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金剛苑・織物資料館

2011年04月08日 | 歴史的建造物・史跡

愛荘町にある 「手織りの里・金剛苑」 に行ってきました。

 

近江の伝統工芸品である近江上布(麻織物)や秦荘紬(絹織物)の資料の保存、

技術の伝承を目的とした施設です。

苑内には 「織物資料館」 「染織工房」 「生活資料館・金剛庵」 「休憩所」 の特徴的な

4つの建物があり、その周囲は四季の草木に彩られた趣のある庭園になっています。

 

建物自体も見どころのひとつで、歴史的価値のある建築物を移築して資料館として

活用しています。

門も歴史のあるものだと思います。

 

最初に見学したのが 「織物資料館」 

旧役場を移築したもので屋根のカーブが美しい。

中に入ると織物の資料がたくさん並んでいました。

木製の機織り機、養蚕の道具、蚕や繭、藍染の資料などが展示してありました。

次に見学したのが 「染織工房」    こちらは幼稚園を移築したもので、中は広いですよ。

 

 

ここでは機織や染色(糸染め・藍染)などの体験教室が開かれます。

内容は本格的、プロを目指す人が来ているそうです。

 

藍の原料  最初は葉っぱ。

機織り途中の近江上布や、染色した縦糸、藍瓶など、繊維産業の伝承の技の一端を垣間見ることが出来ました。

藍瓶の部屋

瓶の蓋を開けたら藍色の液体に泡が浮いてました。

藍というのは絶えず発酵している生き物で、発酵が止まったら染まらなくなるのだそうです。

発酵を止めないよう、冬は火を入れ温度を25度に保たなければいけないそうです。 

初めて知りました。

手織りの里・金剛苑」 少し古びていますが 魅力いっぱいの施設です。

入苑料金 310円

 

 


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