世界で5年間健闘した結果が出てよかった


2011.11.11 “ポッキー&プリッツの日”

2011-11-17 23:12:32 | 徒然なるままに

2011年11月11日は“1”が6個並ぶ100年に一度の日
『11月11日』を江崎グリコが“ポッキー&プリッツの日”に定め
日本記念日協会の認定を受けているらしい
ポッキー&プリッツが数字の“1”に似た形状から
平成11年11月11日の“1”が6個並ぶ「おめでたい」日に記念日がスタート
とにかく今日はおめでたい日らしい


2011.11.11 “錦織健のオペラ入門”

2011-11-16 21:26:54 | 音楽・絵画・観劇

2011.11.11 fri 18:30~20:00  
~わかれば楽しいオペラの世界~
“錦織健のオペラ入門”

グレーの迷彩模様のジャケットにお揃いのネクタイGパンで登場
左耳にキラキラ(たぶんダイヤ)ピアス(デカッ)
ウェーブかかった長髪
1960年生まれの50歳には思えない若さ芸能人オーラ
「私は学者ではないので学問として話す事はできませんが
オペラに携わる者として考えたり見たり聞いたりした事をお話しします。」
という言葉で公演が始まりました。
〈公演memo〉
オペラの歴史
・オペラはギリシャ語の「オップス」=作品 が語源
・オペラは自然発生的に生まれた芸術ではなく、誰かがイザ!!と創った。
 ヨーロッパ中世はキリスト教万能の暗黒時代で、
 キリスト教の価値観が支配していた。
・ギリシャ時代の華やかな文化に戻ろうというルネサンス期
 フィレンツェ カメラータ(仲間達) ※メディチ家
  コロス=歌う→コーラス
  オーケストラ
  役者=歌うように喋る(大げさに)
 1957年 ヤコボ・ペーリ “ダフネ”
 1600年 ヤコボ・ペーリ “エウリディーチェ”
 ※オペラの始まり
 ※日本では1600年(慶長5年)関ヶ原の戦い
  出雲の阿国により歌舞伎が生まれた時代でもある。
・アリア(物凄く歌う)
 レチタリーボセッコ(ちよっと歌う)
 ↓
 オペレッタ(ッタ:かわいい)
 ↓
 バロック
 ストーリーが生々しくどぎつい衣装
 ↓
 1756年 モーツァルト
  4歳:作曲
  ※錦織健さんは4歳の時「ごはんの歌」を作曲して歌っていた
  12歳:オペラ作曲
  三大オペラ「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「魔笛」
 ↓
 ベルカウント唱法
 ロッシーニ
 ドラマの内容より声のテクニックを聞かせる(ダサイ)
 テクニカル:高音・音符の動きが早い→歌い難い
 ↓
 ベルディ(イタリア):大人気「椿姫」「アイーダ」
 ワーグナー(ドイツ):芸術性重視「ローエングリン」・楽劇
 ※ヒトラーが大好きな作曲家
 ↓
 プッチーニ(イタリア):「マダムバタフライ」
 ビゼー(フランス):「カルメン」※初演は不評
 ↓
 オペレッタ:ウィーン
 ※ミュージカルの全身
  アメリカに渡りミュージカルに
  オペラとミュージカルは同じようなもの
 ※ストーリー性が論理的でない→オペラ
 ※オペラはマイクを使わない
  声を届ける事に音楽家の人生の6・7割を傾けている
  舞台を降り楽屋に戻った第一声は「飛んでた
  それぐらい声を客席に届ける事に神経を使う
 ※現代オペラも書かれたが難解だからレパートリーが増えない。
  オペラは30作位の演目を繰り返し演じられている。
  オペラは3万作位作られた。
日本のオペラ
・浅草オペラ(田谷力三)
 藤原義江(藤原歌劇団)
 二期会
・1960年:イタリア歌劇団の日本公演
・オペラ・バレエ
 プリマ→ファースト:芸術性の頂点にあるもの
  +ドンナ=女性
  +ウォーモ=男性  
セビリアの理髪師
・18世紀のスペイン セビリアが舞台
 「8時だよ 全員集合」「吉本新喜劇」「遠山の金さん」「水戸黄門」
 といったストーリー展開。
・ベルカントオペラ
・セビリアの理髪師の後日譚が「フィガロの結婚(モーツァルト)」

・パンフレットのセビリアの理髪師は天野喜孝さんに描いてもらった。
質疑
Q:初めてオペラを観る時、何に注目して観ると良いか?
 
A:初めから何かに注目するのではなく、観た結果何に注目したかが大事。
  劇場には開演直前に入るのではなく、
  開演30分前の会場時間に会場に来てプログラムを購入し
  席に着いてゆっくりプログラムを見る事がお勧め。
Q:歌詞を覚えるのに掛かる期間は?

A:だいたい3ヶ月。
  ワーグナーはドイツ語でアルファベットが多いので半年。
  若い時覚えた歌詞は忘れない。
  小道具にカンニングする人も居る。
Q:失敗談は?
A:風邪でキャンセル
  代役が居る。
Q:モーツァルトの魔笛は荒唐無稽なオペラ?
A:まず音楽が素晴らしい。
  ストーリーには無理が有るが、そういう時代のお芝居だと思って
  飛び越えて観る。
  リアルで観る楽しみ方がある。  
Q:喉に気を遣いますか?
A:楽屋には加湿器を置くことが出来ても舞台は加湿していない。
  自宅にも加湿器は置いていない。
  カラッカラに感想していても歌えるようにする!
Q:歌い方について?  
A:オペラとロック・ポップスでは声帯の合わせ方が違う。
  使い分けている。
Q:日本語のオペラの歌い方は?
A:言葉をはっきりと歌う。
  子音と母音を離して歌う。
  遠くの人に分かるように歌う。
  広い空間で言葉を分かってもらえるように歌う。
最後に
三重県には山路芳久さんという偉大なオペラの先人が居る。
三重県はもっと山路とんの事をアピールして欲しい。
〈私の感想〉
一流のステージで活躍している方のお話は分かりやすく響きます
オペラはマイクを使わない
しかも錦織健さんは加湿器を使わず日々の鍛錬で声を届けてくださいます
歌舞伎もマイクを使いませんネ


2011.11.09 “日本一幸せなのは福井県、最下位は…”

2011-11-15 21:51:42 | 徒然なるままに

夕食後のwebチェック
“asahi.com”
法政大大学院の坂本光司教授の「47都道府県の幸福度に関する研究結果」
“日本一幸せなのは福井県、最下位は… 法政大教授が調査”

国民総生産(GNP)などの経済指標とは別に、
ブータン王国が国策に導入し国際的な関心の高い
「国民総幸福量(GNH)」の考え方を参考として
「幸福度」という視点で47都道府県の実態と課題を評価分析。
さまざまな社会経済統計を利活用して
抽出した40の指標を
「生活・家族部門」
「労働・企業部門」
「安全・安心部門」
「医療・健康部門」に分け、
それぞれの指標の順位による10段階評価の合計から
「総合平均評点」を計算しランキング
上位の都道府県は「子ども・
女性・労働者・障害者・老人に優しい」
坂本教授は
「人口が少ない北陸各県の幸福度が高い。
経済力が強くなくても地域の政策や住む人の考え方、
行動で幸福度の高い地域をつくることができると分かる」と話した。
都道府県の順位付けではなく、
各自治体が長所・短所を知るきっかけになり、今後の奮起を期待している。
※2010年までの統計データに基づくため、
 東日本大震災に伴う数値の変化は盛り込まれていない。
 
1位 福井 優良県のお馴染みさん
2位 富山 ここも同じく
3位 石川 上位3位は北陸勢
      北陸3県はものづくりや第二次産業が集積し、
      低い失業率の就業環境が実現していること。
     
保育所定員に比較的余裕がある子育て環境の良さが
      高得点に繋がった。
4位 鳥取 意外 
5位 佐賀 塙が“SAGA SAGA”って歌ってた佐賀県
      何も無いイメージなのに
6位 熊本 八千代座のある山鹿も熊本
7位 長野 私も信州大好き
8位 島根 ゲゲゲで注目
9位 三重 温暖でノンビリしててコレと云った特徴の無い三重県が
      東海勢の中で大健闘
10位 新潟 東北で頑張ってる
11位 滋賀 京都・大阪・兵庫を押さえて上位獲得
12位 香川
13位 岐阜 寒いトコロが頑張ってる 
14位 山梨 日本一の富士山のあるトコロ 
14位 大分
16位 山口
16位 徳島
18位 広島
19位 山形
19位 静岡 東京と名古屋の中間で暮らし易そうに思うけど
21位 愛知 やっと大都市がランクイン
22位 岩手
22位 長崎 
24位 岡山  
25位 群馬
26位 栃木 
27位 福島 原発問題が有るから
27位 愛媛
27位 宮崎 観光と物産のPRに頑張った知事さんがいたっけ
30位 茨城
31位 奈良
32位 和歌山 お隣の県なのに遠い
33位 千葉
33位 神奈川 
35位 鹿児島 
36位 宮城
37位 秋田 東北地方の生活は厳しいって事かな
38位 東京 地価も物価も高くて生活が大変そう
      繁栄の谷間に貧困に苦しむ生活が有る
39位 福岡 九州で一番大きい街なんじゃないの
40位 青森 戦後青森から多くの若者が“集団就職”で働きに出た。
      今でも雇用環境が難しいのかも
41位 沖縄 冬でも温かいのに
      って事は夏はモーレツ酷暑って事になるから
42位 京都 ナンデ京都が42位
      1200年の歴史の街京都 
      上位滋賀県のお隣で日本海沿いの街もあるのに
43位 北海道 寒さで暮らしが厳しい
44位 埼玉 東京より低い
45位 兵庫 ナンデ
46位 高知 他の四国勢は頑張っているのに
      香川(12位)・徳島(16位)・愛媛(27位)
47位 大阪 美味しい街大阪なのに残念
      平均寿命の短さ・犯罪の多さ・保育所定員比率の低さなどで
      順位が伸びず

地元三重県が大健闘で嬉しい
私は幸せな生活をさせてもらってる
意外と地味な感じの地域が上位を占めた


2011.11.06 “上野水香が語るバレエの魅力”

2011-11-12 18:51:38 | 音楽・絵画・観劇

2011.11.06 sun 13:00
“上野水香が語るバレエの魅力”
2010.09.18「ジゼル」の舞台を拝見した上野水香さんのトークショー。
上野水香さん
の経歴と留学先での逸話、バレエへの意気込みなどを
一時間半にわたり司会の岩永智博さんの進行でお話ししていただきました。
昨日は神戸、今日のトークショーの後明日の講演のため富山に向かわれる
ハードスケジュール。
質問の時間が取れないと云う事で
今日の参加者全員に自筆のサイン入り写真を頂きました。
また、2012.08.25には三重県総合文化会館で
チャイコフスキー記念東京バレエ団の講演が決定したとの
嬉しいお知らせもありました。
演目は「ドンキホーテ」
来年が楽しみ

“Mizuka Ueno Official Site”
  
http://www.mizukaueno.com/
“チャイコフスキー記念東京バレエ団”
  http://www.thetokyoballet.com/
〈公演memo〉
・5歳からバレエを始めるが中2の時成長痛で膝を痛めバレエの練習を休む。
 バレエを休み学業に専念できるかと思ったが成績が下がった。
 膝の痛みが回復しバレエの練習に戻り学業と両立された時
 集中力が増し勉強の成績も向上した。
・15歳でローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞を受賞し、
 モナコのプリンセス・グレース・クラシック・ダンス・アカデミーに
 2年間留学。
 留学時代は語学の習得やレッスンの厳しさの反面、楽しい印象が強い。
 日本のように学生同士が競い合うという雰囲気は少なく楽しかった。
・東京バレエ団は長い歴史に培われ団員のレベルも高く
 素晴らしいものに近づいていくという楽しさを感じている。
・バレリーナは「クラス」というレッスンを1.5時間ほど行い
 その後「リハーサル」「本番」を日々繰り返す。
 体調管理が大切で、翌日に疲れを残さないために
 1.5時間ほど半身浴を続けている。
・身長は170cm
 相手役により相性が変わる。頼れる相手が良い。
・チュチュには「ロマンチックチュチユ」と「クラシックチュチュ」があり
 作品・技術・踊りのタイプにより使い分ける。
 前者は足先に集中し浮遊感を表現する。足音をさせず慎重な動きになる。
 後者は足を綺麗に魅せる事に注力し
 より高度な技が要求され緊張感を伴う。
 どちらの場合も異なる緊張感が求められる。
・バレエの発祥はイタリアでフランスルイ14世の庇護により発展し、
 ロシアで開花した芸術。
 ルイ14世時代はお伽話の妖精の話が多く
 浮遊感を表現するためロマンチックチュチュを着用する。
・2010トルコ アスペンドスの古代野外劇場で公演を行った。
 ヨーロッパの夏は日没が遅く
 公演は照明効果を考慮し陽が落ちた21:00または22:00に開演される。
 リハーサルは炎天下の日中行われ日焼け止めは欠かせない。
 日焼けを避けるため汗を我慢しパーカーでリハーサル。
 夜は虫除けが必須。
 しかし星空の下で踊るボレロは最高で星空に吸い込まれるように感じた。
・ジンクスは増やさない。
 多くのジンクスに束縛されるのは意味が無い。
 たった一つ舞台の袖にカメのぬいぐるみを置く。 
・チャイコフスキーは音楽の完成度が高い。
 チャイコフスキー3大バレエは
 白鳥の湖
 眠れる森の美女
 くるみ割り人形
・白鳥の湖のオデットを踊る際
 「湖の白鳥を観察する」
 「王子に恋をしたり白鳥の女王として統率しようとするドラマ

 「人間らしさ」
 について考えたが、表現の仕方は一人ひとり違うもので
 人間と白鳥との中庸が大切。
 白鳥の羽ばたきを表現するには腕を羽ばたかせるのでは無く
 背中から身体を使って羽ばたくように考えた。
 白鳥の湖では白鳥と黒鳥の二役を演じる。
 演じ分ける事を意識せずひたすら無心で舞台に出て行くようにしている。
 メイクは変えず、眼の表情で演じる。
 騙す事を楽しんで、悪い事をしているとは思っていない。
 華やかに魅力的に自然体で騙す事を楽しんでいる。
 “技”の連続で難しい。
 白鳥は伏し目がちに、黒鳥は眼で誘うように、どちらも眼のやり取りを
 大切にしている。
・2012.01.27公演予定のロシア国立ボリショイバレエに触れ
 ロシア人は手足が長く身体がバレエに向いている。
 ロシアバレエは身体を大きく使って踊り自然に踊っている。
〈私の感想〉
学業とバレエの両立、海外での生活等苦しい経験も多かったと思われるが
常に“楽しい”という言葉が出てくる。
感情の振り子を負に振れさせるのではなく
“楽しい”と表現し何事も自分の味方にしていく素晴らしい能力を感じた。
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11:00にoさんと待ち合わせ講演までにRIZCAFEでランチ
時間に余裕が有ったので
「15分くらい時間がかかります」のパエリアを注文
コーヒーとサラダをセット





講演後「アカツカ植物園」に立ち寄りました。
黄色い小菊は水面を跳ねるイルカ


良い日でした。