ぽんた*ぷらり

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水口城跡

2012年02月22日 | 歴史的建造物・史跡

滋賀県甲賀市水口の 「水口城跡」 に行ってきました。

別名を 「碧水城」 というのですが、まさにその通り お堀は美しい碧色をしていました。

現在は当時の面影を残す石垣の一部と、復興された御櫓があり、一帯は県指定史跡になっています。

橋を渡ったところが御櫓で、水口城資料館になっています。  (入場料200円)

関ヶ原合戦後、徳川氏の直轄地となった水口は、東海道の宿場町に指定され、その後、

3代将軍徳川家光が、寛永11年(1634年)京都への上洛の際の宿館として、道中の

水口に築かせた城。

京都の二条城のような位置づけ。

当時はこんな御殿であったが、現在は建物は何もなく、地元の水口高校のグランドとして

使用されています。

 

展示物で珍しかったもの。。。昔のミサイル。 

館の人からこれは何でしょう? と問いかけられたので。

「ひょうたん」では、と答えたら

実は大きな大きな 「かんぴょう」 をくり抜いたもの。 

現在は関東が 「かんぴょう」 の産地として有名ですが、元々のルーツは水口なのだそうです。

御櫓は木造のどっしりした建物 (平成3年築) 

二階の窓から、水口岡山城(1585-1600)を望む。  

御櫓(水口城資料館)全景 中は結構広い。  

碧水の秘密。。お堀を湛える水は湧水なのだそうです。

Emerald Castle 

桜の時期が良さそうです。

(駐車場あり)

 

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野古墳群

2011年12月12日 | 歴史的建造物・史跡

本巣方面へ行った帰りにちょっと遠回りして揖斐郡大野町の「史跡野古墳群」を見学してきました。

400m四方の範囲に20基程の円墳、前方後円墳が点在しています。

5~6世紀に造られたとされています。

そのうちの9基が国の史跡に指定されています。 

特に区域を仕切って保護しているというわけではなく、畑や果樹園と同化したようになっています。 

一番大きい前方後円墳は全長80mくらいあるそうですが、「後円墳」の部分は高くてよく

分かりますが、「全方」 のほうは低くて輪郭がはっきりしません。

「ウド旅」 で紹介されていたのを思い出して、ちょっと立ち寄った次第。 

一つだけと言うところなら、断夫山古墳、青塚古墳、八幡山古墳。。。と 多数ありますが

これだけたくさん集まっているところは日本でも珍しいそうです。 

古墳の多い奈良や大阪と同じような歴史がこの辺りにもあったのかな。。。 

でも、豪族の権力争いとか、都が開かれたとか、古墳の時代にまつわる話は聞かない。 

1500年前からこの場所にあった人工の山を見渡す中心にいると、なんとなく(歴史)

パワーを浴びているような気になります。 

グーグルマップの写真で見るとよく分かります。

※見学者用の駐車場あり。  

 

 

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滋賀院門跡

2011年11月17日 | 歴史的建造物・史跡

坂本の街並みの中心地にある 「滋賀院門跡」 を見学してきました。

逆ルートから来たら、慈眼堂(滋賀県指定文化財・江戸初期) の裏に出ました。

灯篭のある小径は独特の雰囲気。

そこから大きなお屋敷が見えます。 

慈眼堂周辺は紅葉が美しいところ。

目的の滋賀院門跡に着きました。

滋賀院は延暦寺の本坊で、江戸時代末期まで天台座主の居所だったところ。

客殿には狩野派の障壁画や、甲冑・最高級の籠などが展示してあります。

由来 ↑

※建物内部、展示物は撮影禁止。

庭園は小堀遠州作として有名。 

大きな枝垂れ桜、大きなサルスベリなど 木が立派な庭。 

お屋敷の内側には池を配した庭があります。

池泉鑑賞式庭園と呼ばれています。

この景色を見て心を安らげていたんでしょうね。

この庭のバックにもモミジがあります。 (紅葉期いいだろうな~) 

部屋からはこんな景色、無の境地になれそう。。。

門の内側にも大きなモミジ

穴太石積みの上に白壁、白壁には5本線、5本線はお寺関係で最高の格式。

坂本で立ち寄るところはいろいろありますが、ここは外せないところです。

 

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山村代官屋敷

2011年06月16日 | 歴史的建造物・史跡

木曽福島の 「山村代官屋敷」 を見学してきました。

 

屋敷に入ると甲冑や鉄砲などの展示、それから木曽五木などの説明、当時の屋敷の図面など

山村家の資料が展示してありました。

今残っているのは当時の10分の1くらいだそうです。

 

当時の食べ物を再現した展示、よく見ると山の物よりも伊勢海老や鯛など海で獲れる高級素材ばかり。

御馳走~ なんと贅沢な 代官さん。   

池や灯篭などを配した築山泉水式の庭園。 

離れの茶室なども見学。 

山村家の守り神が祀られている神棚。

御神体はきつね、きつねのミイラが安置されていて、特別に見せていただきました。

「おまっしゃさま」 と呼ばれたそのきつねは、木やりを歌い家の人に吉凶を伝えていたそうです。

外観が良く見れないのが残念。

  (見学有料・300円)

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明智光秀公の墓

2011年06月10日 | 歴史的建造物・史跡

 

 

 

 

 

 

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金堂まちなみ保存交流館

2011年05月12日 | 歴史的建造物・史跡

すべて立派なお屋敷で感動しきり。。。

近江商人屋敷を三邸見学したあと 「まちなみ保存交流館」 に喫茶コーナーがあるということで

立ち寄ってみることにしました。

外の看板は「まちなみ保存交流館」とありましたが、ここも立派なお屋敷の構え、また入場料いるの

かなと入口でためらっていたら、中から 「ここは無料で~す 休んでって」 と声を掛けられたので

お邪魔しました。

珈琲は土間のテーブルでも、畳の部屋(椅子です)でもいただくことができます。

このお屋敷は、当初は外村家の分家の外村宗兵衛という呉服商が建てたものですが、その後、

海外に百貨店20店舗を有した中江家の手に渡ったものですが、昭和30年代以後は、長きにわたり

空き家になっていました。

平成17年に邸宅を五個荘町が買取り (現在は東近江市が引き継ぐ) 4年かけで修復が行われ、

平成20年11月に 「金堂まちなみ保存交流館」 として開館しました。

NPO法人が中心となり、邸宅の展示開放、観光案内、歴史的建造物の修復などを目的とした

活動を行っています。

お屋敷は上がって見学できます。 

陶器製品や装飾品、有名な山脇製菓のかりんとうなどを販売しています。

庭は石が中心の庭になっています。

昔から樹木はなかったのか、これから整備するのかは? 

こちらでも 「武者人形」 の展示が行われていました。 

鎧兜だけの飾り 厳かな雰囲気。 

この人形は古そうな感じ。 

この建物の2階に上がると。。。他のお屋敷にはなかったいいものがあります。

それは、金堂地区の小中学生が作った町並みを紹介する地図や写真、歴史資料など手作りの展示物で、

壁や天井一面に貼られています。

これを見ていると、地元の人たちで歴史あるこの町を、これからも大切に守って行くという気持ちが伝わって

きて、こちらも安心した気分になります。 

五個荘町 金堂の町並み。。。  静かに散策できていいところです。

武者人形めぐりは5月22日(日)まで開催されています   

 

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近江商人屋敷・中江準五郎邸

2011年05月12日 | 歴史的建造物・史跡

近江商人屋敷 中江準五郎邸を見学。

昭和初期、朝鮮半島や中国で三中井百貨店を築いた(約20店舗を経営) 中江家4兄弟の末弟の

準五郎の本宅。

ここも 「五個荘の商家に伝わる 武者人形めぐり」 の武者人形が展示してありました。  

江戸時代~昭和初期 現代のものまで展示。

鎧兜  

活気みなぎる 若武者 

珍しい 土人形の武者

 

この武者や福助さんの土人形は「小幡人形」といい、近江を代表する郷土玩具です。

中江準五郎邸の蔵が「小幡人形の展示室」になっていて多数展示してあります。

五個荘の小幡で江戸時代より続く人形で、鮮やかな色彩と、滑稽な表情が特徴の人形です。 

作品のタイトルを確認すると、これは招き猫。  犬のような人のような不思議なキャラクター

微笑ましい姿、  家にあると ”福” を招いてくれそうな感じがします。 

色彩豊かな牛さん、ネズミも気にしない寛容な猫さん、顔の表情と手のしぐさがなんとも可愛い。 

ウッフン系  松茸抱き娘   お味は如何か。。。

『近江商人屋敷』

外村繁邸・外村宇兵衛邸・中江準五郎邸との3館共通入館券 大人600円 小中学生300円

(休館日)月曜日(国民の祝日に当たる日を除く) 国民の祝日の翌日 年末年始

 

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近江商人屋敷・外村宇兵衛邸

2011年05月11日 | 歴史的建造物・史跡

近江商人屋敷 外村宇兵衛邸を見学。 

外村宇兵衛(1777-1820)は、近江商人であった六代目外村与左衛門の末子で、後に分家し、

文化10年(1813)に独立経営、主に呉服太物を商い、明治期には全国の長者番付に名を連ねる

ほどの豪商でした。

 

このお屋敷に残る川戸といわれる建物。

屋敷内に水路を引き込んで、洗い物をしていたそうです。

滋賀県のテレビ局が 「五個荘の商家に伝わる 武者人形めぐり」 の取材に来ていました。 

こいのぼりに桃太郎に金太郎決めポーズが勇ましい (かわいい) 

外村家に先祖代々に伝わる武者人形。 

蔵には雛人形も展示してありました。 

これもかなり古いもののよう。 

現在、特別企画として、本格的な鎧兜を身に着けて記念撮影をすることができます。

甲冑身に付けてカッチュいい写真を。 (撮ってきました) 

本家 かまど や 

蔵の内部 1~2階も見学できます。

食器や掛け軸など 豪商のお宝が棚に多数ありました。  

庭も広い 

お屋敷を裏からみたところ。 

裏庭には近江商人のシンボル、天秤棒を肩に担いだ商人の像がありました。

『近江商人屋敷』

外村繁邸・外村宇兵衛邸・中江準五郎邸との3館共通入館券 大人600円 小中学生300円

(休館日)月曜日(国民の祝日に当たる日を除く) 国民の祝日の翌日 年末年始
 

 

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近江商人屋敷・外村繁邸

2011年05月11日 | 歴史的建造物・史跡

近江商人屋敷 外村繁邸を見学。 

商人の家に生まれながら文学の道を志した私小説家外村繁の生家です。

「草筏」「筏」「花筏」など近江商人を題材とした小説や、自らの人生をつづった数多くの作品があり

屋敷の蔵が「外村繁文学館」となっていて、繁の原稿や愛用品などを展示しています。 

お屋敷の大きいが、庭園も広い。 

中庭に珍しい形の陶製の狸がありました。 

この大きな目の狸は当初より、蔵や家を守るための守護狸として置かれたものだそうで

大きくくり抜かれた目は常に社会情勢を見通せるようにという教訓が示されているそうです。


土間には当時使用されていた道具が展示してありました。 

消火用のポンプ車。 

現在、五個荘では「五個荘の商家に伝わる 武者人形めぐり」 のイベント中。

武者人形の段飾りが飾られていました。 

武将の陣屋を模した人形もありました。 

『近江商人屋敷』

外村繁邸・外村宇兵衛邸・中江準五郎邸との3館共通入館券 大人600円 小中学生300円

(休館日)月曜日(国民の祝日に当たる日を除く) 国民の祝日の翌日 年末年始

 

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金剛苑・生活資料館

2011年04月09日 | 歴史的建造物・史跡

愛荘町にある 「手織りの里・金剛苑」 のつづき。

 

「生活資料館・金剛庵」 を見学。    

近江の葦葺きの民家(江戸時代築の庄屋)を移築し生活用具などを展示した民俗資料館で、

明治~昭和初期の暮らしぶりがうかがえます。

光の加減で外観はうまく撮れませんでしたが、葦葺き屋根に縁側のある家です。

人力車に囲炉裏にかまど その周囲に無造作に道具類。

現代と違って木製品や陶器などの手作りの道具ばかり、長きにわたって大事に使っていたんだな

というのが伝わって来ます。

これは何に使っていたんだろう?  鉄腕dash!の 「謎の道具」 的楽しみ方ができます。

※聞けるひとはいないです(無人)

外見からは想像がつかないほど中は広い。

あこがれのお縁。。。 春はネコと日向ぼっこ 夏は蚊取り線香にスイカ  いいな~ 

フルキヲタズネテアタラシキヲシル  

「暮らし」 についての再発見ができる場所です。

  

それから 「休憩所」 と呼ばれる施設。

いわゆるセンターハウスで 見学の申し込みがここ、教室の申し込みやイベント案内も

ここでしています。

この立派な建物は、八木荘尋常高等小学校(現在の泰荘西小学校)を移築したものです。

(明治の建築)

受付案内のほか、近江の特産の織物や、藍の染物などで作られたネクタイやハンカチ、

服などの工芸品を販売しています。

生地や糸、はぎれなどの素材も置いてあり、工芸が趣味の方には宝の山だと思います。

 

 

工芸が趣味な方、建築物が好きな方、草花が好きな方にもおすすめの場所です。

手織りの里・金剛苑」  

※苑周辺はサクラの名所でもあります。

 

 

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金剛苑・織物資料館

2011年04月08日 | 歴史的建造物・史跡

愛荘町にある 「手織りの里・金剛苑」 に行ってきました。

 

近江の伝統工芸品である近江上布(麻織物)や秦荘紬(絹織物)の資料の保存、

技術の伝承を目的とした施設です。

苑内には 「織物資料館」 「染織工房」 「生活資料館・金剛庵」 「休憩所」 の特徴的な

4つの建物があり、その周囲は四季の草木に彩られた趣のある庭園になっています。

 

建物自体も見どころのひとつで、歴史的価値のある建築物を移築して資料館として

活用しています。

門も歴史のあるものだと思います。

 

最初に見学したのが 「織物資料館」 

旧役場を移築したもので屋根のカーブが美しい。

中に入ると織物の資料がたくさん並んでいました。

木製の機織り機、養蚕の道具、蚕や繭、藍染の資料などが展示してありました。

次に見学したのが 「染織工房」    こちらは幼稚園を移築したもので、中は広いですよ。

 

 

ここでは機織や染色(糸染め・藍染)などの体験教室が開かれます。

内容は本格的、プロを目指す人が来ているそうです。

 

藍の原料  最初は葉っぱ。

機織り途中の近江上布や、染色した縦糸、藍瓶など、繊維産業の伝承の技の一端を垣間見ることが出来ました。

藍瓶の部屋

瓶の蓋を開けたら藍色の液体に泡が浮いてました。

藍というのは絶えず発酵している生き物で、発酵が止まったら染まらなくなるのだそうです。

発酵を止めないよう、冬は火を入れ温度を25度に保たなければいけないそうです。 

初めて知りました。

手織りの里・金剛苑」 少し古びていますが 魅力いっぱいの施設です。

入苑料金 310円

 

 

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伊藤忠兵衛旧邸

2011年04月07日 | 歴史的建造物・史跡

近江の洋風建築の父、ヴォーリズが設計した 「豊郷小学校旧校舎」 が見えてきました。

 

その美しさに感動。。 均整のとれたhandsomeな洋風建築です。

 

豊郷小を通り過ぎ 到着したのが 「伊藤忠兵衛旧邸」。 

 

最初の画像は、邸宅のすぐ近くの、忠兵俺の遺徳を偲んで造られたモニュメント

がある 「くれない園」。 

 

日本を代表する大手商社の伊藤忠の創始者で近江商人の筆頭と上げられる

伊藤忠兵衛の旧邸宅で、明治時代の建築。

現在は 「伊藤忠兵衛記念館」 として一般に開放されており、建物内部や庭の見学が

できます。

建物内には、時代を反映する調度品や、忠兵衛が愛用した品々が展示してあります。 

 

財団法人・豊郷済美会が管理  (入館無料)

初代忠兵衛が生活していた頃の姿をそのまま残してあります。

初代忠兵衛は繊維の小売業を営んでいた紅長(べにちょう)の家に生まれ、17歳で

「近江麻布」を持って関西方面へ行商に出かけ、長崎出島で見た海外貿易の様子に

刺激され、後に我国の海外貿易の先駆けとなった人物です。

上がって見学しようと思いましたが、どこかの部屋で団体さんが講義中だったため 

土間から見える範囲だけを見てきました。

 

 

藤忠兵衛邸の隣には、七代目伊藤長兵衛の屋敷跡の石碑が建っていました。


初代伊藤忠兵衛は義理のおじにあたり、現在の丸紅の前身を築きあげた人物です。

 

 

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日本大正村の資料館

2011年03月29日 | 歴史的建造物・史跡

日本大正村にはメインの 「大正村資料館」 の他にも いろいろな大正文化を知ること

ができる資料館があります。

まず南北街道沿い大正村資料館の向かいにある 「逓信資料館」。

元郵便局の建物に、郵便の歴史や、電話の歴史がいっぱい詰まっています。 

電話交換機いろいろ。 

昔は電話交換手がこれで相手に繋いでいました。

電話機のいろいろ、私はプッシュ式しか使ったことがありません。 (ウソです)

郵便の変遷 飛脚からトラックまで 

今では手紙はあまり出さなくなりました。。。 恋文も携帯メールで済んでしまう。

少し南の方に行くと、こじんまりとした木造2階建ての洋館があります。

「おもちゃ資料館」 です。

鑑定団では北原照久さんの分野、骨董的価値のありそうなブリキのおもちゃが展示してあります。

クルマに電車に船、戦車などの軍事関係のおもちゃもありました。

ときどき展示替えを行うそうです。

それから 「大正時代館」。

 

喫茶天久が入口になっていて 喫茶の2階の展示室には、昔の明智の写真と、明治から

大正にかけ名古屋地方の近代洋風建築物を設計した鈴木禎次の資料が展示して

あります。

鶴舞公園の噴水塔や奏楽堂、旧岡崎信用金庫、松坂屋本店、揚輝荘の伴華楼

など、今でも現存する有名な建物ばかり。

隣の新しい2階建ての建物には、大正天皇にちなんだ展示があります。

大正天皇は芸術家肌、文人肌で権力には無頓着で、一般庶民も身近に感じていたと

いわれていますが、資料を見ていると、社交的でモダンな感覚の持ち主だったように

思えました。

それから 「大正ロマン館」。

大正のモダン建築をイメージした建物で、平成6年に日本昭和村のシンボルとして

建てられました。

初代村長の女優の高峰秀子、横綱栃錦の遺品や昔のクルマ(昭和初期)が展示

してあります。

 

日本大正村は今年 『大正100年』 と銘打ったイベント開催中です。

日本大正村資料館、おもちゃ資料館、大正時代館、大正ロマン館の4館は有料で、

入場券は4館共通(500円)です。 

 

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大正村資料館

2011年03月28日 | 歴史的建造物・史跡

大正村資料館を見学。

明治末期の建物で木造、一部4階建ての大きな建物(銀行蔵)です。

養蚕が盛んだった当時、買い取った「繭」を保管するための銀行の倉庫だったそうで、

この蔵に繭が一杯、、当時の製糸産業は凄かったんでしょうね。

昔のオーディオ機器 蓄音器がたくさん展示してありました。

これだけの数が揃っているところは初めて、ラッパの形や色だけ見てもそれぞれに違って

いて面白い、素晴らしい美術工芸品です。 

興味深かったのは、蓄音器の針のパッケージ。

それぞれ色やデザインが凝っていて、洋風のモダンな意匠にちょっぴり和のテイストが

のぞく。

種類が多いのに驚き! なかなか粋なコレクション 現代の無機質なパッケージと

違って味がありますね~ 

映画のコーナ 当時(昭和初期)の映画スターの写真、ポスターが展示してありました。

これらの映画をリアルタイムで観た人たち(70代以上)にはとっても懐かしい展示だと

思いますが、階段を上らないといけないので、ちょっとここまでは来れないかも。

蔵の壁のマークは明智の「明」を表したもの。 

4階建ての繭蔵の展示室を出て、隣の「大正の館」へ。

当地の名門である、橋本家の住居跡で、明治末期に建てられたもの。

当初は米穀商を営み、後に病院も開業するなど繁栄した名門の豪邸が、家具なども

当時のままに残してあり、大正の文化を感じることができます。 

土間の吹き抜けが特徴的、

明かり取りの窓から柔らかな光が建物の梁と壁を照らし、懐古的な空気が流れています。

木造の電話室。 当時からあそこにおいてあったんでしょうか?

いつ頃の物か分かりませんが、デザインから見ると大正村全体に残る洋風モダンの

イメージ。

ぐるぐるハンドルを回して電話していたんでしょうね~ (映画でみたことある) 

人力車は排ガスゼロで無公害 時速どれくらい?

大正の館を出ると、土産物販売&休憩場に案内され、お茶をサービスしていただきました。

椎茸茶か甘酒が頂けるということで、「甘酒」にしました。

寒かったので、有難かったです。 とても温まりました。

休憩場の雰囲気もなかなか、古い壁掛け時計や、他にもアンティークな飾りがいっぱい。

大正文化見学の続きです。

当時の珍しいポスターも幾つかありました。

「日本郵船」のポスターを見つけました。

見どころ満載の 「大正村資料館」 大正文化を身近に感じることができます。

 

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明智の旧三宅家住宅

2011年03月27日 | 歴史的建造物・史跡

明智の旧三宅家住宅に立ち寄りました。

三宅家住宅は日本大正村の大正ロマン館の奥にある茅葺の建物で、明智町の文化財に

指定されています。 (平成4年に東方馬木から移築したもの)

元々は遠山家元家老の住居で、元禄元年(1688年)に建てられたものです。

一昨年に屋根が葺き替えられて、清々しく端正に整って いい色になっています。

屋根の葺き替えには相当苦労したそうで、職人は京都から呼び寄せ、葺き替えるための

萱は集めるのに3年かかったそうです。

大正村に来るたびに「ただいま」って感じでいつも立ち寄っています。

あの雰囲気をまた味わってみたい(嗅いでみたい) その空気、煙に浸ってみたい。。。

赤々と燃える囲炉裏と再開。

懐かしい匂い。。  パチパチと薪が燃えていました。

火の粉をまきあげて。。。

ここにも雛人形が飾ってありました。   

(明智のおひなまつりイベント中のため ~4/4まで)

家に上がらせてもらい、囲炉裏端で休憩。

煙が充満していますが、この匂い たまらない 懐かしい匂い。

目を閉じると 田舎の(40年前の)かまどや風呂が思い浮かびます。

日本大正村の中で一番好きな建物です。

 

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